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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

3月第4週 相場展望と予定

2018-03-18 23:57:22 | 相場展望

   
3/12~週の日経平均は、上昇した。週初は米雇用統計を好感したダウが
440ドル高となり、日経平均は一時、節目の22000円目前。しかし、米国務
長官解任や貿易政策の不透明感など米国要因に加え、森友問題といった
国内政治リスク等が上値の重石となりました。

結局、日経平均は、週間で207円上昇する(↑0.97%)21676円でした。

さて、3月第4週(3/19~3/23)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末のNY市場、良好な経済指標の発表が材料視される中、貿易問題の不透明
感が上値を押さえつつも、続伸。これを受け日経平均は、小幅上昇スタートを想定。

指標では、米FOMCに注目が集まる。利上げが確実視されており、市場の関心は
今年の利上げ回数で、3or4回見通しで、為替の円高是正がほしい所。107円へ
向うなら、22000円超えも。

ただ、国内で、森友学園への国有地売却に関する財務省文書書き換え等、国内
政治不安もあり、上値を押さえることも想定される。

一方、日経平均は、PER12倍台とリバウンド継続して良い状況。四季報の熟読
から、イレギュラーな価格をしている銘柄へ投資するスタンスが良いと思われる。

日経平均、3月第4週(3/19~3/23)レンジは21450円~22150円程度
を想定しています。

1.3月第4週(3/19~3/23)主なイベントと予定
 3/18
  露 ロシア大統領選(第1回投票)決選投票の場合は4/8に実施
 3/19
 日本 2月貿易収支
 日本 システムディ 決算
 日本 共和コーポレーション 新規上場
  米 オラクル 決算
  米 アトランタ連銀総裁、講演
 中国 中国全人代、中国人民銀行総裁人事決定
 中国 2月不動産価格指数
  世 G20財務相・中央銀行総裁会議
 3/20
 日本 2月訪日外国人客数
 日本 信和 新規上場
  米 FOMC(~3/21)
  米 フェデックス 決算
 中国 全人代閉幕
  独 3月ZEW景況感指数
  英 2月消費者物価指数
 3/21
 日本 休場(春分の日祝日)
  米 FOMC、経済予測公表、
  米 パウエルFRB議長会見
  米 第4四半期 経常収支
  米 2月中古住宅販売件数
 3/22
 日本 石井表記、オプトエレクト 各決算
 日本 SOU 新規上場
  米 2月製造業PMI
  米 ナイキ、アクセンチュア、マイクロンテクノロジー、カーニバル、KBホーム 各決算
  豪 2月雇用統計
 NZ 中銀政策金利
  独 3月製造業PMI速報値
  独 3月IFO景況感指数
  英 中銀政策金利
  英 2月小売売上高指数
 EU 3月製造業PMI速報値
 EU ECB経済報告
 EU EU首脳会談
 3/23
 日本 2月消費者物価指数
 日本 サツドラHD 決算
 日本 ファイバーゲート、キュービーネットHD 新規上場
  米 2月耐久財受注
  米 2月新築住宅販売件数
  米 米暫定予算期限
  米 ボストン連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
 3/25
 日本 自民党大会
 EU 欧州時間、夏時間開始

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/16)

 今日のNY為替市場、NY時間に入ってドル買いが強まった。この日発表の
 米経済指標が強い内容だったことや、ドルの短期金利上昇が続いており、
 ドルをサポートしているとの指摘も聞かれる。

 米国債利回りや米株、原油も上昇する中、ドル円は106円台を回復。今週
 トランプ政権の不安定さがリスク回避の雰囲気を高めており、今度はマクマ
 スター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任する方針との報道も
 伝わっていた。コーン、ティラーソンと立て続けに解任が伝えられたことから、
 市場もトランプ大統領の政権運営に不安を強めている。

 ドル円も一時105.60円付近まで下落していたが、NY時間に入って、
 106.20円付近まで戻す動き。

 一方、ユーロドルは売りが優勢。サポートれていた1.23ドルをブレイク
 しており、一時1.2260ドルまで下落した。きょうの下げで21日線を下放
 れる展開が見られており、小さなダブルトップを形成しそうだ。目先は
 1.22ドルちょうどの水準が下値サポートとして意識される。その水準を
 割り込むようであれば、心理的節目の1.20ドルが視野に入る動きも想定
 され、下値警戒感も高まっている。

 きょうは2月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)の確報値が発表になって
 いたが、食品・エネルギーを除いたコア指数は前年比1.0%と前回と変わ
 らずとなった。少なくともインフレ上昇の兆候までは足元は見せておらず、
 ドラギECB総裁の慎重姿勢を裏付ける内容ではある。6月迄ECBは何も
 動きはないものと見られている。

 ユーロ円は130円台前半で推移。NY時間に入ってドル円が買い戻された
 ことからユーロ円も130円台は維持されている。ただ、上値は重い印象。
 今週の下げでユーロ円は上値へのモメンタムを一旦失って下値模索の展開
 となっている。心理的節目の130円付近には本邦勢の買いオーダーも観測
 されているようだが、その水準をブレイクするようであれば、今月の安値
 129.35円付近が意識される。

 ポンドドルはここ数日のレンジ下限をブレイクし一時1.38ドル台に下落。
 ただ、買い戻しも見られ1.39ドル台は維持している。ポンドについては
 来週の英中銀金融政策委員会(MPC)とEU首脳会議待ちの面が強い。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=421518

  米国債利回り
   2年債       2.291(+0.006)
   10年債      2.843(+0.015)
   30年債      3.076(+0.018)
   期待インフレ率   2.085(-0.006)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表の鉱工業生産や
 消費者信頼感指数が強い内容となったことで利回りは上昇した。ただ、
 来週のFOMCを確認したい雰囲気も強い中、利回りの上げは限定的。

 10年債利回りは一時2.85%、政策金利に敏感な2年債利回りは2.29
 %に上昇。

 2-10年債の利回り格差は55(前日54)とフラット化の状態は続い
 ている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=421517

3.NY株式市場 結果(3/16)

 NY株式16日
   ダウ平均    24946.51(+72.85 +0.29%)
   S&P500      2752.01(+4.68 +0.17%)
   ナスダック     7481.99(+0.25 +0.00%)
   CME日経平均   21465  (大証比:+25 +0.12%)

 今日のNY株式市場、この日発表になった米鉱工業生産やミシガン大消費者
 信頼感指数が予想を上回る内容となったことを好感しダウ平均は上昇した。
 米国債利回りが上昇しており、金融株が堅調。また、原油相場の買い戻しが
 強まったこともサポート。

 ダウ平均は心理的節目の2万5千ドルを一時回復したものの、その水準に
 入ると戻り売り圧力も出て上値も重い。トランプ大統領の政権運営や中国
 との貿易摩擦などトランプリスクが躊躇させているようだ。来週のFOMC
 を確認したい雰囲気もある。

 ダウ採用銘柄ではウォルマートやキャタピラーが上昇したほか、アメックス、
 ビザも堅調。一方、ユナイテッド・ヘルスやGEが下落。

 ナスダックは横ばい。マイクロンが上昇したほか、アドビが決算を受けて上昇。
 インテルも底堅く推移した。一方、アマゾン、アルファベット、ブロードコム
 が下落。

 アドビは12-2月期決算を発表しており、売上高と利益が予想を上回った。
 デジタルメディアソフトウエアの力強い伸びや定額制契約の急増が寄与した。

 イーストマン・コダックが大幅高。2018年のガイダンスを公表しており、
 売上高が15億~16億ドル、EBITDAは6000万~7000万ドル
 を見込んでいる。前年は4900万ドルだった。

 ティファニーが下落。11-1月期の決算を発表しており、1株利益は予想
 を上回ったものの、既存店売上高が予想を下回った。 
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=421515

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限(3/16)

 NY原油先物4月限(WTI)
  11バレル=62.34(+1.15 +1.88%)

 NY原油の期近は大幅続伸。時間外取引から買いが優勢となり、小じっかり。
 日中取引開始後はドル高となったが、前日、サウジアラビアが4月にかけて
 生産量を日量1,000万バレルを下回る水準を維持する意向としたことや、石油
 輸出国機構(OPEC)加盟国の協調減産継続見通しを強材料に上げ幅を拡大。

 NYダウが続伸、ガソリン、ヒーティングオイルの製品相場が堅調に推移も
 追い風となった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=421526

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1312.30(-5.50 -0.42%)

 金4月限は軟調。時間外取引ではドルが軟化したことから買い優勢となった。
 小高い状態を維持し、日中取引を開始。しかしNY時間の午前9時前から上げ
 幅を削る展開となった。2月の米鉱工業生産高が事前予想より強気の数字と
 なり、ドル高となると地合いを緩めた。NYダウが堅調に取引を開始し、3月
 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)も強気の数字でドルが堅調に推移
 したことで戻り鈍く推移。米長期金利の上昇も弱材料となり、軟調に引けた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=421525

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3月第3週 相場展望と予定

2018-03-11 23:54:19 | 相場展望

   
3/5~週の日経平均は、上昇した。週初はトランプ米大統領による保護主義
政策への警戒感から売り優勢の相場展開となり、一時2月半ばに付けた安値を
下回る局面もあった。その後は底堅さが意識され、次第に出直り基調に向かい
週末のSQ算出日は、トランプ大統領による貿易戦争への警戒感が和らぐ中、
米朝会談の可能性リリースされ、トランプ大統領は5月迄に会談するとの報道
で急動意する場面もあった。

結局、日経平均は、週間で287円上昇する(↑1.36%)21469円でした。

さて、3月第3週(3/12~3/16)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY市場で、米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が30万人超の
増加となるなど予想外の強さだった。労働市場は、力強さを増しているものの、
インフレ懸念は高まらず、程良い加減の内容で、ダウは440ドル超上昇した。

3/12~日経平均、米雇用統計結果やトランプ大統領による貿易戦争へ過度
警戒感後退、米朝会談の可能性から朝鮮情勢リスクオフなどから、3日続伸して
スタートしそうである。

国内で、佐川国税庁長官の辞任や財務省文書書き換えなど、国内政治不安も
あるが、影響は限定的と思いたい。

日経平均は、下げ過ぎから自律反発途上のリバウンド継続、週末「四季報」発売
を先取りした、イレギュラーな価格をしている銘柄へ投資するが効果的です。

日経平均、3月第3週(3/12~3/16)レンジは21400円~22100円程度
を想定しています。

1.3月第3週(3/12~3/16)主なイベントと予定
 3/12
 日本 2月法人企業景気予測調査
 日本 学情、コーセーRE、シーズHD、萩原工業、菱洋エレク 各決算
  米 2月財政収支
  米 国債入札 3年債 280億ドル
         10年債 210億ドル
 EU ユーロ圏財務相会合
 3/13
 日本 2月国内企業物価指数
 日本 ミサワ、ツルハHD、サンバイオ、正栄食、スバル、丹青社 各決算
  米 2月消費者物価指数
  米 国債入札 30年債 130億ドル
 EU 財務相理事会
 3/14
 日本 日銀議事録(1/22、23開催分)
 日本 2月機械受注
 日本 ブラス、神戸物産、ヤーマン、楽天地 各決算
  米 2月小売売上高
  米 2月生産者物価指数
 中国 2月小売売上高、
 中国 2月鉱工業生産
  独 メルケル独首相、4期目の就任宣誓
 EU 財務相理事会
 EU ドラギECB総裁、講演
 3/15
 日本 「四季報」発売
 日本 エニグモ、トリケミカル、三井ハイテク、明豊エンタ、東京ドーム 各決算
  米 2月輸入物価指数
  米 3月NY連銀製造業景況指数
  米 2月NAHB住宅市場指数
  米 米新規失業保険申請件数(~3/10までの週)
  米 アドビシステムズ、ブロードコム、ダラー・ゼネラル、アルタ・ビューティ 各決算
  米 国債償還 3年債 240億ドル
 EU 2月新車販売台数
 3/16
 日本 モロゾフ、アスクル、オハラ、オービス、オーエス 各決算
 日本 日装工産、フェイスネットワーク 新規上場
  米 2月住宅着工件数
  米 2月鉱工業生産指数
  米 2月ミシガン大学消費者信頼感指数
  米 ティファニー 決算
 3/18
  露 ロシア大統領選(第1回投票)


