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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4月第2週 相場展望と予定

2017-04-02 23:57:03 | 相場展望

       
3/27~週の日経平均は、下落しました。週末に安値引けで節目19000円を
下回りました。週初は、オバマケアの代替法案成立を巡る法案取り下げを受けて、
トランプ政権の政策実行能力に疑問符が付き、NY株式市場が軟調。これを受け、
日経平均は、増幅して売りが先行した。週末にかけ、3月期末決算企業の権利取り
もあり、盛り返したが、3/31大口投資家の利益確定の動きからか、連日で後場
半ば辺りから値を消して、投資マインドを悪化させました。

結局、日経平均は、週間353円下落(↓1.83%)18909円大引けでした。

さて、4月第2週(4/3~4/7)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日からは米雇用統計発表を控え、米国の利上げ回数への思惑もあり、為替
市場が円安に向かわせるか、ポイント。

国内は、4/3~4の日銀短観、4/7の2月景気動向指数に注目です。

また、海外は、米で4/5の3月ADP雇用者数、4/6の米中会談で習国家主席
トランプ米大統領のやり取り、4/7の3月雇用統計に注目です。

日経平均は、レンジ下限での推移であり、チャートは悪化傾向にあるが、売られる
所で、押し目を拾うのも投資戦術と思われる。と言うのも先回り的な売りの流れが
出ていたこともあり、仕切り直しの意識が働きそうである。

日経平均、4月第2週(4/3~4/7)レンジは、18800円~19300円程度を
想定しています。

1.4月第2週(4/3~4/7)主なイベントと予定
 4/3
 日本 第1四半期日銀短観
 日本 3月自動車販売
 日本 キューピー、クリエイトSD、しまむら 各決算
  米   3月自動車販売
  米   3月ISM製造業景況指数
  米   NY連銀総裁、講演
  米   リッチモンド連銀総裁、講演
  米   フィラデルフィア連銀総裁、講演
 中国 休場(清明節祝日、~4/4)
 中国 3月財新製造業PMI
  豪   2月小売売上高
 EU ユーロ圏2月失業率 
 4/4
 日本 日銀短観、企業物価見通し
 日本 3月マネタリーベース
 日本 不二越、不二家、西松屋、平和堂 各決算
 日本 ユニクロ3月売上高
 日本 スペイン国王 来日(~4/7)
  米   2月貿易収支
  米   2月製造業受注
  米  タルーロFRB理事、講演
 香港 休場(清明節祝日、~4/4)
  豪   中銀政策金利
 4/5
 日本 アスクル、フロイント、ハイディ日高 各決算
  米  3月ADP雇用者数
  米  3月ISM非製造業景況指数
  米  FOMC議事録(3/14、15日分)
  米  モンサント 決算
  独  2月製造業受注
 4/6
 日本 テモナ 新規上場
 日本 セブン&アイHD、サンエー、ダイセキ 各決算
 米中 中国国家主席・トランプ米大統領、会談
  米   新規失業保険申請件数(~4/1までの週)
  米   サンフランシスコ連銀総裁、講演
 中国 3月財新サービス業PMI
 EU  ECB議事録
 4/7
 日本 2月毎月勤労統計
 日本 2月景気動向指数
 日本 サカタのタネ、久光製薬、高島屋 各決算
  米  3月雇用統計
 EU EU財務相理事会(非公式)
 EU ユーロ圏財務相会合

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/31)

 朝方はPCEコアデフレータが予想を上回ったことなどからドル買いが優勢。PCE
 デフレータも予想通り強めで、物価上昇期待が広がった。

 しかし、ダドリーNY連銀総裁の発言で一転してドル売りに。総裁は利上げに関
 して、今年はこの後に買いの利上げが妥当と発言。この発言自体は年3回という
 市場のコンセンサスに沿うものであるが、先日のGDP、今日のPCEと強めの米
 指標に年4回以上の利上げ期待する一部の思惑に冷や水を浴びせ、ドル売りが
 強まった。
 
 また、総裁は利上げについて緊急性は低いとして、急がない姿勢を強調、こちら
 も大きなドル売り材料に。

 米債利回りの低下も顕著となり、ドル円は111円台前半へ値を落とした。

 ユーロドルが1.07台に乗せるなど、当初はドル全面安であったが、その後欧州
 通貨などが売られたことで、ドル安よりも円高に。

 トランプ大統領が来週の習近平中国国家主席との米中首脳会合を前に、公正な
 貿易に関する大統領令に署名。対日赤字への警戒感も強まる中で円買いが強ま
 った。

 ユーロ円が直近のサポートである119円を割り込んで売りが加速。ユーロは対円
 での売りに、対ドルでも15日以来の安値圏まで売りが進んだ
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=363319
 米国債利回り
   2年債        1.254(-0.028)
   10年債       2.387(-0.032)
   30年債       3.009 (-0.025)
   期待インフレ率  1.984(+0.011)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 31日の米債券市場は、ダドリーNY連銀総裁が利上げについて緊急性は低いと
 発言したことなどを受けてl買いが目立つ(利回りが低下)展開となった。
 10年債利回りはロンドン市場で2.43%に迫ってたが、ダドリー発言以降は低下が
 顕著となり、節目の2.40%もあっさり下回り、一時2.38%台まで落ち込んでいる。

 また、月末ということもあり、ファンドなどから債券買いが入った面も。
 トランプ大統領が貿易赤字是正に向けた大統領令に署名したことも、リスクを嫌
 った債券買いを誘った。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=363318
3.NY株式市場 結果(3/31)

  NY株式31日
   ダウ平均      20663.22(-65.27 -0.31%)
   S&P500      2362.72( -5.34 -0.23%)
   ナスダック     5911.74( -2.61 -0.04%)
   CME日経平均   19025  (大証終比:+115 +0.61%)

 31日の米株式市場は主要指数が軒並みのマイナス圏となった。
 木曜日に上昇が目立った銀行株などが軟調。ダウ採用銘柄ではゴールドマンサッ
 クス、JPモルガンなどに売りが出ていた。ダドリーNY連銀総裁による金融引き締
 めは急がないとの発言に、米債利回りが低下。金融業界の収益性悪化等が懸念
 されて売られた格好に。
 
 その他の業種でも木曜日に買いが目立ったユナイテッドヘルスやトラベラーズが
 一転して売られる展開に。インテル、IBMなどはしっかり。

 アマゾンなどがしっかりで小幅ながらプラス圏推移が続いたナスダックも引けに
 かけてマイナス圏に。アルファベット(グーグル)やフェースブックなどがやや
 重い。

 S&Pは前日終値近辺でもみ合った後、引けにかけてマイナス圏。銀行株などが重石に。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=363316
4.NY市場、原油先物5月限/金先物6月限 各結果(3/31)

 NY原油先物5月限(WTI)
  1バレル=50.60(+0.25 +0.50%)
 ブレント先物5月限(ICE)
  1バレル=52.83(-0.13 -0.25%)
 ブレント-WTI 2.23 

 31日のNY原油は続伸。目新しい支援材料を欠くものの、引き続き先行きの供給
 過剰の解消期待や、産油国の減産延長の可能性などに下支えられることとなった。
             
 5月限は、夜間取引終盤に50ドルを割り込むも、すぐさま持ち直した。立会い開始
 後は、戻り一服となっていたが、中盤に前日高値を上抜くと上げ幅を広げ、引け際
 には50.80ドルと期近ベースで9日以来の水準まで値を伸ばした。 
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=363311
 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1251.2(+3.2 +0.26%)

 31日のNY金先物相場は反発。依然としてトランプ政権の政策運営や欧州の政治へ
 の不透明さなどに下支えられるなか、ドル相場が軟化したことなどもあり、立会い
 開始後は切り返した。
                              
 最も取組高の多い6月限は、時間外取引序盤に1241.5ドルと1週間ぶりの安値を付け
 たが、通常取引開始後は修正や下値拾いの動きなどに支えられる動きへと転じ、終盤
 には一時、1252.8ドルまで上昇した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=363305 


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3月最終週 相場展望と予定

2017-03-26 23:57:48 | 相場展望

         
3/20~週の日経平均は、米オバマケア代替案をめぐる、動向の不透明感から
NY株が売られ、東京市場は為替の円高もあり、リスク回避の動きが増幅されて
下落しました。

結局、日経平均は、週間259円下落(↓1.33%)19262円大引けでした。

さて、3月最終週(3/27~3/31)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末NY株式市場、オバマケアの代替法案を取り下げ、弱含みの終了。日経平均
売りからスタートが想定されます。トランプ政権の政策課題を実行する能力に疑問
を生じる結果で、為替に反応すると東京市場への影響が警戒されるところ。

3/29に英国のメイ首相がEU離脱手続き開始を通告する予定で、欧州市場の
反応に注目。

国内は、国内は、3/31の2月雇用統計に注目です。また3/28に期末、株主
優待・配当等の権利付最終売買日となるため、先週、一時19000円を割り込み
値ごろ感もあるため、下押す場面で買いを入れやすい水準。3/E期末配当取りを
意識した流れとなるかポイントです。

日経平均、3月最終週(3/27~3/31)レンジは、19050円~19500円
程度を想定しています。

1.3月最終週(3/27~3/31)主なイベントと予定
 3/27
 日本 日銀金融政策決定会合の「主な意見」(3/15、16分)
 日本 ティーケービー 新規上場
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  独   3月Ifo景況感指数
 3/28
 日本 3月末、株主優待・配当等の権利付最終売買日
 日本 二トリ、ハ二ーズ、ライトオン 各決算
 日本 No.1、ズーム 新規上場
  米   3月消費者信頼感指数
  米   1月S&Pケースシラー住宅価格
  米   3月CB消費者信頼感指数
  米   2月卸売在庫
  米   国債入札 2年債(260億ドル)
  米  イエレンFRB議長、講演
  米  パウエルFRB理事、講演
  米  ダラス連銀総裁、講演
  米  カンザスシティー連銀総裁、講演
 3/29
 日本 オークネット 新規上場
  米   2月中古住宅販売成約指数
  米   国債入札 5年債(340億ドル)
  米   カー二バルコーポ 決算
  米   ボストン連銀総裁、講演
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  米   サンフランシスコ連銀総裁、講演
  英   メイ首相、EU離脱手続き開始を通告
 中東 アラブ首脳会議(アンマン) 
 3/30
 日本 スシローグローバルHD、ユーザーローカル 新規上場
 日本 マルマエ、夢の街創造委員会、ERI 各決算
 日本 東芝 臨時株主総会
  米   第4四半期GDP
  米   新規失業保険申請件数(~3/25までの週)
  米   国債入札 7年債(280億ドル)
  米   ダラス連銀総裁、講演
  米   サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米   クリーブランド連銀総裁、講演
 EU 3月ユーロ圏景況感指数 
 3/31
 日本 日銀、当面の長期国債等の買い入れの運営について
  日本 2月有効求人倍率
 日本 2月完全失業率
 日本 2月家計調査
  日本 2月消費者物価指数
  日本 2月鉱工業生産指数
 日本 ネットマーケティング 新規上場
 日本 象印、ジーンズメイト 各決算
 日本 第2回プレミアムフライデー
  米   2月個人所得/支出
  米   3月シカゴ製造業景況指数
  米   3月ミシガン大学消費者マインド指数
  米   国債償還  2年債(260億ドル)
  米               5年債(358億ドル)
  米               7年債(330億ドル)
 中国 3月中国製造業PMI
 中国 3月中国非製造業PMI
 4/1
 日本 都市ガス自由化
 日本 JXHDと東燃、経営統合
 日本 コカコーラ、イースト&ウエスト、経営統合
 日本 富士重工、SUBARUに社名

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/24)

  今日NY為替市場は終盤になってドルが急速に買い戻された。共和党内でヘルス
  ケア法案の支持が集まらず、情勢が混沌とするなか、ドル売りが優勢となっていた
  が、終盤になって法案の採決断念が決まると一斉にドル買い戻しで反応している。

