想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

WE GET REQUESTS : THE OSCAR PETERSONS TRIO (Verve 

2011-10-02 11:18:54 | 社会・経済

プリーズ リクエスト : オスカー・ピーターソン・トリオ

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大震災から、早や半年が過ぎ、東北の被災者たちが、必死になって、立ち直ろうと努力している一方、充分働ける年代の者が、生活保護に安住しているレポートがNHKで放映されていた。

その内容によると、生活保護を受けている者は、203万人で、その費用は、年に3兆4000億円という。大阪市は特にひどく、対象者は、15万人以上で、なんと、18人に1人が生活保護者だという。生活保護費は、予算の17%を占め、驚いたのは、支給額が、月額12万6700円で、条件の悪いところで働くより、収入が多いのだとのことである。

生活保護者の70%が働ける年代で、「こんな生活ができるなら、仕事を探すつもりはない」と言っていた。どこかおかしくないだろうか。

そういえば、以前、窃盗で捕まった男が、「刑務所に入れば、食うに困らないから。」と云ったとの話があった。

一度生活保護を認められると、銀行口座に毎月振り込まれるとかで、生活保護者の実態把握には人手もかかり、充分ではないようだ。

更に、驚いたのは、生活保護者の医療費は無料で、もらった薬を売って、別収入を得ている者もいるとのことである。これでは、医療費、人件費を加えると、膨大な金額になり、本来、受けるべき人たちの福祉費用が大きく制限されることになる。

ボランティアで、働いている人がいる一方、平等という名の不平等に腹立たしい思いがするのは、私だけだろうか。

さわやかな秋の初めの話題としては適切でないかもしれないが・・・

気分をさわやかにしてくれるレコードを選ぼう。

このレコードは、1968年度、スイング・ジャーナル誌、ジャズ・ディスク大賞、最優秀録音賞を受賞した直輸入盤である。

オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)、エド・シグペン(ds)のオスカー・ピーターソン・トリオの名演である。