想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

戦後70年の情報公開

2015-08-15 16:48:10 | 政治

戦後70年が経過し、当時の戦争を経験した人たちの高齢化が進んでいるが、ここへきて、今まで口を閉ざしていた人たちが、少しずつ、話をし始めている。
安保法制が議論され、再びあのような戦争をしてはならないという気持ちがそうさせているらしい。
彼らが話し始めた内容は、想像以上にひどく、彼らが、今まで思い出したくも無いと話さなかった気持ちが理解できる。
余生が残り少なくなり、二度と戦争をしないようにと話す気になったようだ。
NHKスペシャル番組で、オーストラリアで保存されていた日本軍捕虜兵が尋問されている様子が録音されていたものが公開された。
マル秘で尋問の様子が録音されていたものが残っていたとは驚きだ。
政府、軍、マスコミによって、隠されていたものが、明らかになるにつれ、いかに馬鹿な、愚かな戦争であったことが判る。
政府はすべての保存情報を公開し、国民レベルで考える必要がある。
子供の頃、書棚の奥に、外務省の「極秘」と刻印された文書があるのを見た記憶がある。内容は知らないが、意外なことが書かれているのかもしれない。
戦災を受けなかったところに、貴重な資料が眠っているのかもしれない。