2.NY市場、為替/債券 各結果(3/9)

 今日のNY為替市場、この日発表された米雇用統計は非農業部門雇用者
 数(NFP)が30万人超の増加となるなど予想外の強さだった。一方で、
 最近注目の平均時給は前年比2.6%と予想を下回る内容となっている。
 労働市場は強さを増しているものの、インフレ懸念は若干緩む内容では
 ある。

 ただ、利上げ確率はほぼ変わっていない。CMEがFF金利先物の取引
 から算出しているFEDウォッチでは、年内4回以上の利上げ確率が34%
 (前日34%)、3回が40%(前日39%)となっている。一方、2回の確率は
 低下した。

 ほどよい加減の内容とも言え、米国債利回りや株式市場、そして原油相場
 も急上昇しており、市場にはリスク選好の雰囲気が強まった。そのような
 中、為替市場はドル安・円安が優勢となっていた。

 ドル円は106円台後半。21日線が106円台後半に来ており、その水準で
 の推移。21日線を超えて107円台に入ると戻り圧力も根強くあるようだ。

 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、1.23ドル台を回復。ただ、前日ECB
 理事会を受けての急落の後遺症がある様で、上値では戻り売り圧力も強い。
 前日ブレイクした21日線が1.2335ドル付近に来ているが、その水準は
 上値レジスタンスが形成されている模様。

 ドル安・円安の反応の中、ポンドドルやポンド円も買い優勢となり、ポンド
 円は一時148.50円付近まで上昇し、21日線の水準まで上昇する場面
 も見られた。

 きょうはポンド自体の動意はあまり無いが、英国立経済社会研究所 (NIE
 SR)が12-2月期のGDP予想を発表していた。前期比プラス0.3%、
 前回は0.4%に下方修正されていたが、1-3月期GDPも10-12月
 期同様に低めの数字になりそうな気配も出ている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=420302

  米国債利回り
   2年債       2.258(+0.008)
   10年債      2.894(+0.037)
   30年債      3.160(+0.038)
   期待インフレ率   2.125(+0.006)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で、10年債利回りは上昇。この日発表になった米雇用
 統計で注目の平均時給は予想を下回ったものの、非農業部門雇用者数
 (NFP)が予想を大きく上回る内容となったことから、先行き期待が高まった。

 10年債利回りは一時2.9%を超え、政策金利に敏感な2年債利回りも
 2.28%まで一時上昇した。

 2-10年債の利回り格差は64(前日61)。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=420301

3.NY株式市場 結果(3/9)

 NY株式9日
   ダウ平均     25335.74(+440.53 +1.77%)
   S&P500      2786.56( +47.59 +1.74%)
   ナスダック     7560.81(+132.87 +1.79%)
   CME日経平均   21760 (大証比:+410 +1.89%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は440ドル超急伸した。この日発表された
 米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が30万人超の増加となるなど
 予想外の強さだった。一方で注目の平均時給は前年比2.6%と予想を下回
 る内容となっている。労働市場は力強さを増しているものの、インフレ懸念
 は高まらず株式市場にとっては、ほどよい加減の内容とも言える。

 米雇用統計をきっかけに、米国債利回りや原油相場も上昇しており、今日の
 市場はリスク選好の雰囲気が見られている。銀行株やエネルギー関連株が
 上昇し、ダウ平均は一時400ドル超上昇した。VIX指数も雇用統計発表
 直後に13ポイント台まで下げる場面も見られている。

 ダウ採用銘柄はベライゾンを除く29銘柄が上昇。インテルやシェブロン、
 キャタピラー、JPモルガンが上昇。ホームデポ、マクドナルドも堅調に
 推移した。

 ナスダックは6日続伸。マイクロンは利益確定売りに押されているものの、
 ネットフリックスやアマゾン、アップルなど主力のIT・ハイテク株は概ね
 堅調。

 ネットフリックスは3日ぶり反発。今週に入って上げ一服となっているが、
 調整を見せることもなく最高値圏での推移が続いている。もう一段上値を
 期待させるチャートではある。きょうはアナリストの目標株価引き上げが
 伝わっている。従来の302ドルから340ドルに引き上げた。

 玩具メーカーのハスブロとマテルが下落。米連邦破産法11条の適用申請
 した玩具販売のトイザラスが米事業の清算の準備をしていると伝わった事
 が嫌気されている。

 カジノのウィン・リゾーツが5日続伸。前日は増配が材料視されていたが、
 きょうはユニバーサルエンターテインメントからの訴訟に関し、ウィンリ
 ゾーツが26.32億ドルを支払うことで和解したことが材料視されてる。

 半導体製造装置のラムリサーチが6日続伸。ここ最近、ハイテク株の中に
 半導体ブームが起こっており、同銘柄もその一つとなっている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=420299

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限(3/9)

 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=62.04(+1.92 +3.19%)

 NY原油は急反発。米国産原油の生産量は高水準が続いているものの、米
 雇用統計発表後に、ダウ平均株価が大幅高となるなど、米株式の騰勢が強
 まったことが好感されて、大きく切り返す展開となった。また、リビアの
 油田の稼働停止が継続していることや、米国の稼働中の原油のリグ(掘削
 装置)数が減少していたことも好感された。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=420292

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1324.00(+2.30 +0.17%)

 金4月限は反発。時間外取引で、米輸入関税に対する警戒感が後退した事や
 米朝首脳会談合意でリスク選好の動きとなったことを受けて軟調となった。
 日中取引では予想以上の米雇用統計を受けて1313.2ドルまで下落したが、
 平均時給の伸びが減速した事からドル安に転じると、地合いを引き締めた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=420291

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3月第2週 相場展望と予定

2018-03-04 23:55:33 | 相場展望

   
2/26~週の日経平均は、下落した。NY市場で、パウエル米FRB新議長
議会証言で、年内4回利上げ観測が高まり、米債利回り上昇と共にドル買い
の圧力が広がった。一方で、利上げペースの加速を警戒してリスク資産が
下落。

世界的に株式市場が下落、原油や金相場も軟調の中、リスク回避の円買い。
さらに、トランプ大統領が、鉄鋼とアルミに関税をかけると正式に発表した。
保護主義台頭を警戒して株安と円高が加速、日経平均は大きく売られて終了。

結局、日経平均は、週間で711円下落(↓3.25%)21181円でした。

さて、3月第2週(3/5~3/9)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末NY市場で、ダウは小幅続落となったが、ナスは半導体関連が買われて
4日ぶり反発している。イタリア総選挙、ドイツ大連立合意と欧州不安が後退
するようであれば、日経平均は、自律反発が意識されやすい。

また、3/9に2月米雇用統計が発表され注目されます。

日経平均は、月末/月初1200円余り下落して、下げ過ぎから自律反発して
良い水準です。リバウンドを意識しつつ、好業績の中・小型株等を見直して、
イレギュラーな価格をしている銘柄へ投資するスタンスの継続が効果的です。

日経平均は、PER13倍台と割安水準にあり、アナリストが20000円割れを
予想する今こそ底値接近にあると診たい。

日経平均、3月第2週(3/5~3/9)レンジは20700円~21900円程度を
想定しています。

1.3月第2週(3/4~3/9)主なイベントと予定
 3/4
  伊 イタリア総選挙
  独 ドイツSPD、連立協定について党員投票の結果公表
 3/5
 日本 くら、タカショー、ピジョン、泉州電 各決算
米 2月ISM非製造業景況指数
 中国 全国人民代表大会開幕
 中国 中財新総合PMI
 EU 2月ユーロ圏小売売上高
 3/6
 日本 アスカネット、アイル 各決算
米 1月製造業新規受注
  米 ブレイナードFRB理事、講演
  米 オートデスク、ターゲット 各決算
  米 NY連銀総裁、講演
  米 ダラス連銀総裁、講演
  豪 中銀政策金利
 3/7
米 1月貿易収支
  米 2月ADP雇用者数
  米 ベージュブック(米地区連銀経済報告)
  米 コストコ、ダラー・ツリー 各決算
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  豪 第4四半期GDP
 3/8
日本 日銀金融政策会合(~3/9)
 日本 第4四半期GDP改定値
 日本 積水ハウス、クミアイ化、鎌倉新書、アイモバイル、不二電機 各決算
米 新規失業保険申請件数(~3/3日までの週)
  米 クローガー 決算
中国 2月貿易収支
 EU ECB政策金利
 EU ドラギECB総裁会見
 3/9
日本 メジャーSQ算出
 日本 日銀金融政策会合結果
 日本 黒田日銀総裁会見
 日本 日本駐車場、鳥貴族、エイチーム、gumi、インスペック、コーセル 各決算
米 2月雇用統計
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  米 ボストン連銀総裁、講演
中国 2月消費者物価指数
 中国 2月生産者物価指数
 3/11
米 米国は夏時間に移行

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/2)

 今日のNY為替市場、リスク回避の雰囲気が続く中、ドル売り・円高が
 強まった。トランプ大統領の鉄鋼やアルミの輸入の関税措置による保護
 主義の動きに市場は、関心を強めている。そのような中、大統領からの
 ツイッターが雰囲気を更に掻き回した。大統領は「貿易戦争は良いもの。
 勝つのは簡単」とツイートしている。各国から非難が相次いで、EUは
 35億ドル相当の米国からの輸入に25%の関税を課す計画も検討して
 いるとの報道も伝わっていた。

 株式市場が依然として不安定な中、ドル円は105円台に下落。見切り
 売りを加速させ、一時105.25円付近迄下落した。その後は米株式
 市場が下げ渋ったことから105.75円付近まで戻している。

 円相場に関しては日銀の黒田総裁からの発言もドル円を圧迫した。総裁は
 「19年度頃にはインフレが2%に達成する可能性が高いと確信しており、
 当然のことながら出口をその頃に検討し、議論しているという事は間違い
 ない」と述べていた。ある意味自然な話でもあり、市場の反応は行き過ぎ
 と思われるが、総裁の口から「出口」という言葉が出ると敏感になる様だ。

 ユーロドルは1.23ドル台を回復。1.2330ドル付近まで上昇し、21日線
 に顔合わせした。前日は1.21ドル台まで下落し、チャートは下向きの兆候
 を示すダブルトップを形成したが、一時的な動きに留まった。
 ショート勢の撤退の動き出ていた様で、きょうは買戻しが活発化している。

 来週はECB理事会が予定されている。ガイダンス変更で見方が分かれて
 いるようだが、市場ボラティリティが高まる中、ECBが出口戦略を強化する
 にはタイミングが悪い。協議はされるものと思われるが、大幅な変更はない
 との見方が有力。ただ、ドラギ総裁の会見で協議に関して何らかの発言が
 あるようであれば反応する可能性は留意される。

 ポンド円も売りが強まり144円台まで一時下落する場面も見られた。
 200日線から今日も下放れする動きが見られており、下向きのトレンド
 を強めている。

 EUから英国に離脱協定草案が提出されているが、それに関してきょう、
 メイ英首相の演説が行われていた。「英離脱交渉では両側とも望み通りに
 ならない。悪い合意ならない方がまし」などとEUからの提案に拒絶を示
 していた。しかし、具体的な中身も無く、明確な対策も示されなかったこと
 から反応は鈍い。

 さすがに急速な下げで過熱感も出ており、RSIは下げ過ぎ感を示す30を
 下回っている。昨年8月以来の水準まで低下しており、一旦買い戻しの動き
 も欲しいところではある。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=418995

