日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

不況知らずのセレブ商品

2009-02-27 | つれづれ
【コラム】 フォルクスワーゲンがポルシェの子会社になったワケ(R25) - goo ニュース

ポルシェの半期の自動車販売台数は34000台だそうです。
この販売台数なのに半期の税引き前利益は21億7000万ドルの前年実績を上回るそうです。

ポルシェ一台の値段は推し量ることは出来ませんが
単純計算すると一台あたり64000ドル(約600万円)近い税引き前利益を獲得していることになります。
トヨタの100億ドル近い利益が
900万台の車販売(一台あたり利益は11万円)で積み重ねられていることを考えると
お金持ちが購入する商品のそのプレミアムの高さに驚かされます。

つい先日はノキアが一台300万円の携帯電話を発表しました。
そう言えばフェラーリも昨年は対前年比15%アップの売り上げ台数があったようです。

薄利多売が我々一般大衆には有りがたい昨今ですが
セレブ相手の高付加価値ないしブランディング商品は
高い利益も企業にもたらすもののようです。

御社でも自社のお客さまの層を是非とも明確にして行って頂きたいものです。
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超ハイペースの企業倒産

2009-02-27 | 他人のフリ見て我が身を正す
トミヤアパレルが倒産しました。
つい先日形状記憶シャツが何の加工もされていなかったといって
公取から排除命令を受けた企業です。
今年に入って11社目の上場企業の倒産です。

そして、SFCG(旧商工ファンド)も倒産しました。
悪辣な取立てが社会問題となった時の企業の一つです。

2008年は戦後最悪のペースで上場企業が倒産した年でした。
その数は実に33社、そのうち25社が不動産・建設関係でした。
その比率は実に75.76%にも登りました。

その2008年2月末現在の上場企業倒産は1社でした。
3月、4月も1社ずつ、5月、6月は2社ずつ
その後は堰を切ったかのように倒産が相次ぎました。

ところが今年は2月26日現在で11社です。
そして建設不動産の比率は54.5%
不動産、建設以外の業種の倒産も増えてきていることは明白です。
企業倒産の形態が資金繰り難から経営不振に陥り
社会的現象としてより深刻な状況になってきている事が窺い知れます。

私たちは今何をすべきか?
答えははっきりしています。
①売上を上げること
②粗利を取ること
③経費を節減すること
④結果として利益を残すことです。

そんな事わかっておるワイ!
どうすれば良いか分からんのじゃ!
そんなお叱りも受けそうですが、各企業様で必ずその方法はあるものです。
着実に改善して行きたいものですね。
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