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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月第4週 相場展望と予定

2017-01-22 23:56:51 | 相場展望

       
1/16~週の日経平均は、英メイ首相の演説や米トランプ大統領の就任式を控え、
下落した。週前半は、トランプ大統領の演説について警戒感からポジション圧縮する
動きも、週後半は、イエレンFRB議長の発言等を受け、円安傾向に向い、上値の重い
3日続伸で19000台を回復したが、週間陽線に届かなかった。

結局、日経平均は、149円安(↓0.77%)19137円の大引けとなりました。
さて、1月第4週(1/23~1/27)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

トランプ政権の政策は、想定内の内容で、無事にイベントが通過したので、アク抜けと
いった格好に向かわせ、改めてトランプ政権への期待感から物色意欲が強まる事は
週末のNY市場から診れる内容である。

米国だけでなく、国内でも決算発表が本格化するが、予想を上回る決算内容となると
基本的に円安傾向を意識し、業績相場へ移行する事になりそうである。

業績予想の上方修正が相次ぎ、足元でやや低下傾向にある日経平均のEPSを押し
上げることができれば、日本株を再評価する動きに期待したい。

日経平均、1月第4週(1/23~1/27)レンジは、18900円~19400円程度を
想定しています。

1.1月第4週(1/23~/27)主なイベントと予定
 1/23
 日本 11月産業活動指数
 日本 11月全国スーパー売上高
 日本 主要銀行貸出動向アンケート調査
 日本 月例経済報告関係閣僚会議
 日本 日経平均入れ替えリバランスの発生
 日本 安川電機、タカラレーベン 各決算
  米   マクドナルド、ハリバートン、ヤフーインク 各決算
 EU  ユーロ圏財務相会合
 1/24
 日本 参院本会議、衆院本会議
 日本 日本電産、カブドットコム 各決算
  米  12月中古住宅販売件数
  米  12月半導体製造装置BBレシオ
  米   ジョンソン・エンド・ジョンソン、ベライゾン、3M
     デュポン、トラベラーズ、コーニング、D.R.ホートン
      AKスチール 各決算
  米  国債入札 2年債(260億ドル)
  独  1月製造業PMI速報値
  英  最高裁、EU離脱の議会承認めぐり判断
 EU 1月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU 財務相理事会
 1/25
 日本 12月貿易収支
 日本 日立化成、富士通ゼネラル、航空電子 各決算
 日本 気象庁3カ月予報
  米  11月FHFA住宅価格指数
  米  TI、AT&T、ボーイング、クアルコム
    ユナイテッド・テクノロジーズ、フリーポート 各決算
  米  国債入札 5年債(340億ドル)
  豪  第4四半期消費者物価指数
  独  1月Ifo景況感指数
 1/26
 日本 12月企業向物価指数
 日本 エムスリー、ファナック、オリックス 各決算
  米  12月子ファレンスボード景気先行指数
  米  12月新築住宅販売件数
  米  新規失業保険申請件数(~1/21までの週)
  米  アルファベット、コムキャスト、セルジーン、ダウ・ケミカル
    キャタピラー、フォード、インテル、イーベイ、マイクロソフト 各決算
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
  英  第4四半期GDP速報値
 EU ユーロ圏財務相会合
 1/27
 日本 12月消費者物価指数
 日本 シャノン 新規上場
 日本 信越化学工業、日立ハイテク、三井住友FG 各決算
 日本 ミネベアミツミ発足
  米  第4四半期GDP速報値
  米  12月耐久財受注

  米  シェブロン、スターバックス、ハネウェル 各決算
  中国 上海市場は春節祝日で休場(~2/2)
 EU  財務相理事会

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/20)

 今日のNY為替市場は後半になってドル売りが優勢となり、ドル円は
 一時114円台前半に下落している。この日のメインイベントはトランプ
 新大統領の就任式とその演説だった。就任演説は20分足らずの短い
 演説であったが、選挙中の雰囲気と変わらず、この日からアメリカ・
 ファーストを宣言し、アメリカを取り戻すと語り、ポピュリズム、そして、
 保護主義的な色彩を強調した。道路や空港、トンネルを作りアメリカを
 修復するとも語った。

 また、ホワイトハウスはウェブサイトで、トランプ大統領の選挙中の公言
 通りに、TTPからの離脱方針、NAFTAの再交渉をウェブで表明。また、
 所得税について全ての区分で税率を引き下げ計画も改めて表明して
 いる。

 就任演説直後、ドル円は115円ちょうど付近で激しい売買交錯となった
 が、米国債利回りの下げと伴に、次第に売りが優勢となった。この2日間、
 114円台半ばが強いサポートとなっていたが、それをブレイクすると、スト
 ップを巻き込んで一時114円台前半まで下落している。

 一方、ユーロドルは買戻しが強まり、一時1.07台に上昇する場面も見
 られた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=351710
 米国債利回り
   2年債            1.189(-0.033)
   10年債          2.465(-0.009)
   30年債       3.046(+0.000)
    期待インフレ率  2.036(-0.032)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。序盤は利上げ期待など
 から今週の流れを引き継ぎ上昇して始まった。しかし、この日のメイン
 イベントであったトランプ新大統領の就任式での演説を受けてドル安の
 反応が見られたことや、株価も伸び悩む場面が見られたことで、後半に
 なって利回りは上げ幅を失っている。

 米10年債利回りは一時2.5%台を回復していたが、2.46%に低下して
 いる。また、政策金利に敏感な2年債はマイナス圏に下げている。
 2-10年債の利回り格差は128(前日125)に拡大。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=351709
3.NY株式市場結果(1/20)

 NY株式20日
  ダウ平均      19827.25(+94.85 +0.48%)
  S&P500      2271.31( +7.62 +0.34%)
  ナスダック     5555.33(+15.25 +0.27%)
  CME日経平均  19185   (大証終比:+25 +0.13%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は6日ぶりに反発した。この日はトランプ
 新大統領の就任式を向かえ、その就任演説が注目された。20分足らず
 の短い演説であったが、選挙中の雰囲気と変わらず、この日からアメリカ
 ファーストを宣言し、アメリカを取り戻すと語り、ポピュリズム、保護主義的
 な色彩を強調してる。道路や空港、トンネルを作り、壊れたアメリカを修復
 するとも語った。

 また、ホワイトハウスはウェブサイトで、トランプ大統領の選挙中の公言
 通りに、TTPからの離脱方針、NAFTAの再交渉をウェブで表明。
 また、所得税について全ての区分で税率を引き下げ計画も改めて表明して
 いる。市場が期待したインフラや大型減税、規制緩和についての具体策に
 ついては、大統領就任後100日の動きを確認ということになるのであろう。

 ダウ平均は就任演説後、上げ幅を縮小する動きも見られたが、きょうは底
 堅く推移した。メルクやP&Gの上昇がダウ平均をサポートしたようだ。

 ダウ採用銘柄では上記銘柄のほか、決算を受けて下げて始まったIBMも
 上昇に転じた。一方、冴えない決算を発表していたGE、アメックスは下落。

 P&Gは第2四半期の決算を発表しており、1株利益が1.08ドルと予想
 (1.06ドル)を上回った。新製品や高級製品などの売り上げが好調だった。
 高級スキンケアの「SK-Ⅱ」の販売が好調だったほか、口腔ケアの製品
 刷新が寄与した。

 メルクは、肺がん治療薬で競合しているブリストル・マイヤーズが「オプ
 ジーボ」と「ヤーボイ」の併用療法について、肺がんの第一選択薬として
 の承認加速を目指さないと発表した。肺がんの分野でメルクの「キイトル
 ーダ」はがリードとの印象が強まった。ブリストル・マイヤーズは大幅に
 下落した。

 ナスダックもプラスで終了。インテルやブロードコムといった半導体が上昇。
 アップルのサプライ・チェーンである半導体のスカイワークスが第1四半期
 の決算を発表しており、1株利益(調整後)が1.61ドルと予想(1.58ドル)を
 上回ったことや、第2四半期についても予想を上回る見通しを示したことが
 好感されている。 
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=351708

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/20)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=52.42(+1.05 +2.04%)
 ブレント先物3月限(ICE)(終値)
  1バレル=55.49(+1.33 +2.46%)
 ブレント-WTI 3.07 
   
  20日のNY原油は続伸。22日に石油輸出国機構(OPEC)などからなる
 減産順守を監視する委員会の初会合を控え、産油国の減産実施や、受渡
 場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫の減少など、先行きの供給
 過剰の解消期待などに下支えられた。
          
  2月限は納会を迎えるなか、夜間取引終盤に前日高値(51.87ドル)を上
 抜くと、立会い開始後は上げ幅を拡大し、一時、52.90ドルまで切り上が
 った。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=351700
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1204.9( +3.4  +0.28%)
      
  20日のNY金先物相場は反発。トランプ米大統領就任演説は予想された
 もので、先行きの不透明さが残ることや、ドル相場の軟調さなどに下支え
 られた。
     
  最も取組高の多い2月限は、時間外取引終盤に1200ドルを割り込む場面が
 あったが、通常取引開始後は下値拾いの動きなどから持ち直した。ただし、
 時間外取引の高値1208.9ドルを上抜くまでには至らなかった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=351696


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1月第3週 相場展望と予定

2017-01-15 23:56:27 | 相場展望

        
/9~週の日経平均は、3連休明けで、9日NY株式市場が高安まちまちだった
が、為替市場でドル売り/円買い圧力が強まり下落。また週央に、トランプ次期米
大統領のNY記者会見後、期待剥落から12日、円高に振れ約230円下落となる
など、調整の流れが続いた週でした。

結局、日経平均は、167円安(↓0.86%)19287円の大引けとなりました。

さて、1月第3週(1/16~1/20)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日からの週、トランプ次期米大統領の就任式を控えてる事もあり、アッププダウン
を意識しておく必要がありそう。また、日米決算が本格化するなか、米金融株決算
予定されており、メガバンクが底堅さをみせてくる様だと、東京市場の底堅さがより
安心感につながることになりそうです。

日経平均、1月第3週(1/16~1/20)レンジは、19000円~19600円程度
をを想定しています。

1.1月第3週(1/16~1/20)主なイベントと予定
 1/16
 日本 黒田日銀総裁、あいさつ
 日本 11月日銀地域経済報告
 日本 11月機械受注
 日本 11月工作機械受注
 日本 12月国内企業物価指数
 日本 プロパスト、ホギメディカル、東宝 各決算
  米   NY市場は休場(キング牧師生誕記念日の祝日)
  世   IMF世界経済見通し公表
  1/17
 日本 12月訪日外国人客数
 日本 ブロンコビリー 決算
  米   1月NY連銀製造業景況指数
  米   NY連銀総裁、講演
  米   サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米   モルガン・スタンレー、ユナイテッド・ヘルス、コンチネンタル 各決算
  独  11月ZEW景況感指数
  英  12月消費者物価指数
  英  12月生産者物価指数
  英  メイ英首相がEU離脱で重要な演説。
 EU  欧州新車販売台数
   世  世界経済フォーラム年次総会(~1/20、ダボス)
 1/18
 日本 ウエアラブルEXPO(~1/20)
  米   12月消費者物価指数
  米   地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米  12月鉱工業生産指数
  米  イエレンFRB議長、パネル討論会出席
  米  シティG、ゴールドマン・サックス、ネットフリックス 各決算
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
 1/19
 日本 12月首都マンション販売
 日本 安川電機、津田駒、ネクス 各決算
 日本 芥川賞、直木賞 選考会
  米   12月住宅着工件数
  米   新規失業保険申請件数(~1/14までの週)
  米   1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
  米   消費者信頼感指数
  米   イエレンFRB議長、講演
  米   IBM、アメックス 各決算
  豪   12月雇用統計
 EU  ECB政策金利
 EU  ドラギECB総裁、記者会見
 1/20
 日本 通常国会召集
  日本 衆院本会議 安倍首相、演説
  日本 日銀議事録(06年7-12月分)
  日本 12月コンビ二売上高
 日本 ゲンキー、東京製鉄、ジャフコ 各決算
  米   トランプ氏、第45代米大統領に就任
  米   シュルンベルジェ、GE 各決算
  米   フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米  サンフランシスコ連銀総裁、講演
  中国 第4四半期GDP
  中国  12月小売売上高
  中国 12月鉱工業生産
 1/22
  仏  社会党の大統領予備選、第1回投票

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/13)