 ドル買戻しの背景は定かではない。一部報道でトランプ大統領は今後、税制改革に
  注力していく方針とも伝わっていた。

 保守派はより完全なオバマケア撤廃を求めていた。ただし、それでは無保険者が
  大幅に増えるとの試算を懸念し、共和党指導部は修正案を盛り込んだ。しかし、
  米議会予算局(CBO)は10年間で財政赤字は1500億ドル減少との試算を公表。
  赤字減少幅は従来の3360億ドルから大きく縮小する。財政赤字という観点から
  考えれば、今回の法案は廃案になったほうが、ドルにとっては支援材料という面
  もあるのかもしれない。

 ただ、今後トランプ大統領が掲げる税制改革や金融規制改革、そして、インフラ
  整備などで大統領の思惑通りに議会で成立させることができるのか、不透明感は
  高まったようにも思われる。

 ドル円は一時110.60近辺まで下落してたが、短時間に一気に111.20近辺まで
  急速に戻した。

 一方、ユーロドルは1.08台を回復して推移していたが、採決断念で1.07台に下落。
  しかし、直ぐに戻している。

 この日発表の3月ユーロ圏PMIは製造業、非製造業ともに予想を上回る好調な
  内容となっており、景気回復のムードが高まっている。企業センチメントの中に
  インフレ期待が高まっている兆候も見せている。現状、ECBは慎重姿勢を継続
  しているが、市場に広まってる量的緩和(QE)縮小前の利上げシナリオを追認
  させる内容ではあった。

 今後の政治リスクは否めないものの、目先に迫っている、仏大統領選に関しては、
  保護主義の台頭は、回避されそうな情勢が続いており、ひとまず懸念は後退して
  いる模様。

 目先は1.0820近辺の上値抵抗が強い様だが、その水準を突破すれば、1.10を
  視野に入れる可能性もありそうだ。     http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=362188

 米国債利回り
   2年債       1.257(+0.005)
   10年債      2.412(-0.007)
   30年債      3.013(-0.016)
   期待インフレ率  1.984(+0.015)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは横ばい。きょうに採決が延期になっているヘルス
 ケア法案の行方に市場の関心が集まった。ライアン下院議長が票を集めきれず、
 情勢が混沌とする中、利回りはマイナス圏で推移していたが、終盤になって法案
 採決断念が決まると、逆に利回りは下げ幅を縮小。一部報道でトランプ大統領は
 今後、税制改革に注力していく方針とも伝わった。

 10年債利回りは一時2.39%まで低下したものの、2.4%台に戻している。
 2-10年債の利回り格差は116(前日116)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=362187
3.NY株式市場 結果(3/24)

  NY株式24日
   ダウ平均      20596.72(-59.86 -0.29%)
   S&P500      2343.98( -1.98 -0.08%)
   ナスダック      5828.74(+11.05 +0.19%)
   CME日経平均 19160   (大証終比:+20 +0.10%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続落。 きょうに採決が延期になっているヘルス
 ケア法案の行方に市場の関心が集まった。ライアン下院議長が票を集めきれず、
 情勢が混沌とする中、軟調な動きが見られ、ダウ平均は一時126ドル安まで下げ
 幅を拡大。しかし、終盤になって、法案の採決断念が決まると買い戻しも見られて
 いる。ヘルスケア関連銘柄の買いが押し上げたようだ。

 トランプ大統領は今後、税制改革に注力していく方針と伝わり、今回はネガティブな
  反応は避けられたものの、今回の結果は今後の法案成立の行方に影を落としそう。

 ダウ採用銘柄では、ゴールドマンやファイザーが下落しているほか、デュポン、
 エクソンモービルも軟調。一方、ナイキの買い戻しが続いたほか、アメックス、ビザ
 も上昇。

 ナスダックは上昇。フェイスブックやテスラが上昇。ITハイテク株は全体的に堅調な
  動きを見せていた。

 半導体のマイクロン・テクノロジーが商いを伴って大幅高。DRAMの平均販売価格
 が21%上昇しており好決算を発表している。また、この決算を受けて、昨年サンデ
 ィスクを買収をしたウエスタンデジタルも上昇。

 ゲームソフト販売のゲームストップが下落。ハードウェアもソフトも販売が伸びず決算
  が不調。全店舗面積の2~3%を閉鎖する予定だという。

 スポーツシューズのフィニッシュ・ラインが大幅安。第4四半期の決算を発表しており、
  既存店売上高が4.5%減と予想(3.9%減)以上に落ち込んだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=362185

4.NY市場、原油先物5月限/金先物4月限 各結果(3/24)

 NY原油先物5月限(WTI)
  1バレル=47.97(+0.27 +0.57%)
 ブレント先物5月限(ICE)(終値)
  1バレル=50.80(+0.24 +0.48%)
 ブレント-WTI 2.83 
  
 24日のNY原油は反発。週末にクウェートで行われる減産順守監視委員会の閣僚
 会議を控え、引き続き供給過剰懸念が重しとなるも売り圧力は限定され、週末前の
 ポジション絡みの動きなどに支えられることとなった。
             
 5月限は、夜間取引終盤に48.12ドルへ強含むも、立会い開始後は下げに転じ、序盤
 に47.54ドルまで下落。その後は持ち直したものの、夜間取引の高値に接近したのが
 精一杯だった。            http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=362175

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1248.5( +1.3  +0.10%)
     
 24日のNY金先物相場は反発。下院での米医療保険制度改革(オバマケア)の
 代替法案の行方待ちのムードが広がるなか、可決できそうもないとの見方の広がり、
 ドル相場の軟化・米債利回りの低下などに下支えられた。
                            
 最も取組高の多い4月限は、時間外取引終盤に1240.7ドルへ下落した後は持ち直す
 こととなり、通常取引開始後は上値を切り上げると、一時、1249.9ドルまで上昇した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=362170


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3月第4週 相場展望と予定

2017-03-19 23:57:29 | 相場展望

         
3/13~週の日経平均は、重要イベント(米FOMC、オランダ議会選挙、
日銀金融政策会合、トランプ政権による予算概要の議会提出)を通過した
が、イエレンFRB議長は、想定通り利上げし、ペースは年3回提示。年4回
思惑もあったため、結果的に米長期金利低下。為替相場が、やや円高に振
れて、NY株式市場が底堅い終了でも、日経平均は、小幅下落となりました。

結局、日経平均は、週間83円下落(↓0.42%)19521円大引けでした。

さて、3月第4週(3/20~3/24)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY株式市場が底堅い終了となったが、利上げの決定後も、短期円高
継続するのか、3ヶ月先から年末にかけドル/円が120円程度を目指す中、
円高継続は考えにくい。週明け112円台なら、日経平均は続落してスタートに
なりそうです。

経済指標・イベントで、3/20から、IT関連見本市(CeBIT)、3/21に2月の
米経常収支、EU財務相理事会、3/22に米2月中古住宅販売件数、3/23
米2月新築住宅販売件数、新規失業保険申請件数、イエレンFRB議長講演、
などに注目です。

国内は、3/21の17年公示地価、3/22の日銀金融政策決定会合議事要旨、
3/23のに2月工作機械受注などに注目です。

明日からの週、重要イベントを通過し、為替相場が、円高是正の動きとなるか
注目です。物色の流れとして、IPOも7社あり、出遅れ中・小型株を要チェック。
また、3/E期末配当取りを意識した流れとなるかポイントです。

日経平均、3月第3週(3/21~3/24)レンジは、19200円~19700円
程度を想定しています。

1.3月第4週(3/20~3/24)主なイベントと予定
 3/20
 日本 東京市場は休場(春分の日祝日)
  米  シカゴ連銀総裁、講演
  米  米下院情報特別委員会、大統領選へのロシア関与めぐる公聴会を開催
 EU ユーロ圏財務相会合
  世  IT関連見本市「CeBIT(セビット)2017」(国際情報通信技術見本市)(~3/24)
 3/21
 日本 17年公示地価
 日本 コンビニ売上高
 日本 インターネットインフィニティー、力の源HD 新規上場
  米  2月経常収支
  米  NY連銀総裁、パネル討論会出席
  米  レナー、ナイキ、フェデックス 各決算
  米  カンザスシティー連銀総裁、講演
  米  クリーブランド連銀総裁、講演
  英  2月消費者物価指数
  英  2月生産者物価指数
 日欧 安倍首相 ユンケル欧州委員長 トゥスクEU大統領、会談
 EU EU財務相理事会
 3/22
 日本 2月貿易統計
 日本 2月全産業活動指数
 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨(1/30、31分)
 日本 フルテック、マクロミル 新規上場
 日本 石井表記 決算
  米  2月中古住宅販売件数
 3/23
 日本 2月工作機械受注
 日本 森友学園の籠池泰典氏の証人喚問
 日本 グリーンズ 新規上場
 日本 オプトエレクト 決算
  米  2月新築住宅販売件数
  米  新規失業保険申請件数(~3/17まで週)
  米  イエレンFRB議長、講演
  米  マイクロン・テクノロジー、ゲームストップ、KBホーム 各決算
  米  ダラス連銀総裁、講演
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
 EU ECB経済報告
 3/24
 日本 オロ、ソレイジア・ファーマ 新規上場
  米  米耐久財受注(2月)
  米  シカゴ連銀総裁、講演
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  独  2月製造業PMI速報値
 EU ユーロ圏製造業PMI速報値
 3/26
 EU 欧州は夏時間へ移行

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/17)
 
 今日のNY為替市場でドル円は売りが加速し112円台に下落している。この日
 発表になった米経済指標はさほどネガティブな内容ではなかったものの、発表
 直後からドル円は売りが強まった。また、ドル円と伴に今日はユーロ円やポンド
 円といったクロス円も下落。

 今週のFOMC後から売りが強まっているが、113円台はかろうじて維持していた。
 しかし、上値が重く反転する気配を一向に見せなったことから、ロング勢も見切ら
 ざるを得なくなったのかもしれない。追随するように米国債利回りも下げており、
 米10年債利回りは2.5%を下回っている。

 一時112.55付近まで下落したが、112.50水準にきょうのところは敬意を払った
 模様。ただ、きょうの下げで100日線を下回ってきており、目先は111.50水準が
 視野に入りそうな気配だ。

 一方、ポンドの買戻しが続いており、ポンドドルは一時1.24台に上昇。前日の英
 中銀政策委員会(MPC)でフォーブス委員が0.25%の利上げを主張していた事や
 そのほかの委員の中でも利上げが必要との意見が出ていたことで、買い戻しが入
 っている様だ。市場の一部には来年の利上げを想定する動きも復活している模様。

 しかし、来週以降、メイ英首相はEU離脱を通告することや、物価高が英個人消費を
 圧迫している兆候も見られる等、昨年まで意外なほど好調だったファンダメンタルズ
 に不透明感が出てきている。今回の買戻しが続くかは未知数の部分も多い。

 今日からG20財務相・中央銀行総裁会議がドイツで開催されており、ムニューシン
 米財務長官のデビューとなった。為替については従来の言及を尊重することで合意し
 ているようだが、週末にかけ長官の発言には要注意ではある。また、保護主義につい
 ては土曜日にも協議が継続されるようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361127
 米国債利回り
   2年債        1.317(-0.016)
   10年債       2.501(-0.040)
   30年債       3.108(-0.043)
   期待インフレ率  2.020(-0.008)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下。欧州債利回りが低下していたことや、この日
 発表のミシガン大消費者信頼感指数で、消費者のインフレ期待が低下していた事が
 利回りの下げを誘った。今週のFOMCで市場は利上げペースの加速期待を後退さ
 せている。

 FOMC後、10年債利回りは一時2.5%を下回ったが、後半にはその付近に戻して
 いる。政策金利に敏感な2年債は一時1.30%まで低下。

 2-10年債の利回り格差は118(前日121)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361128
 3.NY株式市場 結果(3/17)
 
 NY株式17日
   ダウ平均      20914.62(-19.93 -0.10%)
   S&P500      2378.25( -3.13 -0.13%)
   ナスダック     5901.00( +0.24 +0.00%)
   CME日経平均   19360   (大証終比:+10 +0.05%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅に続落している。寄り付きこそ買い先行で始
 まったものの、買いが一巡すると直ぐに伸び悩む動きが見られた。米国債利回りが
 低下しており、これまで上げを先導してきた銀行株が相場を圧迫。ITハイテク株が
 しっかりとしており、ダウ平均も一時プラスに転じる場面が見られたものの上値が
 重い。今週のFOMCや予算教書の提出を通過して、市場は次第に膠着してきて
 おり、次の展開を待っているようだ。

