想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

柳家小三治一門の落語会

2016-06-23 10:41:23 | アート・文化

地元のホールで、「柳家小三治一門落語会」が催されたので出かけた。
落語界で人間国宝に認定されたのは、柳家小さん、桂米朝、柳家小三治の3人で、現存しているのは、小三治一人であるから、貴重な存在である。
彼の落語を聞くのは、以前にも来館しているので、始めてではない。
それでも、だんだん年を取ってくるので、円熟期の話芸を聴いておきたい。
前座を2人が勤め、仲入り後、手品に続いて、いよいよ小三治の登場である。
自分は落語家といわずに噺家ということにしていると、15分ほどの、少し長い枕のあと、本題に入った。
ホールは満員の盛況であったが、「老若男女」なら良いが、「老老女女」が一番厄介だと笑わせていた。
今日の本題は、「お化け長屋」である。
今回は、がま口を持って帰るところで終わったが、本当は続きがあるものの、最後まで演ぜられることは少ないらしい。
枕を短くすれば、最後までやれたのにと少し残念であった。