想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

自民党新総裁に安倍

2012-09-27 10:24:41 | 社会・経済

 

 

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自民党新総裁に、決選投票で安倍が選出された。

 

以前、「たった200人の自民党議員で次期首相が決められたら、国民はたまったものではない。」と書いたが、そのようになった。

 

5人もの候補が立てば、第1回で過半数を取ることは先ず無理であり、初めから、議員票で決まることは目に見えていた。

 

それにしても、石破が地方票の過半数を取り、2位の安倍はその約半数とは意外であった。

 

安倍が逆転で勝ったが、党員票が全く無視された結果になったことは、今後に問題を残すだろう。

 

党員票の半数でも基礎票にカウントする等、工夫が必要になるだろう。これでは、党員の意思は無意味となる。

 

時事解説では、決選投票では、総理を落第した安倍と出戻りの石破の戦いは、消去法で、敵の数が少ない安倍が残ったと云っていたが、安倍、石破、石原、誰が選ばれても、中国との関係が改善するとは期待できない。

 

意外だったのは、石原の党員票の少なさだった。地元の東京で、わずか4票で、石破の半数ではとても勝てない。石原の、2位に入れば、決選投票で勝つとの判断は正しかったが、日本特有の「信義」に対する価値観を甘く見たのであろう。谷垣を推しておけば、次は石原の流れができたであろうが、この敗北は、今後に課題を残した。

 

谷垣派は、石原を2位にしないために、第1回では安倍に、決選投票では石破に投票したというから、まるで遺恨試合だ。

 

最後は、こんなレベルで、総理候補が決まったのであり、国のことなど考えていないということを、充分に記憶しておく必要がある。

 

世界各国で、右翼政党が勢力を伸ばしているが、自民党の右傾化がはっきりした。

 

民主党の再生に期待するよりないのだろうか。