 ダウ採用銘柄ではゴールドマンやJPモルガンが下落した他、ユナイテッド・ヘルス、
 ウォルマートが軟調。一方、ボーイング、ユナイテッドテクノロジーズ、3Mが上昇。
 ドル高の動きが一服しており多国籍企業が買われている。

 ナスダックも後半は伸び悩んだ。アドビの決算が好調だったことでITハイテク株は
 堅調に推移したものの、終盤は戻り売りに押されている。アップルやAMD、クアル
 コムが下落。一方、アルファベットやエヌビディア、インテルが上昇。また、アムジェン
 が大幅安となったことも指数を圧迫。コレステロール薬が心臓病へのリスク軽減に
 期待ほど効果が出なかったことが嫌気されている。

 アドビ・システムズが最高値更新。前日引け後に第1四半期の決算を発表しており、
 クラウドが好調で予想を上回る決算を発表していた。

 高級宝飾品のティファニーが上昇。決算を発表しており、アジア地域が好調で予想を
 上回る利益を発表していた。      http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361124

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(3/17)

 NY原油先物4月限(WTI)(終値)
  1バレル=48.78(+0.03 +0.06%)
 ブレント先物5月限(ICE)(終値)
  1バレル=51.76(+0.02 +0.04%)
 ブレント-WTI 2.98 
  
 17日のNY原油は反発。依然として米エネルギー情報局(EIA)統計での原油在庫の
 予想外の減少や、サウジアラビア石油担当相が減産合意延長の可能性を示唆したこと
 などに下支えられる一方で、供給過剰懸念が重しとなっていることから、朝高後は上げ
 一服となった。
             
 4月限は、夜間取引から底堅く推移すると、立会い開始後に49.20ドルへ上昇したが、
 その後が続かず、一時、マイナスサイドへと下押されるなど上値重く推移した。  
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361116
 NY金先物4月限(COMEX)(終値)
  1オンス=1230.2( +3.1  +0.25%)
     
 17日のNY金先物相場は続伸。引き続き米当局が緩やかなペースでの利上げを継続
 する姿勢を示したことや、ドル相場の軟調さなどが材料視され、しっかりと推移した。
                            
 最も取組高の多い4月限は、時間外取引序盤から1225ドル前後で底堅い動きが続くと、
 通常取引開始後はやや上値を切り上げた。ただし、前日付けた6日以来の高値(1234.0
 ドル)を積極的に試すまでには至らなかった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=361113


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3月第3週 相場展望と予定

2017-03-12 23:58:15 | 相場展望

        
3/6~週の日経平均は、3/9迄19300円前後のもみ合い相場であったが、
週央に発表の米ADP雇用者数が大幅に上方修正され、週末の2月米雇用統計
も良好であり、今月の米利上げを確実視する流れから週末為替が115円台も
追い風に、19600円を回復。昨年来高値を更新して、上放れした形で終了。

結局、日経平均は、週間135円高(↑0.70%)19604円大引けでした。

さて、3月第3週(3/13~3/17)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末の米雇用統計は、予想通り底堅い結果で、3/15FOMCで追加利上げ
となりそうです。多く織り込み済みも、イエレンFRB議長が、年内利上げ回数を
4回に示唆する発言をするか、注目です。

利上げが確実視される中、週明け以降、為替動向が大きく円高に振れる事は
考えにくく、ジリ高基調を想定したい。

米で、3/15のFOMC、2月小売売上高、3/16の2月新築住宅販売件数
3/17のコンファレンスボード景気先行指数、2月鉱工業生産など、中国では
3/14の2月小売売上高、2月鉱工業生産などに注目です。

国内は、3/16の日銀金融政策決定会合、2月訪日外国人客数などに注目です。

明日からメジャーSQを通過し、もち合いレンジ上限を上放れして19500円
固めから、上へ向けた動きに期待です。
物色の流れとして、IPOも5社あり出遅れ中・小型株を要チェックです。

日経平均、3月第3週(3/13~3/17)レンジは、19450円~19850円
程度をを想定しています。

1.3月第3週(3/13~3/17)主なイベントと予定
 3/12
 日サ サウジアラビア国王、来日
  米   NY市場、夏時間へ移行
 3/13
 日本 1月機械受注
 日本 第3次産業活動指数
 日本 ボールツウェイン、シーズ 各決算
 EU  ドラギECB総裁、講演
 3/14
 日本 2月首都マンション発売
 日本 ツルハ、ヤーマン 各決算
  米  FOMC(~3/15)
  米  2月生産者物価指数
  米  トランプ米大統領 メルケル独首相 会談
 中国 2月小売売上高
 中国 2月鉱工業生産
  独  3月ZEW景況感指数
 3/15
 日本 日銀金融政策決定会合(~3/16)
 日本 2月訪日外国人客数
 日本 ファイズ  新規上場
 日本 トリケミカル、3Dマトリックス 各決算
 日本 春闘集中回答日
  米   FOMC経済予測公表
  米  イエレンFRB議長、記者会見
  米  2月小売売上高
  米  2月消費者物価指数
  米  3月NY連銀製造業景況指数
  米  3月NAHB住宅市場指数
  米  オラクル 決算
  米  国債償還 3年債(300億ドル)
 中国 全人代、閉幕
  オ  オランダ下院選挙
 3/16
 日本 日銀金融政策決定会合、政策金利
 日本 黒田日銀総裁、会見
 日本 ほぼ日、うるる 新規上場
 日本 システムデイ、明豊エンタープライズ 各決算
  米  2月新築住宅販売件数
  米  新規失業保険申請件数(~3/11までの週)
  米  3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
  米  アドビ・システムズ 決算
  豪  2月雇用統計
  英  中銀政策金利
 3/17
 日本 ビーグリー、ジャパンエレベーターサービスHD 新規上場
 日本 サンバイオ、オハラ 各決算
  米  2月鉱工業生産
  米  2月コンファレンスボード景気先行指数
  米  3月ミシガン大学消費者信頼感指数
  米  ティファニー 決算
  世  G20財務相・中銀総裁会議

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/10)

 今日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。この日のメインイベントは米雇用
 統計だったが、暖冬の影響もあったのか、非農業部門雇用者数(NFP)は23.
 5万人増と予想を上回る強さを示した。また、注目の平均時給は前月比0.2%の
 上昇と予想は下回ったものの平均賃金の上げは続いている。

 強い内容で来週のFOMCでの利上げ期待は正当化する内容とは思われるものの、
 市場は既に十分織り込んでおり、焦点は利上げのペースに移っている。FOMC
 メンバーによる利上げ回数の予想が増加するとまでは確信は持てなかったようだ。

 ドル円は米雇用統計発表後、売りが優勢となった。事前に期待感が高まっており、
 115円台半ばまで上昇していたが、材料出つくし感もあったのであろう。発表後も
 115円台は維持していたが、ロス米商務長官が「貿易問題について日本の優先
 度は高い」と述べていたことが伝わると、まとまった売りが入り、一気に114円台
 下落している。
 その後、115円台に下げ渋る場面も見られたが、一旦、上値へのモメンタムを失っ
 たのか、114円台に再び戻し114.65付近まで下げ幅を拡大する展開となった。

 一方、ユーロは買いが強まり、ユーロドルは1.07台をうかがう展も見せている。
 米雇用統計発表後のドル売りの動きもあるが、ブルームバーグが複数の関係筋の
 話として、ECBが量的緩和(QE)終了前に利上げが可能かどうか協議したと
 伝わったことがユーロを押し上げた。前日のECB理事会後の会見でドラギ総裁は
 否定的な見解を示していたが、市場では期待感も根強いようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=359947
 米国債利回り
   2年債         1.351(-0.021)
   10年債       2.573(-0.033)   
   30年債       3.161(-0.028)
   期待インフレ率  2.017(+0.003)
                  ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表の米雇用統計は強い内容と
 なったものの、利回りは下げの反応を見せている。来週のFOMCでの利上げ
 期待は正当化する内容とは思われるが、市場は既に十分織り込んでおり、焦点
 は利上げのペースに移っている。FOMCメンバーによる利上げ回数の予想が
 増加するとまでは確信は持てなかったようだ。

 10年債は2.57%台まで低下し、政策金利に敏感な2年債も1.35%まで低下して
 いる。
 2-10年債の利回り格差は122(前日123)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=359946

3.NY株式市場 結果(3/10)

 NY株式3日
   ダウ平均      20902.98(+44.79 +0.21%)
   S&P500      2372.60( +7.73 +0.33%)
   ナスダック      5861.73(+22.92 +0.39%)
   CME日経平均  19520    (大証比:+50 +0.26%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続伸。朝方発表になった2月の米雇用統計を
  受けて買い先行した。ただ、次第に上値が重くなり、ダウ平均は一時マイナス
 に転じる場面も見られている。上昇して始まった銀行株が下げに転じたことが
 重しとなった。

 その米雇用統計だが、暖冬の影響もあるのか、非農業部門雇用者数(NFP)は
 23.5万人増と予想を上回る強さだった。しかし、市場の注目は平均時給で、
 こちらは前月比0.2%上昇と予想は下回っている。

 来週のFOMCでの利上げ期待は十分正当化する内容ではあるものの、市場は
 既に織り込んでおり、焦点は利上げのペースに移っている。FOMCメンバーに
 よる年内の利上げ回数の予想が増加するまでの確信は得られなかったようだ。
 雇用者数は増加が続く中、緩やかなペースの利上げであれば、株式市場にとって
 好都合なのかもしれないが。

 ハイテク株が堅調に推移したほか、産業株などインフラ関連や自動車も堅調。
 原油が再び48ドル台に下落しており、エネルギー関連は上値の重い。

 ダウ採用銘柄ではGEやユナイテッド・ヘルス、P&Gが上昇。キャタピラーも
 反発した。GEは物言う株主として知られるペルツ氏がGEのパフォーマンスに
 不満を示しており、イメルトCEOの退任を求める可能性が報じられている。一方、
 JPモルガン、ゴールドマンが下落したほか、ボーイングも軟調。

 ナスダックも続伸。IT・ハイテク株は総じてしっかり。フェイスブックやアップル、
 アルファベットが上昇。一方、テスラが下落したほか、セルジーン、ギリアドなど
 バイオ関連も軟調。

 バイオ医薬品のインサイトが上昇。一部報道でギリアドによる同社の買収協議に
 進展が見られ、合意に近づいていると報じた事が材料視されている。価格や時期
 などは明らかにされていない。

 化粧品小売りチェーンのアルタ・ビューティが商いを伴って上昇。決算を発表
 しており、1株利益も既存店売上高も予想を上回った。また、化粧品メーカーの
 エスティローダーのMACブランドの販売を開始することで合意したことも明らか
 になっている。年内に少なくとも100店舗で販売が予定されている。

 不動産REITのアレクサンドリアが下落。1株108.50ドルで610万株の
 増資を発表したことが嫌気されている。

 ネットワーク機器のフィニサーが22%の急落。第3四半期の決算が予想を下回っ
 たほか、今四半期の見通しも1株0.50~0.56ドルと予想(0.58)ドル
 を下回ったことが嫌気されている。  http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=358776

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(3/10)

 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=48.49(-0.79 -1.60%)
 ブレント先物5月限(ICE)
  1バレル=51.37(-0.82 -1.57%)
 ブレント-WTI 2.88 
  
 10日のNY原油は続落。石油輸出国機構(OPEC)主導の減産効果への懐疑的な
 見方などを背景に一段安となった前日の流れに対する修正の動きは限られ、供給
 過剰の懸念再燃などから戻り売りに押された。
             
 4月限は、夜間取引終了間際に50.11ドルへ上昇したのが精一杯で、立会い開始後は
 下げに転じることとなり、中盤すぎには前日安値を割り込み、一時、48.31ドルと
 期近ベースで昨年11月30日以来の水準まで下押された。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=359936
 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1201.4( -1.8  -0.15%)
     
 10日のNY金先物相場は続落。ドル相場の下落なども、2月の米雇用統計が
 力強い内容となったことを受け、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利
 上げが確実視されるなか、軟調に推移した。
                            