 今日のNY為替市場でドルは上に往って来いの展開となった。トランプ氏の
 経済政策への期待は一旦棚上げといった雰囲気ではあるが、足元のファン
 ダメンタルズの好調さが、FRBの利上げ期待をサポートしている。朝方発表
 された12月の米小売売上高は予想は下回ったものの、堅調な個人消費を
 反映しており、市場の安心感につながったようだ。

 12月はガソリン価格が上昇していたことや、自動車販売も好調だったこと
 もあって、前月比で0.6%の上昇となった。また、GDPの算出に使用さ
 れる食品、自動車や建材、ガソリンを除いたコアのデータは0.2%の上昇
 となった。こちらはさほど強い印象まではないが、しっかりとプラス圏を維
 持している。

 この結果を受けて為替市場ではドル買いが強まり、ドル円も115円台半ば
 まで上昇した。ただ、午後になってドルは伸び悩む展開となっており、ドル
 円は朝方の水準である114円台に再び値を落としている。

 来週のトランプ氏の大統領就任式まではポジションを動かしたくないようで、
 ドル円も115円台に入るとポジション調整の売りが出るようだ。NY市場は
 3連休を控えていることもあり、積極的にポジションを取る動きにも乏しい。
 まだ、短期筋が中心のといったところで、腰の据わった買いは入ってこない
 ようだ。

 ユーロドルは序盤に1.06を割り込む動きも見られたが、後半になって下げを
 取り戻している。きょうは1.0675近辺まで一時上昇していたが、前日の高値
 は突破できずに伸び悩んでおり、上値への慎重さは変わらない印象だ。

 来週はトランプ氏の大統領就任式が最大のリスクイベントだが、その前の日
 に今年初のECB理事会が予定されている。今月発表になったインフレ指標
 が上昇したことから、ECBの早期出口戦略の可能性を見出す動きもある。

 しかし、来週の理事会ではその気配は見せずに、ドラギ総裁の会見も含めて
 ECBは、方向感を出さずに無難な通過を目指すのではとの指摘も聞かれる。

 ドイツの12月の消費者物価(速報値)は前年比で1.7%に上昇していた
 が、これを受けてドイツの経済界からは利上げを要請する動きも出ている。
 しかし、インフレが上昇したとはいえ、エネルギー価格上昇による輸送コスト
 の上昇が主因で、基調はまだ弱いとする意見もある。インフレ期待の上昇が
 続くかどうかはまだ、判断をつけ難い状況にはある。

 ポンドは上下動。ポンド円は一時140円台に上昇したものの、後半になって
 ドル円が失速したことで、139円台半ばに値を落とす動き。きょうのポンドは
 基本的に方向感はなかったが、上値が重い印象に変わりはない。

 一部報道でメイ首相は、EU離脱の通告を数ヵ月遅らせざるを得ないとの観
 測も出ている。北アイルランド政府の連立が崩壊しそうで、直ちに選挙が実
 施される可能性が高まっている。そうなると数ヵ月間は選挙期間となること
 から、メイ首相は北アイルランドからの承認を得ることができず、EU離脱
 に通告しても違法になる可能性があるためとしている。

 なお、来週火曜日にメイ首相がEU離脱に関するスピーチを行う予定となっ
 ており注目される。また、来週は英消費者物価の発表も予定されており、
 トランプ氏の米大統領就任式を控えて、ポンドも忙しい週となりそうだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=350539
 米国債利回り
   2年債        1.193(+0.020)
   10年債      2.398(+0.035)
   30年債      2.990(+0.030)
    期待インフレ率 2.010(+0.011)
                ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で利回りは上昇。朝方発表された12月の米小売売上高は
 予想は下回ったものの、堅調な個人消費を反映しており、市場の安心感につな
 がったようだ。ミシガン大消費者信頼感指数もセンチメントの強さを示した。
  
  米10年債利回りは一時2.43%まで上昇し、2年債も1.2%を回復している。
 2-10年債の利回り格差は120(前日119)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=350537
3.NY株式市場 結果(1/13)

 NY株式13日
  ダウ平均      19885.73( -5.27 -0.03%)
  S&P500      2274.64( +4.20 +0.18%)
  ナスダック      5574.12(+26.63 +0.48%)
  CME日経平均  19345   (大証終比:+95 +0.49%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は小幅に下落している。朝方発表になった
 米経済指標が底堅い個人消費を示唆したことや、寄り付き前に大手銀3行が
 決算を発表しており、まちまちの内容ではあったが、銀行株は堅調な動きを
 見せたことで、序盤のダウ平均は再び2万ドルを目指す動きも見せていた。

 ただ、今週のトランプ氏の記者会見を通過して、市場のモメンタムは一旦低下
 しており、3連休前ということで後半には調整の動きが優勢となった。

 本格的な展開はトランプ氏の大統領就任以降ということになるのであろう。
 来週以降、決算が本格化してくることから、その動向を見極めたいといった
 雰囲気も強い。

 ダウ採用銘柄ではデュポンやウォルマート、マクドナルドが下落したほか、
 ベライゾン、ユナイテッドテクノロジーズ、コカコーラも軟調。一方、キャタピラ
  ー、ナイキ、ボーイングが堅調に推移した。

 銀行株はJPモルガン、バンカメ、ウェルズファーゴが決算を発表していたが、
  債券トレーディング収入が予想以上に増えている。11月の米大統領選以降
  のトランプ相場で米国債利回りが大きく上昇しており収益に寄与した模様。

 コスト削減や融資先の信用度改善も貢献したようだ。ただ、債券トレーディ
 ング部門以外はそれほどでもない。

 ナスダックは堅調。アップル下落したほかは、フェイスブック、アマゾン、アル
  ファベットなど主力のIT・ハイテク株は総じてしっかり。テスラやネットフリックス
 も強い動きを見せた。 ネットフリックスはアナリストが投資判断を引き上げが
 好感されている。第4四半期決算で、海外の会員数が会社側や市場の予想を
 上回る可能性を指摘している。バリュエーションは高いとしながらも、税効果が
 寄与する可能性も指摘されていた。

 医療機器のデクスコムが25%の急伸。公的医療保険(メディケア)について、
 米政府機関のメディケイドサービスセンター(CMS)が同社の血糖測定機の
 保険適用を承認したことが材料視されている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=350536
4.NY市場 原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/13)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=52.37(-0.64 -1.21%)
 ブレント先物3月限(ICE)(終値)
  1バレル=55.45(-0.56 -1.00%)
 ブレント-WTI 3.08 
   
  13日のNY原油は反落。サウジアラビアなどの割当水準を超える減産なども、
 他の産油国の減産順守への懐疑的な見方が根強いことや、3連休を控えた
 ポジション整理絡みの動きなどに押された。
          
  2月限は、夜間取引から軟調に推移。立会い開始後に53ドルちょうどまで持ち
  直したのが精一杯となると、中盤には52.27ドルまで下押されるなど軟調に推移
  した。                http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=350529

 NY金先物2月限(COMEX)(終値)
  1オンス=1196.2( -3.6  -0.30%)
   
  13日のNY金先物相場は反落。ドル相場の軟調さも、昨年11月と12月の米年末
 商戦が市場予想を上回り、米債利回りが上昇したことなどが重しとなり、前日ま
 での上昇に対する修正となった。
                   
  最も取組高の多い2月限は、時間外取引では序盤以降に持ち直すと、通常取引開
 始後には1201.8ドルへ上昇。しかし、昨年12月の米小売売上高の発表とともに下
 げに転じ、序盤に1187.5ドルまで下落した。その後は、下値を拾われるも戻りは
 限られた。              http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=350527


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1月第2週 相場展望と予定

2017-01-08 23:30:58 | 相場展望

         
1/4~週の日経平均は、年始の期待相場と、上昇しました。NY株式市場や中国の
良好な経済指標、円安が好感される中、大発会は大幅高で昨年来高値を更新。ただ、
3連休の週末に向け、大幅高の反動や米雇用統計を見極める姿勢もあり、小幅続落
しての週末となった。

結局、日経平均は、約340円高(↑1.78%)の19454円の大引けとなりました。

さて、1月第2週(1/9から1/13)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

NY株式市場は、トランプ政権の期待が高まる中、週末の米雇用統計で、非農業部門
雇用者数(NFP)は、予想程増加しなかったものの、前回分が大幅に上方修正され
平均賃金が、前年比でプラス2.9%まで上昇していたことをポジティブに受け止め
ダウは、2万ドルを前に慎重な動きも見せていたが、S&P500と共に高値更新の結果
となりました。

週明け1/10日経平均は、NY株式市場の上昇や為替のドル/円117円台回復を
受けて反発してのスタートになりそうである。

トランプ物色が再燃する中、1/11トランプ次期米大統領の記者会見や1/13
イエレンFRB議長の講演に注目です。

また、国内で小売セクター決算や米国でのJPモルガンなど金融機関の決算が予定
されており、注目です。

週末の米雇用統計が評価され、為替の円高是正が働けば、下値の堅さがある中、
上値追いに期待したい。

日経平均、1月第2週(1/10~1/13)レンジは、19200円~19800円程度
を想定しています。

1.1月第2週(1/9~1/13)主なイベントと予定
 1/9(月)
 日本 東京市場は休場(成人の日祝日)
  米  12月労働市場情勢指数
  米  アルコア、アポロ・エデュケーション 各決算
  米  ボストン連銀総裁、講演
  米  アトランタ連銀総裁、講演
 EU ユーロ11月失業率
 1/10(火)
 日本 12月消費動向調査
 日本 コシダカ、ユ二ー・ファミリーマート 各決算
  米  国債入札 3年債(240億ドル)
 中国 12月消費者物価指数
 中国 12月生産者物価指数 
  豪  11月小売売上高
 1/11(水)
 日本 11月景気動向調査
 日本 ローソン、キューピー、コスモス薬 各決算
 日本 エル二ー二ヨ速報
 日本 JAXA 新型ミ二ロケット打ち上げ
  米  トランプ次期大統領会見
  米  週間石油在庫統計
  米  ザイリンクス、KBホーム 各決算
  米  国債入札 10年債(200億ドル)
  英  11月鉱工業生産
  世  OECD11月景気先行指数  
 1/12(木)
 日本 12月景気ウオッチャー調査
 日本 11月国際収支
 日本 12月末三鬼商事オフィス空室率
 日本 セブン&アイ、ファーストリテ 各決算
  米  新規失業保険申請件数(~1/7日までの週)
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米  国債入札 30年債(120億ドル)
 1/13(金)
 日本 オプションSQ
 日本 パソナ、リンガーハット、OSG 各決算
 日本 任天堂 次世代ゲーム機「Switchi」お披露目
 日本 歌会始めの儀
  米  12月小売売上高
  米  12月生産者物価指数
  米  1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
  米  イエレンFRB議長、タウンホールミーティング参加
  米  JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、バンカメ 各決算
  米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
 1/14(金)、15(土)
 日本 大学入試センターテスト

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/6)

 今日のNY為替市場はドル買いが優勢となった。朝方発表になった米雇用統計で
 非農業部門雇用者数(NFP)は予想程は増加しなかったものの、ネガティブは
 反応は見せずにドルは買戻しが強まっている。前回分が大幅に上方修正された
 事や平均賃金が前年 比でプラス2.9%まで上昇していたことがサポートした
 ものと思われる。

 NFP自体は15.6万人増とベンチマークとなっている20万人を下回ったもの
 の、失業率が4.7%と、ほぼ完全雇用の状態を考慮すれば、妥当な水準であろう。

 今日の米雇用統計を受けて、複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、
 いずれも年内3回の利上げが適切との見方を示し、タカ派姿勢を強調していた。
 特にエバンス・シカゴ連銀総裁は財政政策が潜在成長を押し上げる可能性を指摘。
 これまで どちらかと言えばハト派色の強い総裁ではあった。年内3回の利上げに
 ついては「信じ難いとは言えない」と述べていた。

 また、米株が堅調でダウ平均が2万ドル寸前まで上昇していたこともフォローとな
 ったようだ。

 ドル円は117円台を回復。116円台後半に来ている21日線を回復しており、前日
 下げを相殺している。来週以降、120円を再び目指すか注目の展開となっている。

 ユーロドルは1.05台前半に下落。ただ、1.05台は維持し、対円や対ポンドでユーロ
 は上昇するなど底堅さも見られている。ユーロ円は123円台を回復。

 今週に入ってユーロの見方に若干変化が出てきてる様だ。今年の政治的なイベント
 リスクから、今年のユーロに対して下を見ている向き多いが、今週発表になった、
 ユーロ圏の消費者物価指数を受けてECBの早期出口戦略への期待が高まってきて
 いる。また、ECBの資産購入プログラムによる欧州債市場へ弊害を指摘する向きも
 少なくない。

