極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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アメリカに毎年30兆円以上の巨額を納税する日本

2013-08-03 09:07:31 | 日米

 米国債は、日本では主に日銀が引受けていると言われています。アメリカが発行する米国債の3分の1に当る30兆から40兆円を、日本が毎年大量購入してると思います。
日銀のホームページを見ると、財務省証券の保有高が公開されていますが、実はこれ、財務省証券のうちの為替介入で売買される、いわゆる「短期物」に限った数字です。
米国債には、「10年、20年、30年」といった長期物があり、これを日銀は大量購入しているはずですが、「その保有残高は何故か公表されていません」。隠しているとすれば?
米国債については日米間で、ルールが取り交わされています。日本が購入した「米国債が満期を迎えると、償還されたお金で再び財務省証券を購入」するというものです。
アメリカ側から見ると、「借り換え」です。「永久に返さなくていい」ということを意味するのでは?

米国債という紙と引き換えに、日本が常にお金を貸し続けてくれるということになります。日本は米国債売却は絶対出来ません。米国の法で経済的安全保障等に抵触するからです。現在の日本は400兆円?程度の米国債を保有しているといわれています。もちろん民間大企業等も米国債を保有していますが、将来どうなるか・・・敗戦国であるから仕方ないでは国民は納得しないでしょう。
日本銀行券そのものも実は紙っぺらです。1万円札が持つ1万円という貨幣価値は、金準備があるわけでもありません。

少なくとも私達にとっては、1万円は自分が提供した労働の対価としての価値であり、それを使って日々生活しているわけです。
そのお金が、換金も出来ず、償還もされない米国債と引き換えにアメリカへ吸い上げられることは日本人が米国財務省に毎年30兆円以上の税金を払っていることになります・・・呆れた話です。

数千億円が政党、既得権者に流れる構図になっているのでは?

いくら汗水たらして働いても大半お金はアメリカに流れる、何とかしてほしいですね。

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