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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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バークリー予防歯科医業の概要:30

2012-11-09 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


① 歯科医学のジレンマ

この100年間、州議会は州立委員会の試験に受かった者だけに歯科医業を許可することが、最も公益に即するものと考え、歯科医師の独占権を守ってきた。しかし今日では、健康管理に携わる専門家というものに対する社会の考え方が変化してきて、さまざまな民間市民団体はより良い健康管理システムの確立を要求し、州議会と連邦政府を攻撃している。要するに歯科医師の医療に対する独占的権利を守ってきた法律が、拡大する社会に対応できるかどうかという挑戦をうけているのである。

歯科医療を行うということは、特権であって権利ではない。すなわち法律が認めているのであるが、その法律は変更することが可能である。歯科的健康について一般の人々が注意を向けだしたということが、歯科医師にとってありがたいことになるか、いまわしいことになるかは、その要求に応じようとする努力にかかってくる。

約10年前、アメリカ歯科医師会が出版した「Survey of Dentistry」によれば、歯科医師と歯科補助者の必要性はさらに高まると予想している。当時はこの考えを支持するものもいたが、多くの歯科医師は歯科医学の必要性が需要を促すとは考えなかった。しかし、今日では状況が一変し、何百万人もの人々が前払い型給付保険によって、歯科医学の恩恵に浴するようになりつつある。アメリカ人は健康であることは自分たちの権利であると信じるようになり、それを次々に要求し始めている。



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