 最も取組高の多い4月限は、時間外取引では1194.5ドルと1月30日以来の水準へ
 下落。立会い開始後は、2月の米雇用統計を受けた売り圧力は強まらず、ドル安
 などを背景に下げ幅を縮小した。   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=359932


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3月第2週 相場展望と予定

2017-03-05 23:57:24 | 相場展望

         
2/27~週の日経平均は、前半が2/28(日本時間3/1昼前)のトランプ
大統領議会演説を前にした警戒感が、本家の米国以上にあり、ドル安/円高を
誘い、やや株安の動きであった。週後半3/1以降、トランプ大統領の議会演説
を無難にクリアすると、安心感による買戻しも加わり、ドル高が強まる展開となり
東京市場の追い風なった。

結局、日経平均は、1週間185円高(↑0.96%)の19469円大引けでした。

さて、3月第2週(3/6~3/10)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末のNY市場、イエレンFRB議長は、3月の利上げに前向きな発言をしても
小幅上昇。利上げを追認する内容で、週明け以降、為替動向がポイトとなる。

明日以降の米経済指標の力強さを確認、維持すれば利上げを決定する確率が
高い。

米指標で、3/8の2月ADP雇用者数、3/10の2月雇用統計が注目です。
想定内の内容となれば、利上げへの思惑が、株上昇要因なりそうです。

国内は、週末にメジャーSQが予定されており、19500円固めが意識されて
メジャーSQ通過後、米雇用統計先取りの相場展開となる可能性もありそうです。
物色の流れとして、中・小型株もチェックしておきたい。

日経平均、3月第2週(3/6~3/10)レンジは、19250円~19850円
程度をを想定しています。

1.3月第2週(3/6~3/10)主なイベントと予定
 3/5
 中国 全人代(全国人民代表大会、~3/17)
 3/6
  米  1月製造業新規受注
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
  豪  1月小売売上高
 3/7
 日本 ロコンド 新規上場
  米  1月貿易収支
  米  国債入札 3年債(240億ドル)
  豪  中銀政策金利
 EU ユーロ圏GDP確定値
  世  OECD経済見通し公表
 3/8
 日本 1月国際収支
 日本 2月景気動向指数
 日本 第4四半期GDP改定値
 日本 アスカネット 決算
 日本 「SECURITY SHOW 2017」(~3/10)
 日本 「リテールテックJAPAN 2017」(~3/10)
  米  2月ADP雇用者数
  米  国債入札 10年債(200億ドル)
 中国 2月貿易収支
 3/9
 日本 2月都心オフィス空室率
 日本 グッドコムアセット、鎌倉新書 各決算
 日本 ピーバンドットコム 新規上場
  米  新規失業保険申請件数(~3/4までの週)
  米  2月消費者信頼感
  米  国債入札 30年債(120億ドル)
 中国 2月消費者物価指数
 中国 2月生産者物価指数
 EU ECB政策金利
 EU ドラギECB総裁 記者会見
 EU EU首脳会議(~3/10まで)
 3/10
 日本 3月メジャーSQ
 日本 フルスピード、テンポスバスターズ、モルフォ、アイリッジ 各決算
  米  2月雇用統計
  独  2月貿易収支
 3/11
  米  米国は夏時間へ移行
  サ  サウジアラビア国王、来日

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/3)

 今日のNY為替市場、この日の最大の注目はイエレンFRB議長の講演だった。
 今週に入って米地区連銀総裁の発言から市場は3月FOMCでの利上げ期待を
 高めていた。議長がその期待を追認するか注目されたが、「経済が予想通りなら
 3月利上げは適切」と議長は述べ、期待を追認する内容となった。

 市場は3月利上げを確実視したようで、CMEがFF金利先物の取引から算出
 しているFEDウォッチでは、3月FOMCでの利上げ確率が82%まで上昇し、
 翌日物金利スワップ(OIS)取引から算出した確率で95%まで高まっている。

 来週の米雇用統計がよほどコケない限り、3月は0.25%の利上げという
 シナリオになりそうだ。

 ただ、為替市場の反応は逆で、ドルは講演が始まった直後こそ買いが強まった
 ものの、事前にだいぶ織り込んでいたこともあり、動きは続かなかった。まさに
 「噂で買って事実で売る」といった展開となっている。

 また、議長は質疑応答で「トランプ大統領の経済政策にはかなりの不確実性が
 ある」 と述べたこともドル売りを誘った可能性もありそうだ。

 ドル円は講演が始まった直後は114.75付近まで上昇したものの、直ぐに戻り
 売りに 押され、114円を割り込んでいる。115円に届かなかったことから、短期
 筋が一旦見切り売りを入れたようだ。

 一方、ユーロドルは買戻しが強まり、1.06台を回復。仏大統領選の世論調査で、
 マクロン氏とルペン氏の支持率の差が拡大したこともユーロの買い戻しを誘って
 いる。また、ユーロ円も121円台まで上昇。ドル円は上値が重かったものの、米
 株が底堅く推移したこともあり、円高の動きまではなかったようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=358779
 米国債利回り(NY時間16:39)
   2年債       1.305(-0.003)
   10年債      2.480(+0.002)
   30年債      3.073(0.000)
   期待インフレ率  2.044(+0.023)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、10年債利回りは横ばい。この日の最大の注目はイエレン
 FRB議長の講演だった。今週に入って米地区連銀総裁の発言から市場は3月
 FOMCでの利上げ期待を高めていた。議長がその期待を追認するか注目された
 が、「経済が予想通りなら3月利上げは適切」と議長は述べ、期待を追認する内容
 となった。

 市場は3月利上げを確実視したようで、CMEがFF金利先物の取引から算出
 しているFEDウォッチでは、3月FOMCでの利上げ確率が82%まで上昇し、
 翌日物金利スワップ(OIS)取引から算出した確率では95%まで高まっている。

 ただ、既に織り込んでいた面もあり、講演後は利回りは下げて反応している。

 10年債利回りは一時2.52%付近まで上昇したが、節目となっている2.5%を
 下回って終えている。政策金利に敏感な2年債も1.34%台まで上昇後、1.30%
 付近に戻す動き。

 2-10年債の利回り格差は118(前日117)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=358778

3.NY株式市場 結果(3/3)

 NY株式3日
   ダウ平均      21005.71(+2.74 +0.01%)
   S&P500      2383.12(+1.20 +0.05%)
   ナスダック     5870.75(+9.53 +0.16%)
   CME日経平均先物 19470   (大証終比:0 0.00%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は横ばい。高値警戒感からの調整の動きが続いた
 ものの、下値では押し目買いも見られ、強い地合いは維持している。特に相場の
 バロメータとなっている銀行株が堅調に推移しており全体を支援しているようだ。

 きょうは、イエレンFRB議長の講演が行われた。週後半から市場は急速に3月
 FOMCでの利上げ期待を高めており、その期待に沿った内容となるか注目され
 たが、議長は「経済が予想通りなら3月利上げは適切」と述べ、期待を追認する
 内容となった。ただ、株式市場の反応は限定的となっている。

 内国歳入庁(IRS)など米当局による家宅捜索が入り、昨日株価が大きく下落
 していたキャタピラーが反発したことも支援した。スイスの子会社キャタピラー
 SARLの利益について、納税義務があるかどうかで長い間争ってきたが、それ
 に関連した資料の押収だった模様。アナリストからは1株利益が最大で0.30
 ドル減少する可能性があるとの指摘も出ていた。

 昨日NY証券取引所に上昇のSNS「スナップ・チャット」を運営するスナップ
 が、きょうも10%超の上昇。大手メディアのコムキャスト傘下NBCユニバー
 サルが、スナップとの戦略的提携の一環で、IPOで5億ドルを投資したと報じ
 られたことも株高を後押ししているようだ。
 NBCユニバーサルは少なくとも1年間はスナップ株を保有することに合意して
 いるという。ただ、アナリストからは株価は過大評価との見方が相次いでおり、
 適正は14ドルとの指摘も出ていた。

 ダウ採用銘柄ではキャタピラーが上昇したほか、ゴールドマン、JPモルガンが
 堅調。反面、ナイキやウォルマートといった消費関連が軟調。商品市場で原油が
 下落していたことで、エクソンモービルも売りに押されている。
 
 ナスダックも反発。アップルやフェイスブック、マイクロソフトが堅調。一方、
 エヌビディアが続落したほか、AMDも前日に引続き大きく売られている。

 銃器メーカーのアメリカン・アウトドア・ブランズが下落。第3四半期の決算を
 発表しており、利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を大きく下回った。
 また、見通しも弱い内容となっている。消費者銃への需要が弱まっている模様。

 コストコが下落。第2四半期の決算を発表しており、1株利益が1.17ドルと
 予想(1.36ドル)を下回った。同社のギャランティCFOは国境調整税は間
 違いなく悪い案と懸念を表明していた。

 マイクロン・テクノロジーが上昇。証券会社主催のコンファレンスに出席しており、
 第2四半期の1株利益の見通しを0.86ドル近傍に上方修正した。従来予想は
 0.63ドルで、市場予想は0.65ドルだったことから、ポジティブサプライズと
 なった。需要が引き続き堅調な中、商品構成の見直しやコスト削減、メモリーチ
 ップの価格安定が背景としている。

 米百貨店のメーシーズが下落。一部報道で、同社の買収を協議しているカナダの
 ハドソンズ・ベイが買収費用を捻出するための資金調達がまだ整っていないと、
 報じられたことが嫌気されている。サイモン・プロパティーなど、ハドソンズ・
 ベイのエクイティパートナーがショッピングモールへの追加投資に消極的だとも
 伝わっている。            http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=358776    

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(3/3)

 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=53.33(+0.72 +1.37%)
 ブレント先物5月限(ICE)(終値)
  1バレル=55.90(+0.82 +1.49%)
 ブレント-WTI 2.57 
  
 3日のNY原油は反発。手掛かりとなるような支援材料は特に見当たらなかったが、
 供給過剰などを背景に大幅下落した前日の流れに対する修正となった。
             
 4月限は、夜間取引では前日付けた期近ベースで3週間ぶりの安値(52.54ドル)
 近辺で下げ渋ると、立会い開始後は上げ幅を拡大。序盤すぎ以降は戻り一服となっ
 ていたが、引けにかけては再び押し上げられると、53.39ドルまで強含んだ。  
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=358769
 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1232.9( -6.4  -0.52%)
     
 3日のNY金先物相場は続落。引き続き今月の利上げ観測の高まりや米債利回りの
 上昇などが重しとなり、下値を切り下げる展開となった。なお、米連邦準備制度
 理事会(FRB)のイエレン議長も今月の利上げの可能性を示唆したが、市場の反応
 は限られた。
                            
 最も取組高の多い4月限は、時間外取引中盤に前日安値を割り込むと、通常取引開始
 後は下げ幅を拡大し、終盤には一時、1223.0ドルと2月15日以来の安値を付けた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=358762


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3月第1週 相場展望と予定

2017-02-26 23:58:16 | 相場展望

      
2/20~週の日経平均は小幅に上昇しました。NY株式市場がトランプ大統領の
景気刺激策が支え、ダウ、ナス共 高値を追う展開。また、FOMC議事録の公表
から、早期の利上げが見込まれていることが明らかになった。しかし、円相場は
113円台から112円台後半と、円高是正と逆反応を示して、日本市場へ逆風と
膠着感の強い相場展開となりました。

結局、日経平均は、週間48円高の(↑0.25%)19283円大引けでした。

さて、3月第1週(2/27~3/3)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末のNY市場、ダウが11連騰をみせる中、日経平均先物は、19200円を下
回っており、これにサヤ寄せする格好から、週初は下落スタートの展開となりそう。
2/28トランプ大統領の議会演説待ち。通過後、為替が円高の是正に向う様だと
追い風になる。又、NY市場が連騰続きで、イベント通過の下落リスクを想定して
おきつつ、乱高下があったとしても、日本市場は、織り込み済みとしてアク抜けも
意識されそうである。

