想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

旭化成の株主総会

2016-06-30 10:05:39 | 社会・経済

今年の株主総会の話題企業は、東芝、シャープ、三菱自動車、いすず、資源で赤字を出した三菱商事、三井物産の商社組みと杭問題の旭化成、三井不動産といったところで、旭化成の株主総会に出席した。
少し遅れたので、スライドによる説明が行われており、冒頭にあったであろう社長他の陳謝は聞けなかった。
出席者は意外に少なく、広い会場には空席が目立ち、750人程度で、会社も拍子抜けであっただろう。
株主の質問は、ほとんど旭化成建材の杭問題に関連するものであった。
「責任の取り方が、社長が辞めて他の取締役(社外を含む)の責任はどうなのか。」との質問に対し、取締役会の議長を勤める会長が回答していたが、データ改ざんの問題の根は以前からあったもので、新任の社長より、長期に会長、副会長に在任している会長の方に責任があるように思われたが、社長の意思という説明で、自身の責任(辞任)については一言も触れなかった。
株価下落についての質問も出ていたが、杭問題での下落と認めたくない様子で、認識の甘さが感じられた。
新社長の回答は全体的には好感が持てるもので、新しい体制での出発は順調なようだ。