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極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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日本の戦前・中の科学技術

2020-10-19 18:33:41 | 日記

以下文は、「昭和史の天皇 日本の原爆」読売新聞社 1968年、マッカーサー回願録、ロバート・ウィルコックス著「成功していた日本の原爆実験:隠蔽された核開発史」矢野義昭訳2019年・勉誠出版、ウィキペディア等々、過去の記事等々を参考に記しています。可笑しな文はスルーして下さい。素人文の雑日記とします。

 

相変わらず、日本学術会議任命拒否で菅首相は一部の人達に批判されていますが、日本の科学技術を上げるには改革等も必須でしょう。

日本の科学技術は戦前・中を見た場合、極めて進んでおり、欧米・白人国は日本を甘く見ていた節があります。弱肉強食の時代、有色人種の日本が白人国を上回る科学技術を保有していたことは間違いない事実でゼロ戦、隼、戦艦大和等の製造技術は高度技術で欧米・白人国からしたら絶対に許しがたく、科学技術保有を封印すべきとの説が説得力を持ちます。

GHQは戦後、日本軍との戦いでは日本軍の負け戦ばかりを公表、勝利場面を徹底的に封印してきました、これはドイツ軍にしても同様で、多くの日本人は徹底した負け戦の内容を信じています。

10数年前、米国にいたとき休日に西部のエルパソ市の小さなローカル空港を訪れた時、たまたま有名なP―51ムスタング戦闘機が展示されていましたの操縦席に座って言いかと言うと、退役戦闘機軍人は快く座らせました。当時最新鋭であったP-51ムスタング戦闘機が多くの日本機を撃墜したであろうと何気なく英語でつぶやいた所、即座に退役軍人は怒り心頭、仲間が撃ち落された日本機との戦いぶりを教えてくれました。如何に日本のゼロ戦、隼戦闘機が米軍人から恐れられていたか、この恐れは終戦間際まで消えることは全く無かったそうで、終戦間際、最新鋭戦闘機P-51ムスタングでさえゼロ戦、隼に撃墜されたと教えてくれました。如何に日本の戦闘機が優秀であったか・・・日本はパイロットさえ確保できていたら戦いは全く違っていただろうと退役戦闘機軍人は述べていました。日本機は日本で報道されるような、常に負け戦ばかりではなかったようです。

日本は終戦間際、米国よりも先に核兵器を開発していたと言ったら多くの方は半信半疑でしょう。この核兵器は戦闘機に積載可能で米国の核兵器よりも小型です。一説では、この小型核兵器のハワイでの使用について、杉山参謀長等の案に昭和天皇は許さなかったと言われています。

1945年8月12日 日本は原爆実験成功

日本の原子爆弾開発計画はすでに1934年に開始され、開戦直前の1941年4月から実際に原子爆弾開発が進められています。日本軍部には二つの原子爆弾開発計画があったようです。日本陸軍の二号研究と日本海軍のF研究です。二号研究は1941年4月の原爆開発依頼から京都帝国大学仁科芳雄教授が中心の理化学研究所・仁科教室で行われ、F研究は1941年5月の原爆開発依頼から京都帝国大学荒勝文策教授中心で行われています。

二号研究では、天然ウランの中のウラン235を熱拡散法によって濃縮する方式が採用されています。濃縮されたウラン235の原子核に中性子を当てると核分裂が起こり、大きなエネルギーが放出され原子爆弾になります。F研究では、ウラン235の分離は遠心分離法が採用、遠心分離法はイランなど現在でも広く用いられている濃縮方式です。

原料の天然ウランは、当時日本領の北朝鮮の世界一のウラン鉱山などから調達されています。その後、戦局悪化で日本軍部は原子爆弾による戦局の挽回を目指し、両研究の連携により、遠心分離法を中心とするウラン濃縮を行い原子爆弾の開発を促進しています。

1945年8月12日、日本原爆実験成功・・・

ロバート・ウィルコックス(Robert K. Wilcox 1943年生まれ、ジャーナリストで専門は軍事史、ニューヨークタイムズ他の新聞社・雑誌に寄稿、10冊以上の著作を発表しています。)によれば、日本は戦争末期に核爆発装置を完成、1945年8月12日早朝、北朝鮮ハムフンの興南沖水域で原爆実験を行い成功させたと記しています。海上爆発特有のきのこ雲の発生を日本人士官が証言、その他にも数多くの状況証拠が存在します。原爆の原料である天然ウランは主として北朝鮮で採掘精錬、当時北朝鮮の興南にはアジア最大の日本の軍需工場があり、原爆製造に不可欠な日本が作った世界最大級の最強水力発電所がありました。このダムは朝鮮戦争でも米国の数度に及ぶ大規模爆撃でも結局は破壊できず、今日も稼動しています。原爆の開発には大量のウランと膨大な電力を必要とします。