トランプ大統領の議会演説後、3/1ベージュブック、3/3イエレンFRB議長
講演に注目です。

国内は、3/3国内雇用統計、任天堂が新型家庭用ゲーム機「スイッチ」を発売。

日経平均は、もち合いレンジ上放れに期待したい所だが、3日続落で週明けを迎
え、物色の流れとしては、中小型株へシフトとなりそうである。

日経平均、3月第1週(2/27~3/3)レンジは、19000円~19500円程度
を想定しています。

1.3月第1週(2/27~3/3)主なイベントと予定
 2/27
 日本 東和フード、ウチダエスコ 各決算
  米  1月耐久財受注
  米  1月中古住宅販売成約指数
  米  ダラス連銀総裁、講演
  EU  2月ユーロ圏景況感指数 
 2/28
 日本 1月鉱工業生産
 日本 パーク24、内田洋、HIS 各決算
 日本 MSCI指数 定期見直し
  米  第4四半期GDP改定値
  米  12月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米  1月鉱工業生産指数、
  米  トランプ米大統領、演説
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米  ロックハート・アトランタ連銀総裁、退任
  米  ターゲット、セールスフォース 各決算
  米  国債償還 2年債(260億ドル)
            5年債(354億ドル)
            7年債(327億ドル)
 3/1
 日本 10月~12月法人企業統計
 日本 伊藤園、巴工業 各決算
  米  2月自動車販売
  米  1月個人所得/支出
  米  2月ISM製造業景況指数
  米  地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米  ロウズ、オフィス・デポ、ダラー・ツリー、ベストバイ、ブロードコム 各決算
  米  ダラス連銀総裁、講演
  中国  2月製造業PMI
  中国  2月非製造業PMI
  豪  第4四半期GDP
  独  1月雇用統計
  3/2
 日本 アイ・ケイ・ケイ、アインHD、ロックフィールド 各決算
  米  新規失業保険申請件数(2/25までの週)
  米  コストコ、クローガー 各決算
  米  クリーブランド連銀総裁、講演
  EU  1月生産者物価指数
  3/3
 日本 1月有効求人倍率
 日本 1月完全失業率
 日本 1月全国消費者物価指数
 日本 1月家計調査
 日本 2月消費動向調査
 日本 日駐、くらコーポ、ファースト住、泉州電 各決算
 日本 任天堂、新型家庭用ゲーム機「スイッチ」発売
  米  2月ISM非製造業景況指数
  米  イエレンFRB議長、講演
  米  フィッシャーFRB副議長、講演
  米  シカゴ連銀総裁・リッチモンド連銀総裁、パネル討論会出席
  中国 人民政治協商会議、開幕
  EU  ユーロ圏小売売上高
 3/5
 日本 自民党大会
 中国 全人民代表大会開幕

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/24)

 今日のNY為替市場、序盤はドル売りが優勢だったものの、後半に
 なって円買いが強まっている。ドル円は一時111円台まで下落する
 場面が見られた。

 来週のトランプ大統領の上下両院合同会議での演説を前に、今週は
 ドル売り・円買いの動きが活発化した。市場はトランプ大統領の経済
 政策の具体的な中味を待っている。
 特に税制改革についてはトランプ政権から、8月までには議会を通過
 させたいとの発言も出ていたが、市場では難しいのではとの見方も出
 ている。トランプ大統領の経済政策に対する不透明感もある中、ドルは
 再び売りが活発化した。

 また、今週はFOMC議事録で「かなり早期」の利上げの可能性を指摘
 していたものの、市場は3月FOMCでの利上げはないと見ている向き
 が多い。確率としては20%から30%程度といったところ。

 米地区連銀総裁からは、3月利上げも選択肢にあるとの発言が相次い
 でいる。これについては3月中旬のFOMCまでに発表になる経済指標
 次第であろう。特にインフレ系の指標は注目となろう。

 ドル円は一時111円台まで下落したほか、クロス円も売りが強まって
 おり、ポンド円は139円台半ばまで下落している。米株や米国債利回り
 は下げてはいものの、特にリスク回避の雰囲気が強まったという雰囲気
 ではない。来週にトランプ大統領の議会演説を控える中、円ショートを
 閉じる動きが日本の投資家などから出ているのかもしれない。

 ユーロ円は118円台前半まで下落。きょうの下げで100日線を下放れる
 動きが見られている。今週は仏大統領選とドル安・円高の逆風がユーロ
 円を襲った格好。週後半になって下落していた仏国債は落ち着きを取り
 戻しているが、ユーロ建て資産として仏国債を保有している日本の機関
 投資家も少なくない。年度末が接近する中、春の仏大統領選を控え、仏
 国債とユーロのロングを調整しておきたい日本の投資家も多いのかもし
 れない。

 その仏大統領選だが、仏世論研究所(Ifop)の世論調査によると、5月の
 第2回目の投票でマクロン氏がルペン氏に勝利する確率は61.5%だと
 いう。まだ、マクロン氏がリードといったところのようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=357574
 米国債利回り
   2年債        1.145(-0.038)
   10年債       2.314(-0.059)
   30年債       2.952(-0.061)
   期待インフレ率  2.014(-0.025)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは低下。3月FOMCでの利上げ期待が後退
 していることや 、トランプ大統領の経済政策の実行が遅れるとの懸念が
 利回りを押し下げた。また、きょうは仏国債の利回りが低下していたこと
 も下げを後押ししている。

 10年債利回りは一時2.30%台まで低下し、年初来の最低水準を更新して
 いる。また、政策金利に敏感な2年債も1.40%まで低下。

  2-10年債の利回り格差は117(前日119)とフラット化が続いている。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=357573
3.NY株式市場 結果(2/24)

 NY株式24日
   ダウ平均      20821.76(+11.44 +0.06%)
   S&P500      2367.34(+3.53  +0.15%)
   ナスダック     5845.31(+9.80  +0.17%)
   CME日経平均先物 19170   (大証終比:-100 -0.52%)

 今日うのNY株式市場でダウ平均はプラスで引けている。特に売り材料は
 見当たらなかったが、ダウ平均は前日まで10営業日連続で上昇し、今日
 は週末でもあり利益確定売りが強まった。
 
 来週はトランプ大統領の上下両院での演説が予定されているが、そこで
 経済政策に関する何らかの具体策を確認したい意向もあるようだ。ただ、
 売りを強める雰囲気まではない中、引けにかけて買い戻しが強まり、結局、
 小幅ではあるがプラスで引けている。強い地合いの典型的な動きではある。

 商品市場で原油が下落していることからエネルギー株が下落したほか、銀行
 株も利益確定売りが優勢になった。小売り株の健闘が目立った。ホワイトハウ
 スのコーン国家経済会議(NEC)委員長は共和党が提案している国境調整
 税には反対の意向を示していると伝わったことが材料視された模様。

 共和党の国境調整税は大まかに、輸入品には20%の関税をかけ、米企業が
 輸出で得た利益は無税になるという仕組み。安価な輸入品を販売している
 小売業者にとってはコスト負担が増すため反対が多い。

 ダウ採用銘柄ではゴールドマンやJPモルガンが下落しているほか、キャタ
 ピラー、エクソンモービルも軟調。一方、ウォルマートやナイキ、ジョンソン&
 ジョンソンが上昇。

 ナスダックも引けかけてプラスに転じている。前日下落していたテスラや
 エヌビディアが買い戻されたほか、インテルやシスコが堅調。

 HPエンタープライズが下落。前日引け後に決算を発表していたが、通期の
 利益見通しを下方修正した。

 百貨店のJCペニーが下落。この先、数ヵ月間で130~140店舗閉鎖する
 と述べた。

 ユニバーサル・ディスプレイが20%超急伸。第4四半期の決算を発表して
 おり、利益、売上高とも予想を大きく上回った。ロイヤルティやライセンス
 収入が伸びた。

 アナリストの投資判断引き上げも伝わっており、韓国のサムスン電子や
 LGの複数年に及ぶライセンス契約や製品供給の合意が今後も支援すると
 指摘した。              http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=357571

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(2/24)

 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=53.99(-0.46 -0.85%)
 ブレント先物4月限(ICE)(終値)
  1バレル=55.99(-0.59 -1.04%)
 ブレント-WTI 2.00 
   
  24日のNY原油は反落。前日発表された米エネルギー情報局(EIA)統計で
 原油在庫が過去最高水準を更新したことや、石油輸出国機構(OPEC)の減産
 順守継続に懐疑的な見方などが重しとなった。
              
  4月限は、夜間取引中盤以降は下値を切り下げると、立会い開始後に53.76ドル
 まで下落。その後は持ち直すこととなったものの、54ドル台前半までの戻りが
 精一杯だった。            http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=357564


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2月第4週 相場展望と予定

2017-02-19 23:57:20 | 相場展望

       
2/13~週の日経平均は、下落しました。週初こそ、最高値を更新したNY
株式市場ダウや原油相場の上昇が好感されて、19500円台回復も、東芝の
決算発表の1カ月延期、債務超過と需給需給不安が強まりやすい中、為替が
114円台から円高シフトの動きもあり、先物の売り圧力となった。

米国イエレン議長は、一連の米経済指標は強めの結果を受け、早期利上げを
示唆したものの、ドル買いが進む条件が整ったのと反してドル売りに押される
1週間でした。

結局、日経平均は、週間144円安(↓0.74%)の19234円大引けでした。

さて、2月第4週(2/20~2/24)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日からの日経平均は、NY株式市場がダウ、ナス共 高値圏にあるが、トランプ
大統領の景気刺激政策で、今月中に発表される事から、発表までは様子見姿勢
も考えられる。もっとも、国内企業の業績圧迫懸念は解消しつつあり、10~12月
決算で示された業績の好調さは続くとみられ、どのタイミングで日本株の再評価が
始まってもおかしくない状況である。

経済イベントで、米で2/22に公表される1/31、2/1分FOMC議事録、議長が
3月利上げに言及、為替の円安要因となったが、議事録でもそうした見方が補強
されれば、円安・ドル高に拍車が掛かる可能性もある。

また、国内で2/24に「プレミアムフライデー」(月末の金曜日の午後3時退社?)が
スタートします。

FRB追加利上げの言及で、円安・ドル高になる可能性あると、需給状況も好転し、
業績押し上げ相場の展開に期待したい。

日経平均、2月第4週(2/20~2/24)レンジは、19050円~19500円程度
をを想定しています。

1.2月第4週(2/20~2/24)主なイベントと予定
 2/20
 日本 1月貿易統計
 日本 1月コンビニ売上高
 日本 浜ゴム、アップル 各決算
  米  株式・債券市場は休場(プレジデンツデー祝日)
 EU  ユーロ圏財務相会合
 EU  トゥスクEU大統領 ペンス米副大統領、共同記者会見
 2/21
 日本 1月百貨店売上高、
 日本 1月民生用電子機器国内出荷
  米  ウォルマート、ホーム・デポ、メーシーズ、ニューモント・マイニング
     ファーストソーラー 各決算
  米  国債入札 2年債(260億ドル)
  米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
  米  サンフランシスコ連銀総裁、講演
  独  2月製造業PMI速報値
 EU 2月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU 財務相理事会
 2/22
 日本 INV決算
  米   FOMC議事録
  米  1月中古住宅販売件数
  米   HP、テスラ 各決算
  米   国債入札 5年債(340億ドル)
  独   2月Ifo景況感指数
 2/23
 日本 JHR決算
 日本 レノバ、フュージョン、ユナイテッド&コレクティブ 各新規上場
  米   新規失業保険申請件数(2/18日までの週)
  米   ノードストロム、ハーバライフ、HPエンタープライズ、ギャップ 各決算
  米   国債入札 7年債(280億ドル)
  米   アトランタ連銀総裁、講演
 2/24
 日本 プラネット決算
 日本 プレミアムフライデー実施
  米  1月新築住宅販売件数
  米  JCペニー 決算

2.NY市場、為替/債券 書く結果(2/17)

 今日のNY為替市場でドル円は112円台で推移した。きょうは円高が強まりドル円は
  一時112.60近辺まで急速に下落している。トランプ大統領の経済政策への期待から
 高値更新が続いていた株式市場も、ここに来て高値警戒感が出始めており、リスク回
 避の円買いが強まったようだ。また、本邦勢の決算期末に向けた売りも観測されている。
 今週のイエレンFRB議長の議会証言で、ドル円のモメンタムは高まったが、115円を
 達成できずに失速したことは大きかったようだ。

