日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

人材の棚卸し

2009-02-07 | 経営改善
人材と商品を同列に扱うなんてけしからん!と言われそうですが
今日は敢えて人材を商品に擬(なぞら)えさせていただきます。

昨日ご相談にいらっしゃった企業様は
従業員を三分の二にまで縮小しますと言ってご相談に来られました。
厳しい世の中です。
体力のない企業様にとっては苦渋の決断ということになります。
雇用し続けていきたくてもその体力がなくなってしまっているのです。

私は日頃から人材を人財に育てていきましょうと言っています。
人材とは役に立つ人、才能の有る人を言います。
しかし、人財となると自らの判断で利益を創造して行ける人
指示命令を待たずとも自身の的確な判断を出来る人と言うことになります。

非正規雇用者の解雇が相次いでいます。
それどころか正社員の解雇すら進んでいます。
言い換えると「従業員の選別」が驚くほどのスピードで進んでいます。

在庫として抱えても価値がある人材は人財になる可能性の高い人と言うことになります。
それ以外の人を企業は抱える力を有さないのです。

人財になる可能性の高い人は
1.笑顔の素敵な人
2.物腰の柔らかな人
3.思いやりのある人
4.常に向上心を持つ人
5.否定語を使わない人
6.一芸に秀でる人
このいずれも持っている人物ということになります。

人材の棚卸しは進んでいきます。
商品(人財)としての価値のない人は在庫処分(解雇)されます。
ましてや不良在庫(ミスの多い人、愛想のない人、思いやりのない人)は即刻処分です。


業種別100年不況克服セミナーご案内


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする