想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

野田首相、覚悟を決めよ

2012-07-14 16:46:02 | 社会・経済

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小沢が離党して新党を結成し、党内には、鳩山という不満分子を抱え、野田政権の今後が云々されている。

 

小沢の離党は、党内に足を引っ張る勢力を抱えて、うまく運営できないより、むしろすっきりしただろう。

 

小沢という人物は、結局、自分が権力を握らなければ気が済まないようで、「一兵卒として働く」等、もともと考えてもいなかっただろう。

 

鳩山は、首相としての力量で証明されたように、母親から貰った金が底をつけば、ついて行く者はほとんどいないだろう。

 

今後は、数の問題で、国会運営は思うようにできないだろうが、参議院で過半数割れをしているのだから、大差ないと考えて腰を据えるべきであろう。

 

自民党は、絶対多数の横暴に対抗すると云う大義名分がなくなり、あまり無茶をやると返り血を浴びることになるので、かえってやりにくくなった。

 

不信任案、解散と口にしているが、選挙になれば、現在の議員の多くが落選するのは間違いないので、解散してほしくないのが議員達の本音である。

 

民主党は、衆院選で勝ち過ぎて、レベルの低い議員を多数抱えた結果、いずれ淘汰される運命にある。

 

小沢新党には、1年生議員が多く、参謀が見当たらない。選挙上手の小沢のことだから、藁をも掴む1年生議員には頼もしい存在だろうが・・・

 

新党の名称は、「国民の生活が第一」だそうだが、「自分のことが第一」とならないように祈ろう。

 

野田さんよ、政治家を志した時、まさか首相になれるとは思っていなかっただろうし、消費税の増税、TPPの推進が本当に国の為になると思っているのなら、何も解散を恐れることはない。ただ、増税はあくまで手段であり目的ではないことを忘れるな。

 

現在の政党の枠組みは、ガラガラポンが必要だ。

 

自分の役割を認識し、国民に嫌われるなら、議員にも嫌われる一仕事をして、堂々と解散せよ。

 


国会事故調報告書と原発稼働再開

2012-07-10 16:04:16 | 社会・経済

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報告書の膨大な内容をすべて読んだわけではないので、評価は難しいが、黒川委員長の記者会見の一部を聞いた印象になるが、「まあこんなものだろう」といったところである。

 

結論は、政府、規制当局、東京電力の過失に起因する「人災」とした点である。

 

ただし、やはり自然災害とセットで起こったもので、人災だから防げたと考えるのは安易かもしれない。

 

事故原因の根源に自民党が進めてきた原子力政策があるとしたら、今回は国政調査権を持っているのだから、自民党時代に遡って調査する必要があるが、それがなされていない点に不満が残る。

 

気になったのは、黒川氏が、自民党の安倍、福田内閣の内閣特別顧問を務めていることで、政治的に無色でないことである。

 

原子力安全委員会の斑目委員長は「(日本は)国際的な安全基準に全く追いついていない。ある意味では30年前の技術か何かで安全審査が行われている。」と述べたそうである。

 

彼の発言は第三者的で、指導すべき立場にありながら、見過ごしてきた責任は重大で、権限と責務を負った立場の任になかったようである。

 

今回のことは、専門家への信頼をなくしたと云う意味でその責任は大きい。

 

私自身、現役時代に工場で事故に遭遇した経験があるが、紙に書いたマニュアルは全く役に立たなかった。

 

東電は、予想しなかった事故で混乱の極みにあったと思われるが、会議その他の状況がビデオに記録されていると云う。東電は公開を拒否しているが、この中にこそ、今後の対応に役立つ貴重な記録が残されている筈である。

 

プライバシー云々の問題があっても、これだけの事故を起こした責任上、東電は提出する義務があると思う。もし、自主的に出さないのであれば、強権発動すべきであろう。

 

大飯原発が再稼働した。やむ得ない点もあるが、あくまで例外で、なし崩しにしてはならない。

 


天体ショーの当り年

2012-07-07 10:34:20 | 日記・エッセイ・コラム

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先日の「金環日食」は、タイミング良く見ることができたが、「金星の太陽通過」は残念ながら見えなかった。

 

次の天体ショーは「流星群」であるが、これは比較的チャンスが多い。

 

「宇宙の渚」と云う番組で、宇宙から撮影した「流れ星」が放映されていた。

 

カメラの性能の進歩のおかげで、素晴らしい映像を見ることができる。

 