  きょうの下げで21日線を再び下回っており、下向きの流れに戻ってしまうか警戒される
 ところではある。しかし、きょうはドル自体が売られたわけではなく、ドル指数は反発して
 いる。また、高値警戒感が出ている米株も、ダウ平均は下げておらず、その点ではまだ
 期待が持てそうな気配もある。

 週末の米国はブレジデンツ・デーで3連休となるが、連休明けの注目点、トランプ大統領
 の税制改革やインフラ整備、規制緩和などの具体策が出てくるか注目となる。トランプ米
 大統領は2月28日の米議会上下両院合同本会議で、例年の一般教書演説にあたる政権
 運営の大枠を示す議会演説を行う。来週はそれに向けての動きが注目されそうだ。

 一方、ユーロドルは戻り売りが強まり、ロンドン時間の1.06台後半から1.06ちょうど付近迄
 下落している。きょうの市場は調整の雰囲気が強まっているが、ドルが底堅い動きを続けて
 おり、ユーロドルを圧迫。週後半にかけてユーロドルは1.05台前半から急速に戻していたが、
 21日線が控える1.07付近には届いていない。やはり、政治リスクがユーロの上値を重くして
 いるようだ。

 それ関しては、フランス大統領選が目先の大きなリスクとして意識されている。きょうは左派
 政党が中道派をけん制するために選挙協力するのではとの観測が流れていた。社会党の
 アモン候補がメディアに出演し、左翼党と選挙協力ができるか、メランション共同党首と協議
 を始めたという。

 もしこの協力体制が確立すれば、中道派の票を圧迫する可能性もあり、そうなるとEU離脱を
 主張している極右国民戦線のルペン党首に有利に働くとの見方も出ていた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356450
 米国債利回り
   2年債        1.190(-0.012)
   10年債       2.420(-0.027)
   30年債       3.026(-0.023)
    期待インフレ率  2.020(-0.005)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で利回りは低下。株式市場が軟調に推移するなど、きょうの市場は
 警戒感が強まっており、債券市場は逃避買いが強まった。米国債とドル円相場の相関
 関係が強まっているが、ドル円が下落したことも、利回りを押し下げた模様。

 10年債利回りは一時2.4%を割り込む場面も見られ、米2年債も1.2%を再び下回っ
 ている。
 2-10年債の利回り格差は123(前日124)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356454
3.NY株式市場 結果(2/17)

 NY株式17日
  ダウ平均      20624.05( +4.28 +0.02%)
  S&P500       2351.16( +3.94 +0.17%)
  ナスダック       5838.58(+23.68 +0.41%)
  CME日経平均   19160   (大証終比:-40 -0.21%)

  今日のNY株式市場でダウ平均はプラス圏で引けた。今週は最高値更新が続いた
 ことから、さすがに高値警戒感が強まっている。海外市場で株安が進んだことから
 米株も売りが先行した。ブレジデンツ・デーの3連休前ということもあり、利益確定売り
 が先行したようだ。

 しかし、下値での押し目買い意欲も強く、引けにかけて買い戻されている。

 市場はトランプ大統領の税制改革やインフラ整備、そして規制緩和など経済政策の
 詳細の発表を待っている。決算も大方通過し、良好な内容が示されたが、今度は、
 トランプ大統領待ちといったところのようだ。

 銀行株やエネルギー株は下落したものの、薬品や消費関連などが指数を支えた。

 ダウ採用銘柄ではボーイングやシスコ、P&Gが上昇。トランプ大統領がサウスカロ
 ライナ州で開かれたボーイングの最新787ドリームライナーの公開イベントに出席
 しており、政府が戦闘機F18スーパーホーネットの大型発注を真剣に検討している
 と述べていた。

 一方、ユナイテッド・ヘルスが大きく下落したほか、シェブロン、エクソンモービル、ディ
 ズニーが下落。ユナイテッド・ヘルスは米司法省が、同社のメディケア加入者に対して
 過剰請求を行っていたとして訴訟に加わったことが嫌気されている

 ナスダックは上昇。序盤は売りが先行したものの、動きが一巡すると買い戻されている。
 アルファベットやアマゾンが上昇。

 きょうはコルゲートやキンバリーなど生活必需品メーカーの上昇が目立っている。
 クラフト・ハインツが英ユニリーバに対し合併を持ちかけたことが確認されており、それが
 業界再編への期待感につながっていたようだ。クラフト・ハインツはユニリーバに対して
 1430億ドルを提示したが、ユニリーバはその提案を拒絶している。もし、断念という事に
 なれば、クラフトのターゲットが他の生活必需品メーカーに向く可能性もあると見ているの
 かもしれない。クラフト・ハインツは大幅高となった。

 携帯キャリアのTモバイルUSが上昇。一部報道で、ソフトバンクが傘下のスプリントと
 TモバイルUSの合併に関して、TモバイルUSを保有するドイツテレコムとの協議を
 準備していると報じられている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356452

4.NY市場 原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/17) 

 NY原油先物3月限(WTI)
  11バレル=53.40(+0.04 +0.08%)
 ブレント先物4月限(ICE)(終値)
  1バレル=55.81(0.16 +0.29%)
 ブレント-WTI 2.41 
   
  17日のNY原油は期近が小幅続伸。足元の供給過剰や改質ガソリン安などが
 重しとなるも決め手となるまでには至らず、3連休を控えたポジション絡みの動きが
 中心で、引け際に持ち直すこととなった。
              
  3月限は、夜間取引では前日高値(53.59ドル)近辺で上値が押さえられると、立会い
 開始後には52.88ドルまで下落。ただし、中盤以降はじりじりと下げ幅を縮小し、引け
 際にはプラスサイドを回復した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356444

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1239.1( -2.5  -0.20%)
      
  17日のNY金先物相場は反落。欧米の政治の不透明さや株式相場の軟調さなどに
 下支えられていたが、買い一巡後はドル相場の反発が重しとなり、プレジデンツデー
 を含む3連休を控えた利益確定の動きなどに押された。
                       
  最も取組高の多い4月限は、時間外取引終盤に1245.1ドルと9日以来の水準へ
 一段と上昇したが、通常取引開始後は積極的な買いが続かず、中盤にはこの日の
 安値(1237.5ドル)に接近するなど軟調に推移した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356440


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2月第3週 相場展望と予定

2017-02-12 23:55:48 | 相場展望

        
2/6~週の日経平均は、週末の日米首脳会談が最大の注目イベントでした。

トランプ政権関連の報道に、マーケットは、神経質な展開となりました。週前半、
保護主義を警戒するムードが優勢でした。しかし、トランプ大統領大胆な税制
改革を打ち出すとの週末発言で、一気にリスク選好が進みました。

トランプ米大統領が法人税改革プラン発表すると、これを先取りした日経平均、
500円に迫る上昇をして、節目19000円を大きく上抜きました。

上値の重い展開が続いてた日本株相場。週末、今年2番目の上げ記録。約2
週間
ぶり25日線を上抜き、1万9500円のフシに迫った格好です。

結局、日経平均は、週間460円高(↑2.44%)19378円大引けでした。

週末のNY市場、トランプ米大統領が法人税改革のプラン、交通インフラ整備を
言明し、トランプラリーの原動力であった「税制」「インフラ」の2大材料への期待
再燃で、ダウ、ナス等最高値を更新しました。

さて、2月第3週(2/13~2/17)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日からの日経平均は、NY株式市場がダウ、ナス共に最高値を更新した流れと
なり、約2週間ぶり25日線を上抜いて、19500円のフシ目に迫っており、先高感
ある相場展開が期待できそうです。
為替が113円台から円安シフトの動きとなると、リバウンド継続の1週間に。

また、日米企業の堅調な業績をベースに、経済政策による米景気の拡大期待と
FRBの追加利上げ確度が高まる中、需給状況も好転し、業績押し上げ相場へ
移行する展開に期待したい。

日経平均、2月第3週(2/13~2/17)レンジは、19200円~19650円程度
を想定しています。

1.2月第3週(2/13~2/17)主なイベントと予定
 2/12
  独 大統領選出
 2/13
 日本 第4四半期GDP速報値
 日本 サントリーBF、ケネディクス、東和薬品、アルバック、ホシザキ 各決算
  米  米加首脳会談
  2/14
  日本  黒田日銀総裁、講演
  日本  1月首都圏新規マンション発売
 日本 大林組、清水建、東芝、ソースネ、住友ゴム、日本郵政、サイバダイン、
          第一生命 各決算
   米   1月生産者物価指数
   米   イエレンFRB議長、上院銀行委員会で証言
   米   ダラス連銀総裁、講演
   米   アトランタ連銀総裁、講演
   米   リッチモンド連銀総裁、講演
   米   AIG、エクスプレス・スクリプツ、フォッシル 各決算
  中国  1月消費者物価指数
  中国  1月生産者物価指数
   独   2月ZEW景況感指数
   独   第4四半期GDP速報値
   伊   第4四半期GDP速報値
   ギ   ギリシャ第4四半期GDP速報値
 2/15
 日本 1月訪日外国人客数
 日本 洋ゴム、ユニチャーム、三菱鉛筆、アサヒ 各決算
  米   1月小売売上高
  米   1月鉱工業生産
  米   1月設備稼働率
  米   1月消費者物価指数
  米   2月NY連銀製造業景況指数
  米   2月NAHB住宅市場指数、
  米   イエレンFRB議長、下院金融委員会で証言
  米   グルーポン、ペプシコ、アプライド・マテリアルズ、シスコシステムズ
    ウィリアムズ・カンパニーズ、CBS、トリップアドバイザー 各決算
  米   国債償還  3年債(300億ドル)
                 10年債(221億ドル)
  米   ボストン連銀総裁、講演
  米   フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米   イスラエルと首脳会談
  仏   クレディ・アグリコル 決算
 2/16
 日本 日宣 新規上場
 日本 トレンド、日本リート 各決算
   米   1月住宅着工件数
   米   新規失業保険申請件数(2/11までの週)
   米   エイボン、マリオット 各決算
   豪   1月雇用統計
  EU  ECB議事録
 2/17
 日本 ブリヂストン、フィスコ 各決算
  米   1月CB景気先行指数
  英   1月小売売上高
  英   1月消費者物価指数
  英   1月生産者物価指数

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/10)

  今日のNY為替市場はドル高が一服していたものの、週後半からの買い戻しの
  流れは維持されている。日本の投資家にとっては、きょうのメインイベントは
  日米首脳会談であっただろう。為替問題に関しては、日米の財務相間で緊密な
  議論をするとしており、麻生副総理兼財務相とフリン副大統領が専門家を交えて
  今後も協議を継続するとしている。

  予想通りの無難な通過ではあったが、首脳の共同会見中にドルは瞬間的に売りが
  強まる場面が見られた。トランプ大統領が記者から、中国の為替操作に関して聞
  かれ、「為替については以前から問題視してきた。為替政策は公表な土俵を作れ
  る」と語ったことに敏感に反応した模様。中国に関しての話であるが、トランプ
  大統領はやはり、為替をかなり問題視している様子はうかがえた。

  今日のドル円は113円台後半まで上昇していたが、NY時間に入ると戻り売りも出
  て、買戻しの流れも一服していた。共同会見中に瞬間的112円台に下落する場面が
  見られたが、米株の最高値更新が続いていることや、米国債利回りもプラス圏を
  維持していたことから、113円台はしっかりと維持されてる。週後半からの上げで、
  ちょうど21日線の付近まで戻しており、来週以降の動きが注目される。

  ユーロドルはNY時間の朝方に1.06ちょうど付近迄下落。前日のトランプ大統領の
  大幅減税を期待させる発言でドルが急速に買い戻されており、ユーロドルも売りが
  加速した。

 その後は下げ渋る動きも見せ、1.06台は維持しているが、今週の下げで21日線も
  下回ってきている状況で、下向きのトレンドに再び戻るか警戒される所ではある。
  1.0640近辺にフィボナッチ38.2%戻しの水準があり、完全にブレイクするよう
 であれば、上記フィボナッチ50%戻しの1.0585水準が意識される。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=355258
 米国債利回り
   2年債         1.190(+0.012)
   10年債         2.407(+0.013)
   30年債         3.005(+0.001)
   期待インフレ率  2.018(+0.013)
                  ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは上昇。この日発表になった米輸入物価が予想を上
 回ったことで序盤は、利回りは上げ幅を拡大した。その後は日米首脳会談に向け
 て利回りは上げ幅を縮小したが、米株が最高値更新を続けてる事もあり、プラス
 圏は維持している。
 2-10年債の利回り格差は122(前日122)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=355257
3.NY株式市場 結果(2/10)