 今週の消費者物価の上昇はあくまで、エネルギー価格の上昇に起因する所が大きい
 が、しばらく続くようであれば、ECBも出口戦略を検討せざるを得ないであろう。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349503
 米国債利回り
  2年債         1.210(+0.048)
  10年債        2.419(+0.075)
  30年債        3.007(+0.063)
  期待インフレ率   1.986(+0.014)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは上昇。朝方発表になった米雇用統計で非農業部門
 雇用者数(NFP)は予想ほどは増加しなかったものの、ネガティブは反応は見
 せずに利回りは上昇した。前回分が大幅に上方修正された事や、平均賃金が前年
 比でプラス2.9%まで上昇していたことがサポートしたものと思われる。

 NFP自体は15.6万人増とベンチマークとなっている20万人を下回ったも
 のの、失業率が4.7%と、ほぼ完全雇用の状態を考慮すれば、妥当な水準では
 あろう。

 今日の米雇用統計を受けて、複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、
 いずれも年内3回の利上げが適切との見方を示し、タカ派姿勢を強調していた。

 米10年債利回りは2.42%まで一時上昇、2年債も1.2%台を回復している。
 2-10年債の利回り格差は121(前日118)まで戻した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349502
3.NY株式市場 結果(1/6)

 NY株式6日
  ダウ平均     19963.80(+64.51 +0.32%)
  S&P500     2276.98( +7.98 +0.35%)
  ナスダック      5521.06(+33.12 +0.60%)
  CME日経平均  19650(大証終比:+250 +1.28%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は1万9999ドルまで一時上昇し2万ドル寸前
 まで上昇した。朝方発表になった米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)の
 伸びは予想を下回ったものの、前回分が大幅に上方修正されたことや、平均賃金
 の伸びが高かったことから市場はポジティブな反応を示している。

 ただ、ダウ平均は2万ドルを前に慎重な動きも見せていたが、IT・ハイテク株
 などの買いが次第に強まり、原油も堅調な動きを示したことからダウ平均は大台
 に迫っている。終値ベースでダウ平均のほかにS&P500も最高値を更新した。

 来週から第4四半期決算発表が始まる。トランプ氏の経済政策のほかに、好調な
 決算を期待した買いも入っていたのかもしれない。

 ダウ採用銘柄でディズニーやゴールドマン、ナイキが上昇しているほか、アップル、
 ビザ、マイクロソフトも堅調。一方、ベライゾン、ウォルマートが下げているほか、
 シェブロン、エクソンモービルも軟調。

 ナスダックも続伸。序盤は下げて始まったものの、売りが一巡すると買戻しが
 強まった。アマゾンやアップル、フェイスブックなど主力のIT・ハイテク株が堅調。
 また、アムジェンが上昇し指数をサポート。仏サノフィとのコレステロール薬の
 特許訴訟に勝利し、米裁判所はサノフィのコレステロール薬「プラルエント」に
 販売差し止めを命じた。

 AT&Tが下落。きょうは配当落ち日にあたり、寄り付きから下落したが、それの
 影響を差し引いても軟調な展開となっている。前日はトランプ氏がAT&Tによる
 タイムワーナーの買収に反対しているとのニュースが伝わっていたが、市場の
 一部では米通信委員会(FCC)が今回の買収を全面的に精査するのではとの
 懸念が高まっているようだ。米司法省の場合は、反トラスト法だけだが、FCCの
 場合は反トラスト法以外にも様々ある。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349500

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/6)

 NY原油先物2月限(WTI)(終値)
  1バレル=53.99(+0.23 +0.43%)
 ブレント先物3月限(ICE)(終値)
  1バレル=57.10(+0.21 +0.37%)
 ブレント-WTI 3.11 
  
 6日のNY原油は続伸。特に目新しい支援材料は見当たらず、序盤にマイナスサイド
 へと下落する場面があったが、引き続き産油国の減産開始による供給過剰の解消
 期待などに下支えられ、その後は底堅く推移した。
         
 2月限は、夜間取引終盤に前日高値を上抜くと、立会い開始直後に54.32ドルまで
 上昇も買いが続かず、下げに転じると、一時、53.32ドルまで下押された。ただし、
 中盤以降は下値を拾われ、プラスサイドを回復した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349493
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1173.4( -7.9  -0.67%)
  
 6日のNY金先物相場は反落。昨年12月の米非農業部門雇用者数は予想を下回る
 も、雇用拡大基調が続いていることや前月の数字が大きく上方修正されたことなどが
 重しとなるなか、ドル相場の反発や米債利回りの上昇なども一因となり、前日までの
 上昇の流れから転じた。
                  
 最も取組高の多い2月限は、米雇用統計発表直後に1183.8ドルへ上昇したのが精
 一杯で、その後は戻りを売られる展開となり、一時、1171.1ドルまで下落した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349489


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1月第1週 相場展望と予定

2017-01-03 23:46:14 | 相場展望

          
12/26~週の日経平均は、クリスマス休暇明けから年末最終日にかけての
取引でした。月曜日は英国や欧州全般にクリスマス関連の祝日、火曜日も英
の旧英連邦諸国などが休場となりました。

NY株式市場は、トランプ相場再開への期待もあり、ナスが最高値を更新した
ものの、ダウは20000円の節目を抜け切れず反落しました。

そんな中、為替が薄商いと共に、ドル買い動きは一服してドル/円116円台
と大納会にかけ円高が株式の足を引っ張り、年末高を失望感に変え、下落。

結局、日経平均は、313円安の19114円の16年度大引けとなりました。

さて、1月第1週(1/1から1/6)の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

トランプ物色が再燃するか、注目されます。大納会は19000円を下回る場面
もみられたが、19100円台終了と年間で5年連続で上昇と、1月20000円
乗せも視野に入ります。

週末の米雇用統計も底堅い着地が想定される中、為替の円高是正が働けば、
下値の堅さに期待したいところ。

日経平均、1月第1週(1/4~1/6)レンジは、19000円~19500円程度
を想定しています。

1.1月第1週(1/1~1/6)主なイベントと予定
 1/1
 世   元旦
 中国 12月製造業PMI
 1/2
  米    株式・債券市場休場
 中国 12月財新製造業PMI
        上海株式市場休場
  英   休場
 1/3
  米  12月ISM製造業景況指数
  米  第115議会第1会期開会
 1/4
 日本 東京証券取引所大発会
  米    FOMC議事録(12/13、14日分)
 中国 12月財新サービス業PMI
 1/5
  米  12月ADP雇用者数
  米  12月ISM非製造業景況指数
  米  新規失業保険申請件数(~12/31までの週)
 米  ラスベガスで世界最大規模の家電見本市(1/5~1/8)
 米  ウォルグリーン、モンサント 各決算
 1/6
 米  12月雇用統計
  米  上下両院合同会議、正式に大統領選出
 米  シカゴ連銀総裁、講演
 米  リッチモンド連銀総裁、講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/31)

 今日のNY為替市場は年末で全体的に薄商いの中、短期筋の投機的動きやポジ
  ション調整が中心となった。前日は日本時間1時のロンドンフィキシングにかけて
  ドル売りが強まっていたが、きょうも動きがあるか注目された。

 ただ、フィキシングにかけて緩やかにドル売りが優勢になったものの、フィキシング
 を通過するとドルは買戻しも見られ、前日のような動きまでは見られなかった。
 年末のポジション調整も大方終了していたようで、波乱なく通過といったところ。

 来年発足するトランプ政権の経済対策やFRBの早い利上げペースへの期待で為替
 市場はドル高が強まっているが、年末になって少しポジションの見直しもあるのかも
 しれない。まだ、トランプ氏の経済政策は具体的には何も見えていない。

 ドル円は概ね116円台後半での推移が続いた。フィキシング直前に116.40円近辺
  まで瞬間的に下落する場面があったものの一時的な動きに留まっている。117円台
  は上値が重かったが、116円台半ばを割り込むと押し目買い意欲も強まるようだ。

 ユーロドルは1.05台で推移。東京時間の朝方に急速に上昇、心理的節目の1.05を
  一気に突破した。ストップを巻き込んで1.06台半ばまで瞬間的に上昇している。特段
 ユーロ買いの材料はなく、薄い板の中でまとまったオーダーが入ったものと思われる。
 その後は伸び悩む動きを見せているものの、NY時間にかけて1.05台はしっかりと、
 維持している。 

 今日は朝方、12月のシカゴPMIが発表されていた。結果は54.6と予想(57)を下
 回っている。トランプ氏の経済政策への期待で株式市場は大きく上昇し、前月は
 企業のセンチメントも大幅に改善していた。今回もその流れが続くことが期待されたが、
 予想ほどではなかった格好となっている。前月好調だった受注が鈍化した他、生産も
 低下している。ただ、景気判断の分岐点である50を上回る水準が7ヵ月続いており、
 ネガティブな雰囲気まではない。    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348636

 米国債利回り
   2年債         1.188(-0.024)
   10年債       2.444(-0.031)
   30年債       3.065(-0.014)
    期待インフレ率  1.971(+0.009)
                  ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で利回りは低下。年末に向けての利益確定が優勢となって利回りは
 下げ幅を拡大した。この日発表になったシカゴPMIが予想を下回ったこともきっかけ
 となっている。米株が下落したことや、原油も軟調に推移したことも利益確定の動きを
 誘発した。

  10年債は一時2.43%まで低下し、2年債も1.18%まで低下している。
  2-10年債の利回り格差は126(前日126)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348635

3.NY株式市場 結果(12/31)

 NY株式30日
   ダウ平均     19762.60(-57.18 -0.29%)
   S&P500      2238.83(-10.43 -0.46%) 
   ナスダック       5383.12(-48.97 -0.90%)
   CME日経平均  19105     (大証終比:+5 +0.03%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は続落した。本日は年内最後の取引で、明日から
  年末年始の3連休も控えており模様眺めの雰囲気が強い中、利益確定売りが強ま
  っている。銀行株は堅調に推移しているものの、IT・ハイテク株がほぼ全滅しており
  相場全体を圧迫した。

 今週に入って出来高は通常の6割程度に抑えられており、きょうも商いは薄いようだ。
 ダウ平均は2万ドルまであと数十ドルに迫っていたが、来年以降のお楽しみとなった。
  
  ダウ採用銘柄ではインテル、マイクロソフト、アップル、シスコといったハイテク株が
  揃って下落しているほか、デュポンやベライゾンも軟調。一方、ゴールドマン、JP
  モルガンが上昇 している。

 アップルは2017年第1四半期にアイフォーンの生産を前年比で10%程度削減する
  と伝わっていた。日本経済新聞がアップルのサプライヤーなどへの聞き取り調査を
  基に集計したとしている。アイフォーン7や7プラスの販売が予想以上に低迷している
  という。

  ナスダックは一時1%超下げ幅を拡大する場面も見られていた。IT・ハイテク株のみ
  ならず、バイオ株も軟調。エヌビディア、AMDも下落したほか、アマゾンやアルファベ
  ット、フェイスブックといった主力株は揃って下落。  http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348634

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(12/31)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=53.72(-0.05 -0.09%)
 ブレント先物3月限(ICE)
  1バレル=56.82(-0.03 -0.05%)
 ブレント-WTI 3.10 
   
  30日のNY原油は期近が続落。産油国の減産実施による先行きの供給過剰の解消
  期待やドル安等も、目新しい支援材料は見当たらず、今年最終取引日を迎えたポジ
 ション整理の動きなどに押された。
          
  2月限は、夜間取引では54.09ドルへ強含むのが精一杯で、立会い開始後には3営業
 日ぶりに53.41ドルまで下落。朝安後は下げ止まるも、狭いレンジ内で戻りの限られる
 展開が続いた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348626
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1151.7( -6.4  -0.55%)
   
  30日のNY金先物相場は反落。ドル相場の下落や米債利回りの低下などに対する
 市場の反応は鈍く、今年最終取引日を迎えたポジション整理の動きや、来年の米利
 上げペースの加速観測などが重しとなり、戻り売りへと転じた。
                   
  最も取組高の多い2月限は、時間外取引序盤に1164.3ドルと14日高値(1168.0ドル)
 に接近したのが精一杯で、その後はじりじりと下値を切り下げると、通常取引開始後は
 一時、1151.2ドルまで下押された。        http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348623

