「『必ずもうかる』という言葉は信じないで!」―国民生活センターが3月30日、
仮想通貨の購入をめぐるトラブルが増えていると注意喚起した。知人から仮想
通貨を購入するように勧められ、金銭が戻ってこなくなった等の相談が、2年間
で194件(2014年度)から634件(16年度)に急増したという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170330-00000072-zdn_n-sci
16年度の相談のうち、すでに金銭を支払ってしまった例は303件。支払った
金額の平均は約250万円だった。
具体的な相談内容では、知人から「必ず値上がりする」「5倍以上の価値になる」
と言われ、売却利益を目的に仮想通貨を購入した所、もうかるどころか支払った
額さえも戻ってこなかった、という事例があったという。知人からの勧誘以外にも、
参加したセミナーで「1日1%の配当がつく」と聞き、仮想通貨を購入してトラブル
にあったという相談も寄せられているという。
こうした相談を受け、国民生活センターは、「仮想通貨は、取引相場の価格変動
リスクを伴うため、将来必ず値上がりするものではない」と注意喚起。
購入する場合は、契約先が仮想通貨を扱う資格「仮想通貨交換業者」に登録して
いるかを確認し、取引する通貨内容の仕組みやリスクが理解できなければ、契約
しないように呼び掛けている。
「ビットコイン」をはじめとする仮想通貨の取引高は、年々増加傾向にある。
市場調査会社シード・プランニングの調査結果によれば、16年上半期の取引高
約780万ビットコインだったが、下半期はその2倍以上の約1830万ビットコイン
にも上ったという(日本円でビットコインの取引できる取引所が分析対象)
「必ず値上がりする」は、魔法の言葉で、仮想通貨取引有資格業者で、取引する
通貨内容の仕組みやリスクが理解できなければ、投資しない事が、元金を補償
する事を肝に命じておく事が、必要です。
さて、日経平均は、反落して154円安の19063円の大引けでした。
(出来高 概算18.4億株の商いでした。)
今朝方のNY市場で、トランプ政権の政策不透明感からダウは下落。日経平均は、
これと言った経済指標の発表がない中、寄り付きから下落スタート。前場は節目
19100円台をキープしていたが、後場、中国市場の弱い動きなどを嫌気する
動きもあり、下げ幅を広げて19000円台で終了した。
日経平均は反落。5日線を割り込み、ボリンジャーバンドは-1σ~ー2σ辺り
レンジ推移に移行し、踏ん張り所。
、
注目のNY市場、10~12月GDPが上方修正され、反発してのスタートです。
底堅い終了に期待。
111円台から112円台へ向う為替の追い風があると、今日反落で先取りして
いる分、週末の東京市場、下支えするかもしれません。
明日の日経平均、週末ですが19200円台向けて、回復に期待したい。