バークリー予防歯科の概要：１５７

歯科医師・山田忠生


プラックの再発生を注意深く研究することで、バスは１日に１回コントロールするだけで十分であることを確信した。その当時の歯科医師は（そして依然として今日でも）バスによって不十分であると証明されたブラッシングを唱えていた。要するに歯科医師は効果のないことを話すだけでなく、それを実行させるといって、バスは歯科医師を叱責した。しかし、２５年後の今日でも多くの歯科医師は、”食後のブラッシング”という科学的に根拠のない考えに、それがあたかも安心毛布であるかのように執着してしるのである。