日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

施餓鬼

2012-10-25 | 世間知らずな私
とある寺院の前に掲げられていた看板に書いてあった言葉

「施餓鬼」

気になって調べてみると
釈尊の十大弟子の一人である 、 阿難尊者 (あなんそんじゃ) が、ひとりで瞑想している時、
口から火を吐く一人の恐ろしい餓鬼があらわれ、
「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に落ちる。」と言いました。
恐れおののいた阿難尊者が、どうしたらそれを免れることができるかを釈尊に尋ねたところ、
釈尊は、「その苦から免れたければ、三宝(仏・法・僧)に供養しなさい。
また無数の餓鬼たちに食物をほどこして供養した 功徳 (くどく) により、
餓鬼も救われ、その功徳によってお前も救われるだろう。」と答え、姿を消しました。
施餓鬼会は、新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養するとともに、
無縁仏や餓鬼に施しをする法要でありますが、
さらに日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、
自他ともに生かされている身をしっかり受け止め、
救われる功徳をお互いに積んでいくことが大切なことであります。
(以上、浄土宗HPより抜粋)

私たちは死後、生前の行ないにより六道世界に振り分けられると云います。

六道世界とは、

人間
修羅
畜生
餓鬼
地獄
の6つの世界のことです。

餓鬼の世界とは、生前、欲張りで嫉妬深い人が陥る世界で、
この世界には様々な欲求不満の人間がおり、
決して満たされることの無い己(おのれ)の欲望の炎によって、
自身の身を焼く地獄の世界のことです。
正に自分が自分がという世界に生きると
死後この世界に落ちてしまうということになるのでしょう。

自分の生き方として
見返りを求めない
自分が何をしてあげられるか
そんなことを自分の中心に置きたいと思います。

顔はその人の人生を表すと言います。
いつもニコニコ
柔和な顔でいられる人生を送りたいものだと思います。
コメント
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