米国の株価は、ダウ、ナスダック共に最高値を更新し、経済指標も好調さを持続しており、それに比べると、日本の株価は低迷が続いていたが、ここへ来て、日経平均がバブル崩壊後の高値を更新したと報道されている。
日本の景気は、経済指標は好景気の持続を示しているものの、賃金が上がらず、庶民には景気回復の実感がないのが現実だ。
それは、企業業績の向上に反して、労働分配率の低下があらわしている。
このところの株価の上昇は、企業業績の向上によるものと云われているので、そうであれば賃金の上昇につながらねば意味がない。
私の場合、持ち株会と退職金の一部で株と投資信託を購入したが、長期間、含み損をかかえ、一部を損きりして残していたものがやっと少しばかりの利益が出たというのが現実である。
年金基金は、株価の上昇で、何兆円かの利益が出たと報道されているが、あくまで未実現利益であり、株価が下がれば、元の木阿弥である。
ゼロ金利で、貯金していても全く増えないが、ハテサテ、どうしたものか。