アニメ界の巨匠、高畑監督の3作品がTVで放映されていた。
以前、「かぐや姫の物語」を見たが、宮崎監督のジブリ作品は見ているものの、彼の他の監督作品を見ていなかったので、録画しておいた。
2作品の内容は、全く対照的な内容だった。
「火垂るの墓」は、戦争の悲惨さを直接的でなく描いているが、子供たちはこの映画を見てどのように感じたのだろうか。
戦中、戦後の実体験をしているわれわれの年代はともかく、作者の意図が、正しく伝わっただろうか。
一方の、「おもいでぽろぽろ」は、子供の頃、誰もが経験するようなことが描かれており、多分、自分と重ね合わせながら、見ることが出来ただろう。
子供向けの作品と思っていたが、大人でも充分に楽しめる作品だった。