歯科医師・山田忠生
18-2 治療中の教育パターン
患者は目的や治療に伴う危険性について、絶えず思い出させるようにされない限り、忘れがちであるということを認識するならば、歯科医師は治療中の教育と興味と、そして熱意を維持するためにも明確な方法を確立しなければならない。幸いにことに治療の各段階は目的があり、しかも流動的なものであり、そしてプログラムに役立つものである。
以下の方法が成功裡に用いられている。
1・各来院のはじめに
a.その来院時に予定されている治療を言葉で表現する。
b.治療のこの特定のタイプの目的と、全体計画との関係を説明する。
c.治療中の危険性について説明する。そして、患者を安心させ、それを最小限とするために患者の協力を得ることが求められる。
d.予想される当面の効果を指摘して、患者を勇気づける。
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