ビリー・エクスタイン・オーケストラ
東電が長年にわたり、5000万円/年を超える政治資金を出していたことが明るみに出て批判を浴びている。新聞の「声」欄では、公的企業なのだから、パーティ券の購入先を公開すべきであるとの意見が多数出ている。
以前のある時期は、経団連が各業界に、献金額を割り当てていたのであり、その責任は重い。
仮に、東電の支出が公表されても、それは氷山の一角である。東電には、多数の子会社、関連会社があり、パーティ券の負担は、公表しなくてよい金額以下の小口に分割して負担する仕組みになっているので、その実態の把握は難しいのが現実である。
以前に触れたが、政治資金規正法は、抜け道のある法律であり、政治家にとっては、「法を遵守している」と逃げ場のある都合のよい法律である事を忘れてはならない。
小沢の裁判が始まり、4億円のことばかりマスコミは取り上げているが、今度の裁判の主点はそれではない。
租税特別措置法という法律がある。大体2年単位で延長されるものが多いが、更改のたびに、業界の代表者が、自民税調の幹部のところへ出向き、延長と引き換えに、献金と選挙での支援を求められるのが恒例であった。
政治家にとって、票と金は最も重要なものであり、政治家に金と権力はつきものであるが、政治家の質の向上には、有権者の意識改革が必要である。
1940年代の前半に、ビ・バップの勃興によって、モダン・ジャズの時代に入って行く過程で、アール・ハインズとビリー・エクスタインという2つの偉大なバンド・リーダーの果たした役割は大きい。
このレコードでは、ファッツ・ナヴァロ(tp)、ジーン・アモンズ(ts)、デクスター・ゴードン(ts)、アート・ブレーキー(ds)をフューチャリングしている。