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認知症とサラダ油

2018-01-24 10:03:40 | 健康等々

以下文は、サラダ油が脳を殺す(山嶋哲盛著・河出書房新社・2012年8月)、ウィキペディア、東洋経済ONLINE(1月22日、1月24日)ネット等の資料を参考としてますが、素人の記した文ですので可笑しい箇所が多々あるかも知れません。

 

サラダ油と言うと家庭には必ずある油で、サラダと言うと健康的なイメージを浮かべます。

この考えを一変させる、山嶋哲盛・脳科学専門医のサラダ油と認知症の因果関係の研究論文が過去、世界に向かって発表されています。残念ながら、この研究論文は利権等のからみで無視され、日本のマスコミで取り上げられることは無いようです。

山嶋 哲盛(やましま てつもり)・脳科学専門医の略歴

石川県金沢市生まれ。1975年、金沢大学医学部卒業、1979年、金沢大学大学院医学系研究科修了(医学博士)、ドイツおよびスウェーデンに留学し神経病理と脳科学を学ぶ。金沢大学医学部付属病院医局長、金沢大学医学部助教授、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科・再生脳外科科長等歴任
現在、有松医科歯科クリニックのCEO、同クリニック(火曜~土曜)、南ヶ丘病院(脳外科嘱託医:月曜午前)、および金沢大学付属病院(精神科非常勤講師:月曜午後)にて「高次脳機能障害」専門外来医師、アーバンス神経心理テストとMRIやPETスキャンを駆使して、認知症状が初発する数年も前にアルツハイマー病を早期診断し予防的治療を行うことで定評があります。神経細胞死のメカニズムとして「カルパイン-カテプシン仮説」を1998年に提唱

アルツハイマー病の原因物質はアミロイドβではなく、「サラダ油由来のヒドロキシノネナール」であることを発見、英文論文200篇、和文論文75篇、および単行本15篇を著しています。

 

サラダ油は全身の細胞を炎症系に変えるリノール酸の過剰摂取の元とも言われています。

サラダ油に含まれるリノール酸を加熱するとヒドロキシノネナールという神経毒が発生、それが体内に少しずつ蓄積、細胞膜を連鎖的に錆びさせ脳細胞を死に至らしめ、やがて認知症を発症させるようです。

ヒドロキシノネナールは非常に厄介な代物で、サラダ油等の精製植物油は、製造過程で摂氏200~250度の加熱処理をするため出荷する時点ではすでにヒドロキシノネナールを含んでいると言われています。家庭等ではそのサラダ油やキャノーラ油を炒め物や揚げ油として再加熱しますので、さらに増えた神経毒を誰もが知らぬ間に食べ続けていると言うことになります。

サラダ油は日本農林規格(JAS)に定める日本独自の精製植物油です。価格が安く調理油、揚げ油、マヨネーズの主原料などに使われ、主に大豆と菜種(キャノーラ)を原料とした調合油です。

 

このサラダ油と認知症の因果関係を記した本があります。素人にも分かり易い内容です。

サラダ油が脳を殺す(山嶋哲盛著・河出書房新社・2012年8月)です。著者は認知症患者等を多く診てこられた、金沢大学医学部の脳科学専門医学博士です。

 

認知症とは・・・

脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく変性疾患と呼ばれる病気だそうで、全員が発祥する訳ではないそうです。認知症は高齢者だけでなく、昨今は若年性認知症も増えているそうです。発症には20~30年の潜伏期間があると言われています。認知症治療は難しいと言われますが今後、日本では増加が確実視されている病気の一つでもあるようです。

1人の認知症対応には家族介護の場合、原則で常時1人の介護者が必要であると言われています。発症した場合、施設等に入らない限り家族の誰かが介護することにもなります。

65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計では、平成24年は認知症高齢者数が462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15%)です。平成37年には約5人に1人になるとの厳しい推計もあります。(平成30年、内閣府資料)

全国の若年性認知症者数は3.78万人、推定発症年齢の平均は51.±.8歳(男性51.±.8歳、女性51.±.6歳)です。(厚生労働省発表、平成21年3月19日)

どのような病気の介護も大変であり、介護する人でなければ理解できないとも言われています。介護のため、勤めていた会社を辞めるパターンも多く、最悪は両親の面倒を見るため離婚するパターンも多いと言われています。特に収入減から生活は激変するとも言われています。

医療費増加による家計負担は極めて大きく、このまま増加すれば将来は国財政をも圧迫するでしょう。

 

認知症予防策の一例

加熱処理サラダ油を摂らない食生活にする!

家庭内からサラダ油使用を少なくすること!

原材料欄に植物油、食用油脂と記載された菓子類等を避けること!

マヨネーズやドレッシングは安全な「ごま油」等に変える!

油を使わずに調理可能なフライパン、フライヤー等もあり、植物油の正しい知識を身につければ、脱サラダ油も可能だと思いますが・・・上記の一例は簡単だと思いがちですが、いざ実践しようとすると意外に難しいと思います。

 

代替品の一例

ごま油・・・太白:煎らずに生のまま搾ったもの。

米油・・・揚げ物、炒め物に使用

オリーブ・オイル……炒め物か加熱しないでそのまま使用

えごま油・・・えごまとは一年草のシソ科植物で、青シソ(大葉)と良く似た葉をもつ植物です。えごまの種子を搾ったものです。

亜麻仁油・・・成熟した亜麻の種子を絞ったものです。酸化しやすいのでドレッシングなど生食で使用

これらの油はどうしても、サラダ油よりもかなり割高となります。家庭の負担額は大きくなると思います・・・

 

私達にとって大切なのは、可能性のある「リスクを避ける」ことだと思います。認知症に家族がなったことを考えたら・・・

認知症の代表格のアルツハイマー病についていえば、発症は65歳以上の高齢者に多く、発病は20年以上も前の40代から始まっているそうです。

仮に45 歳で発病した場合、ゆっくりゆっくり進行し、65歳で何らかの症状が出て発症、その後70歳くらいで正式に認知症と診断され確定診断された患者の場合、その余命は平均するとおよそ10年なので、だいたい80歳で死を迎えることになります。このパターンが一般的なアルツハイマー病の生活史となるようです。

「発病、発症前の30~50代を如何に食生活するかによって、発症の時期を遅らせることができるか、できないかが決まるようです。」

 

山嶋氏の研究成果の数々は英論文として世界に向けて発表、現在も大きな注目を浴びていますが、新聞、テレビ等マスコミ(スポンサーが多い。)が取り上げることはありません。

山嶋博士は、著書で認知症は亡国の病と呼び対応策を訴えています。

因果関係から「認知症を予防するには、サラダ油を避ける」は正論だと思います。これだけ明白な因果関係があるので、リスクを下げる努力を官民ともに行うべきです。

因果関係が分かっている認知症、認知症の発症を抑えると言うことは本人、家族にとっても人生を有意義に生きることにもなると思います。今、私達にできる事は100%は無理としても「可能な限りサラダ油を使用しない、少なくする」ことに尽きるようです。

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