1/4~週の日経平均は、欧米市場が1日から株高とともに円売り圧力が優勢と
押上げ効果で上昇。為替も次第に円売り相場へとシフトし、日本株をサポートした
格好でした。NY原油先物は、61ドル台で高止まりし、金先物も堅調。
日経平均、正月明け2日間で、千円近い大幅高でスタートとなりました。
結局、日経平均は、週間(2日間)で949円上昇(↑4.17%)23714円でした。
さて、1月第2週(1/8~1/12)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。
週末NY市場、米雇用統計で、非農業部門雇用者増加数が予想を下回ったものの、
平均時給は予想範囲内で、FRBの利上げは緩やかとの見方からポジティブ反応
で大幅高となりました。
日経平均は、1992年の高値23800円処まであと少しに迫ってきている。これを
クリアすると、24000円台が射程内となります。
物色について、テーマ株が循環的に買われてるが、調整一巡感の銘柄や出遅れ
感ある銘柄等に向かいやすいでしょう。
また、北朝鮮情勢について、少なからず平昌五輪が終わるまでは、ミサイル発射
といった動きはなさそうであり、リスク選好の地合いが続きそうな予感。
年明け日経平均が2日で千円近い大幅高だったため、過熱感を警戒しつつ、SQ
前のショートカバーが強まる展開も想定し、先高に期待しています。
尚、明日東京市場が休場のため、週明けNY市場の動向に注目です。
日経平均、1月第2週(1/9~1/12)レンジは23300円~24150円程度を
想定しています。
1.1月第2週(1/8~1/12)主な予定とイベント
1/8
日本 休場(成人の日休み)
米 国際家電見本市「CES」(~1/12、ラスベガス)
米 サンフランシスコ連銀総裁 講演
米 ボストン連銀総裁 講演
独 12月製造業受注
EU 12月EU小売売上高
1/9
日本 12月消費者態度指数
日本 ダイセキソリュ、クリエイトSDH、リソー教育、和田興産、各決算
米 エイボン、決算
米 国債入札 3年債 240億ドル
米 ミネアポリス連銀総裁 講演
独 12月鉱工業生産指数
EU 12月ユーロ圏失業率
1/10
日本 ローソン、ABC マート、パルGHD、U.S.M.H、良品計画、イオン、各決算
米 MBA住宅ローン申請指数
米 11月卸売在庫
米 12月輸入物価指数、
米 レナー、KBホーム、デルタ航空、各決算
米 国債入札 10年債 200億ドル
米 シカゴ連銀総裁 講演
中国 12月消費者物価指数
1/11
日本 11月景気動向指数
日本 12月都心オフィス空室率
日本 キユーピー、OSG、ビックカメラ、7&I、ユニー・ファミマ、ファーストリテイ、各決算
米 12月生産者物価指数(PPI)
米 新規失業保険申請件数(~12/31日の週)
米 国債入札 30年債 120億ドル
米 NY連銀総裁 講演
EU 11月ユーロ圏鉱工業生産
1/12
日本 オプションSQ算出
日本 11月国際収支
日本 東京オートサロン(~1/14、幕張メッセ)
日本 サカタのタネ、コシダカHD、いちご、松竹D、久光薬、オンワードHD、各決算
米 12月消費者物価指数
米 12月小売売上高
米 JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、ブラックロック、各決算
米 ボストン連銀総裁 講演
中国 12月貿易収支
独 独連銀総裁講演
2.NY市場、為替/債券 各結果(1/5)
今日のNY為替市場はドルの買い戻しが優勢となった。米雇用統計、ISM
非製造業景気指数といった重要指標が発表されたが、いずれも予想を下
回る弱い内容となった。
特に米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が14.8万人増と予想を
大きく下回ったほか、注目の平均時給は前年比で2.5%と予想通りだった
ものの、前回分は下方修正されている。FRBの利上げ期待を後退させる
内容ではないものの、少なくともドル買いの材料ではなかった。
ただ、ドル売りの反応は発表直後だけで直ぐにドル買いに転じている。昨年
末からドル売りが続いていたが、全体的にまだ、新年が始まったばかりで手
探りの状況下、利益確定売りの材料に使われたのかもしれない。
ドル円は米雇用統計発表直後こそ113円ちょうど近辺まで下落したものの、
113円台は維持された。きょうで3日続伸し、112.95円付近に来ている
21日線を上抜いてる。来週以降の動きが注目されるが、目先は12月21日
高値113.65円と12月12日高値113.75円が上値レジスタンスとして
意識される。
リスクとしては株高に過熱感が出ている事であろう。今週のドル円の上げは
ドルよりもむしろ、株高による円安が大きい。きょうもダウ平均は最高値を
更新しているが、さすがに過熱感は否めない。米株式市場は来週から10-
12月期の決算発表がスタートする。もし、決算に対してネガティブな反応が
多いようであれば、株式と伴にドル円も調整リスクが高まる可能性もあり
そうだ。
ユーロドルは米雇用統計発表直後に1.2080ドル近辺まで上昇したが、
買いの勢いが続かず、その後は1.2020ドル付近まで一時急速に下落。
ただ、1.20ドル割れ試す動きまでは見られず、底堅さは堅持している。
昨年末からの上昇で過熱感も出ており、ここ数日は上値を抑えられる動き
も出ている。調整の動きも出ているとも思われ、今日の米雇用統計は利益
確定売りには絶好のタイミングだったのかもしれない。
