米百俵最後の一粒まで

昨日、鳩山総理の年頭の会見がありました。
子供手当
高校無償化
農家の所得補償
・・・

この政策を実施するために犠牲にしたもの
それは、日本の未来を創る筈の最先端技術や
医療制度の後退
農地の区画整理の取りやめ
企業の維持発展に対する施策の取りやめ

事業仕分けの結果
天下りは無くなったのでしょうか？
予算削減は事業の取りやめに直結し
問題であった筈の隠れ天下りを是正するどころか
天下りを逆に推奨し、日本の未来を暗いものにしてしまいました。

小泉元総理が引き合いに出していた「米百俵の精神」
それこそ今が苦しくても、明日の為にその種を残そうというものだった筈です。
今の我が国の政治にその精神はあるのでしょうか？

地方からの陳情を幹事長室に一本化し
「君は我が党を応援するのかね？」の一言で地方や各種団体に圧力をかけ
民主党の票獲得だけが国政だと思い込んでいる小沢幹事長
合法的に見せかけた選挙違反も良い所です。
「応援するなら金を出す」
そこに国のこれからを考える姿があるのでしょうか？

今こそ米百俵の精神が大切ではないのでしょうか？
最後の一粒まで食いつくす今の政治には疑問を持たざるを得ないのが実情です。
そろそろ私たち自身が日本のこれからに対して
真剣にならないといけない時期が来ているようですね。