 NY株式10日
   ダウ平均      20269.37(+96.97 +0.48%)
   S&P500      2316.10(+8.23 +0.36%)
   ナスダック      5734.13(+18.95 +0.33%)
   CME日経平均  19370   (大証終比:-10 -0.05%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は最高値更新が続いている。好調な決算が続く中、
 前日のトランプ大統領の「2~3週間のうちに驚く様な(phenomenal)税制改正
 案を出す」との言及を巡って期待感を高めている模様。この日発表の中国の貿易
 統計が予想以上に回復していたこともフォローとなったようだ。

 OPEC諸国の減産が予定通り実施されていることで安心感から商品市場で原油が
 上昇しており、エネルギー関連株が堅調。トランプ大統領の経済政策への期待から
 産業株が引続き上げをリードしている。一方で米国債利回りが伸び悩んだことから
 銀行株はまちまちの動き。

 ダウ採用銘柄では、ナイキやキャタピラー、ボーイング、ジョンソン&ジョンソン
 が上昇。一方、ウォルマート、コカコーラなど生活必需品は軟調。

 ナスダックも高値更新。前日引け後に決算を発表したエヌビディアは下落したものの、
 アマゾンやアルファベットなど他のIT・ハイテク銘柄はしっかり。

 エヌビディアの下落については、前日引け後の決算は予想を上回った。ただ、第1
 四半期の見通しは予想を若干上回っただけとなっている。高性能ゲーム機向けは、
 任天堂の新型ゲーム機「スイッチ」からの恩恵を受けて堅調。また、データセンター
 もグーグルのクラウド向けなど大きく伸びたが、市場が注目してる自動運転分野は
 僅かな伸びに留まっている。同銘柄は様々なカタリストを内包してるとの位置づけ
 で、昨年はS&P500採用銘柄のなかでも、トップのパフォーマンスを見せてる。
 しかし、今回の決算を見た限りでは、しばらくゲーム部門が収益の柱となりそうな
 気配であることが投資家には不満なようだ。

 ツイッターが今日も商いを伴って下落。前日は決算を受けて10%超下落していた
 が、サイトの改革を行っているにもかかわらず、広告収入は依然として低迷している。
 トランプ大統領のツイートで話題を集めているが、新規利用者数は伸び悩んでいる。
 第4四半期の利用者は新たに200万人が加ったが、伸びは過去3四半期で最も小さ
 かった。これを受けアナリストが一斉に投資判断を引き下げている。
 なかには、フェイスブックやスナップチャットとの競争で、今後も売上高を伸ばすのは、
 ますます厳しくなるとの指摘も出ていた。

 ビデオゲームのアクティビジョン・ブリザードが大幅高。決算で売上高が予想を上回っ
 たことが好感されている。10億ドル規模の自社株買い計画も発表されていた。

 粉ミルクのミード・ジョンソンが上昇。英レキット・ベンキーザーが166億ドルで
 買収することで決着した。

 靴メーカーのスケッチャーズUSAが上昇。第4四半期の決算は予想を下回ったものの、
 既存店売上高が予想を上回ったことが好感されている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=355255

4.NY市場 原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/10)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=53.86(+0.86 +1.62%)
 ブレント先物4月限(ICE)
  1バレル=56.70(+1.07 +1.92%)
 ブレント-WTI 2.84 
   
 10日のNY原油は続伸。国際エネルギー機関(IEA)が月報で、1月の石油輸出
 国機構(OPEC)の減産順守が過去最高水準となり、今年の世界需要見通しを上方
 修正したことなどが好感され、上値を切り上げた。
              
 3月限は、夜間取引ではIEA月報発表後に前日高値(53.21ドル)を上抜くと、立会
 い開始後は上げ幅を拡大し、一時、期近ベースで4営業日ぶりに54.13ドルまで上昇。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=355249
 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1236.8( -0.9  -0.07%)
      
 10日のNY金先物相場は小幅続落。時間外取引ではトランプ政権の減税策への
 期待感の高まりからドル高進行や株式相場の上昇などが重しとなっていたが、通常
 取引開始後はドル相場が軟化に転じたことなどから持ち直した。
                       
 最も取組高の多い4月限は、時間外取引では1222.6ドルと4営業日ぶりの水準へ下落
 したが、通常取引開始後は下値を拾われる格好となり、一時、1238.9ドルまで回復。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=355244



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2月第2週 相場展望と予定

2017-02-05 23:58:59 | 相場展望

         
1/30~週の日経平均は、米トランプ政策に振り回される神経質な展開の中、下落
しました。米トランプ大統領による大統領令連発が、政治的混乱に発展する格好と、
相場の変動要因からNY株式市場が雇用統計発表前日20000ドルを下回った。
この流れで日経平均は影響が増幅され、節目19000円を割り込み大引けでした。

結局、日経平均は、週間549円安(↓2.82%)18918円の大引けとなった。

さて、2月第2週(2/6~2/10)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末に発表になった米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が予想を上回る
強い内容でしたが、平均時給の伸びが弱ったことで、週末はドル売り/円高の反応
でした。週明け以降、3月利上げに対して再燃されると、円高是正の動きがあるかも
しれない。

明日から、NY株式市場ダウが3ケタの上昇から2万ドルを回復、東京市場も見直され
19000円台回復してスタートとなりそう。為替が113円台から円高是正の動きとなる
と、先物主導で19000円台維持からリバウンドの芽あります。

また、国内は決算発表の後半戦突入し、予想を上回る決算内容続出となると、需給
状況も好転。円高へのマイナス面の反応は限定的で、逆に円安傾向だと業績押し上げ
相場へ移行する展開に期待したい。

イベントは、週末の日米トップ会談で、トランプリスクへの過度な警戒感も緩和となると、
ジリ高基調と診たい。

そして、業績予想の上方修正が相次ぎ、強弱感が対立しやすい中、で改めて先物主導
買い戻しとなるか注目されます。

日経平均、2月第2週(2/6~2/10)レンジは、18850円~19450円程度を
想定しています。

1.2月第2週(2/6~2/10)主なイベントと予定
 2/6日(月)
 日本 毎月勤労統計
 日本 帝人、王子HD、セガ・サミー、トヨタ、グローリー、ドンキ、GMO 各決算
  米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
   豪  12月小売売上高
   独  1月製造業受注
 2/7
 日本 景気動向指数
 日本 旭化成、JX、日清食、出光興、住友鉱、タカラトミー、テレ朝 各決算
  中国 1月財新サービス業PMI
   豪  中銀政策金利
   独  1月鉱工業生産指数
 2/8
 日本 日銀主な意見(1/30、31分)
  日本 12月国際収支
 日本 鹿島、フマキラー、大成建、DeNA、ダイキン、ソフトバンク、京急 各決算
  米  1月MBA住宅ローン申請指数
 2/9
 日本 中曽日銀副総裁、挨拶
 日本 1月機械受注
 日本 1月都心オフィス空室率
 日本 日揮、大和ハウス、住友不、ミクシィ、マック、Eストア、資生堂 各決算
  米  新規失業保険申請件数(~2/4までの週)
  米  シカゴ自動車ショー(~2/10)
  米  シカゴ連銀総裁、講演
  米  セントルイス連銀総裁、講演
 2/10
 日本 オプションSQ日 
 日本 1月国内企業物価指数
  日米  首脳会談
 日本 戸田建、洋エンジ、マツキヨ、小田急、国際帝石、三井不、ユーグレナ 各決算
 中国 1月貿易統計
  2/11
  米  フィッシャーFRB副議長、講演
 2/12
  独   大統領選出

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/3)

 今日のNY為替市場、序盤はドル売りが優勢になったものの、終盤に
 なって下げを取り戻している。朝方発表された1月の米雇用統計を受
 けてドルは売りが優勢となった。

  非農業部門雇用者数(NFP)はベンチマークである20万人を上回
 る22.7万人となった。完全雇用に接近している中ではかなり強い
 内容だったと言える。しかし、市場は違うところを見ているようで、
  平均時給が予想を下回り、失業率が上昇したことを嫌気している。

  失業率については労働参加率が上昇したことが要因となっており、ネガ
  ティブな雰囲気まではない。

  やはり主因は平均時給であろう。市場ではFRBの利上げが想定され
 ているが、年内の利上げが2回なのか3回なのかに注目している。
  それを見るうえで最大のポイントはインフレ期待の高まりであり、その
  点では雇用者数よりも賃金の動向を注視しているようだ。

  しかし、終盤になってドルは急速に序盤の下げを取り戻した。ブルーム
  バーグTVがウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁のインタビュー
  を伝え、「3月FOMCで利上げの協議があるとし、3月利上げの論拠
  も一部あると見ている」と述べていた。この日発表の米雇用統計で市場
  は、早期利上げの可能性を後退させていた中、同総裁の発言は驚きと
 な ったようだ。

  ドル円は序盤に112円台前半まで下落したが、終盤になって一時113円台
  に戻す場面も見られた。ただ、トランプ政権のドル安志向が鮮明になりつつ
 ある中、ドル円は年初からの下向きの流れが続いている。目先は、このところ
 強いサポートとなってきた112円を割り込むかどうかが注目と なる。
 この水準をブレイクするようであれば、心理的節目の110円を視野に入れる
 ことなりそうだ。100日線も控えている。

 いずれにしろ、来週以降の展開次第だが、ポイントは10日の日米首脳
  会談であろう。米国からの要請で麻生財務相も参加するようで為替問題
  も取り上げられる見通し。公式な声明はこれまで通りの内容が予想され
  るが、会談に向けての要人発言など、首脳会談を取り巻く非公式に伝わ
  るニュースにも注意したい。

 ユーロドルは一時1.08手前まで上昇したものの、1.08台には嫌われている。
  ユーロドルはリバウンドの動きを続けているもののいずれ、下向きの流れ
  に戻ると見ている向きは多い。前日は1.0825付近で押し戻されていたが、
  1.08台に入ると長めの資金の売りも観測されている模様。

 このところ発表になっている指標が、成長の回復やインフレの兆候を示し
  ていることから一部では、ECBの出口戦略への期待も高まっているが、
  出口戦略に舵を切るとしても来年以降で、年内はそれを示唆するに留まる
  との見方も出ていた。         http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=354073

 米国債利回り
   2年債        1.197(-0.008)
   10年債       2.469(-0.005)
   30年債       3.095(+0.008)
    期待インフレ率  2.045(-0.011)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは横ばい。この日の利回りは下に往って来い
 の展開となった。この日発表の1月の米雇用統計で非農業部門雇用者数
 (NFP)は強い内容となったものの、平均時給が予想を下回ったことから、
 早期利上げ期待が後退している。しかし、終盤になってウィリアムズ・サン
 フランシスコ連銀総裁が「3月FOMCで利上げの協議があるとし、3月利上
 げの論拠も一部あると見ている」と述べていた。この日発表の米雇用統計
 で市場は、早期利上げの可能性を後退させていた中、同総裁の発言は驚き
 となったようだ。

 2年債は一時1.17%まで低下後、1.2%に戻す動きとなったほか、10年
 債も2.42%まで低下後、2.5%付近まで一時戻している。

 2-10年債の利回り格差は127(前日127)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=354072

3.NY株式市場 結果(2/3)

 NY株式3日
   ダウ平均       20071.46(+186.55 +0.94%)
   S&P500       2297.42( +16.57 +0.73%)
   ナスダック       5666.77( +30.57 +0.54%)
   CME日経平均先物 19080   (大証比:+140 +0.73%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は2万ドルを回復した。朝方発表になった
 米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が22.7万人と予想を大き
 く上回ったことが好感されている。失業率は労働参加率の上昇もあって悪
 化したほか、平均時給も予想を下回っていたことから、3月の利上げ期待
 が後退していることもサポートしたようだ。

 きょうは金融株が上げを先導。一部報道でトランプ米大統領が、ドッド・
 フランク法を撤回する大統領令に署名する見通しと伝わったことが好感さ
 れている。取引時間中にトランプ大統領は大統領令に署名した。その他、
 IT・ハイテクや消費関連も堅調。

