小学校の同窓会に参加した。小学校を卒業したのが、昭和27年(1952年)の3月であるから、あれから60年である。当時担任の女の先生が、もうすぐ米寿でダイヤモンド婚ということで、お祝いを兼ねて、1泊2日の同窓会が企画された。
当時のクラスの人数は42人で、今回は男女5人づつの10人の参加であったが、先生にもとても喜んでいただけた。
10年前、卒業50年を京都で開催した時は、17名の参加であった。
先生の水墨画の展示期間中という制約がなければ、もっと多くの者が参加できただろう。
先生が東京在住ということで、江戸情緒のある浅草の旅館に泊まり、翌日は貸し切りバスで今話題の、オープン前の東京スカイツリー、ゲートブリッジ他を訪ね、7名が関西からの参加であったが、満足の様子であった。
とても不思議なのは、小学校の時、女の子達とそんなに仲が良かったとも思えないのだが、当時の想い出話しに華が咲き、「そんなことあった?」と、楽しい夜を過ごした。
中学3年のクラスは、学年同窓会はあったが、このようなクラス会は1度も開催されたことがないし、多分、とても珍しいケースなのだろう。
いびきに悩まされ、眠れないのにはまいるが、宿泊すると、会食だけの集まりとは異なり、随分と雰囲気が違ってくる。
「寝食を共にする」とは、良く言ったものだ。
「2年後に又会おうね」など、云っていたが、さてどうなるだろう。
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