想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

総裁選が騒がしい

2012-09-11 15:32:55 | 社会・経済

 

 

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自民党と民主党の総裁選が騒がしい。

 

特に、今回の自民党の総裁選は、次の衆院選で第1党に返り咲く可能性が高く、次期の総理を決めることになる可能性が高い。

 

候補に挙がっている者を見ると、わずか200人の議員達で首相が決められるのでは、国民はたまったものでない。

 

本来なら、谷垣再選が道筋なのだろうが、立候補断念に追い込まれた谷垣は戦略を誤ったようだ。

 

野田総理との会談を、一対一でやったことで、幹事長に反旗の口実を作ってしまった。蔵相を務めた谷垣は、日本の財政問題が判るだけに、消費税の増税に理解を示したが、問責決議案の提出は、支離滅裂で謀略にかかったのかもしれない。むしろ、赤字国債発行法案と5増5減を成立させ、環境を整えて解散を迫るべきであっただろう。

 

石原の立候補は、現職のオバマ大統領を差し置いて、クリントンが民主党の大統領候補に名乗りを上げるようなものだ。

 

実現すれば、都知事が首相より上という奇妙な関係ができそうだ。

 

鳩山、安倍、石原といずれも親の七光りには期待できそうにない。

 

安倍元首相の名も挙がっているようだが、呆れたものだ。しかも、勉強会に40人以上も集まったというから、そのメンバーの顔が見たい。

 

国民的人気があるからと、実力もないのに、選挙の顔として総裁に選ばれ、総理の重圧に耐えきれず、お腹が痛いと責任を放棄したのは記憶に新しい。

 

自分の命を犠牲にするくらいの覚悟ない人間には総理にはなってほしくない。

 

やり残したことがあるなどとんでもない。

 

石破の場合、防衛問題のプロとの意識が強いようだが、原子力と同じで、そのプロ意識がかえって怖い。首相となれば、防衛問題だけではない。

 

一方、民主党は、反野田の3人が名乗りを上げているが、いずれも選挙後のポスト狙いの様相が強そうだ。万一、首相になることは考えていないだろう。

 

しばらくはTV番組を賑わせ、TVと週刊誌はめしのタネができたようだが、さてどうなるだろう。

 


タップ*ジゴロ

2012-09-10 10:33:51 | 音楽

 

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北野武監督作品「アウトレイジ・ビヨンド」がヴェネチア国際映画祭に出品されている。彼は海外での評価は非常に高いようでいつも注目されている。

 

彼の作品の「座頭市」に、タップダンスのシーンがあるが、とても印象的であった。

 

そのシーンのタップを指導したHIDEBOHが出演する公演があった。

 

地元のホールで手軽に行け、プレビュー公演のせいか、料金も銀座博品館の半額であったので、タップダンスを見るつもりで出かけた。

 

さすがに観客は普段見掛けない若い人が多く、市外から来ているのであろう。

 

私の年代の者は、タップダンスといえば、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの優雅なダンスシーンやジーン・ケリーの映画のシーンを思い出すであろう。

 

ニューオーリンズに行った時、夜のバーボン・ストリートの路上で、黒人の子供が見事なタップを踊り、チップを求めていた。

 

彼のタップは、アステアとは異質であるが、テクニックは素晴らしい。

 

公演の「タップジゴロ」は、ミュージカル仕立てになっており、背景が戦後間もない頃の銀座で、若い人たちには理解しにくいかもしれないが、ある意味、懐かしさがあった。

 

できるだけ、本物を見ようと、海外からの公演を見ることの方が多いが、若い人たちのレベルは上がってきているようで、彼らの実力を見直す必要がありそうだ。

 


ヒッグス粒子とTV番組

2012-09-07 17:36:20 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

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今年7月、世紀の大発見として、「ヒッグス粒子」の発見が報じられた。

 

ニュースでもいろいろ取り上げられ、解説されたが、今一つ、よく理解できないでいたが、NHKの「サイエンスZERO」は判り易かった。

 

TVの番組はつまらないものが多いが、中に、キラリとひかる番組もある。

 

お笑い番組はゴロゴロしているが、科学番組となると稀である。

 

その中では、この番組は珠玉といえそうだ。

 

ついでに、私のお勧め番組をいくつか取り上げてみよう。

 