 ダウ採用銘柄では、ビザやゴールドマン、JPモルガンが上昇したほか、
 ファイザー、シェブロンも上昇。一方、メルク、キャタピラーが軟調に推移。

 ビザは前日引け後に決算を発表していたが、2017年9月期の増収率見
 通し(16~18%)を据え置いたことが好感されている。ドル高で業績への
 逆風が強まると見ていた中で、ポジティブな見通しと受け止められたようだ。

 ナスダックも反発。アマゾンが決算を受けて下落したほかは、フェイスブック
 やアルファベットなど主力のIT・ハイテク株は堅調に推移した。

 アムジェンが上昇。株価は一時167ドル台後半まで上昇し、10月以来の
 高値水準に上昇した。第4四半期の決算を発表しており、1株利益、売上
 高とも予想を上回った。また、高脂血症薬「レパーサ」がアテローム性動脈
 硬化症患者の心血管系イベントのリスクを著しく減少させたとの第3フェー
 ズの治験結果を公表した。
 この結果に、この分野でライバルのメディシンズの株価も急伸している。

 百貨店のメーシーズが商いを伴って上昇。カナダのハドソンズ・ベイが
 経営不振に喘ぐメーシーズの買収の可能性について協議を行っていると
 報じられている。           http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=354070

4.NY市場 原油先物3月限/金先物3月限(2/3)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=53.83(+0.29 +0.54%)
 ブレント先物4月限(ICE)
  1バレル=56.81(+0.25 +0.44%)
 ブレント-WTI 2.98 
   
  3日のNY原油は反発。トランプ政権がミサイル実験を強行したイランに
  対する新たな制裁を発動し、両国の緊張が高まったことなどに下支えられた。
              
  3月限は、夜間取引では53ドル台半ば~後半中心に底堅く推移し、立会い
  開始後はレンジを切り上げたものの、前日付けた期近ベースで1月3日
  以来の高値(54.34ドル)に接近したのが精一杯で、序盤すぎ以降は上げ
  止まった。              http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=354062

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1219.4( +1.4  +0.11%)
      
  3日のNY金先物相場は続伸。1月の米雇用統計での非農業部門雇用者数の
  大幅増加も、失業率の上昇や平均時給の伸び鈍化などから早期の利上げ観測が
  強まるまでには至らなかったことや、ドル相場が軟化したことなどに下支えら
  れた。
                       
  最も取組高の多い4月限は、時間外取引から軟調に推移するなか、通常取引
  開始後に1208.3ドルへ下落。しかし、すぐさま押し目を拾われると、一時、
  1223.2ドルまで切り返した。      http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=354057


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2月第1週 相場展望と予定

2017-01-29 23:58:57 | 相場展望

         
1/23~週の日経平均は、週初3ケタの下落で始まり、トランプ新政権発足後の
初期反応は円高・株安でした。週前半は、為替が1ドル112円台へと円高に振れ
日経平均は、一時18800円を下回る場面もありました。後半は、トランプ政権に
よるインフラ投資拡大期待で、NYダウが、初の2万ドルを突破する中、25日の
上昇で下落部分を吸収すると、週末も強含みの展開となりました。

結局、日経平均は、週間329円高(↑1.72%)19467円の大引けとなりました。
さて、2月第1週(1/30~2/3)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日から、国内でも決算発表が本格化、ピークを迎えるが、予想を上回る決算内容
となると、良好な需給状況の中、円高へのマイナス面の反応は限定的で、逆に円安
傾向、1ドル115円台だと、業績押し上げ相場へ移行する事になりそうである。

経済イベントは、日本で日銀金融決定会合や、米でFOMC声明発表があるが、
想定内の結果なら、こう着感があっても、ジリ高基調と診たい。

そして、業績予想の上方修正が相次ぎ、シグナルが好転してきており、中期トレンド
で改めて2万円の大台が意識されてくる可能性が高いと思う。

日経平均、2月第1週(1/30~2/3)レンジは、19250円~19700円程度を
想定しています。

1.1月末から2月第1週(1/30~2/3)主なイベントと予定
 1/30
 日本 日銀金融決定会合(~1/31)
 日本 日立建、持田薬、JSR、JR東日本、ヒロセ電、大和証 各決算
  米   12月中古住宅販売成約指数
  米   12月個人消費/支出
 中国 市場は春節で休場(~2/2まで)
 1/31
 日本 日銀金融決定会合
 日本 黒田日銀総裁、記者会見
  日本 12月有効求人倍率
 日本 12月完全失業率
 日本 12月家計調査
  日本 12月消費者物価指数
  日本 12月鉱工業生産指数
 日本 決算ピーク、東洋水、郵船、JFE HD、グリコ、コマツ 各決算
  米   11月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米   エレクトロニック・アーツ、エクソンモービル、ファイザー
       イーライリリー、マスターカード、スプリント、バレロ・エナジー
         アフラック、ハーレーダビッドソン、コーチ、アンダーアーマ
        ゼロックス、アップル、UPS、AMD、アルトリア 各決算
  米  国債償還 2年債(260億ドル)
                 5年債(356億ドル)
                7年債(325億ドル)
 EU ユーロ圏GDP
  2/1
 日本 武田薬品、日立造、日立、カシオ、愛三工 各決算
  米   1月ADP雇用者数
  米   1月ISM製造業景況指数
  米   FOMC政策金利
  米   FOMC声明発表
  米   メットライフ、シマンテック、フェイスブック 各決算
 中国 1月製造業PMI
 2/2
 日本 新車販売台数
 日本 小野薬品、三菱商、新日鉄住金、花王、マツダ、パナソニック、ソニー 各決算
  米   新規失業保険申請件数(~1/28までの週)
  米   コンファレンスボード米消費者信頼感指数
  米   メルク、フィリップ・モリス、コノコ・フィリップス、
         ラルフローレン、ニューヨーク・タイムズ、アマゾン・ドット・コム
         アムジェン、チポトレ・メキシカン、ビザ、ゴープロ、メットライフ
         シマンテック、フェイスブック 各決算
  独  ドイツ銀行 各決算
  英   中銀政策金利
  英  カーニー英中銀総裁、記者会見
  蘭   INGグループ
 EU ユーロ圏生産者物価指数
 EU ECB経済報告
 2/3
 日本 MCJ、シャープ、ヤフー、ホンダ、伊藤忠、三菱UFJ、 各決算
  米  1月雇用統計
  米  1月ISM非製造業景況指数
 中国 1月財新製造業PMI
 EU EU首脳会議
 2/5
  米  第51回スーパーボウル

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/27)

 今日のNY為替市場、朝方発表になった第4四半期の米GDPが予想を下回り
 ドル円も戻り売りが強まったものの水準は維持した。GDP発表直後に一時114円
 台に下落したものの、直ぐに115円台に戻している。下値では日本の投資家など
 の押し目買いも活発に入っていたようだ。

 きょうは前日からのドル買いが加速しており、ドル円は心理的節目でもある115円
 台を回復してきた。一時115.40付近まで上昇し、21日線を上回る場面も見られ
 ている。きょうは21日線付近で上値を止められたものの、来週以降が注目される
 展開になっている。

 この日発表の第4四半期のGDP速報値は年率換算で前期比1.9%増となり 、
 第3四半期の3.5%から急減速した。米商務省によると2016年通年の実質
 GDPは前年比1.6%増となった。FRBは前回12月FOMCで公表した経済
 見通しでは2016年のGDP予想は1.9%だったが、それを下回っている。

 第3四半期が急成長の反動もあるが、個人消費も振るわず、何より輸出が4.3%
 減と大きく減少したことが響いたようだ。第3四半期に大豆輸出が大幅増となった
 反動もあるが、ドル高も影響したものと見られている。

 一方、ユーロドルはGDP発表後に1.07台に戻す場面も見られたものの、1.07台で
 の売り圧力も強く、上値を追う展開は見られなかった。ただ、下押す動きも限られ、
 1.07ちょうど付近で推移した。
 ユーロ円が123円台まで上昇したこともユーロをサポートした模様。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=352842
 米国債利回り
   2年債            1.216(-0.008)
   10年債           2.483(-0.022)
   30年債           3.060(-0.026)
    期待インフレ率   2.072(-0.004)
                ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは低下。この日発表になったGDPが予想を下回った
 ことから利回りは低下した。この日発表の第4四半期のGDP速報値は年率換算で
 前期比1.9%増となり 、第3四半期の3.5%から急減速した。米商務省によると
 2016年通年の実質GDPは前年比1.6%増となった。FRBは前回12月FOMC
 で公表した経済見通しでは2016年のGDP予想は1.9%だったが、それを下回
 っている。

 米株が利益確定売りに押されたことも手伝って、米10年債利回りは2.5%を下回っ
 ている。政策金利に敏感な2年債も一時1.20%台まで低下。

 2-10年債の利回り格差は127(前日129)に縮小。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=352841
3.NY株式市場結果(1/27)

 NY株式27日 
  ダウ平均     20093.78(-7.13 -0.04%)
  S&P500     2294.69(-1.99 -0.09%)
  ナスダック    5660.78 (+5.61 +0.10%)
  CME日経平均  19495   (大証終比:+35 +0.18%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小反落した。朝方発表になった米GDPが
 予想を下回る内容となったことをきっけに利益確定売りが先行。米国債利回り
 が低下しており、銀行株が軟調だったほいか、エネルギー関連株も圧迫した。

 今週はダウ平均が2万ドルを達成したが、週末ということもあり動きは一服
 しているようだ。トランプ相場が本格的に復活するかどうかは、もう一段の
 材料がほしいところではある。

 ダウ採用銘柄ではシェブロンやウォルマート、ゴールドマンが軟調。コカコーラ、
 ナイキも下落した。一方、決算を受けてマイクロソフトが上昇したほか、キャタ
 ピラーも反発、ジョンソン&ジョンソンも堅調に推移。

 ナスダックは小幅高。前日決算を発表したアルファベットが下げているほか、
 アマゾンやフェイスブックも軟調。一方、決算を受けてマイクロソフトやインテル
 の上昇が指数をサポートした。

 スターバックスが下落。前日引け後に決算を発表しており、既存店売上高が予想
 に届かず見通しも弱かった。成長の勢いが減速している兆候も示唆しているが、
 ネットショッピングが消費不安から、飲食店の料金が米消費者に比較的割高と思
 われていることが背景にあるようだ。

 歯磨き粉など消費財メーカーのコルゲート・パルモリブが商いを伴って下落。
 決算は予想通りだったものの、2017年通期の売上高見通しが1桁台前半の
 伸びを見込んでおり、ネガティブな反応を示している。

 前日にベライゾンとの合併の可能性が報じられたケーブルTVのチャーターは反落。
 前日は合併交渉の可能性で急伸したが、成立する可能性は低いとの見方も出て
 おり、きょうは反落している。ベライゾンは反発。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=352839
4.NY市場、原油先物3月限/金先物2月限 各結果(1/27)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=53.17(-0.61 -1.13%)
 ブレント先物3月限(ICE)(終値)
  1バレル=55.52(-0.72 -1.28%)
 ブレント-WTI 2.35 
  
 27日のNY原油は反落。産油国の高い減産順守も、米供給拡大観測やドル相場の
 上昇などが相殺し、週末前の利益確定を進める動きなどに押された。
             
 3月限は、夜間取引では54.08ドルと期近ベースで3週間ぶりの高値を付けるも後が
 続かず、立会い開始後には一時、52.58ドルまで大きく切り下がった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=352834
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1188.4( -1.4  -0.12%)
     
 27日のNY金先物相場は続落。引き続きトランプ米大統領の政策期待やドル高進行
 などに押されたが、通常取引開始後は昨年第4四半期・米国内総生産(GDP)の
 伸び鈍化や米債利回りの低下などから下げ幅を縮小した。
                      
 最も取組高の多い2月限は、時間外取引では下値を切り下げると、通常取引開始後に
 1179.7ドルと2週間ぶりの水準へ下落。ただし、朝安後は積極的な売りが続かず、
 安値修正へと転じ、前日終値(1189.8ドル)近辺まで持ち直した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=352830


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