TVで養老孟司の箱根の別荘、いわゆる虫御殿が紹介されていた。
養老孟司といえば、一時、TVの出演も多く、ユニークな発言があったが、最近はあまり見る機会がない。
「ばかの壁」が、大ヒットし、印税で建てたのだろうか、立派な別荘である。
いわゆるマルチ人間の代表格で、多彩な能力の持ち主であり、昆虫好きであることは知っていたが、こんな見事な標本を持っているとは驚きだ。
私の昆虫採集歴は、小学3年から中学3年までの7年間である。
最初は、夏休みの自由研究の宿題のため、自宅の庭で採れる昆虫、せみ、ばった、とんぼ、ぶんぶん等を手当たり次第に捕まえた。
中学時代には、甲虫類、スズメバチ科については、ちょっと人に自慢できるほどの標本を持っていたが、残念ながら、写真の記録が残っていない。
引退して、自分の好きなことに没頭している養老氏はうらやましい限りだ。
普通のサラリーマンには、ここまでは無理としても、好きなことに没頭したいと思うのは、男たちに共通の望みなのだろう。