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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

マークス「完全歯科医業学」:360

2022-04-01 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

この提示の方式は、手順の内いくつかを強調するものである。

1・私たちの見解では、リコールは自動的に6か月後にするべきではない。”1年に2回、歯科医師に診てもらいましょう。”とよく宣伝されているが、陳腐で意味のないものになってきている。それ故に、それは避けるべきである。「あなたは、〇〇に来院される必要があります。」は、6か月よりも4か月、5か月、そして7か月でさえも、その方がベターである。つまり、それは患者それぞれであり、患者の口腔の状態によるのであり、それ故にさらに意味のあるものである。

2・歯科医師が手紙ではなく、電話で直接に連絡をしようとしているだけでなく――電話の方が確実であるが――電話をする時間帯と場所について尋ねていることに気づかれていることと思う。患者の中でも、特にビジネスマンは無理にでも中断しようとすることがあるが、自分から「午前10時ころに電話をしていただければ幸いです。」と話したことを思い出したときには、ほとんどの人が冷静になるものである。

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:359

2022-03-15 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

ご自分のお口をA-1状態にもっていくことに費やした時間や費用から恩恵を受けたいと思われるでしょう。そして放置してしまうことでその効果を減らしたくないということもわかっております。ですから、あなたさえ希望されれば、あなたがリコールのアポイントメントを忘れないためにも〇か月以内に受付からあなたに連絡を差し上げるつもりです。

日にちが近づいてきたときに受付から電話をさせていただくことが最善だと思いますが、お望みでしたら手紙で連絡をいたします。ご自宅か、オフィスのいずれがよろしいでしょうか。ご都合のよい時間帯がありますか。

リコール診査の費用を気にしておられると思います。その費用は40ドルです。もちろん、それにはお口の清掃や、必要な治療があれば追加されることになります。多額の費用がかかるように聞こえるのではないでしょうか。このようにお考えいただきたいのです。将来に事故や、予期しないことがない限り、1年に100ドル程度でお口を最高の状態に維持することができるのです。すばらしいことではないでしょうか。私はこれこそお買い得であると言いたいのです。」

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:358

2022-02-24 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

そこで、ガンマ歯科医師は時間当たりの割合を25ドルと設定しているので、リコール診査として37,5ドル(おそらく実際には35ドルか、40ドル)を請求することになる。患者はこのような費用を支払うだろうか。確かに快く、もちろんそれが適切に提示されたとすれば、そしてその最初の提示は治療の最終来院時にするべきである。

この章の前半では最終(当初治療の)来院時のリコールの提示を、”いくつかの決定するべき要因”のために延期してきた。いよいよその方式について述べる時期である。

「あなたのお口のチェックする診査のために、〇か月後に来院される必要があると思います。というのもあなたの歯肉と右上第2大臼歯のエナメル質の状態を診なければなりません。もちろん、同時にあなたのお口の他のところも何か予期しないことが起こっていないのかを調べます。この方法で将来の治療を最小限にすることが期待できるのです。多分、毎回のリコールの最後にはお口の清掃を行います。終了後、歯肉が放置されているようであれば、何が生じているのか、あるいはエナメル質の欠損部がムシ歯になっていないかなども、あなたは十分に認識することになると確信します。

 

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:357

2022-02-09 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

2・リコール費用は歯科医師の1時間当たり、1時間半当たりの割合の生産と釣り合わなくてはならない。歯科治療は当初に完了していれば、リコールでプロフィラキシス以上の治療をすることは少ない。そうであるから私たちが認めたように、費用が釣り合うことが少ない当初の診査とは異なって、歯科医師はリコール診査時間に対して適正に報われなければならない。(すべてを完全な歯科医学にささげた歯科医師が以前に話したことだが、「リコール診査に対して適正な費用を請求するという権利を確立していなければ、すべての私の患者は最適なコントロールを喜んでいるが、わたしは厳格にリコールを実施して、その結果として餓死する日を迎えることになるだろう。」)

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:356

2022-01-13 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

最初のリコール来院での第2、第3段階について話し合う前に、前述のことから生じてくる考慮しなければならないいくつかの事項がある。

1・リコール診査でレントゲン写真撮影や、模型印象は採るのか。現代の歯科診療とその見解に従えば通常の最小限度枚数として臼歯部バイトウィング4枚と、前歯部ぺリアピカル6枚のレントゲン写真を撮ること、――無髄歯、進行したカリエス治療をした歯、重症の歯周疾患に罹患している個所についてのぺリアピカルのフィルムを追加する――そして、2年から4年ごとに全額のレントゲン写真を撮る。しかし、リコール診査でのレントゲン写真の枚数や、研究用模型を作製するかどうかということは、個々の患者の咬合や歯周疾患によるだけでなく、「歯科医師の個人的な好みや考えによって左右されるものである。レントゲン写真の枚数や、研究用模型の有無にかかわらずリコール費用を同額にするということを、歯科医師が受け入れることによって、診断の助けとなるものを掌中に置くことになるのである。

 

 

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