『蘭陵王』第30~35話まで見ました。
武成帝は太子の高緯が次の皇帝としてふさわしいかどうかのテストのつもりで、視察で留守の間に彼に政治を任せます。しかしその間に高緯は国庫の赤字解消のために地方官の売官を行い、帰還後の武成帝に叱責されることに。自分が廃嫡されると思い込み、父帝を自ら手に掛ける高緯ですが、遺詔には蘭陵王ではなく引き続き自分を後継者とすると明記されているのを知り、父の遺体を抱いて慟哭。
その様子を見ていた祖珽が「お前たち高家の者はいつもそうやって身内同士で殺し合いをしてきたのに、今更何を泣くことがあるのか」とつぶやいていますけど、蘭陵王と安徳王もその高家の血を受け継いでいるはずなのに、まともに育っているのはおかしいと思いました(^^;)
また、回想シーンで武成帝から高緯を廃嫡すべきか否かと問われた斛律光が、「確かに売官は褒められたことではありませんが、太子は売官で得た金を自分のものにすることなく、全額国庫に収めております。」と弁護しておりますが、こういうフォローの仕方もおかしいのではないかとw
武成帝と太皇太后の死(彼女も高緯の手の者に殺害されたのですが)を承けて、隠退を考えていた蘭陵王は公務への復帰を迫られることに。一方、折角高緯が皇帝になったものの、元ということで表に出られない身の鄭児は、元宮女仲間の馮小憐を殺害して名前と来歴を乗っ取り、淑妃として冊封されることに。馮妃の正体を知った蘭陵王はは彼女の冊封に反対しますが、高緯は却って鄭児を皇后に冊封してしまいます。
そこから高緯と鄭児は仙都苑の造営を強行したり、死刑囚に殺し合いをさせる「供御囚」を開催したりと暴政を開始。おまけに蘭陵王夫婦に復讐したい鄭児の入れ知恵で、10年に1度の旱魃を見越して密かに漳水の貯水を放出させ、蘭陵王を任務で都の鄴城から離させたうえで、「天子が天女(すなわち雪舞)を娶れば旱魃は収まる」という謡言を流させます。これは陰謀を察して間一髪で鄴城に戻った蘭陵王によって阻止されましたが、高緯から死を求められた蘭陵王は、自分が死ねば暴政は無くなると信じ、弟の安徳王に後事を託して死を受け入れることに……
武成帝は太子の高緯が次の皇帝としてふさわしいかどうかのテストのつもりで、視察で留守の間に彼に政治を任せます。しかしその間に高緯は国庫の赤字解消のために地方官の売官を行い、帰還後の武成帝に叱責されることに。自分が廃嫡されると思い込み、父帝を自ら手に掛ける高緯ですが、遺詔には蘭陵王ではなく引き続き自分を後継者とすると明記されているのを知り、父の遺体を抱いて慟哭。
その様子を見ていた祖珽が「お前たち高家の者はいつもそうやって身内同士で殺し合いをしてきたのに、今更何を泣くことがあるのか」とつぶやいていますけど、蘭陵王と安徳王もその高家の血を受け継いでいるはずなのに、まともに育っているのはおかしいと思いました(^^;)
また、回想シーンで武成帝から高緯を廃嫡すべきか否かと問われた斛律光が、「確かに売官は褒められたことではありませんが、太子は売官で得た金を自分のものにすることなく、全額国庫に収めております。」と弁護しておりますが、こういうフォローの仕方もおかしいのではないかとw
武成帝と太皇太后の死(彼女も高緯の手の者に殺害されたのですが)を承けて、隠退を考えていた蘭陵王は公務への復帰を迫られることに。一方、折角高緯が皇帝になったものの、元ということで表に出られない身の鄭児は、元宮女仲間の馮小憐を殺害して名前と来歴を乗っ取り、淑妃として冊封されることに。馮妃の正体を知った蘭陵王はは彼女の冊封に反対しますが、高緯は却って鄭児を皇后に冊封してしまいます。
そこから高緯と鄭児は仙都苑の造営を強行したり、死刑囚に殺し合いをさせる「供御囚」を開催したりと暴政を開始。おまけに蘭陵王夫婦に復讐したい鄭児の入れ知恵で、10年に1度の旱魃を見越して密かに漳水の貯水を放出させ、蘭陵王を任務で都の鄴城から離させたうえで、「天子が天女(すなわち雪舞)を娶れば旱魃は収まる」という謡言を流させます。これは陰謀を察して間一髪で鄴城に戻った蘭陵王によって阻止されましたが、高緯から死を求められた蘭陵王は、自分が死ねば暴政は無くなると信じ、弟の安徳王に後事を託して死を受け入れることに……