宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
「バークリーデンタルグループ:自立した歯科健康」-2
アーニム先生の研究は、約9日間プラックが歯肉についていると、歯肉のどこかが破れて出血し始めることを指摘しました。さらに、砂糖は急速にプラックに浸透して、30分少々で歯が侵されることを発見しました。口に中に砂糖が入るたびに歯は侵され続け、1日の砂糖摂取回数が多いほど、ムシ歯が早く発生することになります。しかし、プラックがコントロールされ、砂糖の摂取が1日に2回か3階に制限されるなら、ムシ歯は問題視しなくてもよくなります。また、アーニム先生はプラックを着色して、見つけやすくする赤い錠剤も開発しました。
ロー先生も、アーニム先生と同じようにプラックが歯肉に2日か3日付着していると、出欠がおこることを発見しました。驚くべきことには、プラックが1日に1回除去されれば、出欠は5~6日で止まることを、ロー先生は発見したのです。」