現実は小説より奇なり

ほぼ新車価格での落札だそうです。
走行距離約２００ｋｍ、平成22年登録ということもあるのでしょうが
それにしても不可思議なのは
この車がなぜ差し押さえられたのかです。

ネット公売出品、フェラーリ２２８０万　都税滞納者差し押さえ(産経新聞) - goo ニュース

都税の差し押さえですから
①固定資産税の滞納
②住民税の滞納
③不動産取得税の滞納
④事業所税の滞納
いずれにしても落札金額以上の滞納が発生していたと思われます。

ただ不思議なのが
なぜ滞納をしていた人（法人？）が、都税事務所から差し押さえされるような
新品のフェラーリを持っていたのか？ということです。
普通なら２３００万円もするフェラーリを買えない筈ですし
また、買えたとしても所有は自動車ディーラーでは無かったのでしょうか？

現実は小説より奇なりですね。

天は自ら助くる者を助く

先般、新聞紙上に過去に企業再生のご相談を頂いた企業様の破たんが報道されていました。

この種の破たん報道は、何度目にしても心が痛みます。
少なくとも数回はご縁を頂いた企業様です。
その企業様には
経営者一族がいらっしゃいます。
連帯保証人の方々がいらっしゃいます。
取引先の方々がいらっしゃいます。
金融機関の方々がいらっしゃいます。
そしてそれぞれにご家族がいらっしゃいます。

できる事なら順風満帆に企業再生のシナリオに乗り
これら利害関係者皆さんが平穏な生活が出来るようにしたいと思っています。

ただはっきりしているのは
どんなに立派な経営計画を作ろうと
どんなに立派な社員研修をしようと
それを実行に移すのは
紛れもなくその企業の経営者と従業員の方々です。

リーマンショック後の立ち直りが遅い
東日本大震災の煽りを食った
外部環境は皆同じような仕打ちを受けているのです。
しかし、その仕打ちにも歯を食いしばって立ち向かおうとしている企業様もまたたくさんあるのです。

借入をするためだけに私達を利用しないで欲しいと思っています。
借入をするそして経営改善の波に乗る、結果として借りた借入金は感謝の気持ちで返す

「天は自ら助くる者を助く」
他人は何もしてくれません。
アドバイスは他から貰ったとしても
実行するのは自分です。
自分に厳しくするのも自分です。
そして、成果を上げるのも自分です。

どうかご尽力くださいませ。