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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

マークス「完全歯科医業学」:365

2022-06-21 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

電話による接触のときは、来院してこない可能性は低い。しかし、患者が手紙で通知したアポイントメントを守らないときには、他の特別なアポイントメント(このときは決められた日にちまでに、確認することを条件とする)を送付するべきであるが、これも無視されたならば、放置することの危険性を強調して、歯科医師自らが手紙を書くか、直接電話をすることになる。

歯科医師の責任は、――その思慮深さと同様に――患者が再来院するようにできる限りのことをすることまでに拡大している。

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:364

2022-06-03 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

最終の治療来院時に、患者との話し合いの中で歯科医師はリコール記録を完成する。そこには電話をする時間帯や場所、あるいは希望による郵送についても記録する。チェックするべき状態(歯肉――右上第2大臼歯エナメル)についても、そしてチェックするのに適当な日にちについても記入する。

次いで、それは受付に引き渡され、予定した日の1か月目に受付が忘れないように備忘録システムにファイルする。

患者に通知したとき、そして実際に患者が来院したときに事項は記入する。(裏側を含めて、カードは8回使用できるように作成してある。)

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:363

2022-05-14 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師:山田忠生

 

19ー1 特別なリコール・テクニック

診療所が適切な時期に患者と接触することを約束するようになれば、歯科医師は当然そうすることは責務であると考えるようになる。これまでに見てきたように形式的な手紙は効果的ではない。来院される時期になりました、という内容の電話も同様に効果的ではない。リコールは、目的をもったものでなければならない。受付は下記のように話す。(あるいは、手紙を書く。)

「覚えておられると思いますが、最後にあなたを拝見したときに、先生はあなたの歯肉と、臼歯のエナメル質の状態をチェックするために5か月後に診せてもらいたいと希望しておりましたが…。」

患者のカルテを調べずに何を話すべきかが、どうして受付にわかるだろうか。同様に、電話をする時期についても、受付がわかるのは下記の図表のような、簡単な3×5インチのリコール記録用カード(略)を使用しているからである。

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:362

2022-04-27 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

初回のリコール来院の第2段階ではレントゲン写真をとることや、口腔の予備的調査をする。最終段階では歯科医師は家庭管理指導に関する患者の協力程度をチェックし、目的を再確認するべきであり、明らかに何かがあるときには治療の実施手段を提示するか、あるいは現時点ではプロフィラキシスの治療は必要ではないことが明らかになったことを指摘する。

2回目の来院で臨床前の結果を提示し、臨床検査を実施して結果の確認、治療計画、費用、その支払い方法について提示する。プロフィラキシスや治療はその後に始めることを薦める。特にすぐに診ることができるレントゲン写真だけのときなど、なぜ2回目の来院を初回にしてしまわないかと理由を求める歯科医師も存在する。患者を守るためには、ほんの数枚のレントゲン写真でも、自由な時間のあるときに研究して考慮するべきでるというのが私たちの提案なのである。

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:361

2022-04-11 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

3・プロフィラキシスは治療の一部であるべきであり、たとえそれが必要な唯一の治療であることがわかったとしても、リコール診査の一部ではない。このアプローチをとることにより、(徹底的な)1時間30分の診査の最後に、”何もすることがない”というような失望感をさけることができる。そのことはまた、「すばらしいことです。今回はお口の清掃を除いては何もする必要がありません。」と話して終わることにもなるのである。(リコール患者に対して歯科衛生士によるプロフィラキシス《歯科医師が最初に出会うことなしに》を予定し、それが完了すると口腔内を”チラッと診る”――あるいは、単に衛生士が列挙した問題点のみを、さらに悪いのはすべてが順調で診るべきことはないという衛生士の言葉を信じるような方法は、私たちの見解からすれば嘆かわしく、許しがたいものである。)

 

 

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