本ブログをお読みいただいている方はとっくにお見通しであろうが、わたしはかなりな『ミーハー』である。
字引によると、ミーハーとは「みいちゃんはあちゃん」の略。程度の低いものに乗りやすいこと。世の中の流行などに熱中しやすい人たち。もともとは、趣味・教養の低い人たち、また、その人たちを卑しめていった語。(三省堂「新語辞典」)とある。「みいちゃんはあちゃん」は昭和初期に流行、戦後に「ミーハー」と縮められた。当時、美代子・花子をはじめとして「み」「は」で始まる名前が主流だったためらしい。
上等じゃーないか。結構毛だらけ、猫灰だらけ、おケツのまわりは……だらけ、である。「乗りやす」く「熱中しやすい」心根こそが社会前進の力である。市井の民が主役を張ることを民主主義という。「趣味・教養の低い 」は、詩を作るより田を作ってきたからだ。低いも高いもたれが決める。張三李四こそ一国の基(モトイ)ではないか。だからミーハーと呼ばれ、名乗ることに微塵も恥じらいはない。と、予防線を張っておいて……。
〓 日本女子バレー24年ぶりアジア制覇! 〓
バレーボール女子アジア選手権最終日(9月13日、タイ・ナコンラチャシマ) 日本はカザフスタンに3-1で逆転勝ちし、1次リーグから9戦全勝で、24年ぶり3度目の優勝を飾った。
大会MVPに選ばれた高橋みゆき(28)=NEC=、ベストサーブ賞の木村沙織(21)=東レ=らの活躍で、前回大会で敗れた相手に雪辱し、実に11大会ぶりに女王に返り咲いた。江上由美、三屋裕子らを擁した83年大会以来24年ぶりにアジアの頂点に立った。
「とてもうれしい。長い戦いだったけど、チーム一丸でうまくできた」9連戦を全勝。W杯前の最後の大会を最高の形で終え、MVPに選ばれた高橋は喜びに浸った。
日本が優勝した過去2度とも五輪の前年だった。翌年の五輪では76年モントリオールが金、84年ロサンゼルスは銅と、どちらもメダルを獲得している。来年の北京五輪でメダルを狙う日本には最高の縁起の良さ。
「W杯に向け自信になった。チームがまとまり、一体感が出た」と柳本晶一監督(56)。フルメンバーではなかったが、世界ランク2位の強豪・中国を破るなど今大会での収穫は多かった。次は北京切符をかけたW杯、世界相手の戦いが待っている。(以上、報道記事を抜粋)
やはり、SHINである。高橋である。戦力では勿論、絵面においても欠かせない存在である。沈魚落雁とはとてもいえぬが、メダカならもぐり、雀ぐらいは飛び損ねるかもしれぬ。気が置けない顔というのがあるとすれば、それだ。時々、ケータイの待ち受け画面にご登場願ったりもする。友達は「ミーハーだな」と嗤うが、大きなお世話だ。オメーの顔なんぞ、間違っても画面に貼れるか。
■ 高橋 みゆき 女子バレーボール選手
78年12月25日生まれ。28歳。山形県山形市出身。小学校1年からバレーを始める。山形商業高等学校からNECレッドロケッツに入団。ウイングスパイカー。身長 170㎝ 体重 66㎏。スパイク最高到達点 295㎝。ニックネームは心技体の「心」(SHIN)。こころ靱(ツヨ)く、芯の強い人にとの本人の自戒らしい。(かつて中田久美は「あの子は見かけによらずホントに気が弱いんですよ!」と酷評したことがある)この2年間、イタリア・セリエA1で海外経験を積む。
キャッチコピーは「世界が恐れるニッポンの元気印」。受賞は、00年 第6回Vリーグ 新人賞。02年 第8回Vリーグ 敢闘賞、ベスト6。03年 第9回Vリーグ 最高殊勲選手賞、レシーブ賞、サーブ賞、ベスト6。04年 第10回Vリーグ サーブ賞、などなど。その間、アテネオリンピック、世界選手権、ワールドカップ等の国際大会に数多く出場。特に03年のワールドカップでは123点の最多得点を記録した。大型化した女子バレーの中では小柄だが、いまや竹下 佳江とならび全日本の大黒柱である。