 ◎オマケ
 ----- 2017年度 主な予定 -----  
 1月
 通常国会召集
 東京証券取引所 大発会
 総務省「うるう秒」挿入
 大相撲 初場所初日
 中国春節
 英最高裁EU離脱の議会承認めぐる判断
 第45代米大統領就任式
 米国大統領一般教書演説
 ユーロ圏財務相会合
 IMF世界経済見通し
 世界経済フォーラム年次総会
  2月
 東京マラソン2017
 プレミアムフライデー実施
 イエレンFRB議長 半期に一度の議会証言
 EU首脳会議、ユーロ圏財務相会合
 第51回スーパーボウル
 アトランタ連銀のロックハート総裁退任
  3月
 大相撲 春場所初日
 任天堂 新型ゲーム機「スイッチ」発売
 中国全国人民代表大会開催
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見
 オランダ総選挙
 EU首脳会議、EU財務相理事会、ユーロ圏財務相会合
 G20財務相・中央銀行総裁会議
 香港 行政長官選挙
 第4回WBC開幕
 欧州、米国 夏時間開始
 4月
 日銀短観(第1四半期)
 朴槿恵韓国大統領 辞任同意時期
 ユーロ圏財務相会合
 フランス大統領選挙第1回投票
 IMF世銀の春季総会
 米大リーグ開幕
  5月
 大相撲 夏場所初日
 フランス大統領選挙決選投票
 G7サミット
 G20ビジネスサミット
 G7財務相・中央銀行総裁会議
 EU財務相理事会、ユーロ圏財務相会合
 アジア開発銀行 第50回年次総会(10年ぶり日本開催)
 イラン大統領選挙
 OPEC総会
  6月
 通常国会会期末
 フランス国民議会選挙第1回投票、第2回投票
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見
 EU首脳会議、ユーロ圏財務相会合
  7月
 日銀短観(第2四半期)
 日銀審議委員の佐藤氏、木内氏が任期満了
 G20サミット
 イエレンFRB議長 半期に一度の議会証言
 エストニアがEU議長国就任(英国辞退)
  8月
ドイツ連邦議会選挙
ジャクソンホール年次シンポジウム
  9月
 大相撲 秋場所初日
 第72回国連総会
 5年に1度の中国共産党大会開幕
 BRICS首脳会議
 第72回国連総会
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見
  10月
 日銀短観(第3四半期)
 中国国慶節
 EU首脳会議
 IMF世銀年次総会
 欧州 夏時間終了
  11月
 大相撲 九州場所初日
 中国「独身の日」セール
 米国 夏時間終了
  12月
 東京証券取引所 大納会
 日銀短観(第4四半期)
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見


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12月最終週 相場展望と予定

2016-12-25 23:55:27 | 相場展望

           
12/19~週の日経平均は、週末3連休を控える中、底堅い印象でした。
NY株式市場ダウが、週間で100ドル弱上昇して、2万ドルの大台まで
カウントダウン商状。良好な経済指標に支えられ、17年度の金利見通し
3回利上げもわかります。アップダウンあっても、まだ円安の余地があり
そうで、東京株式市場を底堅くしています。

結局、日経平均は、週間で26円上昇(↑0.14%)19427円の大引けでした。

12月最終週(12/26~12/30)主なイベントと予定は下記1.の通りです。

週明けは、週末NY株式市場が小幅高で終わった事や、クリスマス明けとなり、
商いが増える事が想定され、大納会に向け上昇期待も出てきます。

長期金利や原油価格の上昇によるインフレ期待がある限り、下値の堅さが意識
される中、年末の「掉尾の一振」期待感あります。

これから主力株はほどほどに、中・小型株の出遅れ株に、新興市場と合わせて
見直し買いが進む想定をしています。

日経平均、12月最終週(12/26~12/30)レンジは、19250円~19750円
程度を想定しています。

1.12月最終週(12/26~12/31)主なイベントと予定
 12/26
 日本 11月企業向けサービス価格指数
 日本 安倍首相、ハワイ訪問
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 日銀議事録(10/31、11/1分)
 日本 ハイデイ日高、しまむら 各決算
  米  株式・債券市場は休場
  英  休場
  独  休場  
  仏  休場  
 12/27
  日本 年内受け渡し最終取引日
  日本 11月有効求人倍率
 日本 11月完全失業率
 日本 11月家計調査
  日本 11月消費者物価指数
 日本 新規上場 TBCSCAT 船場
 日本 Jフロント、高島屋、三益 各決算
 日米 首脳会談
  米  10月S&Pケースシラー住宅価格
  米  12月コファレンスポード消費者信頼感指数
  米  国債入札 2年債(260億ドル)
  加  休場
 香港 休場  
  豪  休場
  英  休場 
 12/28
 日本 11月鉱工業生産
 日本 夢の街創造委員会、キャリアリンク 各決算
  米  11月中古住宅販売成約指数
  米  週間石油在庫
  米  国債入札 5年債(340億ドル)
 12/29
 日本 日銀主な意見(12/19、20分)
 日本 アダストリア、一六堂 各決算
  米  新規失業保険申請件数(~12/24までの週)
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
 12/30
 日本 東京証券取引所、大納会
 日本 シぺール、きょくとう 各決算
  米  債券市場は短縮取引
  英  株式市場は短縮取引
 EU 日本 大晦日
 12/31
 日本 大晦日
  米  国債償還 2年債(259億ドル)
                5年債(361億ドル)
                7年債(329億ドル)
 1/1
 世界 元旦
 中国 12月製造業PMI)

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/23)

 今日のNY為替市場は緩やかなドル売りが続いている。明日からクリスマス休暇と
 いうこともありプレイヤーも少ない。薄商いの中、短期筋のポジション調整が中心
 となっていたようだ。この日発表された米経済指標は強い内容となったものの反応
 は薄い。

 11月の米新築住宅販売件数が発表されており、年率換算で59.2万件と予想を
 上回った。今年7月以来の高水準。今週発表になっていた米中古住宅販売件数も
 好調な内容となっており、米住宅市場の堅調さを裏付けている。ただ、米住宅市場
 の堅調さが当たり前になっている面もあり、このところは為替市場も敏感に反応しな
 いことも多い。

 ドル円も117円台前半に値を落としたが、下押す動きまでは見られず117円台は
 維持されている。再度上値を試しそうな雰囲気は強く、クリスマス明けに120円を
 試しに行くか注目される。

 ユーロは下げ一服の流れが続いているものの、依然として上値は重い。ユーロドル
 は強含む場面もあり1.0470近辺まで上昇する場面も見られたが、1.05を試す気配
 まではなく伸び悩んでいる。

 ユーロに関しては来年以降の政治リスクへの不透明感から下向きの流れが続くと見
 ている向きが多い。ユーロはパリティ(1.00)を割り込むとの見方は根強い。

 その政治リスクの一つにドイツ総選挙がある。予定では来年の後半であることから、
 しばらく時間はあるものの、移民問題でメルケル政権への支持が低下している中、
 今回発生したトラック突入テロも支持率に影響しているようだ。

 12月21日から23日に実施された世論調査によると、EU離脱や反移民を掲げ
 ている右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が支持率を2.5ポイント増やし
 15.5%に上昇した。一方、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟は1.5
 ポイント減らして31.5%と今月最低。また、連立パートナーの社会民主同盟も
 1ポイント減らして20.5%となっている。

 まだ、リードはしているものの、次第にその差は縮まってきているようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=347615
 米国債利回り(NY時間14:34)
  2年債         1.202(+0.009)
  10年債        2.537(-0.014)
  30年債        3.114(-0.013)
  期待インフレ率   1.995(+0.015)
              ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは小幅に低下。明日からクリスマス休暇と
 いうこともありプレイヤーも少ない。薄商いの中、短期筋のポジション調整が中心
 となっていたようだ。この日発表された米経済指標は強い内容となったものの反応
 は薄い。

 10年債は2.52%台まで一時低下した一方、2年債は上昇し、1.2%台を回復している。
 なお、この日は午後2時までの短縮取引。

 2-10年債の利回り格差は+135(前日+136)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=347614
3.NY株式市場 結果(12/23)

 NY株式23日
  ダウ平均     19933.81(+14.93 +0.07%)
  S&P500     2263.79( +2.83 +0.12%)
  ナスダック     5462.69(+15.27 +0.28%)
  CME日経平均  19450   (大証比:+90 +0.46%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小反発している。クリスマス休暇前で市場は動意
 薄の状況。トランプ・ラリーも一服しており、利益確定売りが散発的に出ている状況。
 ただ、クリスマス明けの上値追いへの期待感もあるのか、引けにかけて買いが強まり、
 ダウ平均は小反発して引けている。今週のダウ平均は2万ドルにあと10ドル余り迄
 迫ったが、達成はお預けとなっておりクリスマス明けに持ち越しされている。

 銀行株が上昇したほか、産業株も堅調。一方、石油関連株は軟調な動きが目立つ。
 前日下落していた小売株は反発して始まったものの、その後はマイナス圏に値を落
 とす銘柄もあり上値は重い。

 ダウ採用銘柄ではユナイテッド・ヘルスやP&G、ジョンソン&ジョンソンといった
 ヘルスケアが堅調だった一方で、マイクロソフトやナイキが下落している。

 ナスダックも反発。アマゾンやフェイスブック、アルファベットは下落したものの、
 エヌビディアやテスラが堅調。

 ディスカウントストアのフレッズが上昇。投資会社のオールデン・キャピタルが持ち株
 比率を約25%にしたことがSECへの5%ルールの報告で明らかになった。
 フレッズは今週、同業のライト・エイドの865店舗および一部資産を買収することが
 伝わった後、80%超急伸している。オールデンが買い付けた模様。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=347611

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(12/23)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=53.02(+0.07 +0.13%)
 ブレント先物2月限(ICE)(終値)
  1バレル=55.16(+0.11 +0.20%)
 ブレント-WTI 2.14 
  
 23日のNY原油は続伸。クリスマス休暇入りを前にした短縮取引となり、ポジション
 絡みの動きが中心となるなか、引き続き米原油在庫の予想外の増加やリビアの供給増加
 などが重しとなるも、先行きの供給過剰の解消期待などを背景にした下値拾いの動きなど
 に支えられた。
         
 2月限は、夜間取引終了近くに52.26ドルへ下押されるも、立会い開始後は一変。中盤に
 戻りが一服するも、引けにかけては再び切り上がると、一時、53.12ドルまで上昇した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=347604
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1133.6( +2.9  +0.26%)
  
 23日のNY金先物相場は反発。クリスマス休暇入りを控え、短縮取引となるなか、米債
 利回りの低下などを背景にした安値修正や下値拾いの動きなどに支えられた。
                  
 最も取組高の多い2月限は、時間外取引から底堅く推移すると、通常取引開始後は上値を
 切り上げ、一時、1137.3ドルまで上昇した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=347599


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12月第4週 相場展望と予定

2016-12-18 23:52:23 | 相場展望

        
12/12~週の相場状況は、NY株式市場が堅調に推移する中、14日
FOMC結果に注目が集りました。イエレン議長の記者会見で、12月は
想定通り0.25%の利上げを発表。また、17年度の金利見通し3回利
上げへと上方修正されました。この結果、為替がドル/円で118円台迄
円安が進み、東京市場の追い風となりました。

日経平均は9連騰と、年初来高値を更新しています。
結局、日経平均は、週間で404円上昇(↑2.13%)19404円の大引け。

12月第4週(12/19~12/23)主なイベントと予定は下記1.の通り。

週明けは、週末NY株式市場が小幅安で終わった事やクリスマス週突入で、
商い細ることが想定され、4日取引のため上昇の勢い一服も想定されます。

それでも、長期金利や原油価格の上昇によるインフレ期待が穏やかにある
と売り崩すより、下値の堅さが意識されます。

また、これまで主力株が大きく上げ、中・小型株に出遅れ感あるため、日替
わり新規上場とあわせ、新興市場の見直し買いが進むことも・・・。

12/22にかけて出来高が細る中でも、堅調な相場展開を想定しています。

日経平均、12月第4週(12/19~12/22)レンジは、19150円~
19600円程度を想定しています。

1.12月第4週(12/19~12/23)主なイベントと予定
 12/19
 日本 日銀金融決定会合(~12/20)
 日本 11月貿易収支
 日本 新規上場 モーゲージサービス、船場
 日本 ツルハ 決算
  米  イエレンFRB議長、講演
 中国 11月70都市住宅価格
  独  12月Ifo景況感指数
 12/20
 日本 日銀金融決定会合結果、
 日本 黒田日銀総裁会見
 日本 新規上場 リネット
 日本 SJI、アークランドサカモト 各決算
  米  カーニバル、フェデックス、ナイキ 各決算
 EU ユーロ10月経常収支
 12/21
 日本 11月訪日外国人客数
 日本 新規上場 グレイス、イノぺーション、セグエ
 日本 オプトエレク 決算
 日本 JXと東然 経営統合株主総会 
 日本 気象庁3カ月予測
  米  11月中古住宅販売件数
  米  ぺイチェックス、マイクロン・テクノロジー 各決算
 EU ユーロ11月消費者指数
 12/22
 日本 2017年度予算 閣議決定
 日本 新規上場 エイトレッド、フォーライフ
 日本 二トリ、あさひ 各決算
  米  第3四半期GDP確報値
  米  11月耐久財受注
  米  11月個人消費/支出
  米  新規失業保険申請件数(~12/17までの週)
  米  11月コンファレンスボード景気先行指数
 EU ECB経済報告
 12/23
 日本 休場(天皇誕生日祝日)
  米  11月新築住宅販売
  米  債券市場短縮取引
  英  株式市場短縮取引

