BS放送で、オリバー・ストーン監督の「もうひとつのアメリカ史」が10回シリーズで再放送されている。
現代史の評価は難しいので、学校でも歴史の時間に取り上げられることはあまりない。
しかし現在を生きている我々にとっては、本来、とても身近なものであるはずだ。
特に、戦争については、あまり真実が語られていないようだ。
なんとなく知っているような気分でいる第2次世界大戦以降のアメリカについて、短時間でこれだけ見事にとらえ、表現しているのは驚きだ。
FBIやCIAの情報管理が問題になっているが、第2次世界大戦以前から、恒常的に行われていたようだ。
世界をリードする歴代大統領の資質がここまで低いとなると、人類の不幸と云うことになる。
第二次大戦時の米大企業の行動とその後、大統領を取り巻く側近たちの人脈を見ると、いろいろ学んだはずのアメリカは、現在もあまり変わっていないと思わせる。
同様に、日本について、「もうひとつの日本史」を見てみたいものだ。
本が読まれなくなった最近では、このようなTV番組の持つ役割は大きいようだ。
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