団塊の世代ならだれもが熱中した『巨人の星』、『大リーグボール1号』。バッターを仰け反らせ、わざとバットに当てて凡打させる、星 飛雄馬、無敵の魔球だ。まさにあれだ。SHINお得意のブロックアウトを狙うスパイクである。ブロックの指先や前腕部に狙い当てて、コートの外に落とす。生半な練習や凡庸な能力では獲得できないスーパーテクニックである。女子バレー界の星 飛雄馬。それこそSHINその人である。今度は北京に向けて、是非『大リーグボール2号』をお願いしたい。『消える!アタックボール』うん、これはいい。回転レシーブも、クイックも、時間差も、移動攻撃も、先進技術はすべて日本で生まれた。北京での『魔球』を期待したい。
03年、ワールドカップで日本はポーランドに勝った。悲願の勝利だった。試合後、選手が一列に並びインタビューが始まる。その時だ。フジテレビの森 昭一郎アナウンサーが大チョンボをしでかした。感動のあまり咽(ムセ)び、声が出ない。アナウンサーとして、あるまじき失態である。と、SHINが素速くマイクを取りインタビュアーに。巧みなフォローに場内は一転歓声に包まれた。機転が利くのだ。頭がいいのである。解語の花である。女の髪の毛には大象も繋がる。わたしは決して「大象」ではない。巷の『子象』だ。だから、この時を境に易易としてガチガチに『繋が』れてしまった。ああー。11月は気が揉める。
「芯の強い子、元気な子」これがいそうで、なかなかいない。ついこないだも永田町の『お坊ちゃま』が一抜けしちまった。非難囂々、数多ある中で次の仙石 由人民主党衆院議員のひと言はキツかった。曰く、「子どもなんかに総理大臣をやらせるからだ!」頂門の一針どころか、『十針』ぐらいの舌鋒だった。
ともかくも、SHIN。やっぱりSHINだ。困った時の神(SHIN)頼み。女子アスリートにこのような逸材を持ち得たことはまさに奇貨可居ではないか。呉下安蒙の永田町の諸君、「芯の強い子、元気な子」の爪の垢でも煎じて飲みたまえ。薬効は覿面だ。□
☆☆ 投票は<BOOK MARK>からお入りください ☆☆
字引によると、ミーハーとは「みいちゃんはあちゃん」の略。程度の低いものに乗りやすいこと。世の中の流行などに熱中しやすい人たち。もともとは、趣味・教養の低い人たち、また、その人たちを卑しめていった語。(三省堂「新語辞典」)とある。「みいちゃんはあちゃん」は昭和初期に流行、戦後に「ミーハー」と縮められた。当時、美代子・花子をはじめとして「み」「は」で始まる名前が主流だったためらしい。
上等じゃーないか。結構毛だらけ、猫灰だらけ、おケツのまわりは……だらけ、である。「乗りやす」く「熱中しやすい」心根こそが社会前進の力である。市井の民が主役を張ることを民主主義という。「趣味・教養の低い 」は、詩を作るより田を作ってきたからだ。低いも高いもたれが決める。張三李四こそ一国の基(モトイ)ではないか。だからミーハーと呼ばれ、名乗ることに微塵も恥じらいはない。と、予防線を張っておいて……。
〓 日本女子バレー24年ぶりアジア制覇! 〓
バレーボール女子アジア選手権最終日(9月13日、タイ・ナコンラチャシマ) 日本はカザフスタンに3-1で逆転勝ちし、1次リーグから9戦全勝で、24年ぶり3度目の優勝を飾った。
大会MVPに選ばれた高橋みゆき(28)=NEC=、ベストサーブ賞の木村沙織(21)=東レ=らの活躍で、前回大会で敗れた相手に雪辱し、実に11大会ぶりに女王に返り咲いた。江上由美、三屋裕子らを擁した83年大会以来24年ぶりにアジアの頂点に立った。
「とてもうれしい。長い戦いだったけど、チーム一丸でうまくできた」9連戦を全勝。W杯前の最後の大会を最高の形で終え、MVPに選ばれた高橋は喜びに浸った。
日本が優勝した過去2度とも五輪の前年だった。翌年の五輪では76年モントリオールが金、84年ロサンゼルスは銅と、どちらもメダルを獲得している。来年の北京五輪でメダルを狙う日本には最高の縁起の良さ。
