パ・リーグが、9月までの暫定ならともかく、加藤コミッショナーの再任に難色を示したとのことだが、当然であろう。日本プロ野球機構は10月1日から一般の社団法人に移行することになっており、これを機会に、変貌する必要がある。
巨人一辺倒の人間が続投しては、改革などとても無理であろう。
プロ野球の人気は低迷し、パ・リーグの試合はともかく、セ・リーグは面白くない。
オールスターのファン投票も盛り上がらないし、ロンドン・オリンピックが始まれば、プロ野球中継を観る者は少ないだろう。
巨人の原監督が過去の女性関係で元暴力団員に1億円を支払っていたことが表面化し、こんな記事で盛り上がっても何にもならない。
読売新聞の渡辺主筆は、「原君は元暴力団員と認識していなかったので問題ない。」と発言し、巨人の関係者は、渡辺氏が発言すると、皆、それに倣えで、横並びの発言をする。
「認識していなかったから、罪はない。」というのは短絡過ぎる。
日本野球機構の加藤コミッショナーは、東京ドームの中日戦の前に原監督を訪れ、「がんばって下さい」と激励したという記事が出ていた。
2年前のブログで、彼の不見識さを指摘した記憶があるが、「またか」という気がする。
彼は、野球が好きだそうだが、コミッショナーの立場が判っていないようだ。
野球協約を読んだことがあるのだろうか。それとも、読んでも理解できないのだろうか。
衣替えを機会に、人事を刷新し、面白い野球とシーズンにして欲しいものだ。
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