日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

不況だからこそ流行るもの

2009-02-14 | 経営改善
社長、調子はいかがですか?
こんな言葉から話を始めることが多くなってしまいました。
返ってくる言葉はいつも同じなのですが…。
「ウチも世の中の流れと違わず売上は最低だよ」と…

ところが過去最高益を更新しそうな勢いの会社がいくつもあるそうです。
また、弊社関与先様の中にも何社もあります。
その内容を吟味してみると
①割安感(お得感)
②独自性
③必要性
こんな所に行き着きそうです。

特に大切なのは割安感です。
食料品などでは他社が値上げしたにも拘らず
自社は値上げをしなかったカップラーメンやインスタントラーメンが
飛ぶように売れている食品会社があります。
収入の減少や閉塞感、家庭回帰現象がこれを後押ししてくれているようです。

また、こんな光景も目にします。
100円ローソンです。
スーパーマーケットと同じ品揃えでありながら
その殆どの食品を100円で統一しています。
個食時代にはマッチした形態となっているようです。
これは割安感というよりも独自性といった方が良いでしょう。

最後に必要性
例えば原油高をきっかけにした自動車離れ現象です。
これにより忙しくなっているのが公共交通機関
特に深夜バスなどがこれに当たります。
何が何でも遠方へ行かないといけない人(必要性)にとって
日中の時間確保と割安感の両方を満たすことが出来ます。

ちなみに
私たち会計事務所も二極化しています。
今までの記帳代行と税務申告だけをしている会計事務所はまさに冬の時代です。
これに対し、弊社のようなコンサルティング系の仕事をしていると
相談が引っ切り無しに舞い込み
息も出来ないほど忙しい思いをさせて頂いています。(儲かる儲からないは別として…。)

今日も朝から某企業様の会社の存続に向けた会議に出席後
他社の事業改善計画策定のご相談
午後からは経営者の勉強会
夜はNPO法人の役員会への出席となっています。

土日くらい休みを取れば?
そんな言葉も頂きますが
これも割安感、独自性、必要性を満たしている事になるのかもしれません。


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コメント
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