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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

”失った歯”とブリッジ治療ー(39)

2011-06-21 | わかる歯の話
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


ブリッジになるということは、何らかの理由で歯を失うことに同意されたという前提があります。あるいは、すでに他の歯科医師の許で抜歯をされたという事実があります。

そして、完全な診査、診断の結果、ブリッジで修復することが最も適切であるという、私という歯科医師の判断があってのことであります。(もちろん、最終決定はその患者さんであるのは当然のことです。このときの判断を下すにあたっての患者さんの相談相手も重要な地位を占めていますが、そのことはここでは触れずにおきます。患者さんご自身で判断できる方も多くおられますが…。)

その上で、「初めてのブリッジ」への不安、抵抗感ということになるのでしょう。ここで少しおさらいをしてから進めます。



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”失った歯”とブリッジ治療ー(38)

2011-06-10 | わかる歯の話
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


すでに述べたかと思いますが、患者さんが修復治療としてブリッジを受け入れるに当たって、大きな抵抗感が2つあるようです。

1)ブリッジのために利用する、少なくとも両サイドの歯が削られて、犠牲になるということ。

2)一度作ったブリッジは、どれ程の期間もつのだろうか。

この2つについての不安や心配などについては、これまでにも述べてきていますが、異なったアプローチを試みながら、これから説明していこうと思います。というのは、患者さんも十人十色で説明方法が異なれば、あっという間に理解されることがあるからです。
そのためにも、歯科医師は常々さまざまな説明方法を準備しておく必要があるようです。



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”失った歯”とブリッジ治療ー(37)

2011-05-18 | わかる歯の話
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


しかし、そのブリッジは、利用した歯と生涯を共にしないことがあります。確かに、余程のことがない限り、そう容易にブリッジが歯から外れることはありません。もちろん、歯医者が理由をもって外れやすい装着材料を使って装着しているブリッジは、歯から外れます。

ときには、外れないように装着したにも関わらず、何らかの理由できれいに歯から外れることもあります。

そうではなくて、外れていないブリッジを積極的に歯から外すこともあるのです。これには、本当にさまざまな理由があります。私も40年以上の歯医者人生の中で、どれほど自分でつくったブリッジを、あるいはそれ以上に他の歯科医師がつくったブリッジを積極的に外してきたことでしょう。



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”失った歯”とブリッジ治療ー(36)

2011-04-21 | わかる歯の話
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


眼鏡のツルに該当するとでもいうのでしょうか、部分義歯の場合は、その義歯がはずれにくくなるように、残っている歯に金属製(これもさまざまなタイプや、使用金属がありますが)の腕(クラスプ)をつけます。

これが前歯ですと、見た目に少し審美性で問題を生じますが、致し方のないことになります。このクラスプも、複雑な、あるいはさまざまな付加的な治療をすることで、不自然さを緩和した部分義歯を作製することが可能な場合もあります。

いずれにしても、取り外しのできる義歯では、自分の歯は歯、義歯は義歯と、別個のものとして取り扱うことができます。

一方、ブリッジは、そのブリッジに利用する歯と、ブリッジとは一体となりますので、歯は歯、ブリッジはブリッジと別個のものとして扱うことはできません。



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”失った歯”とブリッジ治療ー(35)

2011-04-04 | わかる歯の話
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


ブリッジは、こうはいきません。取り外しのできる義歯であれば、その是非は別として、いくつでも作って、交換して使うことも可能でしょう。確かに、この義歯は食事のときには食べやすいが、ちょっと見た目が悪いので、外出のときは見栄えの良い方をという人もおられることも聞いたことがあります。

もちろん、どれだけの歯が無いのか、どのような噛み合わせをしておられるのかで、どなたでもこのような要求に応えられるものではないでしょう。しかし、ブリッジ以上に、義歯は眼鏡に近いものかもしれません。



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