ソ連が1945年8月8日、日本に対して宣戦布告、満州国、朝鮮半島に侵攻したソ連軍は8月12日の上記核爆発の数時間後に北朝鮮興南を占領、核インフラを奪い日本の核技術者を連行したとされています。ソ連はその成果を利用、僅か4年後に核実験に成功しています。中国の朝鮮戦争参戦の目的の一つには興南の核インフラがあったからだとも言われています。北朝鮮の核開発は人材育成、日本の統治下で基盤がつくられたとも言われています。日本が原子爆弾開発を行っていた北朝鮮の興南は戦後、ソ連、中国、北朝鮮の核開発の拠点になり今日に続いているようです。

 

日本原爆実験成功に関するロシア、北朝鮮等の報道

ロシア政府系通信社「スプートニク」は、2013年6月13日付で1945年8月12日、日本軍は小型船艇に核爆弾を載せ、ハムフン沖で爆破させると直径1キロの火球が天空に燃え巨大なキノコ雲が上がったと報じています。

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞も、2018年2月9日付で、日本は敗戦直前ハンフンの興南沖水域で核爆発実験を実施したと報じています。

中華人民共和国、国土資源部・中国地質調査局公式サイトの「ずたずたになった山河、ちりぢりにされた金、歴史資料から見た地質分野における日中戦争」と題されたページには2015年9月6日付けで、1939年~1940年、日本は中国の遼寧省鞍山市海城地区でウラン鉱を発見・・・その後日本で核兵器を製造・実験、ウラン鉱の盗掘と東京への空輸を始めたという見解を紹介しています。

 

ロシア政府系通信社スプートニク・ソ連が米国を日本の核攻撃から救った。(2013年6月13日)

1945年8月9日、米国・英国との協定に基づき、ソ連が対日戦争に参加、8月11日、太平洋艦隊およびソ連陸軍が清津港・元山港占領作戦を開始、両港の間には咸興(ハムフン)という港町があり、日本軍はそこで密かに核開発を進めていた。ソ連軍に研究施設を占拠されることを危惧した将校らは8月12日、巨大な金属のコンテナーで核弾頭のサンプルを運び出し、小型の船艇に載せて漕ぎ出し、沖に出ると間もなく点火、爆破、巨大な爆発であった。直径1kmの火球が天空に燃えたあと、巨大なきのこ雲が騰がった。米機B-29が投下した広島原爆と同程度の威力の爆弾であった。

日本が核爆発をさせたことを証明することになる検証可能な論文も存在します。1940年7月6日のネイチャ―にはウラン爆発によって生成される複数の対称核分裂生成物が発表され、科学的根拠も揃っています。

これまでのロシア、北朝鮮等の報道は日時、場所、内容が一致し具体的で1945年当時の記録や資料に基づくものと思われ、ロシアと北朝鮮等が虚偽の事実を捏造した証拠はありません。

対し、ソ連、スプートニクの記事については、東京工業大学名誉教授の山崎正勝氏が1キロの火球は広島に投下された原爆の10倍に相当、エネルギー換算で1メガトンになり考えられない。ウイルコックスはGHQの資料を引用していると批判していますが・・・

爆発の規模などに異論はあるとしても、原爆実験の存在そのものを根本的に否定する確たる証拠はありません。原爆開発に関する記録は完璧に米軍が没収しています。米国政府は1945年8月12日、日本原爆実験成功について公式には論評していません。

米国人ジャーナリストのロバート・ウイルコックス著、成功していた日本の原爆実験(隠蔽された核開発史)は、日本の原爆実験成功を認める米国CIA機密調査班の調査に基づくものです。

第2次世界大戦中の日本の原爆開発の記録のほとんどは米軍に没収されいます。原爆開発に関する情報量は日本よりも米側が圧倒的に多く、CIA調査も圧倒的な情報量に基づき、記録なども利用されていると思われます。終戦翌年、アメリカの新聞に驚くべき記事が掲載されています。日本は原爆を開発していた。朝鮮半島北部で実験に成功との内容の放送もされています。現在、この記事は削除されています。

有色人種であった日本が米国よりも早く、戦前・中、既に人類史上初の原子爆弾開発能力を保有していたことを意味し、欧米・白人国からしたら屈辱だったでしょう。理論物理学者の湯川秀樹博士は当時、間違いなく北朝鮮で核兵器開発に従事していました。以後、朝永振一郎両博士をはじめ、日本のノーベル賞受賞者多数の輩出へとつながっていると思います。

現在の日本は、核保有国ではありませんが原発再稼働によるプルトニウムに加え、世界最高水準の原子力技術に裏打ちされた高度な潜在的核保有能力を保有していると言えると思います。日本の安全保障上、あらゆる不測事態や国際情勢激変に即応するためにも、核抑止力として潜在核兵器保有能力は必要不可欠であると言えそうです。

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