昨日の試合で、巨人が阪神に逆転勝ちをした。それだけであれば、何のことはないのだが、折角の好ゲームが台無しになり、後味の悪い試合になった。
7回裏。1点差で、2アウト、ランナー1,3塁の場面である。打者の打ったフライを2塁手が落球するのだが、それを見逃した1塁の塁審がアウトを宣告する。当然、阪神は抗議をするが、審判団は誤審を認めない。ジャッジをした審判の位置が悪いので、見えにくいのだが、2塁の審判には落球が見えている筈である。検察や警察組織に良くあることだが、仲間意識が優先するのか、誤審を指摘しない。誤審を認めるのは勇気のいることだが、このような審判のレベルだと、とても国際試合の審判は務まらない。
ビデオでは、はっきりと落球が確認されており、早急にビデオ判定を導入し、正しい審判に努力すべきであろう。
実は、それよりも気になったのは、子供たちにとっては、プロ野球選手は憧れの的であり、勝つためには、ウソをついて知らぬ顔をする巨人の選手の姿を見て、どう思うのであろうか。
原発事故の不安心理を利用した詐欺行為が横行しているという。非常に残念なことであるが、ウソに慣れっこになって、罪悪感が欠如していないだろうか。
音楽は、ウソとは無縁の世界である。良い演奏を聴いて、気分を直すとしよう。
ジャズ・ファンなら、誰もが、各楽器ごとのスター・プレイアーを共演させたらと思うものだが、この企画を最初に実現させたのは、今は廃刊になったアメリカ最古の音楽雑誌である「メトロノーム」であった。
1938年から、読者による人気投票を開始し、各楽器の得票数の首位を獲得したものを中心として組まれたオール・スター・レコーディングの夢が実現し、1939年、第1回のオールスター・メンバーによる吹き込みが行われた。
本レコードには、1940年度、1942年度、1947年度、1950年度の録音が収められている。
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