想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

展覧会と黄葉

2017-11-22 20:27:40 | アート・文化

NHKの「日曜美術館」で、「皇室の彩」という展覧会が紹介された。
大正から昭和の初期に皇室に献上された当代選りすぐりの美術工芸品が東京芸大美術館で公開されているとのことで、一見の価値ありと思い、会期が11月26日までなので、早速出かけることにした。
銀座でランチを取り、出向くと、何と凄い行列である。
これまで、芸大美術館でこんなことは経験したことがない。
皇室関係というだけで、こんなにも多くの高齢者が見に来るようだ。
さすがに無理と諦めて、「子供は誰でも芸術家だ・・・」と題する展覧会が開催されており代わりにこちらを見た。
上野は紅葉と言うより黄葉がとてもきれいであった。
今日のもう一つの目的は、三井記念美術館の「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」という展覧会で、明治工芸と現代アートの超絶技巧を対比する興味深い展覧会である。
とにかくすばらしいの一言に尽きる。
現代の若い職人の技量は捨てたものでない。
会期は12月3日と迫っているが、騙されたと思って是否ご覧いただきたい。