想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

プロ野球、巨人軍の金権体質

2012-03-18 10:22:40 | スポーツ

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昨年の今頃は、野球どころでなかったが、今年は、プロ野球のオープン戦が盛んである。

各チームとも、ドラフトでの新人と外国人の補強で新しい戦力を加え、その評価、分析をしているところだろう。

今年の補強は、特に、巨人が目立っている。優勝から遠ざかり、ソフトバンクから、左右の主力投手と横浜の4番打者に加え、大リーグの外人と金に糸目をつけぬ補強である。

以前にも、ヤクルトから、最多勝投手と4番打者に加え、横浜からリリーフ投手を獲得し優勝したシーズンがあった。

今年はそれに似ており、普通に戦えば、優勝して当然の戦力である。

一方、昨年日本一のソフトバンクは、中心の3投手と守備の要か抜けて、大きく戦力ダウンであるが、それでも昨年のぶっちぎり優勝の余力と適当な補強で、今年も優勝戦線に絡んで来そうである。

新聞報道によると、逆指名の選手他に法外な裏契約金を支払って、獲得していたようである。

相撲の八百長問題と同様に、当時から、多分そうであろうとは思われていたが、金額まではっきりと明らかにされ、阿部選手に至っては、10億円とは驚きである。

昨年のドラフトで日ハムに指名された菅野投手が、巨人以外は嫌だと拒否したのがうなずける契約金額である。

それにしても、社長の開き直りともとれる発言は、東電と全く同じ体質であきれたものだ。

他球団の発言も歯切れが悪く、能なしのコミッショナーでは、うやむやになるのだろう。

巨人は、今年のドラフトを辞退する位の決断をしても当然ではないかと思う。

たとえ、巨人が強いといっても、各チームのエース級の投手は簡単に打てるものではないから、各チームが、エースを巨人戦にぶつけて戦うというのが、今シーズンの別の面白さのような気がする。

パ・リーグは、各チームの戦力が大分拮抗してきており、多分、混戦になるだろう。

一方、セ・リーグは、中日、阪神、ヤクルト、広島の戦力はあまり差がなく、補強選手の活躍の差が明暗を分け、巨人をどう叩くかがポイントのようである。

今年の春は、いつまでも暖かくならない。花には気配は感じられるのだが・・・


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