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携帯電話電磁波は有害か?

2016-02-14 14:13:03 | 健康等々
昨年、世界保健機関(WHO)は、携帯電話から放射される電磁波ががんを引き起こす可能性があると発表しています。
WHOの専門組織である国際がん研究機関(IARC)は、昨年5月31日に公開したレポートで、鉛、ガソリンエンジンの排気、クロホルムと同じカテゴリーの中に、携帯電話の使用を今回加えたと述べています。正式には、携帯電話の電磁波は、発がんの危険があると分類・・・緒論あるところですが、人体への影響の真相はどうでしょうか・・・

参考
体表面1cm平方あたりの許容被爆量(中継基地からの電磁波規則)
イタリア:10μW、中国:6.6μW、スイス:4.2μW、ロシア:2.4μW、オーストリア:0.1μW、アメリカ:600μW・・・我が日本は1000μWです。


素人の私達に分り易い、携帯電話電磁波の「植物」に対する影響についての実験をした記事がありました。ネット等では、実際の写真を見ることが出来ます。

以下の英文は、CBSのLIVE・NEWSの文で、下に日本語に訳しています。(誤訳があるかも知れません。)

Science Project Finds Plants Won't Grow Near Wi-Fi Router
Five ninth-grade young women from Denmark recently created a science experiment that is causing a stir in the scientific community.
It started with an observation and a question. The girls noticed that if they slept with their mobile phones near their heads at night, they often had difficulty concentrating at school the next day. They wanted to test the effect of a cellphone's radiation on humans, but their school, Hjallerup School in Denmark, did not have the equipment to handle such an experiment. So the girls designed an experiment that would test the effect of cellphone radiation on a plant instead.

The students placed six trays filled with Lepidium sativum, a type of garden cress into a room without radiation, and six trays of the seeds into another room next to two routers that according to the girls calculations, emitted about the same type of radiation as an ordinary cellphone.

Over the next 12 days, the girls observed, measured, weighed and photographed their results. Although by the end of the experiment the results were blatantly obvious — the cress seeds placed near the router had not grown. Many of them were completely dead. While the cress seeds planted in the other room, away from the routers, thrived.
The experiment earned the girls (pictured below) top honors in a regional science competition and the interest of scientists around the world.
According to Kim Horsevad, a teacher at Hjallerup Skole in Denmark were the cress experiment took place, a neuroscience professor at the
Karolinska Institute in Sweden, is interested in repeating theexperiment in controlled professional scientific environments.


実験では、植物がWi-Fiルータの近くでは成長しない。

デンマーク在住の5人の女子学生が実験を行った結果、無線LAN ルーターの近くでは植物が育たないことを実証したとCBS・LIVE・NEWSが伝えています。
実験を行ったのは、デンマークの North Jutland にある Hjallerup校に通う9年生の女子学生達で、Lea Nielsen、Mathilde Nielsen、Signe Nielsen、Sisse Coltau、Rikke Holmの5人です。
彼女達は、普段から枕元に携帯電話を置いた時は寝つきが悪かったり、翌日の授業が集中できなかったり、といったことを経験していました。このため、携帯電話が人体に与える放射線の影響を検証したいと考えたと言われています。
しかし学生達の学校には実験する設備がありませんでしたので、携帯電話の電磁波放射が植物に与える影響を検証することにしました。

実験では、胡椒草と呼ばれる野菜の種子を植えた12個のトレイを用意、6個を無線LAN ルーターの無い部屋に、残り6個を無線LAN ルーターが2つ置かれた部屋に置きました。
学生達は、携帯電話ではなく無線LANルーターを設置した理由は、無線LANルーターは携帯電話と同種の電磁波を発しているからと説明しています。
その後12日間、学生達は種子の観察を続けました。発芽状況を文書と画像で記録、トレイの重量も計測しました。

12日後、無線LAN ルーターの無い部屋の胡椒草は通常通りの成長をしました、だが、2つの無線LAN ルーターの置かれた種子の大多数は成長せず、中には突然変異を起こしたり枯れてしまったものさえありました。実験に参加した学生のLea Nielsen さんは、この結果について次のように語っています。
こんなに大きな影響があるのかと、私たちは皆、結果に愕然としました。

実験指導の同校教員のKim Horsevad氏によれば、多くの研究者がこの実験に興味を示しているそうです。
スウェーデン ストックホルムにあるカロリンスカ研究所の教授 Olle Johanson氏もその1人で、同教授は今後専門家の管理の元、この実験を継続したいと述べています。専門的理解も、実験器具も限られている中、学生たちは素晴らしい実験と、見事な観察、記録等を行いました。その詳細さ、正確さは称賛すべきものです。胡椒草を選択したのも理にかなっています。私はこの実験を継続したいと思います。
Olle Johanson氏は、将来この学生達を自分の実験室に招きたいと述べています。彼女たちが将来、これらの研究の道に入ってくれることを望んでいます。彼女たちは天性の研究者です、個人的には私のチームに迎え入れたいです。
学生達はまだ将来を決めてはいませんが、枕元に携帯電話を置かないことだけは、固く決意したようです。
学生Nielsen さんは次のように述べています。
誰も、携帯電話をベッドサイドに置いて眠ることはしなくなりました。離れた場所に置くか、別の部屋に置いています。コンピューターもパワーオフにすることにしました。

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