TBS「夢の扉」:社会に役立つ新しい技術開発を紹介しているが、とても興味深い。

 

もっと国がバックアップして、開発スピードを促進すべき種がある。

 

NHK「にっぽんの芸能」:日本の伝統芸能を判り易く、その魅力を紹介し、日頃、日本文化に無縁の人でも接しやすく、最低限の教養が得られる。

 

TV東京「美の巨人」:数少ない美術番組の一つであるが、何気なく見ていた作品に、別の角度から、アプローチさせてくれる。

 

BS「アインシュタインの眼」:番組は終了したみたいだが、驚きの発見がいろいろある。再開してほしい番組だ。

 

NHK「趣味悠々」:それぞれ、趣味に応じて楽しめる。

 

BS「美の壺」:テーマによっては、意外性もある。

 

TVを視聴する時間は限られるので、できるだけ良い番組を見たい。多分、他にも良い番組があるのだろう。

 

たまたま、「探検バクモン」という番組を見ると、科学博物館の裏側を見せてくれた。このような番組は興味深い。

 


囲碁名人戦始まる

2012-09-04 14:41:44 | 囲碁

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山下名人に羽根九段が挑戦する名人戦が始まり、山下名人が第1局を制した。

 

これから、11月までの七番勝負の長期戦だ。

 

羽根九段は、名人挑戦者決定リーグのプレーオフで、4冠の井山九段を下しての挑戦権獲得であり、これまでの対戦成績では分が悪いが、現在絶好調であり、目が離せない。

 

昨年の本因坊戦では、3連敗から3連勝する粘りを見せた。

 

今回も面白い手合いを見せてくれるだろう。

 

BS放送の解説をしている小林九段も、白、黒、形勢が往き来し、判断に困っていたが、私は、中央の戦いに絡んで下辺に黒地がつけば、羽根、やや有利かとみていたが、そこは、剛腕の山下、左上の戦いで一気に勝負を決めに行った。

 

大事な第1局だけに、思い切った勝負だが、我々には判らない読みがあってのことと感心した。

 

残念なのは、放送時間が、もう一時間あれば、最後まで見ることができたのだが・・・

 

最近は、終局の時刻が遅くなり、放送時間内に収まらないことが多い。

 

井山挑戦者との前期の本因坊戦については以前のブログで触れたが、両者一歩も譲らぬ攻防は見ごたえがあった。

 

山下名人は、もし負けると無冠になるので、是非、頑張ってほしいが、羽根九段も、無冠にしておくのは惜しい棋士である。

 

今後の戦いから目が離せない。

 


問責決議案

2012-09-01 10:20:51 | 社会・経済

 

 

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暑かった8月も終わり9月になった。原発が停止していたが、電力不足を何とか乗り切ったようだが、今度は水不足が心配されている。

 

「案ずるより産むがやすし」という諺があるが、あと半月で、とりあえず、この夏を乗り切ることになる。

 

南海トラフ地震の影響予測が発表されたが、菅前総理は、よくぞ浜岡原発を停止させたといえる。

 

しかし、原発のない社会をどういう手順で進めるか、課題も多い。

 

参議院で問責決議案が可決されたが、これだけ乱発すると、効果はない。

 

問責決議の内容を読むと、これでは自民党への問責でもある。

 

自民党の議員は、よく賛成したものだ。

 

これでは、自民党の参議院議員は、読解力のない人形といわれてもしょうがない。さすがに、丸山議員は弁護士だけに内容が理解できたのか、欠席したとのこと。

 

自民党は審議に応じず赤字国債発行法案を通さないと云うが、予算の執行に支障をきたす。先ず、政党交付金の給付を停止すべきであろう。

 

赤字国債には問題があるが、長年それをやってきたのは、自民党である。

 

参議院で多数を持っているからと、予算の執行を妨害するのは、民主主義の否定にもつながる。参議院の本来の機能ではないはずだ。

 

これでは橋下大阪市長が、参議院の廃止を叫び、喝さいを浴びるのもうなずける。

 

解散前に衆議院の定数の是正はどうしても必要であり、選挙が無効になれば、税金の無駄使いにとどまらず、大きな混乱を起こすことになる。

 

自分達の意に沿わないだけで審議拒否するのは、職務放棄であり、その間の議員報酬を返還すべきであろう。

 

自民党よ、もう少し大人になりなさい。もっと大きな問題があるはずだ。