デング熱が広がっている。
当初の報道では、「国内で発生することはない」とのことであったが、少し甘かったようだ。
又、「人から人へ感染することはない」し、蚊の行動範囲は500メートル程度なので限定的で拡大しないと云われていた。
ところが、デング熱のウイルスを持った人を刺した蚊が別の人を刺すとうつるということで、全国規模に拡大している。
認識の甘さが、拡大要因の一つといえるだろう。
海外で蚊に刺され帰国後に発熱した人の話によると、医者がデング熱の知識に欠け誤診をしたとのことである。
政府、厚生省の対策も後手で、新宿御苑も当分閉鎖するとのことであるが、インフルエンザ同様に、できるだけ人混みのところへ出かけないようにするしか手がなさそうだ。
エボラ出血熱のように死者が出ていないのは幸いだ。
蚊はあまり高いところへは飛べないので、マンションの5階以上ならほとんどいないが、夜中一匹でもでもいると、睡眠を妨げられる。
蚊の方も卵を産むために必死に血を吸うので、9月中は安心できない。
ようやく少し涼しくなり、公園にでも出かけようかという時期であるが、しばらく見合わせるよりなさそうだ。
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