宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
「バークリーデンタルグループ:自立した歯科健康」-1
「私たちの提供するこのプログラムは、3人の研究者の貢献によるところが大きいのです。その3人とは、チュレーン大学(ルイジアナ州ニューオルレアンス)医学部名誉部長のバス先生、テキサス大学(テキサス州ヒューストン)生体医学部部長であるサムター・アーニム先生、そしてデンマーク・アーバスにある王室歯科大学のハラルド・ロー先生です。
バス先生の研究は、口腔内細菌が歯の表面についたカスの中に入り込んで組織化して、ムシ歯や歯肉への悪影響を引き起こすに違いないことを明らかにしました。ほとんどのムシ歯は、歯と歯の間や、歯の噛み合わせ面の溝の箇所に生じます。
バス先生は、歯ブラシとフロスでこのカス(プラック)をきれいに取り除くと、再び組織化するまでに約24時間が必要であり、このため1日1回のプラック・コントロールで十分であり、従来の食後のブラッシングは古い考えであることを明らかにしました。