「W杯に向け自信になった。チームがまとまり、一体感が出た」と柳本晶一監督(56)。フルメンバーではなかったが、世界ランク2位の強豪・中国を破るなど今大会での収穫は多かった。次は北京切符をかけたW杯、世界相手の戦いが待っている。(以上、報道記事を抜粋)
やはり、SHINである。高橋である。戦力では勿論、絵面においても欠かせない存在である。沈魚落雁とはとてもいえぬが、メダカならもぐり、雀ぐらいは飛び損ねるかもしれぬ。気が置けない顔というのがあるとすれば、それだ。時々、ケータイの待ち受け画面にご登場願ったりもする。友達は「ミーハーだな」と嗤うが、大きなお世話だ。オメーの顔なんぞ、間違っても画面に貼れるか。
■ 高橋 みゆき 女子バレーボール選手
78年12月25日生まれ。28歳。山形県山形市出身。小学校1年からバレーを始める。山形商業高等学校からNECレッドロケッツに入団。ウイングスパイカー。身長 170㎝ 体重 66㎏。スパイク最高到達点 295㎝。ニックネームは心技体の「心」(SHIN)。こころ靱(ツヨ)く、芯の強い人にとの本人の自戒らしい。(かつて中田久美は「あの子は見かけによらずホントに気が弱いんですよ!」と酷評したことがある)この2年間、イタリア・セリエA1で海外経験を積む。
キャッチコピーは「世界が恐れるニッポンの元気印」。受賞は、00年 第6回Vリーグ 新人賞。02年 第8回Vリーグ 敢闘賞、ベスト6。03年 第9回Vリーグ 最高殊勲選手賞、レシーブ賞、サーブ賞、ベスト6。04年 第10回Vリーグ サーブ賞、などなど。その間、アテネオリンピック、世界選手権、ワールドカップ等の国際大会に数多く出場。特に03年のワールドカップでは123点の最多得点を記録した。大型化した女子バレーの中では小柄だが、いまや竹下 佳江とならび全日本の大黒柱である。
団塊の世代ならだれもが熱中した『巨人の星』、『大リーグボール1号』。バッターを仰け反らせ、わざとバットに当てて凡打させる、星 飛雄馬、無敵の魔球だ。まさにあれだ。SHINお得意のブロックアウトを狙うスパイクである。ブロックの指先や前腕部に狙い当てて、コートの外に落とす。生半な練習や凡庸な能力では獲得できないスーパーテクニックである。女子バレー界の星 飛雄馬。それこそSHINその人である。今度は北京に向けて、是非『大リーグボール2号』をお願いしたい。『消える!アタックボール』うん、これはいい。回転レシーブも、クイックも、時間差も、移動攻撃も、先進技術はすべて日本で生まれた。北京での『魔球』を期待したい。
03年、ワールドカップで日本はポーランドに勝った。悲願の勝利だった。試合後、選手が一列に並びインタビューが始まる。その時だ。フジテレビの森 昭一郎アナウンサーが大チョンボをしでかした。感動のあまり咽(ムセ)び、声が出ない。アナウンサーとして、あるまじき失態である。と、SHINが素速くマイクを取りインタビュアーに。巧みなフォローに場内は一転歓声に包まれた。機転が利くのだ。頭がいいのである。解語の花である。女の髪の毛には大象も繋がる。わたしは決して「大象」ではない。巷の『子象』だ。だから、この時を境に易易としてガチガチに『繋が』れてしまった。ああー。11月は気が揉める。
「芯の強い子、元気な子」これがいそうで、なかなかいない。ついこないだも永田町の『お坊ちゃま』が一抜けしちまった。非難囂々、数多ある中で次の仙石 由人民主党衆院議員のひと言はキツかった。曰く、「子どもなんかに総理大臣をやらせるからだ!」頂門の一針どころか、『十針』ぐらいの舌鋒だった。
ともかくも、SHIN。やっぱりSHINだ。困った時の神(SHIN)頼み。女子アスリートにこのような逸材を持ち得たことはまさに奇貨可居ではないか。呉下安蒙の永田町の諸君、「芯の強い子、元気な子」の爪の垢でも煎じて飲みたまえ。薬効は覿面だ。□
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