昨今日中の軍事力比較がされますが、当然中国は現時点で、確実に欧米先進国に匹敵する軍事力と言えば中距離弾道、巡航ミサイル等と言うことになり、当然戦略、戦術を対日策等で取ることが予想されます。
国内で、一番論じてられている比較軍事力、戦闘機、護衛艦等、日本が上であるか等々、冷静に考えればあまり意味を持たない側面を持つと言うことを認識すべきでしょう。過去のイラク戦争で何故、米国は敗北したか!あれほどの最新鋭兵器で戦ってもイラク軍を壊滅できませんでした、米国自身この経験を分析したと言われ、結果はイラク軍側は「孫子の兵法を厳守」した結果となったようです。米国は敗北後のイラクからの撤退を米軍人の尊厳を傷つけないように撤退させました。国内での報道は殆どありませんでした。
米軍自体もこれだけ中国のミサイル等が整備、配備(一部軍事衛星等を利用)された以上、個々の戦闘機、イージス艦等の比較等は、もう今は意味を成さないことを理解し、戦略、戦術の大幅見直しをしてる可能性が十分あります。
日本では、日中が戦争、戦闘機、軍艦等々による戦闘ばかりが、机上シュミレーションされますが一部的外れの戦略、戦術の側面があるのではないでしょうか。
一例として沖縄での米国益を念頭に置いた戦略、戦術運用、当然米軍は開始時は弾道、巡航ミサイル等攻撃を予想するでしょうし、ほぼ現状では迎撃撃墜不可能であることを十分理解してるので、緊迫時は「最新鋭虎の子部隊」は一時的に後方の比較的安全なグアム島等に下げ、前方基地兵站基地(沖縄)のみ保持する可能性があり、後は安保の条約記載どうり米国議会が米国益がある場合の判断による議決により、「最新鋭虎の子部隊」が日本に参上がシナリオでしょう。
その間自衛隊に頑張ってもらう、基本的には自国防衛は自国単独でやるのが基本でしょうし、どの国も自国防衛のシナリオは、同盟国がいてもちゃんと別に自国単独での行動基準が作成されていると言われています。特に日本の安保条約は「同盟が結ばれていても、同盟国支援は支援があったら儲けもの程度」と理解すべきでしょう、安保条約を見てみれば一目瞭然です。 万万が一、当然米国益が無いと議会が判断、議決した場合は当然参戦しません、自衛隊にがんばって貰うしかないですね。最後の頼みである自衛隊を扱うのはいい加減な政府には扱ってほしくないですね。日本は本当に自国の防衛を真剣に考えないと厳しい現実に直面するでしょう。
中国大陸沿岸部広域に配置された対在日米軍、自衛隊基地、原発等々向けの1000発近い弾道、巡航ミサイル群、毎年確実に改修され、日々改善されており、高い命中率であると言われており、ミサイル支援等軍事衛星等の 精度等もほぼ欧米のレベルに到達してると見るべきで、米軍は間違いなくそのように認識してると言われています。
日本側でこれらのミサイル群を迎撃撃墜可能かというと、日米の最新軍事力を投入しても、全てのミサイル群を迎撃撃墜できるか100%不可であると断言できるのが真相でしょう。
日米の全てのイージス艦、PAC-3等を配備しても数的にも限りがあり、システムとしての命中率を考えて、飛来地コース等での待ち受けとなるでしょう、当然数的にも限りがあるため他の地域が空白となるでしょう、飛来予想コースであっても、多めに見積もって数パーセント~数十パーセントの撃墜率・・・(過去の迎撃実験から見て)、日米保有迎撃システムの真実は如何に?
今後、日本は、「孫子の兵法」に徹するともに、国産兵器の開発、国産化率を高め、対中国「戦略」には費用対効果では、巡航ミサイル開発配備がいいと思います。巡航ミサイルはイージス艦等と違い、金額的に少ない予算で対中国に対しては、大きな戦略的、抑止力効果等が期待できそうに思いますが、配備にはどうしても法整備、憲法等々の見直し改正になってしまいますが・・・?、法解釈で可能か?
来年こそ戦後の総決算、真の独立国を目指し、誇りある侍の国日本を目指す一歩としてほしいですね。