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/16)

 今日のNY為替市場はドル売りの動きが優勢となった。日本時間1時ロンドン
 フィキシングを通過したあたりから突如売りが強まっている。実需と短期筋の
 売買が混ざった動きと見られるが、市場はFOMCを通過して一服感も出て
 おり、きょうは薄商いとなっている。そのような中、中国海軍が米小型無人
 潜水機(ドローン)を南シナ海の公海上で摂取したと伝わり、米中間の緊張の
 高まりを警戒して、一気にポジション調整が出たものと見られる。米国債利回
 りも急速に下げに転じ、米株も下げに転じていた。

 一部報道によると、摂取された小型無人潜水機は(ドローン)は2機のうちの
 1機で、中国海軍が米国人のクルーの目の前で摂取していったと伝えている。
 米当局者の話によると、ドローンはあくまで海洋情報を調査するための学術的
 なものだとしている。いずれにしろ、今回はこじれる話では無さそうだが、今後
 も米中の軍事的対立は市場のリスク要因の一つになりそうだ。

 序盤のドル円は118円台での推移が続いていたが、フィキシング後、一気売りが
 強まり一時117.45近辺まで急速に下落した。ただ、後半になると118円近辺まで
 戻している。ラッカー・リッチモンド連銀総裁が「来年の利上げは3回以上必要に
 なる」と述べていたこともサポートしたのかもしれない。タカ派な同総裁らしい
 コメントではある。
 きょうは一服したものの、上向きの流れに変化はなく、年末にかけて、120円を
 目指しそうな気配は十分に残っている。

 ユーロドルは買戻しも見られ1.0460近辺まで戻している。前日は1.03台に下落し、
 約14年ぶりの水準まで下落。強いサポートとなっていた1.05をブレイクして見切
 売りも出たようだ。

 来年の政治リスクを考慮すればユーロ自体も買いづらく、いずれパリティ(1.00)
 までの下落を見ているショート勢も多い。しかし、ユーロショートのリスクが全く
 無いわけではない。商品市場で原油の買戻しが優勢となっていることから、それが
 いずれ、ユーロ圏の消費者物価を押し上げ始めると見られている。その場合、来年
 の早い段階でECBが引締めのシグナルを送り始める可能性が無いわけではない。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=346567
 米国債利回り
  2年債         1.257(-0.017)
  10年債        2.597(+0.001)
  30年債        3.180(+0.018)
  期待インフレ率   1.889(-0.030)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは横ばい。週末ということもありFOMCを
 受けた利回りの急伸は一服している。中国海軍が米小型無人潜水機(ドローン)を
 南シナ海の公海上で摂取したと伝わり、米中間の緊張の高まりを警戒して米国債
 利回りも急速に下げに転じる場面も見られた。

 10年債は2.55%まで一時低下。2年債も1.22%まで低下している。

 2-10年債の利回り格差は+134(前日+134)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=346566
3.NY株式市場 結果(12/16)

 NY株式16日
  ダウ平均     19843.41( -8.83 -0.04%)
  S&P500     2258.06( -3.97 -0.18%)
  ナスダック      5437.16(-19.69 -0.36%)
  CME日経平均 19375    (大証終比:-5 -0.03%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は上げ一服となっている。FOMC通過後も
 トランプ相場のモメンタムは衰えず、序盤は買いが先行して始まった。ダウ
 平均も2万ドル目指す動きも見られてたが、昼前に中国海軍が米小型無人
 潜水機(ドローン)を南シナ海の公海上で摂取したと伝わり、米中間の緊張
 の高まりを警戒して売りが強まった。

、足元の業績見通しから割高感も出ていたことや、トランプ氏の大統領就任前
 で具体策が見えていない中では行き過ぎとの見方も出ている。そのような中、
 米中間の緊張の高まりを示すニュースに敏感に反応したものと思われる。

 金融株が下落したほか、IT・ハイテク株も総じて軟調な展開。一方、原油が
 上昇したことから、石油関連は堅調な動き。

 ダウ採用銘柄では、ゴールドマンやJPモルガンが下げているほか、インテル、
 IBM、キャタピラーが下落。反面、ユナイテッド・ヘルス、シェブロン、
 エクソンモービルが上昇した。

 ナスダックも反落。IT・ハイテク株も売りが強まっており、アマゾン、マイ
 クロソフト、アルファベットといった主力株は軟調。

 百貨店株が軟調。アナリストがノードストームの投資判断を引き下げたことが
 嫌気されている。インターネットによる消費の傾向が強まる中、顧客獲得のコ
 ストが増加するとしている。現段階では根本的な解決策が見えないとしている。
 他のメーシーズやコールズ、ギャップなども下落した。

 オラクルが下落。前日引け後に第2四半期の決算を発表しており、売上高が
 予想を下回った。新規ソフトウエアライセンスが20%の減収となったほか、ドル
 高も圧迫した。顧客のクラウドへの移行は順調に推移しており、クラウド事業の
 売上高62%増加しているものの、また売上高全体に占める割合は10%程度。

 アドビも前日引け後に第4四半期の決算を発表していたが、利益、売上高ともに
 予想を上回った。クラウド事業が奏功。ただ、朝方は上昇して始まったものの
 その後は下げに転じている。第1四半期や17年度の通期見通しは予想を下回
 っていた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=346563
4.NY市場、原油先物1月限/金先物2月限 各結果(12/16)

 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=51.90(+1.00 +1.96%)
 ブレント先物2月限(ICE)
  1バレル=55.21(+1.19 +2.20%)
 ブレント-WTI 3.31 
  
 16日のNY原油は反発。リビアの供給増加見通しなどに対する反応は限られ、
 引き続き石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国の減産合意を受けた先行きの
 供給過剰期待に下支えられることとなった。
         
 1月限は、夜間取引では一時、50.50ドルまで下押されるも、その後は持ち直すと、
 立会い開始後は上げ幅を広げ、中盤には52.02ドルまで上昇した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=346559
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1137.4( +7.6 +0.67%)
  
 16日のNY金先物相場は反発。来年の米利上げペースの加速観測やドル高・
 米債利回りの上昇などを背景に3%近くも急落した前日の流れに対する修正と
 なった。
                  
 最も取組高の多い2月限は、時間外取引から安値修正の動きなどに支えられる中
、通常取引開始後は戻り売りに押されるも、中盤に入ると再び切り上がり、一時、
 1143.2ドルまで上昇した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=346556

 
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12月第3週 相場展望と予定

2016-12-11 23:51:56 | 相場展望

          
12/5~週の日経平均は上昇した。次期トランプ政権でのインフラ投資や
減税などの政策期待を背景にした買いが広がったNY市場、ダウは連日で
最高値を更新、日経平均は、この流れを受け海外勢による買いが入り、週を
通して堅調な動きとなった。

また、ソフトバンクGの孫社長は、約5.7兆円を米国の新興企業などに投資、
5万人の雇用を生みだすとトランプ氏に約束したと伝えられ、ソフトバンクG
急伸も投資家心理の改善となり、リバウンド基調が強まった格好。
日経平均、週末には、年初来高値を更新しました。

結局、日経平均は、週間で570円上昇(↑3.1%)の18996円の大引け。

12月第3週(12/12~12/16)主なイベントと予定は下記1.の通り。

週明けは、米で12/14公表されるFOMCに注目です。好調な経済指標を
背景に利上げを後押しする格好。1年ぶり利上げは、織り込まれたら、次の
利上げ次期を巡って、マーケットが売り材料とするかどうか。ただ、トランプ
政権でのインフラ投資や減税などの政策期待は続きそうです。

日本株式市場は、為替の円安基調が強まる事から、底堅い相場を想定も、
主力株が急ピッチな上昇だったため、中・小型株に資金がシフトしてくるか
が注目されます。

日経平均、12月第3週(12/12~12/16)レンジは、18850円~
19450円程度を想定しています。

1.12月第3週(12/12~12/16)主なイベントと予定
 12/12
 日本 10月機械受注
 日本 10月工作機械受注速報
 日本 くらコーポ、萩原工業等 各決算
 12/13
 日本 正栄食品工業、TASAKI 各決算
  米   FOMC(~12/14)
 中国 11月小売売上高
 中国 11月鉱工業生産
  独  12月ZEW景況感指数
 12/14
 日本 第4四半期日銀短観
 日本 新規上場 キャリアインデックス
 日本 コーセル、アスクル、ヤーマン 各決算
  米  11月小売売上高
  米  11月生産者物価指数
  米  FOMC声明、経済予測発表
  米  イエレンFRB議長記者会見
 12/15
 日本 日銀短観企業物価見通し
 日本 ウイルコHD、オハラ、神戸物産、パーク23、クスリのアオキ 各決算
 日本 日露首脳会談
 日本 新規上場 MS-Japan
  米  11月消費者物価指数
  米  12月NY連銀製造業景況指数
  米  新規失業保険申請件数(~12/10までの週)
  豪  11月雇用統計
  独  11月製造業PMI
  英  中銀政策金利
  ス  スイス中銀政策金利
 EU 首脳会議
 12/16
 日本 「四季報」、「日経会社情報」新春号発売
 日本 新規上場 シンシア
 日本 イハラケミカル、クミアイ化学 各決算
 日本 日露首脳会談
  米  11月住宅着工件数
  米  リッチモンド連銀総裁、講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/9)

 今日のNY為替市場は引続きドル買いが優勢となった。前日のECB理事会を
 受けてユーロが下落しており、改めて市場はドル買いを入れていっるようだ。
 米株式市場も最高値更新を続け、米国債利回りも上昇が続いていることから
 ドルに安心感が一層強まっているものと思われる。

 なお、きょうはミシガン大消費者信頼感指数の速報値が発表になっていたが、
 2015年の1月以来の高水準となっていた。トランプ氏の大統領選勝利以降の
 調査だが、大型減税やインフラ投資へ期待が高まっており、米株式市場も最高
 値を更新している。米雇用統計でも失業率が4.6%と完全雇用に接近する中、
 米消費者のセンチメントは高まっているようだ。

 ドル円は上値へのモメンタムが引続き強く、心理的節目で上値抵抗も強かった
 115円台をとうとう回復してきている。利益確定売りも出ていたようだが、115円
 台を維持して終えており力強い動きを続けている。

 今後の動向が気になるところではあるが、まずは115円台を固めることができる
 かが最大のポイント。目先の上値レジスタンスとしては、115.50/60水準を意識
 され、2015年6月から2016年6月の英国民投票直後の安値までの下降派の
 フィボナッチ61.8%戻しの水準が115.55付近にあたる。
 
 一方、ユーロはECB理事会を受けての売りが続いており、ユーロドル一時1.05
 台前半まで下落した。今回のECBの決定だが、一部報道で妥協があったと伝わ
 っていた。ECBスタッフは始め「800億ユーロ・6ヵ月間」の延長を議題の中心と
 して据えていた。市場予想と一致しているが、納得できない各国中銀総裁が多か
 ったことから、ECB側は次に「600億ユーロ・12ヵ月間」で提案。しかし、タカ派な
 国からは「6ヵ月・600億ユーロ」が提示され、そこで中間の「9ヵ月・600億ユーロ」
 で決まったという。ECBはこの報道にコメントしていない。

 ポンド円は上昇していたものの、きょうのポンド自体は軟調でポンドドルは1.25台
 半ばまで下落している。英中銀は今日、英消費者に対するインフレ態度調査を公表
 しており、向こう1年間のインフレ期待は2.8%に上昇していることがわかった。

