歯科医師・山田忠生
■市民が話し合う場を失ったのでは
2006年、そして2009年と立て続けに2度にわたって、現職市長の辞職(ともに実刑判決で、刑は確定)と、それに伴う市長選挙がその度に行われました。
その2度の市長選挙において、危機感をもたれたからでしょうか、市民有志が市長候補者全員から立候補にあたっての政策や考えを聞きたいということで、質疑応答も含んだ有意義な会合を開催されました。
その会場となったアピアホールには、約200人の市民が参加されて、満席であったいうことでした(新聞報道)。アピアホールは最大収容数が300人であるということですが、会場設営条件などで収容数は少なくなり、また、市民の関心の低さが鯨飲でしょうか、それとも参加しようにも入場できないかもという狭いホールであったことが原因でしょうか…。(事実、私はそう思って参加しなかったのですが。)
今日では22万都市である宝塚市で、市民200人しか参加できない、あるいは参加しない状況をどうお考えになるのでしょうか。