流れ星に願い事をするとうのは世界共通の様で、ディズニーの「星に願いを」はとくにポピュラーである。

 

今日は七夕だが、日本の「七夕伝説」も、だんだん忘れられ、夜空の星を見る機会も少なくなり、そういえば、最近「天の川」を見ることがなくなった。

 

しかし、京都の冷泉家では、現在も昔のしきたりに準じて、その行事が行われ、歴史と伝統を現在に引き継いでいるそうである。

 

科学的な目で見ると、地球は星クズの海の中を動いていることになる。

 

1日に、直径6ミリ程の2兆個もの流れ星が、秒速数10キロのスピードで地球に飛んできているのが現実の姿である。

 

今「流れ星」に願い事をするとしたら、何だろう。

 

「素敵な恋人が見つかりますように」と云ったロマンチックな願い事ができる幸せな人たちは良いが、今の地球上は、あまりに不幸な出来事が多すぎる。

 

地球上の人間が、一人、10個の願い事をしても、有り余る流れ星が降っている勘定になるのだが・・

 


ボルトが負けた!

2012-07-05 09:19:05 | スポーツ

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ロンドン・オリンピックの予選が各国で行われているが、ジャマイカ予選でボルトが敗れる大波乱があった。

 

しかも、100mに続き、200mでも敗れた。

 

初めてボルトの走りを見たのは、2007年の大阪の世界選手権の200mで、荒削りながら、強くなるのではと思ったものだが、その後の活躍は驚くばかりである。

 

北京オリンピックで驚異的な世界新記録で優勝し、ロンドンでは、どんな記録を出すのかと思われていただけに意外であった。

 

しかし、冷静に考えると、不思議ではない。100mの場合は、スタートの問題があるので、充分ありうる話で、2011年の世界選手権でボルトがフライイングで失格となり、その時優勝したのが、練習パートナーのヨハン・ブレークでビックリしたものだ。

 

練習パートナーは、主役の陰に隠れて目立たないが、カール・ルイスの場合もそうであったように、名選手は良い練習パートナーに恵まれている。

 

以前、全米選手権の100mで優勝するのは、オリンピックで勝つより難しいと云われた時期があったが、今は、ジャマイカ選手権を勝ち抜くのは至難のようだ。

 

全米水泳選手権で、マイケル・フェルプスが8種目の代表権を得たとのことであるが、これも又、オリンピックの楽しみである。

 

陸上競技が放送されることは稀なだけに、オリンピックと世界選手権は見逃せない。

 

決勝だけ見たのでは、その面白さはわからない。

 

日本の選手が出場していないと、放送をカットするが、見たいのは、世界最高水準の競技であり、もう少し、何とかならないものかかと思う。

 


パ・リーグが加藤プロ野球コミッショナーの再任に難色

2012-07-03 14:15:15 | スポーツ

 

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パ・リーグが、9月までの暫定ならともかく、加藤コミッショナーの再任に難色を示したとのことだが、当然であろう。日本プロ野球機構は10月1日から一般の社団法人に移行することになっており、これを機会に、変貌する必要がある。

 

巨人一辺倒の人間が続投しては、改革などとても無理であろう。

 

プロ野球の人気は低迷し、パ・リーグの試合はともかく、セ・リーグは面白くない。

 

オールスターのファン投票も盛り上がらないし、ロンドン・オリンピックが始まれば、プロ野球中継を観る者は少ないだろう。

 

巨人の原監督が過去の女性関係で元暴力団員に1億円を支払っていたことが表面化し、こんな記事で盛り上がっても何にもならない。

 

読売新聞の渡辺主筆は、「原君は元暴力団員と認識していなかったので問題ない。」と発言し、巨人の関係者は、渡辺氏が発言すると、皆、それに倣えで、横並びの発言をする。

 

「認識していなかったから、罪はない。」というのは短絡過ぎる。

 

日本野球機構の加藤コミッショナーは、東京ドームの中日戦の前に原監督を訪れ、「がんばって下さい」と激励したという記事が出ていた。

 

2年前のブログで、彼の不見識さを指摘した記憶があるが、「またか」という気がする。

 

彼は、野球が好きだそうだが、コミッショナーの立場が判っていないようだ。

 

野球協約を読んだことがあるのだろうか。それとも、読んでも理解できないのだろうか。

 

衣替えを機会に、人事を刷新し、面白い野球とシーズンにして欲しいものだ。