 2014年以来の高さ。そして、約40%の消費者が1年以内の利上げを予想して
 いることも判明しており、8月調査の21%から急上昇している。

 来年は英国民投票後のポンド安による急激なインフレが見込まれる中、英消費者も
 それを敏感に感じとっている模様。英中銀は利上げ利下げどちらにも選択肢がある
 としているが、国民投票後も意外に足元の経済指標が好調なことから、英EU離脱
 の影響は懸念されるものの、利上げの見通しを強めているのかもしれない。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=345387
 米国債利回り
  2年債         1.135(+0.025)
  10年債        2.464(+0.057)
  30年債        3.154(+0.048)
  期待インフレ率   2.005(+0.004)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは上昇。後半になって上げ幅を拡大している。米株の
  最高値更新が続いているほか、来週のFOMCや入札を控えて利回りは上昇が続い
 ている。10年債利回りは一時2.47%、2年債は1.13%まで上昇。

 2-10年債の利回り格差は+133(前日+130)に拡大。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=345386
3.NY株式市場 結果(12/9)

 NY株式9日
  ダウ平均     19756.85(+142.04 +0.73%)
  S&P500      2259.53( +13.34 +0.60%)
  ナスダック     5444.50 ( +27.14 +0.50%)
  CME日経平均  19250   (大証終:+260 +1.36%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続伸しており最高値更新が続いている。今週は高値
 圏でのもみ合いから上にレベルシフトした感もある。週末ということで利益確定売りも出
 ていたが、それを着実にこなし、終盤にはロング勢の勢いが増したようだ。地合いの強
 さがうかがえる動き。

 現段階での業績見通しからはバリュエーションが少し高くなっているものの、来年への
 期待感はそれ以上に膨らんでいる模様。インフラ関連の一角に利益確定売りも出てい
 たが、全体的には好調な動きが続いている。トランプ氏の発言から売りが強まっていた
 薬品、バイオ株もきょうは反発。

 ダウ採用銘柄ではファイザー、メルクが上昇しているほか、コカコーラ、アップル、
 マイクロソフトも堅調。一方、キャタピラーやウォルマートは軟調。

 ITハイテク株も買い戻しが膨らみ、ナスダックも堅調。アップル、アルファベットな
 ど主力株が上昇したほか、バイオ関連も買戻しが入った。

 ウィン・リゾーツやラスベガスサンズといったカジノ株が反発。前日は中国当局がマカ
 オでの銀聯カードによる引き出しに制限をかけると情報が流れていたが、マカオ当局
 がATMからの1回の引き出し額は5000パタカに制限するが、1日の引き出し額は
 制限しないことを明らかにした。

 家具販売リストレーション・ハードウエア大幅安。第4四半期の業績見通しを下方修正
 したことが嫌気されている。年末商戦の販売が鈍化している模様。

 英スカイを買収することが伝わった21世紀フォックスは軟調。

 半導体装置のインベンセンスが急伸。同社はビデオカメラや携帯電話などに内臓されて
 いる手ぶれ補正用の角度などを計測するジャイロスコープのメーカー。日本のTDKが
 1株12ドルで買収提案していると一部報道で伝わっている。前日終値より47%高い
 水準。

 半導体のブロードコムが上昇。第4四半期の決算を発表しており、1株利益が3.47ドル
 と予想(3.36ドル)を上回り、売上高も41.5億ドルと予想(41.2億ドル)を上回った。
 製造業の判断にとっては重要な粗利益率も62.5%と予想(60.5%)を上回っている。
 アナリストの投資判断引き上げも出ており、携帯や固定電話事業の生産サイクル改善や
 法人需要の回復を指摘していた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=345384

4.NY市場、原油先物1月限/金先物2月限 各結果(12/9)

 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=51.50(+0.66 +1.30%)
 ブレント先物2月限(ICE)(終値)
  1バレル=54.33(+0.44 +0.82%)
 ブレント-WTI 2.83 
  
 9日のNY原油は続伸。あす10日に石油輸出国機構(OEPC)と非加盟国の減産に向けた
 話し合いに対する期待感や、先行きの供給過剰の縮小見通しなどが背景となり、上値を
 切り上げた。
         
 1月限は、夜間取引から堅調に推移すると、立会い開始後は上げ幅を拡大し、一時、
 51.66ドルと期近ベースで1週間ぶりの水準へ上昇。ただし、序盤すぎ以降は様子見
 ムードが広がり、上げ止まった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=345378
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1161.9( -10.5 -0.90%)
  
 9日のNY金先物相場は続落。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが
 確実視されるなか、ドル高進行や米債利回りの上昇などが引き続き重しとなった。
              
 最も取組高の多い2月限は、時間外取引では中盤すぎに1173.8ドルへ強含んだのが精
 一杯で、その後は戻り売りへと転じると、通常取引開始後は下げ幅を広げ、一時、
 1159.5ドルと1週間ぶりの安値を付けた。
  1オンス=1161.9( -10.5  -0.90%)
  
 9日のNY金先物相場は続落。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが確実
 視されるなか、ドル高進行や米債利回りの上昇などが引き続き重しとなった。
              
 最も取組高の多い2月限は、時間外取引では中盤すぎに1173.8ドルへ強含んだのが精
 一杯で、その後は戻り売りへと転じると、通常取引開始後は下げ幅を広げ、一時、1159.5
 ドルと1週間ぶりの安値を付けた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=345375


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12月第2週 相場展望と予定

2016-12-04 23:56:24 | 相場展望

           
11/28~週の日経平均は、小幅に上昇しました。また、11カ月ぶり年初来
高値を更新して終了です。週末NY市場が、雇用統計を控えていたが、前哨戦
ADP雇用報告やISM製造業景況指数等が堅調となるなか、12月利上げ示唆
するものとなり、底堅い動き。また、OPEC総会で8年ぶり減産合意となり、原油
相場が上昇すると共に、為替が1ドル114円台へと円安に振れたことも、底堅い
動きとなった。

結局、日経平均は、週間で約45円上昇の18426円の大引けでした。

12月第2週(12/5~12/9)主なイベントと予定は下記1.の通りです。

週末のNY市場がマチマチの終了も、底堅い相場。米雇用は、17.8万人増と
20万人は下回ったものの、堅調な増加を続けている印象。失業率は4.6%に
大幅に低下。リーマンショック前の2007年のバブル景気時水準まで低下して
12月利上げが現実味を示した格好でした。

週明けは、米雇用統計のほか、イタリアの国民投票の状況を受けたスタートに。
12/5AMに、イタリア国民投票の大勢がわかるが、市場では、ブレグジットと
トランプ氏の次に来る波乱の芽と言われるが、既に警戒感があった先週相場だけ
に、乱高下があったとしても、その後アク抜け感から年末相場を意識した先高観
ありそうです。

もみ合いスタートを想定。イタリア国民投票の結果を受け、波乱があると押し目
買いが下値を支える可能性が高い様に思います。為替が米国の利上げを意識し
ドル高に傾く展開が想定できるので、警戒売りを吸収しつつ底堅い動きになると
想定しています。

日経平均、12月第2週(12/5~12/9)レンジは、18100円~18750円
程度を想定しています。

1.12月第2週(12/5~12/9)主なイベントと予定
 12/4
  伊  イタリア国民投票
  オ  オーストリア大統領選
 12/5
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 11月消費動向調査
 日本 学情、ピジョン 各決算
  米   11月ISM非製造業景況指数
  米   NY連銀総裁、講演
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  中国 11月財新サービス業PMI
  中国 深セン・香港 証券取引所接続開始
 EU  11月ユーロ圏総合PMI
 EU  ユーロ圏財務相会合
 12/6
 日本 10月毎月勤労統計
 日本 アイル、OSGコーポ 各決算
  米  10月製造業受注
  米  11月貿易収支
  豪  中銀政策金利
 EU ユーロ圏7~9月GDP(確定値)
  EU EU財務相理事会
 12/7
 日本  岩田日銀副総裁、講演
 日本 10月景気動向指数
 日本 新規上場 イントラスト
   豪   第3四半期GDP
  独  11月鉱工業生産
  英  10月鉱工業生産
 12/8
 日本 10月国際収支
  日本 第3四半期GDP改定値
 日本 11月景気ウォッチャー調査
 日本 11月三鬼商事オフィス空室率
 日本 新規上場 グッドコムアセット
 日本 積水ハウス、鎌倉新書、シーイーシー 各決算
  米  新規失業保険申請件数(~12/3までの週)
 中国 11月貿易統計
 EU ECB政策金利
 EU ドラギECB総裁、記者会見
 12/9
 日本 メジャーSQ
 日本 鳥貴、モルフォ、HIS 各決算
  米  12月ミシガン大学消費者信頼感指数 速報値
  米   11月卸売在庫
 中国 11月消費者物価指数
 中国 11月生産者物価指数
 12/9
  世   ノーベル賞受賞式(大隅良典

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/2)

  今日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。特に悪材料は見られなかったが、
 トランプ相場が一服しており、米国債利回りも低下する中、ドルも利益確定売りに
 押されたようだ。この日発表になった米雇用統計はまちまちの内容ではあったが、
 今月のFOMCでの利上げ期待に変化はない。

  失業率は4.6%に大幅に低下。リーマンショック前の2007年のバブル景気時
  の水準まで低下しており、完全雇用に近づいたとも言える。非農業部門雇用者数
 (NFP)は17.8万人と20万人は下回ったものの、完全雇用に近づいている
  割には堅調な増加を続けている印象。ただ、市場が注目していた賃金について
  前月比で低下した。前月が高い伸びだったことから反動が出たのかもしれない。

  ドル円は戻り売りが優勢となり、一時113.30付近迄下落。日曜日にイタリア国民
  投票やオーストリア大統領選を控えたポジション調整も出ていたものと思われる。
  前日に見られた円安の動きも出ていない。

  10日線が112.65付近にきていたが、その10日線付近、もしくは、112.50付近が
  目先のサポートとして意識されそうだ。完全に上げトレンドに入っており調整のムード
  はまだ出ておらず、メジャーなサポートラインよりはまだまだ上の位置にいる。

  ユーロドルは買戻しの流れが続いている。ドル買い一服が主因ではあるが、来週の
  ECB理事会をにらんだ動きも出ているようだ。直近のインフレ指標から2017年
  3月までとしている資産購入プログラムの購入期限を6ヵ月程度の延長が見込まれ
  ている。ただ、これに関しては市場も既に織り込み済み。

 注目は量的緩和(QE)の縮小であろう。現在の月間800億ユーロペースでの購入
  規模を実際に縮小する可能性は小さいと思われる。市場も動揺にもつながるであろう。
  しかし、前日に一部報道で、期限延長を発表すると同時に、いずれQEを終了するシ
  グナルを発することを検討していると伝わっていた。

  このところ後退はしていたが、その可能性は以前から言われていた。可能性としては
  否定できず、ドラギECB総裁の理事会後の会見は要注意となりそうだ。もっとも、
  日曜日のイタリア国民投票やオーストリア大統領選の結果次第では、ECBの情勢も
  変わる可能性もありそうだが。いずれにしろ、QE縮小を匂わすようであれば、ユーロ
  は動きそうだ。

 ポンドの買戻しが続いており、ポンド円も144円台と堅調さを維持している。以前ほど
  ポンドに対する悲観的な見方が後退する中、今週の動きでポンド円は200日線を
  突破してきている。昨年夏からの下げ相場が終了し、本格的な上げ相場に入って行く
  のか、注目されるところではある。

 目先の上値目標として150.50付近が挙げられよう。昨年の夏場から今年10月までの
 下降波のフィボナッチ38.2%戻しの水準がその付近にあたる。心理的節目の150.00
 を含めて、まずは150円台が第1関門といったところではある。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=344208
  米国債利回り
   2年債     1.104(-0.043)
   10年債   2.390(-0.058)
   30年債   3.066(-0.042)
              期待インフレ率  1.945(-0.053)
             ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で利回りは低下。 きょうのNY株式市場、ダウ平均は小反落して
  いる。朝方発表になった11月の米雇用統計はまちまちの内容ではあったが、今月の
 FOMCでの利上げ期待に変化はない。失業率は4.6%に大幅に低下。リーマンショ
 ック前の2007年のバブル景気の時の水準まで低下しており、完全雇用に近づいたとも
 言えよう。