  米国債利回り
   2年債       2.242(+0.030)
   10年債      2.866(+0.058)
   30年債      3.142(+0.058)
   期待インフレ率   2.136(+0.028)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。国会で日銀黒田総裁が
 「19年度頃にはインフレが2%に達成する可能性が高いと確信して
 おり、当然のことながら出口をそのころに検討し、議論しているという
 ことは間違いない」と述べていた。

 米国債も敏感に反応している。ある意味自然な話であり、市場の反応は
 行き過ぎと思われるが、総裁の口から「出口」という言葉が出ると敏感
 になる様だ。

 また、来週の社債の大型起債に備えた換金売り(利回り上昇)も出ていた。

 下落が続いている米株も下げ渋る動きを見せた事から、10年債利回りは、
 2.86%まで上昇してる。政策金利に敏感な2年債も2.24%迄上昇。

 2-10年債の利回り格差は62(前日60)。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=418994

3.NY株式市場 結果(3/2)

 NY株式2日
   ダウ平均     24538.06(-70.92 -0.29%)
   S&P500      2691.25(+13.58 +0.51%)
   ナスダック     7257.87(+77.31 +1.08%)
   CME日経平均  21110(大証終比:-20 -0.10%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は4日続落。トランプ大統領の鉄鋼やアルミ
 輸入へ関税措置による保護主義の懸念が高まる中、大統領からツイッターが
 雰囲気を更に掻き回した。大統領は「貿易戦争は良いものだ。勝つのは簡単」
 とツイートした。ダウ平均は一時391ドル安まで下落したものの、その後
 IT・ハイテク株中心に買い戻しも入り、引けにかけて急速に下げ渋った。

 EUも対抗措置を検討しており、一部からは35億ドル相当の米国からの輸入
 に25%の関税を課す計画も検討しているとの報道も伝わっている。ここ数日、
 引けにかけて売りが強まる展開が続いていたが、きょうは逆に買い戻しが強ま
 った。VIX指数も20ポイントを再び下回っている。

 ダウ採用銘柄ではマクドナルドが大幅安となったほか、キャタピラー、ボーイ
 ングが、前日に引き続き軟調。一方、インテルが上昇したほか、ジョンソン&
 ジョンソン、メルク、ファイザー、P&Gといったディフェンシブ銘柄が上昇。

 マクドナルドはバリューメニューが期待ほど伸びていないとしてアナリスト
 から目標株価と業績見通しの引き下げが伝わっていた。投資判断は「買い」を
 継続。

 ナスダックは大幅に反発。中堅のIT・ハイテクやバイオ株に押し目買いが
 入り指数をサポート。次第に上値が重かったFAANG銘柄にも買い戻しが
 広がった。

 ギャップが堅調。11-1月期決算を発表しており、オールドネイビーが好調
 で1株利益、既存店売上高とも予想を上回った。

 百貨店のJCペニーが大幅安。11-1月期決算が発表されており、1株利益
 予想を上回ったものの既存店売上高は予想を下回った。

 百貨店のノードストロムが上昇。決算を受けて寄り付きは売りが先行したものの、
 押し目買いからプラスに転じている。

 半導体のマイクロセミが上昇。マイクロチップが83.5億ドルで買収する事で
 合意したと発表。1株68.78ドルの買収で前日終値に7%上乗せの水準。

 VIXスポット 19.69(-2.83 -12.59%)
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=418992

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限(3/2)

NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=61.25(+0.26 +0.43%)

 NY原油は小反発。時間外取引から売りが優勢で小安く推移し、日中取引開始
 後も弱含みで推移した。しかし期近4月限が60ドルの節目を維持したことで
 テクニック要因からの買いや、ドル安を背景にした買いが優勢となり、小高く
 引けた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=419002

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1323.40(+18.20 +1.39%)

 NY金4月限は反発。ドル安を受けて買い優勢となり、修正高となった。前日
 引け後の時間外取引から買い優勢となり、1日の下げ幅を上回る上昇となった。
 欧州時間の時間外取引で上げ幅を拡大し、1,325ドルを試した。日中取引開始後
 もドル安から堅調な値動きとなった。米10年債利回りは上昇し、NYダウが続落
 する環境下、堅調な値動を維持した。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=419001

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2月最終週 相場展望と予定

2018-02-25 23:57:08 | 相場展望

   
2/19~週の日経平均は、上昇した。NY市場がリバウンドを見せた事
から、週初は買いが先行。祝日明けNY市場が、FOMC議事録の公表を
控えポジション調整から大きく下げると、日経平均は反応し22000円を
割り込んだ。米経済成長が堅調なため、利上げペースが4回/年予想も
あり、債券市場は、米10年国債利回りが3%弱と、高水準に上昇。これ
を受け、為替市場の円高が重しとなり、日経平均リバウンドの重しだった。

日経平均は、PER13倍台と割安水準から、2/16終値水準を割る事
なく、週末上昇し終了した。

結局、日経平均は、週間で172円上昇(↑0.79%)し21892円でした。

さて、2月最終週(2/26~3/2)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

日経平均は、週末NY市場がダウ347ドル高と大きく上昇。22000円を
回復して、続伸スタートとなりそうである。
また、米発VIXショックによる過度な警戒は、VIX指数は20割れ水準で
安定し、金融正常化に向けた動きが期待されます。

リバウンドが継続するか注目ですが、日経平均は戻りが遅く、リバウンドが
意識されやすいと思われる。

好業績の中・小型株等を見直して、イレギュラーな価格をしている銘柄等へ
投資するスタンスが効果的と思われます。

日経平均、2月最終週(2/26~3/2)レンジは21700円~22300円
程度を想定しています。

1.2月最終週(2/26~3/3)主なイベントと予定
 2/26
 日本 ラクーン、ウチダエスコ 各決算
  米 1月新築住宅販売
  米 メーシーズ 決算
  米 セントルイス連銀総裁、講演
  独 メルケル首相率いるCDUが連立協定を採決
 2/27
 日本 内田洋、東和フードサービス 各決算
  米 1月耐久財受注
  米 2月消費者信頼感指数
  米 12月ケースシラー住宅価格指数
  米 パウエルFRB議長、下院金融委員会で半期に一度の証言
  米 イエレン前FRB議長、バーナンキ元FRB議長 会談
  米 プライスライン、エクスプレス・スクリプツ、ディスカバリー 各決算
  独 消費者物価指数速報値
 2/28
 日本 1月鉱工業生産指数
 日本 はてな、スリープロ、パーク24、エイチ・アイ・エス 各決算
 日本 ジェイテックコーポレーション、M新規上場
  米 第4四半期GDP改定値
  米 1月中古住宅販売制約指数
  米 セールスフォース、ロウズ、マイラン、Lブランズ 各決算
  米 国債償還 5年債(697億ドル)
           7年債(305億ドル)
 中国 2月中国製造業PMI
 EU 1月ユーロ圏消費者物価コア指数
 3/1
 日本 12月法人企業統計調査
 日本 伊藤園、アルチザ 各決算
  米 1月個人所得/支出
  米 2月ISM製造業景況指数
  米 新規失業保険申請件数(~2/24迄の週)
  米 2月自動車販売
  米 パウエルFRB議長、上院銀行委員会で半期に一度の証言
  米 ベストバイ、ギャップ、コールズ、ノードストローム 各決算
 中国 財新製造業PMI
 3/2
 日本 1月有効求人倍率
 日本 1月完全失業率
 日本 1月消費者物価
 日本 DyDo、ナトコ、ハイレックス、アインHD 各決算
  米 ミシガン大学消費者マインド指数
  米 フットロッカー、JCペニー 各決算
 3/4
  伊 イタリア総選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/23)

 今日のNY為替市場、米国債利回りが下げ幅を拡大する中、ドル円は
 上値の重い展開が続いており、日本時間1時のロンドン・フィキシングに
 かけて一時106.50円付近まで下落した。ただ、終盤になって米株式
 市場でダウ平均が上げ幅を伸ばし、米国債利回りも下げ一服となった事
 から、ドル円も下げ渋っている。

 株式市場が落ち着きを取り戻す中、米国債利回りの下げがドル円を圧迫
 している模様。米10年債利回りは心理的節目の3%達成目前で失速して
 いる格好だが、このところの弱気相場(利回り上昇)を見直す動きも出ている
 のかもしれない。

 今週はFOMCメンバーの発言も多数伝わっているが、慎重姿勢を強調した
 発言が多く見受けられており、今日もローゼングレン・ボストン連銀総裁が
 低金利がしばらく続く可能性に言及していた。これらを受けて市場も、今週
 FOMC議事録後の動きを修正しているのかもしれない。

 ドル円がもし、106円台半ばの水準をブレイクするようであれば、直近安
 値の105.55円水準が再び視野に入る可能性もありそうだ。

 一方、ドル安というよりも円高の動きも序盤は出ていた。ユーロ円や豪ドル
 円などクロス円での円高の動きがフィキシングに向けて見られた。ただ、
 米株は大幅に続伸しており、原油も上値追いとなっていることからリスク
 回避の円買いではない。フィキシングに絡んだ実需の動きと思われる。

 ユーロ円は一時130円台に下落し、200日線を一時下回っている。
 200日線を下回るのは仏大統領選があった昨年4月以来。昨年4月から
 今年2月始めまでの上昇波のフィボナッチ38.2%戻しが128.60円
 付近に来ている。心理的節目の130円を割り込むようであれば視野に
 入る可能性もありそうで来週以降の動きが警戒される。ただ、可能性と
 してはまだ低いものと思われる。

 豪ドル円も下げが続き、2月14日に瞬間的に付けた安値を一時下回り、
 昨年6月以来の水準に下落した。

 なお、来週はパウエルFRB議長の初の議会証言が予定されている。
 下院では当初予定していた28日から27日に繰り上げられている。それに
 向けてこの日、FRBから金融政策報告が公表されていたが、特に反応は
 なかった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=417734

 米国債利回り
   2年債       2.238(-0.008)
   10年債      2.866(-0.055)
   30年債      3.155(-0.052)
   期待インフレ率   2.126(+0.006)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。ロンドン時間から一本調子の
 下げを見せている。米10年債利回りは心理的節目の3%達成目前で失速
 している格好。今週はFOMCメンバーの発言も多数伝わっているが、慎重
 姿勢を強調した発言が多く見受けられて、今日もローゼングレン・ボストン
 連銀総裁が低金利がしばらく続く可能性に言及していた。これらを受けて
 市場も、今週のFOMC議事録後の動きを修正しているのかもしれない。

 来週はパウエルFRB議長の初の議会証言が予定されている。下院では
 当初予定していた28日から27日に繰り上げられている。それに向けて
 この日、FRBから金融政策報告が公表されていたが、特に反応はなかった。

 10年債利回りは2.86%付近まで低下し、2年債も2.22%台に下げ
 ている。

 2-10年債の利回り格差は63(前日67)にフラット化。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=417733

3.NY株式市場 結果(2/23)

 NY株式23日
   ダウ平均     25309.99(+347.51 +1.39%)
   S&P500      2747.30( +43.34 +1.60%)
   ナスダック     7337.39(+127.31 +1.77%)
   CME日経平均   22035 (大証比:+125 +0.57%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は大幅続伸。半導体中心にIT・ハイテク株に
 買い戻しが入っており相場をサポート。FOMCメンバーの慎重な発言もあっ
 て米国債利回りも低下し株式市場を支援しているようだ。

 ダウ平均は寄り付きから上昇し、2万5千ドル台に再び上昇した。ここ数日、
 終盤に失速する動きが続いていたが、きょうは終盤の戻り売りがなく、ロング
 勢が上値を追い始めた模様。きょうはほぼ高値引けで終了している。市場も
 落ち着きを取り戻しており、VIX指数は16ポイント台まで低下した。