今日は12月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が発表になって
いたが、総合指数で前年比1.4%、コア指数で0.9%と低インフレの
状況は続いている。ECBの目標に向かう気配はまだ見られていないが、
ECBは年後半にインフレは目標水準に向かい始めると見ており、予想を
下回るHICPの数字は、ECBの出口戦略への期待を後退させるまでの
インパクトは無かったようだ。
ポンドドルはロンドン時間に1.36ドル台前半まで値を落としてたものの、
NY時間にかけて戻している。ここに来てEU離脱交渉への楽観的な見方も
出ており、世界経済への期待から年内の英利上げ期待まで浮上し始めて
いるようだ。
ポンド円は153円台半ばまで上げ幅を広げており、昨年来高値に顔合わせ
している。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=409329
米国債利回り
2年債 1.960(+0.008)
10年債 2.475(+0.022)
30年債 2.807(+0.020)
期待インフレ率 2.036(+0.021)
※期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場、10年債利回りは上昇。この日発表の米雇用統計や
ISM指数は弱い予想を下回ったものの、反応は一時的で、株高やドル高と
伴に利回りも上昇した。
10年債利回りは2.48%まで上昇、政策金利に敏感な2年債利回りは
1.96%台まで上昇している。
2-10年債の利回り格差は52(前日50)とフラット化は一服。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=409328
3、NY株式市場 結果(1/5)
NY株式5日
ダウ平均 25295.87(+220.74 +0.88%)
ナスダック 7136.56( +58.64 +0.83%)
CME日経平均 23800 (大証比:+80 +0.34%)
今日のNY株式市場でダウ平均は最高値更新を続けている。この日は米雇用
統計が発表されたが、非農業部門雇用者数(NFP)増加数が予想を下回り、
注目の平均時給も予想範囲内となった。
FRBの利上げ期待を後退させる程の弱い内容ではなかったが、ネガティブ
な内容ではあった。ただ、株式市場はFRBの利上げは緩やかとの見方から
ポジティブな反応を示している。
一方で急ピッチな上昇から警戒感も高まっており、来週から10-12月期の
決算発表が始まるが、ネガティブな反応が多いようであれば、調整リスク
高まる可能性もありそうだ。
IT・ハイテク株はきょうも堅調な一方で、エネルギーや銀行株が下落。
銀行株は税制改革に絡んだ繰り延べ税金資産の評価見直しに伴う一時費用
の計上も伝わっている。来週はJPモルガンやウェルズ・ファーゴの決算発表
が予定。
ダウ採用銘柄ではボーイングが4%上昇したほか、ユナイテッド・ヘルス、
シスコが上昇。下げが続いていたインテルも反発した。一方、ゴールドマン
JPモルガン、エクソンモービルが軟調。
ボーイングは初の300ドル台に乗せており史上最高値を更新。ブラジルの
同業エンブラエル買収の可能性を協議してるが、一部報道で1株28ドルで
非公式に合意とも伝わっていた。
ナスダックも最高値更新。アップルやアマゾン、アルファベットなど主力株
総じて堅調。一方、マイクロンやセルジーンが下落。
アルコール飲料のコンステレーション・ブランズが商いを伴って下落。
9-11月期の決算を発表しており、比較可能の1株利益は予想を上回った
ものの、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。
ヘルスケアのCVSヘルスが続伸。株価は78ドル台を回復しており、11月末
につけた直近高値を上回ってきている。アナリストが投資判断を「買い」 に
引き上げたことが好感されている。
半導体の設計開発のザイリンクスが上昇。アナリストが投資判断を「買い」
に引き上げており、目標株価も従来の72ドルから78ドルに引き上げた。
買い推奨リストにも指定。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=409326
4.NY市場原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/5)
NY原油先物2月限(WTI)
1バレル=61.44(-0.57 -0.92%)
NYニューヨーク原油の期近は反落。時間外取引から売りが先行。NYダウが
続伸し、史上最高値を更新したが、原油相場は利食い売り先行となった。
北東部中心に米東海岸は寒波に襲われ気温が低下しているが、ヒーティング
オイルは売り先行となり、原油価格の買いにつながらず。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=409335
NY金先物2月限(COMEX)
1オンス=1322.30(+0.70 +0.05%)
NY金2月限は小幅高。時間外取引で小安くなった後、昨年12月の米雇用
統計が弱気の内容となると、地合いを引き締め、反発した。いったん利食い
売りで上げ幅を削り、軟調な展開となったが、押し目買い意欲は強く、再
浮上し、小高い状態を維持して引けた。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=409334
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