  ただ、トランプ相場で利回りは急上昇していたことから、きょうは一服感が出ていた。

 10年債利回りは2.37%まで一時低下し、政策金利に敏感な2年債も1.10%台まで
  低下している。
 2-10年債の利回り格差は+129(前日+130)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=344207 
3.NY株式市場 結果(12/2)

 NY株式2日
   ダウ平均       19170.42(-21.51 -0.11%)
   S&P500        2191.95 ( +0.87 +0.04%)
   ナスダック        5255.65 ( +4.55 +0.09%)
   CME日経平均   18375     (大証比:+45 +0.25%)

  今日のNY株式市場、ダウ平均は小反落している。朝方発表になった11月の米雇用
 統計はまちまちの内容ではあったが、今月のFOMCでの利上げ期待に変化はない。
 失業率は4.6%に大幅に低下。リーマンショック前の2007年のバブル景気の時の
 水準まで低下しており、完全雇用に近づいたとも言えよう。

 非農業部門雇用者数(NFP)は17.8万人と20万人は下回ったものの、完全雇用
 に近づいている割には堅調な増加を続けている印象。ただ、市場が注目していた賃金に
 ついては前月比で低下した。前月が高い伸びだったことから反動が出たのかもしれない。

 前日はトランプ相場復活といった印象で、銀行やインフラ関連が買われる一方で、IT
 ハイテク株の下げはきつかった。きょうはIT・ハイテクは下げ一服の一方、銀行は
 利益確定売りが強まった。ただ、下押す動きを強めるには至っておらず、押し目買いも
 入る中、上値期待は依然として根強い。

 ダウ採用銘柄ではゴールドマンやJPモルガンが反落したほか、キャタピラーも軟調。
 一方、インテル、P&G、ユナイテッドテクノロジーズが上昇している。

 クラウドベースの経営管理システム開発のワークデイが大幅安。同社ブースリCEOが、
 英EU離脱や米欧の大統領選で、顧客の製品購入が遅れていると述べたことが嫌気
 されている。今四半期は各国の顧客との契約が先送りになっているという。

 インターネットラジオのパンドラ・メディアが急伸。衛星放送のシリウスXMのマフェイ
 会長がパンドラ社の買収に向けて、同社の幹部に接触していることが明らかになった。
 今年序盤から接触を始めていたが、そのときは1株15ドルを提示。それから一旦、動き
 が途絶えたが、再び興味を示している模様。具体的な価格交渉はまだしていないという。

 ナスダックは小反発。アップルやフェイスブック、ネットフリックスが上昇。前日下げが
 きつかった半導体も買戻しが入っている。

 スターバックスが下落。創業者のシュルツCEOの勇退が明らかとなった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=344206
4.NY市場、原油先物1月限/金先物2月限 各結果(12/2)

 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=51.68(+0.62 +1.21%)
 ブレント先物2月限(ICE)(終値)
  1バレル=54.46(+0.52 +0.96%)
 ブレント-WTI 2.78 
   
 2日のNY原油は続伸。前日までの高騰に対する行きすぎ感も、石油輸出国機構(OPEC)の
 減産合意が引き続き下支えすることとなり、立会い開始後はじりじりと上値を切り上げる
 展開となった。
          
 1月限は、夜間取引では一時、50.18ドルまで切り下がったものの、立会い開始後は押し目を
 拾われる動きなどへ転じ、引け際には前日高値(51.80ドル)に接近した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=344199
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1177.8(+8.4+0.72%)
  
  2日のNY金先物相場は反発。11月の米雇用統計は市場予想を上回る強いものとなったが、
 材料出尽くし感などからドル相場が下落し、米債利回りも低下したため、安値修正の動き
 などに支えられた。
               
  最も取組高の多い2月限は、時間外取引では戻り重く推移すると、通常取引開始後には
  1168.4ドルへ下落。しかし、前日付けた10カ月ぶり安値(1162.2ドル)を試すまでには
  至らず、その後は切り返した。     http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=344196


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12月第1週 相場展望と予定

2016-11-27 23:56:22 | 相場展望

       
11/21~週の日経平均は、次期トランプ大統領の政策への期待が米債券利
回りを押し上げて、ドル買い圧力が円安を誘い、日経平均の上昇をサポート。

結局、日経平均は週間で366円上昇(↑2.04%)18333円大引けでした。

12月第1週(11/28~12/2)主なイベントと予定は下記1.の通りです。

週末NY市場が上昇してるが、週明けは、もみ合いスタートを想定。日経平均は
7日続伸と急ピッチの上昇に対して、来週はどこかで調整が入る可能性が高い
と、見ています。

来週は、米雇用統計など一連の米経済指標が発表されるほか、OPEC総会が
開催されるので、原油先物相場に注目しています。

短期的な過熱感と先高期待せめぎ合いから、堅調な相場になりそうです。

日経平均、12月第1週(11/28~12/2)レンジは、18150円~18650円
程度を想定しています。

1.12月第1週(11/28~12/2)主なイベントと予定
 11/28
 日本 ダイドードリン、東和フード 各決算
  米    サイバーマンデー
 EU  ドラギECB総裁、議会証言
  世  OECD世界経済見通し公表
  世  OPEC、非OPECが事前会合
 11/29
  日本 10月有効求人倍率
 日本 10月完全失業率
 日本 10月家計調査
  日本 10月消費者物価指数
 日本 新規上場 スタジオアタオ、エルテス、JMC
 日本 スリープロ、内田洋行、菱洋エレク 各決算
  米   第3四半期GDP改定値
  米  9月S&Pケースシラー住宅価格
  米  11月コファレスード消費者信頼感指数
  米  パウエルFRB理事、講演
  米  ダドリーNY連銀総裁、講演
  米  ティファニー  決算
 11/30
 日本 臨時国会会期末
 日本 10月鉱工業生産
 日本 大和コンピューター、はてな、トリケミカル 各決算
  米  11月ADP雇用者数
  米  10月個人所得/支出
  米  10月中古住宅販売成約指数
  米  地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米  国債償還 2年債 (280億ドル)
      国債償還 5年債 (365億ドル)
      国債償還 7年債 (329億ドル)
  米  パウエルFRB理事、講演
  米  スター・クリーブランド連銀総裁、講演
  印  7~9月GDP 
 EU ドラギECB総裁、講演
  世  OPECC総会
 12/1
 日本 7~9月法人企業統計
 日本 11月新車販売
 日本 伊藤園、不二電機、アルチザネット 各決算
  米  11月ISM製造業景況指数
  米  新規失業保険申請件数(~11/26までの週)
  米  11月新車販売台数
  米  アンバレラ、ダラーゼネラル  各決算
  米  カプラン・ダラス連銀総裁、講演
  米  メスター・クリーブランド連銀総裁、講演
 中国 11月製造業PMI
 EU ユーロ圏11月失業率
 12/2
 日本 ロック・フィールド、三井ハイテック 各決算
  米  11月雇用統計
  米  ブレイナードFRB理事、講演
  米  タルーロFRB理事、講演
  豪  10月小売売上高
 12/4
  豪  オーストリア大統領選決選投票
  伊  イタリア国民投票

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/25)

 今日のNY為替市場はドル買いの動きは一服していたものの、底堅さも同時に
 見られている。米国では本日は、感謝祭明けのブラックフライデーと呼ばれる
 ショッピングの日といった位置づけで、週明け月曜日のサイバーマンデーと合
 せて、市場でもその動向を注目している。米国ではこの短期間に、年間の4割
 が消費されるとも言われている。前日の感謝祭の日の夕方にはネットショッピ
 ングで10億ドル超が消費されたとのデータも発表されていた。

 トランプ氏の経済政策へ期待から景気の先行き期待が高まっており、為替市場は
 ドル買いを加速させている。きょうはその流れが一服といったところだったが、
 下値では押し目買いも根強く、ドルの底堅さも印象付られる展開ではあった。

 ドル円は東京時間に生保など日本の機関投資家の買いも観測され114円手前
 まで上昇していたが、NY時間にかけて戻り売りに押されていた。特に悪材料は
 出ていないが、短期筋の売りが活発に出ていたようで、参加者の少ない感謝祭
 明けの相場にリスクを感じていたのかもしれない。

 一時112円台半ばまで下落する場面もあったものの、NY時間に入ると、米株が
 最高値更新を続けていたこともあり、下げ渋る展開となった。112円台半ばの買い
 オーダーをこなせば112円付近までの下げも警戒されたが、底堅さを堅持してる。

 ユーロドルは一時1.0625付近まで買い戻されていたが、それ以上の戻りはなし。
 1.06台前半から半ばにかけては売りオーダーも並んでおり、上値を抑えたようだ。

 目先はのユーロのリスクは憲法改正の是非を問うイタリア国民投票であろう。レン
 ツィ首相は否決されれば辞任するとしており、市場では政治的混乱への警戒感が
 高まっているようだ。

 最新の世論調査ではほぼ全ての調査会社が否決派優勢の調査が出ているが、
 市場関係者の一部からは、世論調査の信頼性に疑問を投げかける向きもおり、
 ユーロドルは相当程度の買い戻しが入るリスクも考慮すべきとの指摘も出ていた。

 イタリアのパドアン経済・財務相のインタビューが伝わっていたが、国民投票の
 結果で2011年の債務危機の状況が再び起こるリスクは無いとの認識を示して
 いた。また、2017年の予算案通過にも影響が出ることはないとの見通しも示
 している。

 英国民投票、米大統領選の番狂わせが強調されているが、どちらも世論調査も外
 していたことも事実ではある。ただ、市場は否決と見ている向きが多い。

 ポンドが底堅い動きを続けており、ポンドドルはしっかり21日線にサポートされ
 ている。今週はハモンド英財務相の秋の予算方針が発表されていた。財政支出に
 ついて、巨額のインフラ投資や減税で景気を刺激すべきとの声も強かったが、道路
 改修やIT投資など優先順位をつけた支出に留め、財政健全化の路線を堅持した。

 その背景に一つに足元も経済は底堅く推移していことが挙げられていた。きょうも
 第3四半期の英GDP改定値が発表になっていたが、速報値と変わらずの前期比+
 0.5%と力強さを維持している。また、英産業連盟(CBI)が発表した11月の小売り
 統計は予想以上に強かった。

 英統計局が今月発表していた10月分の英小売売上高も強い内容だったが、11月
 も期待できそうな気配も出ている。

 EU離脱に絡んだ不透明感は依然として重しとなっているものの、足元の経済指標
 の底堅さと、ポンド安による来年以降のインフレ期待から、少し見直し買いも入っ
 ているようだ。            http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=337470

 米国債利回り(NY時間14:29)
   2年債        1.117(-0.006)
   10年債       2.357(+0.007)
   30年債       3.005(-0.016)
   期待インフレ率  1.932(-0.017)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは横ばい。序盤は株高もあり、利回りは上昇して
 始まったものの、終盤にかけて上げを帳消しにしている。来週のOPEC総会
 への不透明感が強まっており、原油が大幅に下落していることから、利回りも
 追随した。

 きょうは感謝祭翌日で現地時間午後2時までの短縮取引となった。
 10年債利回りは2.35%、政策金利に敏感な2年債も1.11%まで低下している。

 2-10年債の利回り格差は+124(前日+123)。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=343035
3.NY株式市場 結果(11/25)

 NY株式25日
  ダウ平均    19152.14(+68.96 +0.36%)
  S&P500      2213.35( +8.63 +0.39%)
  ナスダック     5398.92(+18.24 +0.34%)
  CME日経平均   18400   (大証終比:+20 +0.11%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は続伸し最高値を更新している。米国では、感謝祭
 明けのブラックフライデーと呼ばれるショッピングの日といった位置づけで、週明け
 月曜日のサイバーマンデーとあわせて、市場でもその動向が注目されている。

 米国ではこの短期間に、年間の4割が消費されるとも言われている。前日の感謝祭の
 日の夕方にはネットショッピングで10億ドル超が消費されたとのデータも発表されて
 いた。

 トランプ氏の経済政策への期待から景気の先行き期待が高まっており、株式市場も
 最高値更新が続き、きょうもその流れが継続した。

 小売り株は序盤は全体的に買いが先行したものの、百貨店株は戻り売りに押されて
 おりマイナスで引けている。ネット販売が勢力を増す中、百貨店は厳しい見方が続
 いている。

 一方、きょうは原油が下落しており石油関連株の上値が重かった。来週のOPEC
 総会に向けて、OPECと非OPECとの間で生産抑制に向けた合意が期待されて
 いるが、イランとロシアは増産凍結を主張しており、サウジは減産を主張している
 模様。サウジアラビアが、来週28日開かれる総会前の事前会合に参加しない意向
 が伝わり、市場も不透明感を高めていたようだ。