 来週はパウエルFRB議長の初の議会証言が予定されている。下院では
 当初予定していた28日から27日に繰り上げた。それに向けてFRBから
 金融政策報告がこの日公表されていたが、特に反応はなかった。

 ダウ採用銘柄は29銘柄が上昇。インテルが4%上昇したほか、原油相場の
 戻りが続いていることからシェブロン、エクソンモービルといったエネルギー
 株も堅調。マイクロソフト、シスコも反発した。一方、前日上昇していたユナイ
 テッドテクノロジーズは反落。

 ナスダックは5日ぶり反発。インテルやマイクロンなど半導体関連が上昇を
 牽引。フェイスブックやアップル、テスラ、ネットフリックスも堅調に推移。

 ペットフードのブルー・バッファローが大幅高。食品のゼネラル・ミルズが
 80億ドルで買収すると伝わっている。

 ネット広告のプラットホーム開発のトレード・デスクが大幅高。1-3月期
 売上高見通しが予想を上回った。

 HPエンタープライズが大幅高。11-1月期の決算を発表しており、1株
 利益、売上高とも予想を上回った。2-4月期の利益見通しについても予想
 を大きく上回っている。

 医薬品のアラガンが続伸。アナリストが新規に「買い」でカバレッジを開始。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=417731

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限(2/23)

 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=63.55(+0.78 +1.24%)

 NY原油は続伸。米国産の原油生産量は高水準だが、今週、米石油協会(API)
 米エネルギー情報曲(EIA)の週報で、ともに在庫が減少していた事で、センチ
 メントが強まるなか、この日はリビア油田の稼働停止の報も支援材料となった。
 また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー相が需給について強気のコメント
 をしたことも好感された。一方、米国の稼働中の原油リグ数は前週比1基増と
 なったが、あまり弱気のインパクトはなかった。

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1330.30(-2.40 -0.18%)

 金4月限は反落。ユーロの上値の重さや、実需筋が高値での買いを見送った事
 を受けて軟調となった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=417723

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2月第4週 相場展望と予定

2018-02-18 23:56:05 | 相場展望

   
2/11~週の日経平均は、上昇した。連休明けはVIXショックの影響から
続落で始まると、一時21000円を下回る場面もあったが、自律反発から、
NY市場がリバウンドをみせた事が安心感につながり、買戻しの動きとなり、
日経平均は、週末にかけ上昇し終了した。

結局、日経平均は、週間で337円上昇(↑1.58%)21720円でした。

さて、2月第4週(2/19~2/23)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

明日からの週は、リバウンド継続性を見極める事になりそうだが、米国では
1週間で、ダウが1000ドル余り戻りを見せたのに対し、日経平均は、戻りが
不良で、米発VIXショックによる過度な警戒は、後退する可能性がある。また、
上海市場が春節で休場のため、リバウンドが意識されやすいと思われる。

日経平均は、週末NY市場の動向から、続伸スタートとなりそうである。

今迄の地合いに振らされた格好からイレギュラーな価格を形成している銘柄
等へ、押し目を拾うスタンスが良さそうである。

日経平均、2月第4週(2/19~2/23)レンジは21400円~22250円程度
を想定しています。

1.2月第3週(2/19~2/23)主なイベントと予定
 2/19
 日本 1月貿易収支
 日本 横浜ゴム、テラプローブ、アップル 各決算
  米 休場(プレジデンツデー祝日)
 中国 春節休場(~2/21、祝日)
 香港 春節休場(~2/19、祝日)
 2/20
 日本 ミッドシティ、INV 各決算
  米 ウォルマート、ホーム・デポ、MGMリゾーツ 各決算
  米 国債入札 2年債(280億ドル)
 EU EU財務相理事会
 2/21
  米 FOMC議事録
  米 1月中古住宅販売件数
  米 デルファイ 決算
  米 国債入札 5年債(350億ドル)
 2/22
 日本 プラネット 決算
 日本 1月訪日外国人観光客数
  米 1月CB景気先行総合指数
  米 HP、HPエンタープライズ、ニューモント、チェサピーク 各決算
  米 国債入札 7年債(290億ドル)
  米 NY連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  独 2月Ifo景況感指数
 2/23
 日本 キタック 決算
 日本 1月消費者物価指数
  米 サンフランシスコ連銀総裁、講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/16)

 今日のNY為替市場はドル買い戻しが強まった。ただ、特段のドル買い
 材料は見当たらず、週末ということもあり短期筋の利益確定のショート
 カバーが中心だったように思われる。NY市場が明日から3連休という
 こともあったのかもしれない。

 ただ、ドルは依然として上値は重い印象。株式市場は落ち着きを取り戻
 しつつある中、米利上げ期待やインフレ警戒の高まりは残る。ドル売り
 のシナリオというのも違和感があるが、経済、雇用重視のトランプ政権
 にとっては、株高・ドル安がベストシナリオと思われることから、市場も受け
 入れやすいのかもしれない。

 今回のドル安だが、様々な見方が出ている。大型減税やインフラ拡大等
 による財政赤字拡大への懸念や、ECBや日銀と比較してFRBの出口
 戦略の余力は小さい等々の理由で、長期的なドル安では一致している。
 しかし、財政刺激策による景気拡大やインフレ期待の高まりから、FRB
 の予想以上の利上げも見込まれる中、短期的にはドル高との見方もある
 ようだ。

 ドル円は東京時間に105.55円付近まで一時下落してたが、106円台
 に戻している。午後にはモラー特別検察官が米選挙中のハッキングで
 ロシア人13人を訴追したと伝わったことをきっかけに株式市場の戻り
 売りが強まり、買い戻しが強まる場面も見られた。株安・ドル高の巻き返し。

 下げ過ぎ感も出ており、105円台に入ると押し目買いも出るようだが、
 上値は依然として重い印象。

 ユーロドルは一時1.23ドル台に下落する場面も見られた。東京時間に
 一時1.2550ドル近辺まで上昇してたが、ロンドンからNYにかけて戻り
 売りに押されている。直近高値を上抜いたことで達成感もあった様だ。
  
 ユーロドルの目先の下値サポートとしては、フィボナッチ50%戻しが
 1.2380ドル付近にあり意識される。また、1.23ドル台に入ると上値
 期待を高めているロング勢からの買いオーダーも活発に出る模様。

  ポンドも売りが優勢となり、ポンドドルは心理的節目の1.40ドルを
 一時割り込んだ。来週は英雇用統計の発表が予定されている。注目は平均
 賃金だが、前年比は前回とほぼ同様の伸びが見込まれてる状況。英中銀は
 先日の金融政策委員会(MPC)で早期利上げの可能性を強調するタカ派
 なガイダンスを示していた。平均賃金がそれを裏付けるか注目される。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=416534

 米国債利回り
   2年債       2.190(+0.005)
   10年債      2.871(-0.038)
   30年債      3.129(-0.035)
   期待インフレ率   2.098(-0.015)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。週末や明日から3連休を控え
 ていることもあり、買い戻しが膨らみ利回りは低下した。為替市場でドル安
 が一服していたことも、その動きに拍車をかけたようだ。

 10年債利回りは2.85%付近まで一時低下。政策金利に敏感な2年債利
 回りは2.18%付近での振幅が続いた。

 2-10年債の利回り格差は68(前日72)に縮小。
http://klug-fx.jp/fxnews/de%20tail.php?id=416533

3.NY株式市場 結果(2/16)

 NY株式26日
   ダウ平均     25219.38(+19.01 +0.08%)
   S&P500      2732.22( +1.02 +0.04%)
   ナスダック     7239.47(-16.97 -0.23%)
   CME日経平均   21900(大証終比:+160 +0.73%) 

 今日のNY株式市場は戻り売りが優勢となった。落ち着きを取り戻しつつある
 中、今週のNY株式市場は買い戻しが続いた。週末で明日から3連休という事
 もあり、さすがに利益確定売りも出たようだ。ただ、下押す動き迄は見られて
 おらず、ダウ平均は小幅ながら6日続伸している。注目のVIXは一時17台まで
 低下し、株式市場は次第に安定を取り戻している模様。

 午後になって、モラー特別検察官が米選挙中のハッキングでロシア人13人を
 訴追したと伝わったことをきっかけに、戻り売りが強まっている。ダウ平均は
 一時232ドル高まで上昇していたが、一時マイナスに転じる場面も見られた。

 ダウ採用銘柄では、ファイザー、ユナイテッド・ヘルス、J&ジョンソンなど
 ヘルスケアが上昇しているほか、GE、ディズニーも堅調。決算を発表したコカ
 コーラも上昇。一方、キャタピラー、マクドナルド、JPモルガンが下落した。

 コカコーラは10-12月期の決算を発表しており、1株利益が予想を若干上
 回ったほか、既存事業の売上高も好調に推移した。

 ナスダックも午後になって利益確定売りが強まり反落している。アマゾンやエヌ
 ビディア、フェイスブックが下落した。反面、マイクロン、シスコ、アプライド
 は堅調。

 プロバイダー向けにeコマースのシステム開発を手掛けるシンクロノスが大幅高。
 投資会社のシリスキャピタルを介して実施していた1.85億ドル規模の優先株
 の売却が完了したことが材料視されている。

 クアルコムとブロードコムは下落。取引開始前にクアルコムがブロードコムから
 の1株82ドルでの買収提案を拒否したと伝わっている。ただ、これからも協議
 には応じると述べていた。

 半導体試験装置のコヒューが大幅安。10-12月期の決算を発表しており、
 1株利益が予想を下回ったほか、1-3月期の売上高見通しも予想を下回った。

 クラウドなどを手掛けるアリスタ・ネットワークスが商いを伴って大幅安。10-
 12月期の決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、
 市場は1-3月期の売上高見通しが予想範囲内だった点を嫌気している模様。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=416531

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限(2/16)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=61.68(+0.34 +0.55%)

 NY原油の期近は小幅続伸。時間外取引から買いが先行。日中取引はドル
 高から一時マイナスサイドに軟化する場面があったが、米株高でリスクオン
 (容認)の動きが先行したことや、ガソリン、ヒーティングオイルの製品高に
 支援され、堅調な値動きとなった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=416543

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1356.20(+0.90 +0.07%)

 NY金は小反発。金4月限は小幅高。時間外取引ではドル安を受けて堅調に
 推移し、1月25日以来の高値となる1,364.4ドルを付けた。しかし日中取引
 では米経済指標が強気の数字となり、ドル高から上げ幅を削る展開となった。
 1,350ドル割れは買い拾われ、小じっかり引けた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=416542

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2月第3週 相場展望と予定

2018-02-11 23:58:45 | 相場展望

   
2/5~週の日経平均は、NY市場に端を発したリスク回避の1週間でした。

先週末の米雇用統計で賃金上昇率が予想以上に伸び、市場での利上げ
期待が高まった。米債利回りが急上昇すると共に、株式市場には、売りが
殺到した。

日経平均は2/6に1071円安、週末508円安と暴落し、約4カ月ぶり
安値水準を付けて21500円台で終了しました。

結局、日経平均は、週間で1891円下落(↓8.13%)の21382円でした。

さて、2月第3週(2/12~2/16)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

米長期金利の上昇を背景のNY株安を受け、対象となるVIX指数が3%程度
変動すると、先物を売ると診られ、足元でVIXの変動率は大きく上回っており、
相場下落の一因となっている様です。ポジション解消の動きは一巡したとの
見方があるものの、今週も波乱含みの相場展開を想定した方が精神衛生上、
良さそうです。

日経平均は、週明けのNY市場(2/12)動向を見てのスタートとなりそう。

国内企業の決算発表も終了に向かいます。中・小型株などは、決算評価の
動きなども散見されます。地合いに振らされる格好からイレギュラーな価格を
形成している銘柄等へ冷静に押し目を拾うスタンスが良さそうです。

