「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

3月第4週 相場展望と予定

2017-03-19 23:57:29 | 相場展望

         
3/13~週の日経平均は、重要イベント(米FOMC、オランダ議会選挙、
日銀金融政策会合、トランプ政権による予算概要の議会提出)を通過した
が、イエレンFRB議長は、想定通り利上げし、ペースは年3回提示。年4回
思惑もあったため、結果的に米長期金利低下。為替相場が、やや円高に振
れて、NY株式市場が底堅い終了でも、日経平均は、小幅下落となりました。

結局、日経平均は、週間83円下落(↓0.42%)19521円大引けでした。

さて、3月第4週(3/20~3/24)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY株式市場が底堅い終了となったが、利上げの決定後も、短期円高
継続するのか、3ヶ月先から年末にかけドル/円が120円程度を目指す中、
円高継続は考えにくい。週明け112円台なら、日経平均は続落してスタートに
なりそうです。

経済指標・イベントで、3/20から、IT関連見本市(CeBIT)、3/21に2月の
米経常収支、EU財務相理事会、3/22に米2月中古住宅販売件数、3/23
米2月新築住宅販売件数、新規失業保険申請件数、イエレンFRB議長講演、
などに注目です。

国内は、3/21の17年公示地価、3/22の日銀金融政策決定会合議事要旨、
3/23のに2月工作機械受注などに注目です。

明日からの週、重要イベントを通過し、為替相場が、円高是正の動きとなるか
注目です。物色の流れとして、IPOも7社あり、出遅れ中・小型株を要チェック。
また、3/E期末配当取りを意識した流れとなるかポイントです。

日経平均、3月第3週(3/21~3/24)レンジは、19200円~19700円
程度を想定しています。

1.3月第4週(3/20~3/24)主なイベントと予定
 3/20
 日本 東京市場は休場(春分の日祝日)
  米  シカゴ連銀総裁、講演
  米  米下院情報特別委員会、大統領選へのロシア関与めぐる公聴会を開催
 EU ユーロ圏財務相会合
  世  IT関連見本市「CeBIT(セビット)2017」(国際情報通信技術見本市)(~3/24)
 3/21
 日本 17年公示地価
 日本 コンビニ売上高
 日本 インターネットインフィニティー、力の源HD 新規上場
  米  2月経常収支
  米  NY連銀総裁、パネル討論会出席
  米  レナー、ナイキ、フェデックス 各決算
  米  カンザスシティー連銀総裁、講演
  米  クリーブランド連銀総裁、講演
  英  2月消費者物価指数
  英  2月生産者物価指数
 日欧 安倍首相 ユンケル欧州委員長 トゥスクEU大統領、会談
 EU EU財務相理事会
 3/22
 日本 2月貿易統計
 日本 2月全産業活動指数
 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨(1/30、31分)
 日本 フルテック、マクロミル 新規上場
 日本 石井表記 決算
  米  2月中古住宅販売件数
 3/23
 日本 2月工作機械受注
 日本 森友学園の籠池泰典氏の証人喚問
 日本 グリーンズ 新規上場
 日本 オプトエレクト 決算
  米  2月新築住宅販売件数
  米  新規失業保険申請件数(~3/17まで週)
  米  イエレンFRB議長、講演
  米  マイクロン・テクノロジー、ゲームストップ、KBホーム 各決算
  米  ダラス連銀総裁、講演
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
 EU ECB経済報告
 3/24
 日本 オロ、ソレイジア・ファーマ 新規上場
  米  米耐久財受注(2月)
  米  シカゴ連銀総裁、講演
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  独  2月製造業PMI速報値
 EU ユーロ圏製造業PMI速報値
 3/26
 EU 欧州は夏時間へ移行

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/17)
 
 今日のNY為替市場でドル円は売りが加速し112円台に下落している。この日
 発表になった米経済指標はさほどネガティブな内容ではなかったものの、発表
 直後からドル円は売りが強まった。また、ドル円と伴に今日はユーロ円やポンド
 円といったクロス円も下落。

 今週のFOMC後から売りが強まっているが、113円台はかろうじて維持していた。
 しかし、上値が重く反転する気配を一向に見せなったことから、ロング勢も見切ら
 ざるを得なくなったのかもしれない。追随するように米国債利回りも下げており、
 米10年債利回りは2.5%を下回っている。

 一時112.55付近まで下落したが、112.50水準にきょうのところは敬意を払った
 模様。ただ、きょうの下げで100日線を下回ってきており、目先は111.50水準が
 視野に入りそうな気配だ。

