想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

全米オープン・テニスに沸く

2014-09-10 10:51:41 | スポーツ

 

 

 

TVは、どのチャンネルも全米オープン・テニスの錦織の話題でもちきりである。

 

負傷明けの大会であり、誰もこんなに活躍するとは思っていなかっただろう。

 

準決勝戦のジョコビッチは、世界ランク1位であり、まさか、4大大会優勝のチャンスが目の前に来るとは思わなかった。

 

チリッチに対しては、対戦成績も5勝2敗と優位にあり、当然、優勝の期待が高まったが、相手のチリッチもフェデラーを3―0のストレートで下しており、絶好調である。

 

録画で試合を見たが、もう少し接戦を期待したのだが、200kmを超すサーヴ力の前に3―0の完敗で、優勝は成らなかった。

 

しかし、フェデラーはピークを過ぎており、ビッグ3+1に次ぐ、今後5年間のビッグ4の仲間入りを期待させるに十分な活躍であった。

 

優勝したチリッチはサーヴだけでなく、ストロークでも錦織を圧倒しており、来年はビッグ4の仲間入りをするだろう。

 

全豪オープンで負けたナダル戦を見て、今年1月のブログで錦織の今シーズンの活躍を予言したが、さらに、レベル・アップしたようだ。

 

錦織の活躍の陰に隠れているが、クルム・伊達のダブルスの準決勝進出も快挙である。

 

全盛期でも、準決勝進出は難しいが、何しろ40歳を超えてである。

 

ダブルスは経験がものを云うので、まだまだ頑張ってほしい。

 


世論調査の不思議

2014-09-09 14:44:00 | 社会・経済

 

 

 

朝日新聞の世論調査が報道され、安倍内閣の支持率が、内閣改造に伴い47%にアップしたとのことである。

 

ところが、内容を見ると、一番重要な、「首相の経済政策で日本経済は成長すると?」は、期待できると、できないが、39%と同率である。

 

又、「賃金や雇用の増加に?」は、53%が思わないで、結びつくの28%を大きく上回っている。

 

「原発の運転再開に?」は、反対が57%で、賛成25%の倍以上である。

 

「中国、韓国との関係改善に期待?」は、できるが27%、できないが55%であり、重要政策に対して、必ずしも賛成も期待もしていないことになる。

 

ところが、選挙では、小選挙区制であるので、与党が大勝し、絶対多数を保持しているし、これが変わりそうにもない。

 

新聞各社の結果にかなりの差があるようだが、結果の数字だけの発表で、回答者の年齢層、性別等が発表されていないので、分析はできない。

 

円安が進み、輸入物価は上昇するだろうから、国内物価は確実にアップするだろう。

 

日銀総裁は、物価上昇率を2%にするというが、物価上昇は目的ではないはずだ。

 

円安でも輸出が伸びず、企業業績が上がらないと、賃金も上昇しない。

 

安倍内閣にどこまで期待と我慢をするか、正念場が近づきつつあるようだ。

 


甘く見たデング熱の流行

2014-09-07 10:41:58 | 社会・経済

 

 

 

デング熱が広がっている。

 

当初の報道では、「国内で発生することはない」とのことであったが、少し甘かったようだ。

 

又、「人から人へ感染することはない」し、蚊の行動範囲は500メートル程度なので限定的で拡大しないと云われていた。

 

ところが、デング熱のウイルスを持った人を刺した蚊が別の人を刺すとうつるということで、全国規模に拡大している。

 

認識の甘さが、拡大要因の一つといえるだろう。

 

海外で蚊に刺され帰国後に発熱した人の話によると、医者がデング熱の知識に欠け誤診をしたとのことである。

 

政府、厚生省の対策も後手で、新宿御苑も当分閉鎖するとのことであるが、インフルエンザ同様に、できるだけ人混みのところへ出かけないようにするしか手がなさそうだ。

 

エボラ出血熱のように死者が出ていないのは幸いだ。

 

蚊はあまり高いところへは飛べないので、マンションの5階以上ならほとんどいないが、夜中一匹でもでもいると、睡眠を妨げられる。

 

蚊の方も卵を産むために必死に血を吸うので、9月中は安心できない。

 

ようやく少し涼しくなり、公園にでも出かけようかという時期であるが、しばらく見合わせるよりなさそうだ。

 


プロ野球、ペナント・レースも終盤へ

2014-09-02 17:11:28 | スポーツ

 

 

 

プロ野球も残り30試合ほどになった。

 

この段階で、こんなに混戦になるとは予想しなかった。

 

順位予想こそ、ほぼ当たっているが、全く予想外の展開である。

 

セ・リーグは、広島とDeNAが調子よく、だめなのが中日である。

 

交流戦が終わったころは、巨人の独走かと思ったが、7月末までの補強と外人の活躍度合いがポイントと書いた覚えがあるが、そのようになっている。

 

この混戦の要因の一つは、お客さんだったDeNAが、巨人に善戦していることだろう。

 

巨人は、セペタとセドン、広島はヒース、DeNAはグリエルと補強したが、阪神は中継ぎの建山のみで見劣りがする。

 

阪神の失敗は、外人枠の関係で、スタンリッジを放出したのは已む得ないが、FAの大竹、中田を追っかけ、久保を放出したことで、先発不足に悩まされている。

 

二人とも10勝を挙げているのは皮肉だ。

 

外人4人の総合力は、阪神がトップだし、クリーン・アップも巨人と違い不動で、上本、梅野、今成と新しい戦力も出てきているので、久保が残っていれば、今頃、首位を走っていただろう。

 

高校野球で甲子園を留守にし、昔は「死のロード」と言われたが、今は関係ない。

 

パ・リーグは、下位4チームが混戦になるだろうと予想したが、大谷の活躍もあり、日ハムが抜け出しそうだ。

 

いずれにせよ、ひと踏ん張りし、もうしばらく、楽しませてもらいたいものだ。

 


秋の気配

2014-09-01 11:40:59 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

あれだけ暑かったのに、急に涼しくなり、秋の気配が感ぜられるようになった。

 

暑かった割には、今年の夏はクマゼミの声は3度ほどしか聞かなかった。

 

今、ツクツクボウシが鳴いているが、蝉は減ったような気がするし、昔のように、蝉取りをしている子供たちを見ない。

私の小学校のころは、朝5時ごろにクマゼミの声で起こされ、昼寝から起きると、アブラゼミとニニゼミがうるさく鳴いていた。クマゼミは高い木の上の方にとまっているので採りにくく、ツクツクボウシはすばしこいので、採るのに苦労した。

一方、アブラゼミとニイニイゼミは、手でも取ることができた。

何時だったか、新宿御苑で、指をくるくる回して、アキアカネを素手で採っていると、そばにいた若いアベックがびっくりしていた。

 

日本だけでなく、世界中でかってないような異常気象が続いている。

 

幸い関東は暑いだけで、大雨の被害はなかったが、(といっても、安心していてはいけないのだろうが)被害にあった人たちは大変だろう。

 

この異常気象は、どうやら温暖化だけでなく、偏西風の流れに原因があるらしい。

 

そういえば、今年の台風の進路を見ていると、明らかに変化が見受けられる。

 

BS番組の「ワイルドライフ」を見ていると、地球にこんなところがあるのかと驚かされる。

 

この自然の力に対して、人間はいかに微力かということだろう。