週明け日経平均、ここからの下げは限定的と思い、週末にかけ自律反発を
示す相場展開を期待したい。

日経平均、2月第3週(2/13~2/16)レンジは21000円~22000円程度
を想定しています。

1.2月第3週(2/12~2/16)主なイベントと予定
 2/12
 日本 休場(建国記念日祝日)
  米 2019年度予算教書
  米 1月財政収支
 中国 中元建て新規貸出額
 2/13
 日本 コインチェック、金融庁への報告提出期限
 日本 大林組、KLab、enish、楽天、アルバック、ヤマハ発 各決算
  米 1月小売売上高
  米 ペプシコ、メットライフ、アンダーアーマー 各決算
  英 1月消費者物価指数
  英 1月生産者物価指数
 2/14
 日本 第4四半期GDP速報値
 日本 キリンHD、大塚HD、日本郵政、ダイキン、東芝、第一生命 各決算
  米 1月小売売上高
  米 1月消費者物価指数
  米 米財務長官、上院財務委員会で2019会計年度予算案について証言
  米 シスコシステムズ、アプライド・マテリアルズ、トリップアドバイザー 各決算
  独 第4四半期GDP速報値
  仏 クレディ・アグリコル 決算
 EU ユーロ圏鉱工業生産指数
 2/15
 日本 1月機械受注
 日本 サッポロHD、アサヒ、トレンド、洋ゴム、富士ソフト 各決算
  米 1月鉱工業生産
  米 1月生産者物価指数
  米 2月NY連銀製造業景況指数
  米 2月フィラデルフィア連銀景況指数
  米 マリオット、CBS、エイボン・プロダクツ 各決算
  米 国債償還 3年債(240億ドル)
           10年債(392億ドル)
 中国 春節休場(~2/21、祝日)
  豪 1月雇用統計
 2/16
 日本 木徳神糧、J―HD、ブリヂストン、ユニチャーム 各決算
  米 1月住宅着工件数
  米 2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報
  米 コカ・コーラ、クラフト・ハインツ、ディア 各決算
 香港 春節休場(~2/19、祝日)
 北朝 故金正日氏の誕生日

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/9)

 今日のNY為替市場、株式にらみの展開が続いている。今日も米株は株乱高
 下し、ダウ平均は500ドル安まで下落したものの後半になって今度は、一時
 521ドル高まで買い戻されるなど激しい値動きが続いている。

 株式に歩調を合わせる形で前半は、リスク回避の円高が強まり、ドル円は
 一時108.05円付近まで下げ幅を拡大。1月26日安値を下回る動きが見ら
 れていた。しかし、後半になると108円台後半まで急速に戻す展開となって
 いる。

 株式市場が落ち着くのを待つのみの状況だが、株式市場で恐怖指数として知ら
 れるVIX指数は30ポイントを超える水準で推移している。これが少なくとも20
 ポイントより下で安定しなければ、今回の大調整の底値を確認できないので
 あろう。

 ドル円は一時108.05円付近まで下げ幅を拡大。1月26日安値を下回る動
 きが見られていた。なお、一部報道で政府は、日銀の黒田総裁を再任する方針を
 固めたと伝わっていた。ドル円は瞬間的に買いの反応を見せ109円台を回復し
 ていたが、直ぐに戻している。為替市場で黒田総裁再任に円安で反応するのは
 意見が分かれるところなのかもしれない。
 総裁は決定会合後の会見では緩和継続を強調しているが、出口戦略への意向も
 見え隠れしている。

 一方、ユーロも下値模索となり、ユーロドルは一時1.22ドルちょうど付近まで下げ
 幅を拡大させた。ユーロ円の下げが圧迫していた模様。ユーロ円は一時132円台
 前半まで下落しており、本日の高値から200ポイント急落する展開も見られていた。

 ポンドも売りが強まり、ポンド円は一時150円を割り込む場面も見られている。
 前日の英中銀政策委員会(MPC)は予想以上にタカ派だった印象で、声明では
 利上げが想定以上に早い可能性を示唆したほか、カーニー英中銀総裁も、利上げ
 が早期かつ大幅になる可能性も示していた。今回のMPCを受けて市場も、5月
 利上げの確率を70%程度まで引き上げている。

 ポンドも急伸していが、その上げを維持できずに失速した格好できょうは、逆に
 下値模索を強めている。この日発表になっていた英鉱工業生産が弱い内容だった
 ことも、きっかけとなっていたようだ。なお、ポンドドルも一時1.37ドル台まで下げ
 幅を拡大。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=415362

 米国債利回り
   2年債       2.073(-0.030)
   10年債      2.855(+0.031)
   30年債      3.164(+0.034)
   期待インフレ率   2.066(-0.020)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。株価にらみの展開が続いており、
 ダウ平均の乱高下と伴に利回りも上下動した。10年債利回りは2.8%を割り
 込んだものの、2.85%台まで戻す展開。

 ただ、この動きに2-10年債の利回り格差は78(前日72)まで拡大しており
 スティープ化は続いている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=415363

3.NY株式市場 結果(2/9)

 NY株式9日
   ダウ平均    24190.90(+330.44 +1.38%)
   S&P500      2619.55(+38.55 +1.49%)
   ナスダック     6874.49(+97.33 +1.44%)
   CME日経平均   21275(大証終比:-85 -0.40%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は、乱高下した。前半は下値模索が続き
 一時500ドル安まで急落。ただ、午後になって急速に買い戻されている。
 今度は521ドル高まで急上昇。特に株買戻しの材料は見当たらないが、
 週末とあって短期筋のショートカバーが出ていたものと見られる。S&P
 500株価指数が200日線に到達したことも買戻しを誘発していた模様。

 ただ、株式市場でVIX指数は30を超える高水準で推移しており、依然と
 して不安定な相場展開は続いている。これが少なくとも20ポイントより下
 で安定しなければ、今回の大調整の底値は確認できない。

 ダウ採用銘柄は27銘柄が上昇。ナイキやアメックス、マイクロソフトが
 上昇しているほか、GE、ジョンソン&ジョンソン、インテルも上昇。
 前半はほぼ全面安の状況だった。

 ナスダックも反発。エヌビディアが大幅高となったほか、アップル、フェイス
 ブック、アルファベットも後半になってプラスに転じてる。一方、テスラや
 アマゾンは下落。

 エヌビディアは11-1月期の決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を
 大きく上回った。2-4月期の売上高についても予想を上回る見通しを示し
 ている。

 フェデックスやUPSといった宅配大手が軟調。アマゾンが既存の流通網を
 使用して、ウェブ注文を受けた企業から一般消費者への宅配事業に参入
 するとの報道が伝わったことが嫌気されている。

 サイバーセキュリティのファイア・アイが大幅高。10-12月期の決算を
 発表しており、1株利益、売上高が予想を上回ったほか、2018年のガイ
 ダンスも予想を上回っている。

 オンライン旅行サービスのエクスペディアが大幅安。1-12月期決算を
 発表しており、1株利益やEBITDAが予想を大きく下回ったことが嫌気され
 ている。競争力強化のため民泊仲介部門に多額の投資を行った事が影響。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=415361

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限(2/9)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=59.20(-1.95 -3.19%)

 NY原油は大幅続落。ダウ平均株価など米株式が乱高下するなか、今週発表
 された米国産原油生産量の日量1,000万バレル台乗せなどの供給圧力懸念、
 さらにはこの日発表された米国内の稼働中の原油のリグ(掘削装置)数が急増
 していたことなとが嫌気され、チャート悪化によって、これまで膨れ上がっていた
 ファンドの買いが一斉に手じまわれる形となったことで、売りが売りを呼ぶ展開
 で下げ足を加速した。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=415356

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1315.70(-3.30 -0.25%)

 金4月限は反落。株安再開には反応薄く、時間外取引から戻りを売られて
 軟調となった。米国債の利回り上昇によるドル高が圧迫要因となった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=415355

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2月第2週 相場展望と予定

2018-02-04 23:57:23 | 相場展望

   
1/29~週の日経平均は、NY株式市場が多くイベントを通過する中、
長期金利の上昇基調が強まっても、円高基調が継続して、1/24~
1/31迄、6日続落して下落幅は1000円を超えた。
2/1は7日ぶりに反発をみせたが、週末は前日上昇部分をほぼ帳消し
にするなど、調整モードの相場展開でした。

結局、日経平均は、週間で357円下落(↓1.51%)23274円でした。

さて、2月第2週(2/5~2/9)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末NY市場、1月米雇用統計は、前月比20万人増(予想:18万人増)を
上回った他、賃金は前年比で09年6月以来の大幅な伸びとなり、10年債
利回りが急上昇。利上げペースが加速するとの思惑から600ドル超も急落
する相場展開となった。もっとも上昇ペースが速かったので、経済指標や企業
決算良くても、売られた格好でした。

日経平均は、NY市場が大幅に下落した影響から売りスタートとなりそう。
企業の決算発表も本格化し第2のピークを迎えます。週末、米長期金利上昇、
やや円安(1ドル/110円台となり、下値を押さえる効果はありそうである。
週明け日経平均、23000円台を割り込んでも、週末にかけ自律反発を示す
相場展開を想定したい。

今週、テーマ株が循環的に買われ、調整一巡感の銘柄や出遅れ感ある銘柄
等に資金流入される事を想定したい。

日経平均、2月第2週(2/5~2/9)レンジは22850円~23550円程度を
想定しています。

1.2月第2週(2/5~2/9)主なイベントと予定
 2/3
  米 イエレンFRB議長の任期満了、後任にパウエル氏
 2/4
  米 第52回スーパーボウル
 2/5
 日本 キッコーマン、帝人、塩野義、LIXIL G、三菱商、大陽日酸、住友電、東芝テック
    スズキ、ヤマハ、田辺三菱、パナソニック、 各決算、
  米 1月ISM非製造業景況指数
 中国 中財新総合PMI
 EU ユーロ圏小売売上高
 2/6
 日本 三菱ケミHD、三菱重、丸紅、JT、SUMCO、参天薬、シスメックス、トヨタ、
    NTTデータ、東急不HD、日清食HD、住友化 各決算
  米 12月貿易収支
  米 ディズニー、ギリアド・サイエンシズ、GM、アラガン、アカマイ・テクノロジーズ
    チポトレ・メキシカン 各決算
  米  国債入札 3年債(260億ドル)
  米 セントルイス連銀総裁、講演
  豪 中銀政策金利
  豪 貿易収支
  独 製造業受注
  仏 BNPパリバ 各決算
 2/7
 日本 景気動向指数 
 日本 ソフバンクG、旭化成、森永乳、明治HD、コロプラ、旭硝子、ミネベアミツミ
    いすゞ、島津製、菱地所、各決算
  米 21世紀フォックス、プルデンシャル、ヒューマナ、ハズブロ、マイケル・コース
    各決算
  米  国債入札 10年債(240億ドル)
  米 NY連銀総裁、講演
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
  伊 ウニクレディト 各決算
 2/8
 日本 12月国際収支
 日本 1月都心オフィス空室率
 日本 日揮、SUBARU、住友商、大成建、国際帝石、DeNA、ネクソン、資生堂、住友鉱
    SANKYO、ニコン、リロG、東急、TBSHD、セコム、日産自 各決算
  米 米暫定予算期限切れ
  米 フィリップ・モリス、エヌビディア、AIG、リジェネロン、タイソン・フーズ
    ヤム・ブランズ、ハートフォード、エクスペディア、コティ、バイアコム
    ベリサイン、グッドイヤー、 各決算
  米  国債入札 30年債 (160億ドル)
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  米 カンザスシティー連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
 中国 1月貿易収支
 NZ 中銀政策金利
  仏 ソシエテ・ジェネラル 決算
  英 中銀政策金利
  英 中銀四半期インフレ報告
  独 1月貿易収支
  独 コメルツ銀行 決算
 EU ECB経済報告
 2/9
 日本 SQ日
 日本 第3次産業活動指数
 日本 東レ、JXTG、大和ハウス、長谷工、GMO、関西ペ、ライオン、アマダ、ダイフク
    オリンパス、凸版印、三井不、NTT、サンドラッグ、バンナムHD 各決算   
 中国 12月消費者物価指数
 中国 12月生産者物価指数
  世 第23回冬季五輪・平昌大会開会(~2/25)

