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プロ野球が開幕し、各チーム、一巡し、戦力が見えてきた。
ソフトバンクと日ハムが出足で躓いたが、開幕前に予想した通り、パ・リーグは混戦になりそうだ。
一方のセ・リーグは、巨人の優勝がほぼ決まり、2,3位争いと、つまらないシーズンになりそうだ。
甲子園の3連戦で、負けなしの好調な巨人打線を、阪神の投手陣が3試合連続無失点におさえ、びっくりしたが、阪神打線の貧打ぶりは目を覆いたくなる状況だ。
今年の阪神の補強ポイントは、バースのようなホームランの打てる4番打者の獲得であったが、コンラッドは全くの当てはずれであるばかりでなく、3割、20本を期待した福留も全く打てない。日本の野球を甘く見ていたのかもしれない。16日の試合をTVで見たが、あのフォームではとても打てない。
ベンチの采配にも問題がある。
2点リードで、2アウト1塁、バッター能見の場面である。
ベンチは、バットを振らずに三振することを明確に指示すべきところである。「打てたら、打て」などあり得ない。
能見の役割はピッチングであり、次の回は1番からの攻撃である。
案の定、手のしびれの影響か、逆転ホームランを打たれ、ゲームセットである。
捕手のリードにも問題がある。ワンアウト、1,3塁で4番の阿部であれば、外野フライの1点は覚悟すべきところ。絶対低めに投げるべきで、上手く行けば、セカンドゴロのダブルプレーがある。
毎日野球をやっていて、どうしてこんなに馬鹿なのだろう。時間の無駄と、TVを切った。
阪神が3連敗するようだと、今シーズンの興味は早々に終りである。