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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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マークス「完全歯科医業学」概要:254

2017-11-29 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生


14.緊急患者と前来院患者


14-1 緊急患者

激しい痛みや不快感をもった患者は教育を受け入れようもなく、仮にそうしたとしてもほとんどそれを吸収して、理解することはないであろう。装置や義歯の修理を求めている患者は、主として(単に)自分の希望が満足できることに関心がある。患者が緊急事態で初めて歯科医師の許を訪れたときには、”なぜ、かかりつけの歯科医師の所へ行かなかったのか。”という疑問が必ず起こるものであり、患者が市外からの訪問者でないのであれば(その場合は緊急治療は――必要不可欠な保護手段を目的として――問題なく許されるが)、かかりつけの歯科医師がないことについて推察をしていかなくてはならない。
その患者は痛みや問題があるときのみ歯科サービスを求めてくる”歯科的常識のない”人間ではないのか。繰り返される緊急処置の結果に満足しないで、診療所を次々と渡り歩いているのではないか。(付言すれば専門職の責任に関する、より広い考え方に立てばそのように渡り歩く患者や、それを許す歯科医師を非難するべきであろうか。)


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