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/2)

 今日のNY為替市場は、この日発表になった米雇用統計が強い内容となった
 事でドル買いが強まった。米雇用統計は満点に近かったと言えよう。
 完全雇用に接近する中、非農業部門雇用者数(NFP)は20万人増と予想
 を上回ったほか、注目の平均時給は前年比2.9%増と2009年6月以来
 高い伸びを示した。前回分も2.7%に上方修正されている。

 今回の米雇用統計を受けカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は、「今回の
 賃金データは、賃金がようやく上向き始めていることを示す初期兆候の一つ。
 続くようであれば利上げに影響」と述べていた。現在、市場は年内3回の
 利上げを市場は見込んでいるが、持続できれば年内4回の期待も高まりそう。

 ただ、米株式市場でダウ平均が700ドル近く急落するなど調整色を強めて
 おり、米雇用統計で上昇した米国債利回りも上げ幅を縮小していたことから、
 次第にドルは戻り売りが優勢となった。強い雇用統計ではあるものの、株主
 サイドからすれば、FRBの利上げのほか賃金上昇への懸念もある。

 ドル円は110円台を回復。ストップを巻き込んで一時110.50円手前
 まで上昇。ただ、その後は110円台前半に伸び悩んでいる。21日線が
 110円台半ばに来ており意識されるが、まずは110円台を固められるか
 来週以降注目される。

 一方、ユーロドルは米雇用統計後から売りが強まり、一時1.24ドル台前半
 まで下落した。ただ、下値では実需買いも旺盛で1.24ドル台が維持される
 中、次第に買戻しが強まり米雇用統計後の下げの大半を戻している格好。

 ユーロの底堅さも垣間見られる展開を見せている。
 
 一方、ポンド円は156円付近での振幅が続いてたが、終盤に強まり155円台
 半ばに下落。来週は英中銀の金融政策委員会と四半期インフレ報告の発表が
 予定されている。いわゆるスーパーサーズデー。政策変更はないことが確実視
 されているが、声明やインフレ報告で年内の利上げの可能性を市場は模索する
 ものと思われる。

 ポンド高からインフレ見通しについては下方修正する可能性はあるものの、
 直近のGDPが堅調な内容だったことから成長見通しは上方修正してくる可能
 性もありそうだ。年内に利上げの可能性があるとのシグナルを出してくるよう
 であれば、ポンド買いの反応も期待できそうだ。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=414065

 米国債利回り
   2年債        2年債   2.141(-0.020)
   10年債      10年債  2.839(+0.050)
   30年債      30年債  3.086(+0.062)
   期待インフレ率   期待インフレ率  2.139(+0.017)
             ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表になった米雇用統計
 は強い内容だったことから長期ゾーンの利回りは上昇している。
 米雇用統計では焦点となっている平均時給が前年比2.9%と2009年以来
 の上昇となった。インフレ期待を高める内容。一方、今日の米雇用統計を受け
 フラット化のポジション解消の動きが進み、短期ゾーンの利回りは下げている。

 10年債利回りは2.85%台まで一時上昇し、30年債は3.09%まで
 一時上昇した。一方、政策金利に敏感な2年債利回りは2.13%付近に下げ
 ている。

 2~10年債の利回り格差は69(前日62)に拡大。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=414064

3.NY株式市場 結果(2/2)

 NY株式26日
   ダウ平均     25520.96(-665.75 -2.54%)
   S&P500      2762.13( -59.85 -2.12%)
   ナスダック     7240.95(-144.92 -1.96%)
   CME日経平均   22985 (大証比:-335 -1.45%)

 今日のNY株式市場は急落。ダウ平均は終始下げが止まらず一時700ドル
 近くまで急落している。この日発表になった米雇用統計は強い内容だったもの
 の、それを受けて米国債利回りが上昇しており、長期金利の上昇を嫌気してる。
 また、取引開始前までに発表になっていた主要企業の決算が冴えない内容だっ
 たことも重しとなった。

 米雇用統計では焦点となっている平均時給が前年比2.9%と2009年以来
 の上昇となった。株主サイドからすればFRBの利上げのほか、賃金上昇への
 懸念もある。

 エネルギー関連や銀行、IT・ハイテクなど全面安の状況だが、過熱感も出て
 いた中、きょうの米株式市場は冷水を浴びせられたようだ。ただ、本格的な
 弱気相場に入ると見ている向きは少ない。あくまで調整の範囲。

 ダウ採用銘柄は全銘柄が下落。エクソンモービルやシェブロン、アップルが
 決算を受け大幅安となったほか、ビザ、ゴールドマン、ダウ・デュポンが下落。
 前半は上昇していた薬品や消費関連などディフェンシブ銘柄も下げに転じた。

 エクソンモービルは1株利益が予想を下回ったほか、石油・天然ガスの生産量
 も予想を下回った。シェブロンも1株利益が予想を下回った。

 アップルは前日引け後に10-12月期の決算を発表して、1株利益、売上高
 とも予想を上回ったものの、アイフォーンの販売台数が予想を下回ったことが
 嫌気されている。

 ナスダックも大幅安。アマゾンは決算を受けて上昇したものの、アップルやアル
 ファベットの下落が指数を圧迫。インテルやエヌビディアも下落した。

 アマゾンは10-12月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を
 上回った。売上高は第4四半期としては過去8年間で最も高い伸びとなった。
 事業多角化に伴う投資拡大が悪影響を及ぼすのではないかとの懸念は解消
 された。

 アルファベットは1株利益が予想を下回った。ウェブ検索パートナーへの支払い
 やマーケティング費用、ホリデーシーズンの広告ビジネスなどのコストが圧迫
 要因となった。また、ユーチューブの攻撃的な動画に対する広告主の抗議が相
 次いでおり、同社の成長への懸念となっている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=414062

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限(2/2)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=65.45(-0.35 -0.53%)

 NY原油の期近は反落。時間外取引は概ね小高く推移したが、1月の米雇用
 統計発表後にドル高となったことで地合いを緩め、期近3月限は一時65ドル
 割れとなった。後半に下げ幅を縮小したが、石油製品が軟調に推移したことや、
 米国内の石油のリグ(堀削機)数の増加が戻り圧迫要因となった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=414072

NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1337.30(-10.60 -0.79%)
 
 NY金は反落。金4月限は時間外取引ではおおむね小高く推移。日中取引
 では、米労働省発表の1月の米雇用統計が強気の数字となり、ドル高とな
 ったことで売り優勢となり、1,340ドル割れとなり、約半月ぶりの安値に
 沈んだ。終盤に幾分、下げ幅を縮小したが、米長期金利の上昇もあり、軟調
 ムードは払拭できないまま引けた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=414071

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1月最終週 相場展望と予定

2018-01-28 23:59:31 | 相場展望

   
1/22~週の日経平均は、NY株式市場が良好な企業決算発表で堅調
に上昇する中、ダボス会議関連の米政府当局者発言がきっかけに円高/
ドル安進み、軟調な相場展開となった。

結局、日経平均は、週間で176円下落(↓0.74%)23631円でした。

さて、1月最終週(1/29~2/2)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末NY市場、ダウは3日続伸して終了した。週末発表になったGDPは予想を
下回ったものの、企業業績期待は温存され、実際、インテルや薬品決算が、
好調なことを材料に、株式市場は買いが続いた。

明日から日経平均は、企業の決算発表も本格化し第一弾のピークとなります。
やや円高となり、足元で調整が強まっていた事から、週明けに自律反発を見せ
てくる様だと、マインドを明るくさせ、下値は限定的と捉えたい。

今週も、テーマ株が循環的に買われ、調整一巡感の銘柄や出遅れ感ある銘柄
等に資金流入される事を想定したい。

日経平均、1月最終週(1/29~2/2)レンジは23400円~23900円程度
を想定しています。

1.1月最終週(1/29~2/2)主なイベントと予定
 1/29
 日本 大東建、JSR、日立金、弁護士コム、松井証、沖縄セルラー 各決算
米 12月個人所得/支出
  米 ロッキード・マーチン 決算
 1/30
日本 12月有効求人倍率
 日本 12月完全失業率
 日本 12月家計調査
 日本 ヤクルト、デジアーツ、ハウス食G、日立化成、オムロン、フォスタ、村田製
    SBI、大和証G 各決算
   米 トランプ米大統領、一般教書演説
   米   FOMC(~1/31)
   米 ファイザー、マクドナルド、エトナ、イルミナ、エレクトロニック・アーツ
      HCAヘルスケア、コーニング、ニューコア、AMD、ジュニパーネットワークス
      ハーレーダビッドソン、ロッキード・マーチン 各決算
  英 カーニー英中銀総裁、議会証言
  西 サンタンデール銀行 決算
 1/31
 日本 住石HD、東芝プラ、中村屋。グリコ。味の素、日食品、富士フイルム、コマツ
    日立、EIZO、りそなHD、みずほ、JAL、東ガス 各決算
米  FOMC結果
  米  1月ADP雇用者数
  米  12月中古住宅販売成約指数
  米  マイクロソフト、フェイスブック、AT&T、ボーイング、ペイパル、クアルコム、
    イーライリリー、アンセム、メットライフ、バーテックス、イーベイ、アフラック
    DRホートン、シマンテック、シトリックス・S、ナスダック、ゼロックス 各決算
  米  国債償還 2年債(264億ドル)
         5年債(360億ドル)
         7年債(295億ドル) 
 中国 1月製造業PMI
  豪   第4四半期消費者物価指数
 2/1
 日本 武田薬、新日鉄住金、JFE、カシオ、京セラ、リコー、野村、ANA 各決算
  米  1月自動車販売統計
  米  1月ISM製造業景況指数
  米  新規失業保険申請件数(~1/27までの週)
  米 アップル、アルファベット、アマゾン、ビザ、マスターカード、ダウ・デュポン
    アムジェン、アルトリア、UPS、タイム・ワーナー、コノコフィリップス
    CMEグループ、ラルフローレン、マテル 各決算
 2/2
 日本 双日、東ソー、三井化学、小野薬、三菱電、ジェイテクト、伊藤忠、三井物、
    三菱UFJ、東武 各決算
 1月雇用統計
 米  12月製造業新規受注
  米 エクソンモービル、シェブロン、メルク、スプリント 各決算
  米  サンフランシスコ連銀総裁、講演
  蘭 INGグループ 決算
 2/2
米 イエレンFRB議長の任期満了、後任にパウエル氏就任へ
  独 ドイツ銀行 決算
 2/4
  米 第52回スーパーボウル

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/26)

 今日のNY為替市場は円高の動きが強まり、ドル円は108円台前半
 まで一時下落した。ダボス会議に出席中の日銀の黒田総裁の発言を
 きっかけに円高が再び強まっている。総裁は「日本は緩やかな景気
 拡大を続ける可能性が高い。日本は2%のインフレ目標にようやく
 近い状況にある」などと述べた。

 また、「日本では労働力が不足しつつある」とも語った。

 少し過剰反応とも言えなくはないが、日銀の出口戦略は今年の市場
 の隠れたテーマとなっている面もある中、市場は敏感に反応してい
 るようだ。

 ただ、午後になって日銀が声明を発表しており「黒田総裁はインフレ
 見通しを修正していない」と火消しに回ったことで、円高の動きは
 修正されている。ただ、戻りも限定的。

 ドル円は前日サポートされていた108.50円水準をブレイクし、
 ストップを巻き込んで108.30円近辺まで一時急落。当面の下値
 目標として昨年9月につけた昨年安値107.30円付近が意識され
 るが、その水準も視野に入りそうな気配も出ている。