 一方、ポンドの買戻しが続いており、ポンドドルは一時1.24台に上昇。前日の英
 中銀政策委員会(MPC)でフォーブス委員が0.25%の利上げを主張していた事や
 そのほかの委員の中でも利上げが必要との意見が出ていたことで、買い戻しが入
 っている様だ。市場の一部には来年の利上げを想定する動きも復活している模様。

 しかし、来週以降、メイ英首相はEU離脱を通告することや、物価高が英個人消費を
 圧迫している兆候も見られる等、昨年まで意外なほど好調だったファンダメンタルズ
 に不透明感が出てきている。今回の買戻しが続くかは未知数の部分も多い。

 今日からG20財務相・中央銀行総裁会議がドイツで開催されており、ムニューシン
 米財務長官のデビューとなった。為替については従来の言及を尊重することで合意し
 ているようだが、週末にかけ長官の発言には要注意ではある。また、保護主義につい
 ては土曜日にも協議が継続されるようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361127
 米国債利回り
   2年債        1.317(-0.016)
   10年債       2.501(-0.040)
   30年債       3.108(-0.043)
   期待インフレ率  2.020(-0.008)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下。欧州債利回りが低下していたことや、この日
 発表のミシガン大消費者信頼感指数で、消費者のインフレ期待が低下していた事が
 利回りの下げを誘った。今週のFOMCで市場は利上げペースの加速期待を後退さ
 せている。

 FOMC後、10年債利回りは一時2.5%を下回ったが、後半にはその付近に戻して
 いる。政策金利に敏感な2年債は一時1.30%まで低下。

 2-10年債の利回り格差は118(前日121)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361128
 3.NY株式市場 結果(3/17)
 
 NY株式17日
   ダウ平均      20914.62(-19.93 -0.10%)
   S&P500      2378.25( -3.13 -0.13%)
   ナスダック     5901.00( +0.24 +0.00%)
   CME日経平均   19360   (大証終比:+10 +0.05%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅に続落している。寄り付きこそ買い先行で始
 まったものの、買いが一巡すると直ぐに伸び悩む動きが見られた。米国債利回りが
 低下しており、これまで上げを先導してきた銀行株が相場を圧迫。ITハイテク株が
 しっかりとしており、ダウ平均も一時プラスに転じる場面が見られたものの上値が
 重い。今週のFOMCや予算教書の提出を通過して、市場は次第に膠着してきて
 おり、次の展開を待っているようだ。

 ダウ採用銘柄ではゴールドマンやJPモルガンが下落した他、ユナイテッド・ヘルス、
 ウォルマートが軟調。一方、ボーイング、ユナイテッドテクノロジーズ、3Mが上昇。
 ドル高の動きが一服しており多国籍企業が買われている。

 ナスダックも後半は伸び悩んだ。アドビの決算が好調だったことでITハイテク株は
 堅調に推移したものの、終盤は戻り売りに押されている。アップルやAMD、クアル
 コムが下落。一方、アルファベットやエヌビディア、インテルが上昇。また、アムジェン
 が大幅安となったことも指数を圧迫。コレステロール薬が心臓病へのリスク軽減に
 期待ほど効果が出なかったことが嫌気されている。

 アドビ・システムズが最高値更新。前日引け後に第1四半期の決算を発表しており、
 クラウドが好調で予想を上回る決算を発表していた。

 高級宝飾品のティファニーが上昇。決算を発表しており、アジア地域が好調で予想を
 上回る利益を発表していた。      http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361124

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(3/17)

 NY原油先物4月限(WTI)(終値)
  1バレル=48.78(+0.03 +0.06%)
 ブレント先物5月限(ICE)(終値)
  1バレル=51.76(+0.02 +0.04%)
 ブレント-WTI 2.98 
  
 17日のNY原油は反発。依然として米エネルギー情報局(EIA)統計での原油在庫の
 予想外の減少や、サウジアラビア石油担当相が減産合意延長の可能性を示唆したこと
 などに下支えられる一方で、供給過剰懸念が重しとなっていることから、朝高後は上げ
 一服となった。
             
 4月限は、夜間取引から底堅く推移すると、立会い開始後に49.20ドルへ上昇したが、
 その後が続かず、一時、マイナスサイドへと下押されるなど上値重く推移した。  
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361116
 NY金先物4月限(COMEX)(終値)
  1オンス=1230.2( +3.1  +0.25%)
     
 17日のNY金先物相場は続伸。引き続き米当局が緩やかなペースでの利上げを継続
 する姿勢を示したことや、ドル相場の軟調さなどが材料視され、しっかりと推移した。
                            
 最も取組高の多い4月限は、時間外取引序盤から1225ドル前後で底堅い動きが続くと、
 通常取引開始後はやや上値を切り上げた。ただし、前日付けた6日以来の高値(1234.0
 ドル)を積極的に試すまでには至らなかった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361113


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