 ダウ採用銘柄ではシスコやコカコーラ、ジョンソン&ジョンソン上昇。ジョンソン&
 ジョンソンはスイスのヘルスケア大手のアクテリオンに買収の意向を示していた。
 反面、ユナイテッド・ヘルス、ゴールドマン、JPモルガン、キャタピラーが下落。

 ナスダックも最高値更新。フェイスブックは反落したものの、その他のITハイテク
 株は堅調。アップルやシスコ、テスラが上昇。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=343031
4.NY市場、原油先物1月限/金先物12月限 各結果(11/25)

 NY原油先物1月限(WTI)(終値)
  1バレル=46.06(-1.90 -3.96%)
 ブレント先物1月限(ICE)(終値)
  1バレル=47.24(-1.76 -3.59%)
 ブレント-WTI 1.189 
  
 25日のNY原油は期近が大幅続落。サンクスギビング・ホリデー(感謝祭)の
 合間で市場参加者が限られ、米東部時間午後1時30分までの短縮取引となるなか、
 サウジアラビアが週明けの非石油輸出国機構(OPEC)加盟国との話し合いに出席
 しないとの報を受け、30日のOPEC総裁での最終的な減産合意への不透明さから、
 大きく下値を切り下げることとなった。
         
 1月限は、夜間取引から軟調に推移すると、立会い開始後はほぼ一本調子で売り
 押されることとなり、引け際には45.95ドルと期近ベースで4営業日ぶりの安値を
 付けた。               http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=343032

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1178.4( -10.9  -0.92%)
 
 25日NY金先物相場は続落。来月の米利上げ観測の高まりや米債利回りの上昇、
 世界的な株高などを背景に一段と売り押された。
              
 12月限は、時間外取引序盤に1170.3ドルと2月8日以来の水準へ値を沈めると、
 その後は安値修正や下値拾いの動きなどから1192.7ドルまで回復。しかし、通常
 取引開始後は戻りを売られ、再び下げ幅を広げた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=343027



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11月第4週 相場展望と予定

2016-11-20 23:55:43 | 相場展望

        
11/14~週の日経平均は、トランプ氏の提唱する経済政策に期待感
から、株高ドル高と、為替市場でドル買いの動きが加速し、東京市場で
11/18、日経平均が取引時間中に、1月以来18000円台を回復する
場面もありました。

結局、日経平均は週間で587円上昇(↑3.38%)17962円でした。

11月第4週(11/21~11/25)主なイベントと予定は下記1の通りです。

今週の為替市場は11/15の米小売売上高の好結果等、米景気その
ものの地合いの良さもドル買いに安心感を与え、11/17のイエレン議長
による議会証言において、トランプ氏の経済政策による、インフレ加速の
可能性が指摘され、来年の利上げペース拡大の思惑が広がったことも
ドル高に寄与。

週末のNY市場は、小幅下落したが、底堅い週末でした。11月のミシガン
大学消費者信頼感指数が予想を上回り、12月米金利引き上げ再燃と
政策期待から、日本市場に追い風となりそうです。

明日からの週、国内は11/23、米国市場は11/24がそれぞれ休場。

企業決算も一巡し、やや材料難となる中、直近急騰の反動も一定の程度は
出てくるとは想定されます。 ただ、短期的な過熱感と先高期待せめぎ合い
モードも、投資家のリスクオンから、堅調な相場になりそうです。

日経平均、11月第4週(11/21~11/25)のレンジは、17700円~
18200円程度を想定しています。

1.11月第4週(11/21~11/25)主なイベントと予定
 11/21
 日本 安倍首相、記者会見
 日本 10月貿易収支
 日本 10月国内粗鋼生産
 日本 10月主要コンビニ売上高
  米   議会休会(~11/25)
  米   タイソン・フーズ 決算
 EU  ドラギECB総裁、議会証言
 11/22
 日本 新規上場 WASHハウス
 日本 10月百貨店売上高
 日本 ヤガミ 決算
  米  10月中古住宅販売件数
  米  10月北米半導体製造装置BBレシオ
  米   HP、HPエンタープライズ、ダラー・ツリー 各決算
  米   国債入札 2年債(260億ドル)
 10/23
 日本 休場(勤労感謝の日祝日)
  米    FOMC議事録(11/1、2日分)
  米  10月耐久財受注
  米  10月新築住宅販売
  米   新規失業保険申請件数(~11/19日までの週)
  米   ディア 決算
  米   国債入札 5年債(340億ドル)
  独  10月製造業PMI速報値
 EU 10月ユーロ圏製造業PMI速報値
 11/24
 日本 プラネット、タカショー 各決算
  米   休場(感謝祭祝日)
  米   国債入札 7年債(280億ドル)
  独  11月IFO景況感指数
 11/25
 日本 10月消費者物価指数
 日本 GPIF第2四半期運用実績
 日本 気象庁3カ月予報
 日本 ウチダエスコ、アインHD 各決算
  米   ブラックフライデー(株式・債券市場は短縮取引)
 11/27
  仏   中道右派陣営の大統領候補を選出する予備選、決選投票

2.NY市場 為替/債券 各結果(11/18)

 今日のNY為替市場もドル高の流れが続いてる。下げて始まった米国債利
 回りがプラスに転じ、ドルロング勢の勢いは止まらない様だ。米株式市場で
 ダウ平均は上げが一服し、トランプ相場も一服といったところだが、ドルの方
 はまだ根強い上値期待があるようだ。

 前日はイエレンFRB議長の議会証言で12月利上げの可能性を強く示唆して
 おり、12月の利上げについて市場は、ほぼ確実視している。市場の注目は既に
 来年以降に移っているのかもしれない。来年は2回利上げというのが9月FO
 MC時点でのFOMCメンバーのコンセンサスだが、トランプ氏の財政拡大を伴う
 経済政策が、実施されればインフレ期待が高まり、利上げのペースは従来の見
 通しよりも加速するとの見方にシフトしているのかもしれない。

 ドル円は序盤こそ利益確定売りで109円台下落する場面も見られたが、110円
 台後半の本日高値圏まで戻す展開となった。日銀がイールドカーブ操作をこの
 まま堅持できるようであれば、日米の金利差は更に拡大が続く、との見方がドル
 円をサポートしているのかもしれない。

 ただ、さすがに過熱感は否めず、過熱感を示すテクニカル指標であるRSIは昨年
 6月以来の80に迫っている。買われ過ぎのラインである70をはるかに超えた水準。

 昨年6月の水準は125円台に上昇していた時の水準で直近の高値。そこから今年
 6月まで相場は下げが続いたが、その下降波のフィボナッチ38.2%戻しの水準が
 109.20付近で既に水準は超えている。38.2%戻しの水準を突破する様であれば、
 50%戻しの水準まで到達する可能性が高まる。その水準が112.40付近にあり、
 ドル・円は112円台半ばを視野に入れたことになる。

 ユーロドルは1.05台に下落し、2015年11月来の安値水準まで下落。米利上げ
 期待が高まる一方でECBは、12月の理事会で金融緩和を強化し資産購入プログ
 ラムの期限延長を発表するとの見方が根強い。大統領選以降、9日続落しており
 下落率は4%近くに達している。

 この動きを見て市場の一部にはパリティ(1.00)まで下落する可能性もあるとの見方
 も出始めている。この見方の背景には金融政策やインフレ期待の格差のみならず、
 来年の欧州の政治リスクがある。

 ただ、その可能性にはまだ懐疑的だ。パリティの可能性が指摘されたのは2015年
 ギリシャ問題の時以来である。その時はユーロ自体が他の通貨に対して下落したが、
 今回はドル高に伴うもの。あくまで米国発でユーロ発のユーロ売りではない。

 また、足元の指標だけで見れば相変わらず、低インフレであるが、債務危機時よりは
 良好だ。債務危機時でさえユーロドルはパリティに達しておらず、今回の状況からすれ
 ばまだその可能性は低いと思わざるを得ない。

 ポンドは全体的に軟調な動きとなっており、対ドルのみならず、対ユーロでも下落して
 いる。トランプ氏の米大統領選勝利以降、市場にはリスク選好の雰囲気も見られ、これ
 まで一辺倒の下げを見せてきたポンドにも買戻しが入っていた。ただ、トランプ相場も
 一服となる中で買い戻しの動きを後退させているようだ。

 また、一部には来週のハモンド英財務相が発表する秋の編成方針を指摘する向きも
 いる。11月23日に公表予定だが、直近のポンド上昇に対する利益確定売りの好機
 との指摘も聞かれた。         http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=342015

 米国債利回り
  2年債         1.062(+0.016)
  10年債       2.339(+0.036)
  30年債       3.017(+0.005)
  期待インフレ率  1.942(+0.019)
              ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは上昇が続いている。序盤は利益確定売りから利回りは
 下げる場面も見られたものの、中盤以降は上昇に転じている。

 前日はイエレンFRB議長の議会証言で12月利上げの可能性を強く示唆しており、
 12月の利上げについて市場は、ほぼ確実視している。市場の注目は既に来年以降
 に移っているのかもしれない。

 来年は2回の利上げというのが9月FOMC時点でのFOMCメンバーのコンセン
 サスだったが、トランプ氏の財政拡大を伴う経済政策が実施されればインフレ期待が
 高まり、利上げのペースは従来の見通しよりも加速するとの見方にシフトしている
 のかもしれない。

 政策金利に敏感な2年債利回りは1.06%まで上昇し、10年債は一時2.35%台まで
 上昇。2-10年債の利回り格差も+128(前日+126)に拡大している。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=342014
3.NY株式市場 結果(11/18)

  NY株式18日
   ダウ平均      18867.93(-35.89 -0.19%)
   S&P500       2181.90( -5.22 -0.24%)
   ナスダック        5321.51(-12.46 -0.24%)
   CME日経平均  18040   (大証終比:+70 +0.39%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅に反落している。トランプ氏の経済政策に
  期待した上げ相場も一服しており、大型減税やインフラ投資の具体的な中味や実現
  性を探る展開に入って行くものと思われる。週末ということもあり急ピッチな上げの
  調整が出ていたものの、一方で期待感も入り混じる展開となった。最高値圏での
  神経質な動きとなっているが、この利益確定売りをこなし、もう一段上へレベルシフト
  できるか注目ではある。

 ダウ採用銘柄ではシェブロンやボーイングが上昇したほか、トラベラーズ、ベライゾン
 も堅調。一方、メルクやP&G、ディズニーが売りに押されている。

 アパレルのギャップが大幅安。決算を発表しており、1株利益は0.60ドルと予想と一致
 した。既存店売上高は3%減。オールドネイビーの販売は堅調だったものの、ギャップ
 のほかバナナリパブリックが減少している。市場が特に嫌気したのが、閉店数が当初の
 見込みよりも増えることや、1年で最も重要な年末商戦の客足も見込みほど伸びないと
 の見方を示したこと。アナリストの投資判断の引き下げも伝わっていた。

 ナスダックも反落。IT・ハイテク株はまちまちの一方で、バイオ関連は売りが優勢と
 なった。               http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=342012

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/18)

  NY原油先物12月限(WTI)
   1バレル=45.69(+0.27 +0.60%)
  ブレント先物1月限(ICE)
   1バレル=46.86(+0.37 +0.80%)
  ブレント-WTI 1.17 
  
 18日のNY原油先物期近12月限は反発。ドル高進行が重しとなるも、石油輸出国
 機構(OPEC)の減産履行に向けた期待感の高まりやロシアの増産凍結検討などが下
 支えとなった。
         
 12月限は、夜間取引中盤に44.55ドルへ下落後に持ち直したものの、立会い開始後は
 戻りが押さえられると、序盤以降はマイナスサイドでの推移が続いた。ただし、引け
 にかけては週末前のショートカバーなどから、45.77ドルとのこの日の高値を付けた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=342006
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1208.7( -8.2  -0.67%)
 
 18日のNY金先物相場は続落。通常取引開始後は下げ渋るも、引き続きドル高
 進行や米債利回りの上昇、12月の米利上げがほぼ確実視されていることなどが重し
 となった。
              
 12月限は、時間外取引では1201.3ドルと9カ月ぶりの安値を付けた。その後は、
 安値修正へと転じるものの、通常取引開始後に1217.5ドルまで持ち直したのが精
 一杯で、朝高後はレンジ内で戻り重く推移した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=342002


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