 ユーロ円やポンド円も下落した。ユーロ円は一時134円台半ばまで
 下落。

 一方、ユーロドルは1.24ドル台前半で推移。ロンドン時間には
 1.25ドル台を試す動きも見られたものの、回復することなく伸び
 悩んでいる。ただ、下値での押し目買い意欲は根強く、きょうは小
 休止といったところ。

 前日のドラギ総裁の会見はユーロ高抑制という点では失敗に終わった
 ものと見られる。会見自体はユーロ高をけん制する発言がいくつか
 見られていたが、市場のモメンタムを反転させるまでのインパクトは
 なかったようだ。会見直後は逆に買いで反応していた。

 1.25ドルを超えるユーロドルの水準はインフレを押し下げる効果
 もあり、ECBも簡単には許容できないであろう。今後、ユーロ高
 けん制の語気を強める可能性もありそうだ。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=412844

 米国債利回り
   2年債       2.116(+0.032)
   10年債      2.656(+0.039)
   30年債      2.911(+0.030)
   期待インフレ率   2.090(+0.032)
             ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表になった
 GDPは予想を下回ったものの、純輸出が下押ししたことによるもので、
 個人消費などその他の要素は強い内容となっていたことからネガティブ
 なインパクトにはならなかったようだ。少なくともFRBの利上げ期待
 を後退させる内容ではなかった。

 また、ダボス会議に出席している黒田総裁が「日本は2%のインフレ
 目標にようやく近い状況にある」と述べたことも米国債利回りの上げを
 フォローした。

 10年債利回りは2.67%まで上昇。一方、政策金利に敏感な2年債
 利回りは一時2.12%付近まで上昇している。

 2-10年債の利回り格差は54(前日54)。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=412843

3.NY株式市場 結果(1/26)

NY株式26日
   ダウ平均     26616.71(+223.92 +0.85%)
   S&P500      2872.87( +33.62 +1.18%)
   ナスダック     7505.77( +94.61 +1.28%)
   CME日経平均   23750  (大証比:+120 +0.51%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は3日続伸している。この日発表になった
 米GDPは予想を下回ったものの、市場の先行き期待は温存されている。
 取引開始前までに発表されたインテルや薬品の決算が好調なことを材料に
 株式市場は買いが続いている。

 GDPに関しては輸入増が影響し純輸出の赤字が圧迫していた。しかし、
 個人消費は高い伸びを示すなど見た目ほど悪くはないとの指摘も出ている。

 ダウ採用銘柄ではインテルが10%急伸したほか、ファイザー、3Mが
 上昇。ウォルマートやマイクロソフトも堅調に推移した。一方、キャタ
 ピラーが下落したほか、P&G、ゴールドマンが軟調。GEは3日続落。

 インテルは前日引け後に10-12月期の決算を発表しており売上高が
 予想を上回ったことが好感されている。同社はプロセッサーにハッカー
 攻撃に対する脆弱性があることを明らかにしたが、その影響が出てない
 ことが示された。

 ナイキが上昇。著名投資家のアックマン氏率いる投資会社パーシング・
 スクエアが株主になったことが報じられている。ただ、今回のナイキへ
 の投資はパッシブ運用だという。

 ナスダックも大幅高。インテルが指数をサポートしているほか、アマゾン、
 エヌビディアが上昇。ギリアド、バイオジェンといったバイオ株が堅調。

 スターバックスが下落。10-12月期の決算を発表しており、既存店
 売上高が予想を下回った。米国を含む全ての地域が予想を下回り、
 欧州や中東は予想外の減少となったほか、年末商戦向け商品や期間限定
 品の売り上げも予想を下回った。

 仮想ソフトのVMウェアが大幅高。親会社のデル・テクノロジーズが
 収益拡大と資金調達の手段を巡りIPOを含む様々な戦略的選択肢を
 検討していると報じられていることが買い手掛かり。

 ツイッターが大幅高。市場でセールスフォースがツイッター買収に動い
 ているとの臆測が流れている。この憶測に関して両社とも問い合わせに
 返答していない。ツイッターはこれまでも何度となく買収の噂が広がっ
 ていたが、いずれも沈静化している。買収には株価が高過ぎるとの見方
 が多い。

 医薬品のアッヴィが最高値更新。10-12月期の決算を発表しており、
 関節リウマチ薬「ヒュミラ」とC型慢性肝炎ウイルス(HCV)治療薬が
 好調で予想を上回る決算を発表。また、2018年の利益見通しも上方
 修正している。            http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=412841

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(1/26)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=66.14(+0.63 +0.96%)

 NY原油は上伸。とくに新たな独自材料はなかったが、為替が再びドル安
 に振れるなか、米株も堅調に推移したことで、買い優勢となった。ただ、
 米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)が前週から急増していたことも
 あり、前日の高値を更新するような勢いはなかった。
  
改質ガソリンは反発、ヒーティングオイル続伸。ともに原油高を好感して、
期近の主要限月が一代高値を更新したが、とくにヒーティングオイルは
期近ベースで2015年2月以来の高値をさらに更新した。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=412838

NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1357.20(-10.80 -0.79%)

 金4月限は反落。トランプ米大統領の最終的には強いドルが望ましい
 との発言が圧迫要因になった。ただユーロの押し目が買われるなど、
 ドル安に振れたことを受けて下げ一服となった。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=412836

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1月第4週 相場展望と予定

2018-01-21 23:54:41 | 相場展望

   
1/9~週の日経平均は、NY株式市場が比較的良好な経済指標発表や大型
税制改革を受けたダウ26000台突入と高値更新を受け、円高傾向の中、上昇。
一時24000円台超える場面もあった。ただ、決算を翌週に控えて、先物主導の
売り仕掛けもあり、23800円台戻りの週末であった。

結局、日経平均は、週間で154円上昇(↑0.65%)23808円でした。

さて、1月第4週(1/22~1/26)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末NY市場、米暫定予算の期限が迫る中、楽観的見方から小幅高で終了して
おり、日経平均は、国内決算発表が本格化する中、決算発表を受けた銘柄で一喜
一憂する場面もありそう。決算発表から買い出動する銘柄と材料出尽くし銘柄で、
拮抗しても、底堅い上昇を想定したい。

今週もテーマ株が循環的に買われ、調整一巡感の銘柄や出遅れ感ある銘柄等に
資金流入される事を想定したい。

日経平均、1月第4週(1/22~1/26)レンジは23600円~24050円程度
を想定しています。

1.1月第4週(1/22~1/26)主なイベントと予定
 1/22
 日本 日銀金融政策決定会合(~1/23)
 日本 12月コンビニ売上高
 日本 通常国会召集
 日本 スーパーツール、大江戸温 各決算
  米 ネットフリックス、ハリバートン 各決算
 EU  ユーロ圏財務相会合
  世 IMF世界経済見通し発表
 1/23
 日本 日銀金融政策決定会合 結果
 日本 黒田日銀総裁、会見
 日本 12月百貨店売上高
 日本 安川電、東製鉄 各決算
  米 ジョンソン&ジョンソン、P&G、ベライゾン、トラベラーズ
    テキサス・インスツルメンツ、スプリント、コンチネンタル 各決算
  米 国債入札 2年債(260億ドル) 
  米 シカゴ連銀総裁、挨拶
  米 グッドフレンド氏、FRB理事指名承認公聴会
 北米 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉・第6回会合
  独 1月ZEW景況感指数
  世 世界経済フォーラム年次総会(ダボス、~1/26)
 1/24
 日本 12月貿易収支
 日本 日電産、KABU.COM、カワチ薬品、沖電線、小松ウオル 各決算
  米 12月中古住宅販売件数
  米 コムキ、ャスト、GE、ユナイテッド・テクノロジーズ
    アボット・ラボ、ロイヤル・カリビアン 各決算
  米 国債入札 5年債(340億ドル)
  独 12月製造業PMI
 1/25
 日本 12月全国スーパー売上高
 日本 Monota、オービック、サイバエージ、信越ポリ、富通ゼ、日立国際 各決算  
  米 12月新築住宅販売件数)
  米 新規失業保険申請件数(~1/20日までの週)
  米 インテル、3M、ユニオン・パシフィック、キャタピラー、スターバックス、
    セルジーン、バイオジェン、フォード、サウスウエスト航空、フリーポート、
    アメリカン航空、ウエスタンデジタル、ウィン・リゾーツ 各決算
  独 1月Ifo景況感指数
 EU ECB政策金利
 EU ドラギECB総裁、記者会見
 1/26
日本 日銀議事録(12/20、21日分)
日本 12月消費者物価指数
日本 ファナック、エムスリー、信越化、日立ハイテク、小糸製、杉村倉、ジャフコ 各決算
 米 第4四半期GDP
 米 12月耐久財受注
 米 アッヴィ、ハネウェル 各決算
 米 国債入札 7年債(280億ドル)

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/19)

 今日のNY為替市場は米政府機関閉鎖のリスクを警戒し神経質な展開も
 見られた中、ドル高・円高の動きが優勢となった。きのう下院は2/16
 までのつなぎ予算を可決したが、上院は難航している模様。民主党が法案
 を拒否できるだけの票を確保したとの報道もあり情勢は緊迫している。

 シューマー上院民主院内総務とトランプ大統領がホワイトハウスで会談を行っ
 た。シューマー議員は、進展は見られたものの協議はなお継続していると述
 べていたが、その発言を受けて下落していたダウ平均は前日付近まで戻して
 いる。終盤には為替市場も期待感からドル買いの反応も見られていた。

 ドル円は売りが優勢となり、一時110.50円付近まで下落。ドル高よりも円高
 が勝っていた格好。しかし、その水準は強いサポートとなっている模様で、終盤
 には110.80円付近まで下げ渋った。

 前日ドル円は111.45円付近まで戻し、リバウンド相場に回帰するか注目
 されたが、きょうの動きを見た限りにおいては、111円台を維持できずに失速
 している格好となっており、再び下値模索の様相も見せている。この場合、
 110円割れを試す可能性が警戒される動きではある。

 一方、ユーロは戻り売りが強まり、ユーロドルは1.22ドル台前半まで値を
 落とした。ユーロ円の下げが圧迫した面もあったようだ。ユーロ円は135円
 台前半迄下落。

 きょうは一時1.2295ドルまで上昇していたが、1.23ドルに再び拒まれた
 格好となっている。年初から快進撃を続けてきたユーロだが、ここに来て
 一服感が出ているのかもしれない。
 目先のユーロの重要イベントは来週のECB理事会であろう。特にガイダンス
 には変更はないと見られている。しかし、ドラギ総裁の会見がこれまで通り
 慎重姿勢を強調するようであれば、ユーロは調整が入るリスクも警戒される。
 景気自体は好調だが、足元のインフレはまだ目標に向かう気配まではまだ
 見せていない。

 ドラギ総裁の会見でユーロに関して何らかの言及があるかも注目される所では
 ある。今週はECB幹部から直近のユーロ高をけん制する発言が相次いでいた。
 ただ、一部からは実効為替レートでのユーロ高は緩やかな上げに留まっており、
 ECBが警戒を強めるレベルにはまだ達していないとの指摘も聞かれる。貿易
 量の多い対ポンドでは上昇していないためであろう。
 いずれにしろ、来週のECB理事会は注目だ。

 ユーロと伴にポンドも戻り売りが強まり、ポンドドルは一時1.3840ドル近辺
 まで値を落とした。ポンド円も153円台前半まで下落。このところ、EU離脱
 交渉への楽観的な見方からポンドは買い戻しが強まっている。ただ、
 市場の一部からは通商交渉は何も進展を見せておらず現時点で楽観的な
 見方をするのは禁物との指摘も聞かれる。

