ザ・デンタルフィロソフィ：８５

歯科医師・山田忠生


このような人々には、”すべてが順調にいっており、私たちはあなたのボスやコーチと同じように、あなたの世話をしましょう。”と言って安心させる必要がある。何をすればよいのか、いつどのようにすればよいのかを話してもらいたいのである。私たちは支払いについて考慮する必要がある。このような人は、来院ごとに支払うことを好む。遅れたりすると、来院を中止してしまうこともある。リコールは３～４か月ごとに続けた方がよい。この人々は運命論者であるともいえる。”なぜ、歯を治療するのだろうか。私は抜いてもらうつもりなのに。”
オフィスの規則や、予防についての冊子を読もうとはしない。このような人々には、何をするべきかを話してあげることである。型にはまった仕事を好み、何をするべきか、それをどのようにするべきか、その上で励ましながら遂行してくれるようなボスを好むのである。