 また、この日は12月の英小売売上高が発表になっていたが、予想を下回る
 数字が見られていた。直近の指標はまちまちな内容が多く、景気拡大を強く
 示す内容までは見られていない。これらからもし、為替市場がドル高の流れに
 戻せば、真っ先に売られるのはポンドと指摘も聞かれる。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411616
 米国債利回り
   2年債        2.061(+0.017)
   10年債      2.657(+0.032)
   30年債      2.931(+0.027)
   期待インフレ率    2.073(-0.016)
             ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、10年債利回りは終盤になって上げ幅を拡大している。
 きのうは下院が12月16日までのつなぎ予算を可決したが、上院は難航して
 いる模様。民主党が法案を拒否できるだけの票を確保したとの報道もあり、
 なお情勢は緊迫している。

 利回りも前日付近での推移が続いていたが、終盤に入って上げ幅を拡大。
 シューマー上院民主院内総務とトランプ大統領がホワイトハウスで会談を行っ
 ておりシューマー議員は、進展は見られたものの協議はなお継続していると
 述べていたことで政府機関閉鎖回避への期待も出ていたようだ。

 10年債利回りは2.65%まで上昇する一方で、政策金利に敏感な2年債利
 回りも2.06%まで上昇。

 2-10年債の利回り格差は60(前日58)とフラット化の後退の動きが
 続いている。          http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411615

3.NY株式市場 結果(1/19)

 NY株式19日
   ダウ平均     26071.72(+53.91 +0.21%)
   S&P500      2810.30(+12.27 +0.44%)
   ナスダック     7336.38(+40.33 +0.55%)
   CME日経平均   23860  (大証比:+60 +0.25%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反発。米暫定予算の期限が本日に迫る中、
 昨日下院が2月16日までのつなぎ予算を可決したが、上院は難航している
 模様。民主党が法案を拒否できるだけの票を確保したとの報道もあり、なお
 情勢は緊迫している。

 ダウ平均もマイナス圏での推移が続いていたものの、終盤に入ってプラス圏に
 浮上した。シューマー上院民主院内総務とトランプ大統領がホワイトハウスで
 会談を行っておりシューマー議員は、進展は見られたものの協議はなお継続
 していると述べていたことで政府機関閉鎖回避への期待も出ていたようだ。

 IBMやアメックスなどが決算を受け下落しダウ平均を圧迫した。原油相場が
 利益確定売りに押され、エネルギー株の下げも相場全体を圧迫。一方、銀行
 株が買われている他、消費関連株が堅調で相場をサポートした。

 ダウ採用銘柄ではIBMが4%下落したほか、アメックス、GE、ボーイング
 が下落。エクソンモービルやシェブロンも軟調に推移した。一方、ナイキが
 4%上昇したほか、マクドナルド、ホームデポも上昇。また、決算発表以降
 下げが続いていたゴールドマン反発している。

 IBMがは売上高や1株営業利益は予想を上回り、約6年ぶりの増収だった
 もののメインフレームの売り上げが増収の主因で、新分野であるクラウドなど
 が牽引したわけではなかったことから失望感が広がっている。

 アメックスがは今年前半に自社株買いプログラムを中断することを明らかに
 した。税制改革を受け資本を再構築するためと説明。

 GEはきょうも売りが膨らんでおり、一時16ドルちょうど付近まで下落する
 場面が見られた。下げが止まらず5日続落しており、約6年ぶりの安値水準を
 更新している。

 ナスダックはプラス圏での推移が続いた。エヌビディアやフェイスブック、
 アルファベット、テスラが上昇。一方、アップル、マイクロンが軟調に推移。

 バイオのアルコダが大幅高。バイオジェンやベルギーのUCBが同社の買収を
 検討していると報じられた。

 ホームセキュリティなどを手掛けるADTがきょう、NY証券取引所に上場。
 しかし、初値はIPO価格14.00ドルを大きく下回る12.65ドルで寄り付き、
 12.00ドルまで下落。  http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411613

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/19)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=63.37(-0.58 -0.91%)

 NY原油は下落。前日の米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、
 原油在庫は減少したものの、生産量が増加していたことで、アジアの時間帯
 から売り直される形となった。さらにこの日発表された国際エネルギー機関
 (IEA)の月報で、今年の米国産を中心とした石油輸出国機構(OPEC)
 非加盟国の産油量の増加見通しが示されたことが嫌気された。
 一方、米国内の原油稼働リグ数は前週から減少したが、あまり支援材料とは
 ならなかった。            http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411623

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1333.10(+5.90 +0.44%)

 NY金は反発。2月限は堅調。時間外取引から米暫定予算審議の不調を背景に
 政府機関の一部閉鎖の懸念を背景に買いが先行し、1338ドル台まで上昇。
 日中取引ではドルの下値の堅さから上げ幅を縮小したが、強気ムードは崩れず、
 1330ドル台半ば中心に推移。    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411622

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1月第3週 相場展望と予定

2018-01-14 23:59:17 | 相場展望

   
1/9~週の日経平均は、為替がドル円で円高傾向と、日本株市場は足踏みし
やや軟調な展開となった。円高傾向は、日銀が超長期債オペを減額したことで
敏感な反応や、中国が米国債投資を減額 or 停止する可能性との報道などが
材料視されたようです。

ただ,9日高値まで昨年末比の上昇幅が1187円に達した事を見ると下げ幅は
限定的で、好調な企業業績を支えに大きく売り込まれる事は、なかった。

結局、日経平均は、週間で60円下落(↓0.26%)23653円のでした。

さて、1月第3週(1/15~1/19)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末NY市場、米メガバンクの良好な決算や期待から大幅高しており、東京市場
追い風。日経平均は足元の円高を加味しても、PER15倍で24500円程度と
推測され、24000円台が射程内となります。

テーマ株が循環的に買われているが、調整一巡感の銘柄や出遅れ感ある銘柄
等に向かう事を想定したい。

日経平均、1月第3週(1/15~1/19)レンジは23450円~24050円程度
を想定しています。

1.1月第3週(1/15~1/19)主な予定とイベント
 1/15
日本 黒田日銀総裁、挨拶
日本 1月日銀地域経済報告
日本 12月マネーストック
日本 12月工作機械受注(速報値)
日本 プロロジス、Gunosy、古野電、東宝、 各決算
 米 株式・債券市場は休場(キング牧師生誕記念日)
 米 国債償還  3年債(240億ドル)
 米 国債償還  10年債(164億ドル)      
 1/16
日本 12月訪日外国人客数
日本 11月第3次産業活動指数
日本 ホギメディ、ブロンコB、ユナイテッドU 各決算
 米 1月NY連銀製造業景況指数
 米 シティグループ 決算
 英 12月消費者物価指数
 1/17
日本 11月機械受注
日本 平和RE、API、グランド 各決算
 米 12月鉱工業生産
 米 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
 米 バンカメ、GS 各決算
 米 シカゴ連銀総裁、講演
 米 クリーブランド連銀総裁、講演
 加 カナダ中銀政策金利
 1/18
日本 津田駒、ノダ、大和オフィス、協和コンサ 各決算
 米 12月住宅着工件数
 米 新規失業保険申請件数(~1/13までの週)
 米 1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
 米 モルガン・スタンレー、アメリカン・エキスプレス、アルコア 各決算
中国 第4四半期中国GDP
中国 12月小売売上高
中国 12月工業生産
 1/19
日本 安川情報、アジュバン、光世証、日鋳造 各決算
 米 米暫定予算期限切れ
 米 1月ミシガン大学消費者マインド指数速報値
 米 IBM、決算
 英 12月小売売上高


2.NY市場、為替/債券 各結果(1/12)

 朝方は米消費者物価指数(CPI)の好結果がドル高を誘った。食品エネルギー
 除くコア部分が予想を上回る結果に。前日のPPIが弱かっただけに、期待が
 小さかった分、反応が大きくなった面も。
 ドル円は111円10銭台から111円70銭近くまで大きく買い進まれた。
 もっとも、高値からすぐに戻すと、その後はいったん111円20銭近辺での
 もみ合いに。
 NY市場午後に入って、日経新聞が日銀経済成長見通し引き上げ観測を報じた
 ことをきっかけにドル売り円買いが優勢に。成長見通し引き上げを受けて、
 日銀の出口戦略への姿勢が示されるとのでは期待感が円買いを誘った。
 111円の大台をしっかり割り込み、111円92銭近辺まで下落。その後の
 戻りも鈍く、ドル安円高基調継続。

 米債利回りの振幅もドル売りを誘った。朝方は米消費者物価指数の好結果を
 受けていったん長期債利回りが上昇。10年債利回李は2.59%を付ける
 動きに。しかし、その後上昇分をすべて解消。ドル売りを誘う結果となり、
 ドル全面安につながった。

 ユーロはドル全面安の流れを受けて1.22台をしっかりとつける動きに。
 欧州市場でドイツの連立政権が暫定合意との報道が流れ、ユーロ買いが広が
  った面も。昨年2度頭を抑えた1.21近辺をしっかりと上に抜けると、その後
 1.21がサポートとなって1.21台半ばへ。引けにかけて1.22超え迄上値を
  伸ばした。

 国際商品市場は堅調。朝方利益確定売りがはいったNY原油先物は、64ドル
 台に乗せて上値トライの流れ。金属相場も堅調で資源国通貨買いに。豪ドルは
 対ドルで0.79台にしっかりと乗せてきた。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=410421
 米国債利回り(NY時間15:56)
   2年債        1.998(+0.019)
   10年債       2.550(+0.013)
   30年債       2.855(-0.013)
   期待インフレ率     2.024(+0.007)
              ※期待インフレ率は10年債で算出

 12日のNY市場で長期債利回りは朝方に急騰を見せた。米消費者物価指数
 (CPI)の好結果が要因で、前日のPPIの弱めの結果を受けて、期待感がそれ
 ほどなかっただけに反応が大きくなった。CPIの好結果を受けて、FOMCでの
 利上げペースが年3回になるのではとの期待感が利回りを押し上げた。

 10年債利回りは2.54%台から2.5903%まで上昇。しかし、すぐに値を
 落とし、2.56%ばさみでもみ合ったあと、夕方にかけて2.54%台と、CPI
 前の水準に戻した。

 月曜日のNY市場休場を前に調整が入りやすい展開となっていた面も。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=410414
3、NY株式市場 結果(1/12)

 NY株式12日
   ダウ平均     25803.19(+228.46 +0.89%)
   ナスダック      7261.06( +49.29 +0.68%)
   CME日経平均   23820   (大証比:+180 +0.76%)

 ダウ平均株価は小売売上高の好結果を好感して、朝方は小売りサービスが
 好調。ホームデポやウォルマートが買われていた。これら業種はその後も堅調も、
 午後からは他業種も好調な動き。特にボーイングは収益の拡大見通しが報じら
 れたこともあり2.47%の大幅高となり、ダウ平均全体を大きく支えた。

 ユナイテッドヘルスも好調。決算が発表されたJPモルガンは、EPSが予想を
 上回り1.65%高と好調。一方、GEやIBMなどはマイナス。

 ナスダックは前日も買い目立ったアマゾンが好調。アルファベットも1.51%
 高とこちらも強かった。仕様変更が嫌気されフェイスブックが大きく下げたものの、
 同業のTwitterはその分上昇している。テスラやエヌビディアは利益確定
 売りに押された。          http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=410420

4.NY市場原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/12)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=64.30(+0.50 +0.78%)

 NY原油の期近は続伸。日中取引に入った後もその流れを引き継ぎ、小安く
 推移したが、ニューヨーク時間の正午頃から押し目買いが優勢となった。
 ドル安、ニューヨークダウの大幅高、ガソリン、ヒーティング・オイルの石油
 製品相場の上昇でリスクオン(リスク容認)ムードから反転の動きとなった。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=410413
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1334.90(+12.40 +0.94%)

 金2月限は続伸。ドル安を受けて堅調となり、2017年9月15日以来の高値
 1340.0ドルを付けた。        http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=410411

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